まとめ:農機具の出張買取ガイド|手間なく高く売るための完全版
農機具の出張買取は、自宅にいながら大型や故障した農機具も手間なく売却できる便利なサービスです。信頼できる業者を選び、相見積もりを取ることで、トラブルを避け、適正価格での売却が期待できます。
この記事では、おすすめの出張買取業者や、出張買取業者の選び方などをご紹介します。

CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
はじめに
納屋や倉庫の奥で、使われなくなったトラクターやコンバインが場所を取っていませんか。農業からの引退(離農)や新しい機械への買い替え、あるいは相続によって、不要になった農機具の扱いに困っている方は少なくないでしょう。大型で重量のある農機具は、処分するにも費用や手間がかかることが多く、頭の痛い問題です。
そんな悩みを解決する便利な方法として注目されているのが、出張買取サービスです。これは、買取業者が直接あなたの指定する場所(自宅、農地、倉庫など)まで訪問し、その場で農機具を査定・買取してくれるサービスです。
この記事では、農機具の出張買取の仕組みやおすすめの業者などをご紹介します。
1. 出張買取の仕組み
出張買取とは、買取業者が売り手の自宅や農地、倉庫などに直接訪問し、その場で査定をおこなうサービスのことです。最大の特徴は、売り手が農機具を店舗まで運ぶ必要がない点です。
出張買取がおすすめのケースとは?
出張買取サービスは、以下のような状況では特にメリットが大きいと言えます。
出張買取に適しているケース
- 離農する: 農業をやめる決断をし、所有する農機具一式を処分したい場合。
- 農機具を買い替える: 新しい機械を購入するにあたって、古いものを手放したい場合。
- 農機具を相続した: 農業をおこなわないため、相続した農機具が不要になった場合。
- 大型・重量物・不動の農機具を売る: トラクターやコンバインなど、自力での運搬が困難な農機具を売りたい場合。
- 倉庫や納屋を整理したい: 使わない農機具がスペースを圧迫しており、片付けたい場合。
ほかの売却方法との違い
農機具を売却する方法は、出張買取以外にもいくつかあります。例えば、JA(農協)での下取りや買取、ヤフオク!などのネットオークションやメルカリなどのフリマアプリでの個人売買、あるいは鉄くずとしてスクラップ業者に引き取ってもらう方法などです。
しかし、JAの場合は買取価格が市場相場より低くなる可能性や、買取対象機種が限定される場合があります。オークションやフリマアプリは、高値で売れる可能性もありますが、出品時の手間やトラブルの可能性も考慮しなければなりません。スクラップ業者の場合、買取価格は鉄の相場に左右されるため、高額買取は期待できず、逆に解体費用や運搬費用が発生することもあります。
これらと比較して、出張買取は専門業者が査定から搬出までを一貫しておこなってくれるため、特に大型で扱いにくい農機具を手間なく、かつ適正な価格で売却したい場合に有効な選択肢となります。
2. 出張買取のメリット
農機具の出張買取サービスには、売り手にとって多くの利点があります。ここでは主なメリットをご紹介します。
自宅や倉庫で完結する利便性
出張買取の大きなメリットは、その圧倒的な利便性です。重くて大きい農機具を自分で運び出す必要はなく、問い合わせから査定、契約、支払い、そして農機具の搬出まで、すべて自宅や農機具のある場所で完結します。これにより、時間と労力を大幅に節約できます。
大型・重量物・不動の農機具も安心
トラクターやコンバインのような大型機械、あるいは故障して動かなくなってしまった農機具の扱いは、個人では困難です。出張買取サービスなら、専門のスタッフが査定に来てくれるだけでなく、買取が決まれば搬出作業もすべて業者がおこなってくれます。運搬手段や人手を心配する必要がないため、安心して依頼できます。
複数・大量の農機具もまとめて売却可能
離農や倉庫整理などで、複数の農機具を一度に手放したい場合にも、出張買取は効率的です。一度の訪問ですべての農機具を査定・買取してもらえるため、個別に売却先を探す手間が省けます。
また、業者によっては、まとめて売却することで運搬コストなどが削減できるため、個別に売るよりも査定額を上乗せしてくれる可能性もあります。実際に、離農にともない、コンバインや田植え機などをまとめて売却した事例も多く報告されています。
専門家による査定
農機具買取を専門とする業者のスタッフは、農機具に関する専門知識を持っています。そのため、一般的なリサイクルショップやスクラップ業者などと比較して、農機具の価値(メーカー、型式、年式、状態、市場での需要など)をより正確に評価し、適正な価格を提示してくれる可能性が高いと言えます。
3. 出張買取利用時の注意点とトラブル回避策
便利な出張買取サービスですが、残念ながらすべての業者が信頼できるわけではありません。安心して利用するためには、いくつかの注意点を理解し、トラブルを未然に防ぐための対策を知っておくことが重要です。
悪質な業者の存在とトラブル事例
一部には、消費者の知識不足や困窮につけ込む悪質な業者が存在します。以下のようなトラブルには、特に注意が必要です。
注意が必要な例
- 強引な勧誘・居座り: 電話や訪問でしつこく売却を迫ったり、売却を断っても帰らなかったりするケースです。突然訪問して買取の勧誘をおこなうこと(不招請勧誘)は、特定商取引法で原則禁止されています。
- 不当な低価格提示: 相場を無視した極端に安い価格を提示して、買い叩こうとします。
- 査定後の減額: 事前査定や、現地での査定で一度価格を提示した後、傷や劣化などの理由をつけて、契約直前になってから大幅に減額します。
- 高額なキャンセル料請求: 最終的な査定額に納得できずに売却を断った場合に、不当に高額なキャンセル料や出張費を請求されることがあります。
査定額の変動リスク
電話やウェブサイト、LINEなどで伝えられる最初の査定額は、提供された情報にもとづく概算金額であることがほとんどです。実際の買取価格は、実物を確認した上での本査定によって最終的に決定されます。
この概算金額と最終的な買取価格の差は、ある程度避けられません。しかし、この価格差が悪質な業者によって利用されるリスクがあります。つまり、意図的に高い概算金額を提示して訪問のアポイントメントを取り付け、現地で理由をつけて大幅に減額し、売り手が断りにくい状況を作り出すケースです。
このリスクを避けるためには、まず概算見積もりはあくまで参考程度と捉え、最終的な判断は本査定の結果でおこなうことが重要です。もし最終価格や減額理由に納得できなければ、きっぱりと断る勇気も必要です。そのためにも、信頼できる業者を選ぶことが大切になります。
支払いトラブル
稀なケースですが、買取契約が成立し農機具を引き渡した後、約束の期日までに代金が支払われない、あるいは連絡が取れなくなるといったトラブルも報告されています。特に「代金は後日振り込みます」という業者には注意が必要です。
対策としては、契約時にその場で現金で支払ってくれる業者(即日現金払い)を選ぶのがおすすめです。銀行振込の場合でも、引き取り後すぐ(即日または翌営業日など)に振り込みをしている業者を選ぶと良いでしょう。事前に支払いタイミングを確認し、契約書にも明記してもらうと安心です。また、クチコミなどで支払いに関するトラブルがないか確認することも有効です。
トラブル回避策と法的保護
買取トラブルの回避策と、万が一に備えて、消費者を保護するための法律についても知っておきましょう。
相見積もりで信頼できる業者を見極める
事前にできる対策として重要なのは、信頼できる業者を慎重に選ぶことです。詳しくは、後述する信頼できる業者の選び方のポイントを参考にしてください。また、複数の業者から見積もり(相見積もり)を取ることも大切です。これにより、適正な相場価格を把握でき、不当に安い価格での売却を防ぐことができます。
契約内容の確認する
契約書には必ず目を通し、買取価格、支払い方法、引き渡し条件、業者の連絡先などが明確に記載されているか確認しましょう。不明な点があれば、署名する前に必ず質問してください。
クーリング・オフ制度
特定商取引法では、原則として契約書面を受け取った日から8日間は、消費者が無条件で契約を解除できる「クーリング・オフ制度」を定めています。期間内であれば、一度売却に同意していても、理由なく契約を取り消すことができます。
この場合、業者は受け取った農機具を返還(業者負担)し、消費者は返金します。利息などを支払う必要はありません。ただし、消費者が自ら業者に来訪を要請した場合など、状況によってはクーリング・オフが適用されないケースもあるため注意が必要です。
引渡し拒否権
クーリング・オフ期間中は、たとえ売買契約を結んだ後でも、消費者は農機具の引き渡しを拒否する権利があります。業者は、引き渡しを受ける際に、この権利について消費者に告知する義務があります。もしクーリング・オフする可能性があるなら、期間中は手元に置いておくことができます。
消費者ホットライン「188」
万が一、悪質な業者との間でトラブルが発生した場合や、困ったことが起きた場合は、ためらわずに消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話しましょう。専門の相談員が、最寄りの消費生活センターや相談窓口につなぎ、問題解決のためのアドバイスやあっせんをおこなってくれます。
通話料はかかりますが、相談自体は無料です。また、自治体によっては無料の弁護士相談などを利用できる場合もあります。
4. 一般的な出張買取の流れ
農機具の出張買取サービスを利用する際の、一般的なステップを解説します。業者によって多少の違いはありますが、大まかな流れは以下のようになります。
Step 1: 問い合わせ・簡易査定依頼
まずは、電話や専用フォーム、LINEなどで買取業者に連絡を取りましょう。提供された情報をもとに、最短で当日に、概算の査定金額が提示されます。電話での連絡は、直接話を聞きたい方や、操作に不安がある方におすすめです。通話料無料のフリーダイヤルを設けている業者も多くあります。
また、時間を気にせず依頼したい場合には、業者のウェブサイトにある申し込みフォームや、LINEを利用するのが便利です。依頼品の写真や情報を手軽に送れます。なお、査定をスムーズに進めるためには、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
事前準備しておくべき情報
- 氏名、連絡先、住所(農機具の保管場所)
- 農機具の種類(例:トラクター、コンバイン)
- メーカー名(例:クボタ、ヤンマー)
- 型式(農機具本体に記載されていることが多い)
- 年式(わかる範囲で)
- アワーメーター(稼働時間を示すメーター)の数値(該当する場合)
- 現在の状態(正常に動く、故障箇所がある、動かないなど)
- 付属品の有無
- 写真(ウェブフォームやLINEの場合)
Step 2: 訪問日時の調整
提示された概算金額に納得した場合、または実物を見て査定してほしい場合は、業者のスタッフが現地を訪問する日時を調整します。自分の都合の良い日時を伝えましょう。業者によっては、最短で当日や翌日の訪問が可能な場合もあります。
Step 3: 現地での本査定
約束の日時に、業者の査定スタッフが農機具の保管場所まで訪問し、外観、エンジンや各部の状態、動作状況などを詳しく確認します。実際にエンジンをかけたり、簡単な操作をしたりして動作確認をおこなうこともあるので、準備しておくと安心です。
査定にかかる時間は、農機具1台あたり10分~20分程度が目安ですが、機種や状態、台数によって異なります。本査定の結果、金額の根拠についての説明とともに、最終的な買取価格が提示されます。
Step 4: 売買契約の締結
提示された最終買取価格に納得できれば、売買契約を結びます。契約書の内容(買取金額、支払い方法、引き渡し条件など)をよく確認し、不明な点は質問しましょう。
契約時には、売り手の本人確認が必要です。運転免許証、健康保険証、パスポートなどの身分証明書の提示(またはコピーの提出)を求められます。マイナンバーカードは本人確認書類として認められない場合があるので、注意が必要です。
Step 5: 代金の支払い
契約成立後、買取金額が支払われます。最も一般的なのは、その場で現金で支払われる方法です。
業者によっては、指定した銀行口座への後日振込となる場合もあります。振込の場合、いつまでに入金されるのか(例:即日、翌営業日、引き取り後など)を事前に確認しておきましょう。
Step 6: 農機具の搬出・引取り
支払い完了後、または契約にもとづき、業者のスタッフが農機具をトラックなどに積み込み、運び出します。大型の機械でも、専門のスタッフが対応してくれるので安心です。
小型特殊自動車などでナンバープレートが付いている場合は、通常、引き取り時に業者がナンバープレートを取り外し、売り手に返却します。その後の廃車手続き(ナンバー返納)は、基本的には売り手自身がおこなう必要がありますが、手続きについて業者から案内があるはずです。手続きの代行を依頼できるかどうかも、確認してみると良いでしょう。
5. 出張買取の対象となる農機具の種類と状態
出張買取サービスでは、どのような種類の農機具が、またどのような状態のものが買取対象となるのでしょうか。
主な対象農機具
買取業者が対象としている農機具の種類は、幅広いです。一般的には以下のようなものが挙げられます。
主な農機具
- トラクター: 農業の主力機械。様々な馬力、サイズのものが対象です。
- コンバイン: 稲や麦などの収穫・脱穀をおこなう機械。
- 田植え機: 水稲の苗を植え付ける機械。
- 耕うん機・管理機: 畑を耕したり、畝立てなどをおこなう小型の機械。家庭菜園用も含む場合があります。
- 草刈機: 乗用タイプ、歩行タイプ、肩掛けタイプなど。
- スピードスプレーヤー: 果樹園などで農薬散布をおこなう機械。
- バインダー: 稲などを刈り取り 、 結束する機械。
- ハーベスター: 各種作物の収穫機。
- 乾燥機: 収穫した穀物などを乾燥させる機械。
- 籾摺り機: 玄米から籾殻を取り除く機械。
- その他: 発電機、コンプレッサー、フォークリフト、ユンボ(ミニショベル)、運搬車、動力噴霧器、洗浄機、計量機など、農業や関連作業で使用される様々な機械。
- アタッチメント・部品: トラクターに取り付けるロータリーやハロー、プラウといったアタッチメントや、単体の部品だけでも買取対象となる場合があります。
古くても、壊れていても売却可能?
古い農機具や故障した農機具でも、多くの場合、出張買取の対象となります。「古くてもOK」「故障していてもOK」「動かなくてもOK」と明記して買取をおこなっている業者が多いので、確認してみましょう。中には、製造から3、40年以上経過した農機具の買取実績を公開している業者もあります。
なぜ古い・壊れた農機具でも売れるのか?
日本製の農機具は、海外で高い需要があります。特に、クボタ、ヤンマー、井関農機(イセキ)といった日本の主要メーカーの製品は、品質の高さ、耐久性、修理のしやすさから、アジアやアフリカなどの発展途上国を中心に人気があります。新品は高価で手が出せない現地の農家にとって、中古の日本製品は魅力的です。
そのため、国内では需要が少なくなった古いモデルや、多少の故障がある機械でも、海外に販路を持つ買取業者にとっては十分に価値のある商品となり得るのです。業者は買い取った農機具を修理・整備して海外へ輸出したり、あるいは部品取り用として活用したりします。
注意点
古い・壊れた農機具でも売れる可能性は高いですが、買取価格は機種の人気度、年式、稼働時間、故障の程度、修理にかかる費用、部品の入手可能性などによって大きく変動します。また、すべての農機具に値段が付くわけではなく、場合によっては、無料での引き取りとなることがある点は注意が必要です。
しかし、「どうせ売れないだろう」と自己判断せずに、まずは専門業者に査定を依頼してみることが重要です。処分費用を払うつもりが、思わぬ収入になる可能性も十分にあります。


6. 買取業者を選ぶポイント
農機具の出張買取を依頼する際には、どの業者を選ぶかが重要です。信頼できる業者を選べば、安心して取引を進められ、適正な価格での売却が期待できます。悪質な業者を選ばないためにも、業者を見極めるためのポイントをチェックしておきましょう。
費用の透明性・無料の範囲
「査定無料」「出張無料」「運搬無料」を謳う業者は多いですが、その範囲をしっかり確認しましょう。具体的には、以下の点について、事前に明確な回答を得ておくことが重要です。
チェックポイント
- 査定料は本当に無料か
- 訪問にかかる出張料は無料か(特に遠方の場合)
- 買取成立後の搬出・運搬費用は無料か
- 売却しなかった場合、キャンセル料や出張費などを請求されることはないか
信頼できる業者は、これらの費用が原則無料であることを明記し、説明してくれます。曖昧な回答しか得られない場合は、注意が必要です。
対応エリアの広さ
自宅や農機具の保管場所が、業者の出張買取対応エリアに含まれているかを確認しましょう。業者によって、特定の地域に密着している場合もあれば、全国規模で対応している場合もあります。
地方や山間部の場合は、全国対応を明記している業者を選ぶと選択肢が広がります。業者のウェブサイトなどで対応エリアを確認するか、直接問い合わせてみましょう。
農機具への専門性
農機具は専門性の高い製品です。そのため、一般的なリサイクル業者や不用品回収業者ではなく、農機具の買取を専門に扱っている業者を選ぶことが重要です。
専門業者は、農機具の種類、メーカー、型式、年式、状態による価値の違いや、国内外の市場動向を熟知しています。専門知識を持ったスタッフが査定をおこなうことで、より適正な価格評価が期待できます。
支払い条件
買取が成立した場合の支払い方法とタイミングは、トラブルを避ける上で重要です。最も安心できるのは、契約成立時にその場で現金で支払ってくれる即日現金払いの業者です。これにより、後日の支払い遅延や不払いといったリスクを回避できます。
銀行振込の場合でも、いつまでに入金されるのか(例:即日、翌営業日)を明確に確認し、可能であれば契約書に記載してもらいましょう。支払いに関するクチコミも、参考にすると良いでしょう。
古物商許可の有無
中古品(古物)の売買を業としておこなうには、都道府県公安委員会の許可(古物商許可)が必要です。業者のウェブサイトや店舗情報に、「古物商許可番号」が明記されているかを確認しましょう。これは、その業者が法律にもとづいて正規に営業している証であり、信頼性を判断する上での基本的なチェックポイントです。
クチコミ・評判・買取実績
実際にその業者を利用した人の声(クチコミ、評判)や、過去の買取実績は、業者の信頼性やサービス品質を知る上で貴重な情報源です。Googleマップのレビューや比較サイト、SNSなどで、査定額の満足度、スタッフの対応(丁寧さ、知識)、手続きのスムーズさ、支払いに関するトラブルの有無などを確認しましょう。
また、業者のウェブサイトに掲載されている買取実績を見ることで、どのようなメーカーや機種を、どれくらいの価格帯で買い取っているかの目安になります。ただし、ウェブサイトの実績は良い事例だけを選んで掲載している可能性もあるため、注意が必要です。
コミュニケーションの丁寧さ・誠実さ
電話やメールなどの対応、査定時の説明、契約内容の説明などが、丁寧で分かりやすいかどうかも重要な判断基準です。質問に対して誠実に答えてくれるか、査定額の根拠をきちんと説明してくれるか、契約や手続きの流れが明確か、といった点を確認しましょう。最初のコンタクトで良い印象を受けた業者は、信頼できる可能性が高いと言えます。
7. おすすめの出張買取業者
業者選びのポイントを踏まえ、広範囲でサービスを提供しており、評判が良好な農機具出張買取業者をご紹介します。ただし、最適な業者は、地域や農機具の種類、状態などによって異なります。
そのため、ここで紹介する情報はあくまで参考とし、最終的には必ず自身で複数の業者に問い合わせ、査定額やサービス内容を比較しましょう。なお、比較の手間を省きたい場合は、ヒカカク!の一括査定がおすすめです。1回で、最大20社から見積もりを取ることができます。
テンポスバスターズ
買取価格
スピード
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:日本全国
農機具王
買取価格
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ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:北海道・沖縄以外
クロバト農機買取
買取価格
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ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県
中古農機具買取専門店ネクスト
買取価格
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:宮城県,福島県,茨城県,栃木県,千葉県,三重県,滋賀県,京都府,奈良県,山口県,福岡県,熊本県,大分県
農機具買取本舗
買取価格
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県
ひこうせんアグリ
買取価格
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ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:福島県,茨城県,栃木県,群馬県
日本トレーディング株式会社
買取価格
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ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:福島県,茨城県,長野県
ノースグラフィックオート
買取価格
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ポリシー
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対策
対象地域:北海道,青森県
サンワイズ
買取価格
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ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:北海道,青森県,秋田県
リサイクルショップアイン
買取価格
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:北海道,福島県,新潟県
ノウキグッド
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:福岡県,佐賀県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県
農機具でっく 茨城店
買取価格
スピード
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:茨城県,栃木県,埼玉県,千葉県
アグリマシーン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
対象地域:岩手県,宮城県,秋田県
8. 少しでも高く売るためのコツ
せっかく農機具を売るなら、少しでも高く買い取ってもらいたいものです。そこで、査定額アップにつながる可能性のあるコツをご紹介します。
事前清掃で第一印象アップ
査定に出す前には、できる範囲で農機具をきれいに掃除しましょう。泥や土、油汚れなどを落としておくだけで、見た目の印象が格段に良くなります。特に、アワーメーターやライト周り、操作パネル、シートなど、査定員がチェックする箇所は念入りに。
きれいにされている農機具は、「大切に扱われてきた」という印象を与え、プラス査定につながる可能性があります。専門業者にクリーニングを依頼する必要はありませんが、自分でできる範囲の清掃は効果的です。
付属品・書類をそろえる
購入時に付属していた取扱説明書、メンテナンス記録(点検整備記録簿など)、そしてロータリーや培土器などのアタッチメントがあれば、必ず一緒に査定に出しましょう。これらがそろっていると、査定額がアップする可能性があります。特にメンテナンス記録は、適切に管理されてきた証拠となり、評価を高める要因になります。
簡単な動作確認・メンテナンス
査定前に、エンジンがスムーズにかかるか、基本的な動作(前進・後進、作業機の昇降など)に問題がないかを確認しておきましょう。もし簡単に直せるような不具合があれば、修理しておくことで査定額が上がる可能性があります。ただし、修理費用が高額な場合は、修理代が査定額アップ分を上回ってしまわないか、よく考える必要があります。
また、長期間使用していない農機具でも、定期的に(1~3ヶ月に1回程度)エンジンをかけておくことで、エンジンの固着などを防ぎ、状態を良好に保つことができます。タイヤやクローラー(キャタピラ)の状態も、チェックしておきましょう。
正確な情報を把握・伝達
査定を依頼する際には、農機具の情報をできるだけ正確に伝えることが重要です。メーカー名、正しい型式、おおよその年式、アワーメーターで確認できる稼働時間を把握しておきましょう。これらの情報が正確であれば、より実態に近い概算査定額を知ることができ、その後の交渉もスムーズに進みます。
売却タイミングの見極め
農機具の買取価格は、時期によって変動することがあります。価格変動の要素をチェックして、売却に適したタイミングを見極めましょう。
季節性
一般的に、農機具はその需要が高まる時期の少し前に売ると、高値が付きやすいと言われています。例えば、田植え機なら春の田植えシーズン前、コンバインなら秋の稲刈りシーズン前が狙い目です。ただし、トラクターは年間を通じて需要があるため、季節による価格変動は比較的小さいとされています。
年式・モデルチェンジ
農機具は新しいモデルほど高く評価され、年数が経つにつれて価値は下がっていくのが一般的です。また、メーカーが新型モデルを発表すると、旧型モデルの価格は下がる傾向にあります。そのため、できるだけ早く売却を検討するのが得策です。特に、製造から15年以内が一つの目安とされていますが、それ以上経過していても十分に売却可能です。
税金
小型特殊自動車などに該当し、ナンバープレートが付いている農機具の場合、毎年4月1日時点の所有者に軽自動車税が課税されます。そのため、可能であれば年度末(3月末)までに売却手続きを完了させると、翌年度の税金を支払う必要がなくなります。
複数業者への相見積もり
相見積もりは、高価買取を実現するための重要なポイントです。必ず2~3社以上に査定を依頼し、提示された金額を比較検討しましょう。これにより、その農機具の適正な相場価格を把握できるだけでなく、業者間の競争原理が働き、より高い価格を引き出せる可能性があります。
なお、当サイトのヒカカク!のように一括査定サービスを利用するのが便利です。ヒカカク!では、無料で最大20社から結果を受け取ることができるので、気軽に試してみましょう。
保管状態の重要性
農機具の状態を良好に保つためには、保管方法も重要です。可能であれば、雨風や直射日光が当たらない、屋根のある場所(納屋や車庫など)で保管しましょう。
屋外にシートをかけて保管する場合でも、定期的に状態を確認することが望ましいです。良好な保管状態は、農機具の劣化を防ぎ、査定時の評価を高める要因となります。

9. 農機具の出張買取に関するよくある質問
農機具の出張買取に関して、多くの方が疑問に思う点についてQ&A形式でお答えします。
Q1: 査定や出張に費用はかかりますか?
A: 農機具買取業者の多くは、出張査定、訪問にかかる出張費、買取成立後の搬出・運搬費用を無料としています。ただし、業者によって異なるため、依頼する前に必ず確認しましょう。
特に、極端に遠方の場合や特殊な機材、買取不成立時の引き取りなど、条件によっては例外がないか確認しておくと安心です。
Q2: 査定から支払いまでの時間はどのくらい?
A: 業者や状況によって異なりますが、申し込みから訪問までは、最短で当日、通常は数日以内に調整されることが多いです。
また、現地での本査定は、農機具1台あたり10分~20分程度が目安です。説明や手続きの時間を含めると、もう少し時間がかかるでしょう。支払いまでの時間は、銀行振込の場合、即日または翌営業日など、迅速に対応してくれる業者が多いです。
Q3: 必要な書類は何ですか?
A: 売買契約を結ぶ際に、売り手の本人確認書類が必要です。一般的には、以下のいずれか1点の提示(またはコピーの提出)が求められます。なお、マイナンバーカード(個人番号カード)は、機微な情報を含むため、本人確認書類として受け付けていない業者もあるため、注意が必要です。
本人確認書類一例
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票の写し(発行から一定期間内のもの)
- 外国人登録証明書(外国籍の場合)
Q4: 動かない・壊れた農機具でも買い取ってもらえますか?
A: はい、多くの場合、買取可能です。日本製の農機具は海外で人気が高く、古いモデルや故障しているものでも価値が付くことが多いです。部品取りや、修理して再販するのに活用されます。
ただし、状態や機種によっては買取価格がつかず、無料での引き取りとなる場合もあります。諦めずに、まずは専門業者に査定を依頼してみましょう。
Q5: 査定額に納得できない場合は断れますか?キャンセル料は?
A: はい、提示された査定額に納得できなければ、売却を断ることができます。多くの場合、キャンセル料や出張費などを請求されることはありません。ただし、業者によって異なるため、契約前に確認しておくと安心です。
また、状況によっては特定商取引法のクーリング・オフ制度が適用され、契約後8日以内であれば無条件で解約できる場合があります(詳細は「3. 注意点とトラブル回避策」参照)。
Q6: 売却にともなう税金や法的手続きは?
A: 以下の通りです。
税金
個人が生活用として使用していた農機具(例えば家庭菜園用など)を売却した場合は、基本的に「生活用動産の譲渡」とみなされ、所得税はかかりません。しかし、事業用の農機具の売却益は、譲渡所得として課税対象になる可能性があります。
ただし、取得費や譲渡費用を差し引いた後の所得が、特別控除額(年間50万円)以下であれば、通常は課税されません。個別のケースについては、税務署や税理士に確認しましょう。
法的手続き
小型特殊自動車などに該当し、ナンバープレートが付いている農機具(公道を走行可能なトラクターなど)を売却した場合は、市区町村役場での廃車手続き(ナンバープレートの返納)が必要です。手続きは通常、元の所有者がおこないます。買取業者によっては、手続きについてアドバイスをくれたり、代行してくれたりする場合もありますので、確認してみましょう。
Q7: JA(農協)と買取業者の違いは?
A: 主な違いは、以下の通りです。どちらが良いかは、何を重視するかによって異なります。信頼性や総合的なサポートを求めるならJA(農協)、少しでも高く、早く、幅広い機種を売りたいなら買取業者、といった視点で検討すると良いでしょう。
JA(農協)
JA(農協)のメリットは、地域に根差しており、長年の付き合いからの信頼性が高い点です。農業に関する総合的なサポート(買い替え相談など)も、期待できるでしょう。査定は、中古農機査定士制度にもとづいておこなう場合があります。
デメリットは、販路が地域内に限られるため、買取価格が専門業者より低くなる傾向がある点です。買取対象のメーカーや機種が限定されたり、査定から完了までに時間がかかる場合もあります。
買取業者
買取業者のメリットは、国内外に幅広い販路を持つため、高価買取が期待できる点です。さまざまなメーカーや機種、古いものや故障したものも買取対象となります。また、査定から支払い、搬出までが迅速な場合が多いです。
デメリットは、業者数が多く、中には悪質な業者もいるため、信頼できる業者を慎重に選ぶ必要がある点です。サポート体制は業者によるため、確認が必要となります。
10. 農機具の出張買取で、手間なく・賢く売却しよう
使われなくなった農機具の処分は、多くの農家や所有者にとって悩みの種です。しかし、「農機具出張買取」サービスを利用すれば、その悩みを解決し、手間なく、そして賢く農機具を売却できる可能性があります。
出張買取なら手軽に売却できる
出張買取の大きなメリットは、以下の点に集約されます。
出張買取のメリット
- 自宅や倉庫にいながら売却プロセスを完了できる圧倒的な利便性。
- 大型・重量物・不動の農機具でも、運搬の手間や心配が不要。
- 多くの業者で査定料・出張料・運搬料が無料。
- 古い機械や故障した機械でも、海外需要などを背景に買取可能な場合が多い。
- 複数の農機具をまとめて売却できる効率性。
さらに、「少しでも高く売るための7つのコツ」(事前清掃、付属品の準備、動作確認、正確な情報伝達、タイミングの見極め、相見積もり、保管状態)を実践することで、査定額アップも期待できます。
買取業者選びは慎重に
悪質な業者によるトラブルのリスクも存在するため、業者選びは慎重におこなう必要があります。信頼できる業者を選ぶためのポイントを、総合的に確認しましょう。
業者選びのポイント
- 費用の透明性・無料の範囲
- 対応エリア
- 農機具への専門性
- 支払い条件
- 古物商許可の有無
- クチコミ・評判・買取実績
- コミュニケーションの丁寧さ・誠実さ
また、今回紹介したおすすめの業者情報を参考に、複数の業者から相見積もりを取ることが、納得のいく価格で売却するための鍵となります。なお、当サイトのヒカカク!では、最大20社の査定結果が分かる無料一括査定サービスをおこなっているので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
引用文献
- 農機具の買取業者おすすめ5選|高額買取のコツも解説! - アグリユース, 4月 30, 2025にアクセス、https://agreuse.com/column/recommend/
- 【令和版】農機具買取高く売るならおすすめはココ!, 4月 30, 2025にアクセス、https://ureruyo.com/farm-machine-kaitori/
- JAの農機具買取と一般の買取業者の違いは?メリット・デメリットを徹底解説, 4月 30, 2025にアクセス、https://www.agri-ya.jp/column/2025/03/03/difference-between-ja-and-general-purchasing-agent/
- コンバインの処分方法でおすすめはどれ?高く売るコツや買取業者の選び方を紹介, 4月 30, 2025にアクセス、https://farm.ultra-b.jp/contents/combine-disposal
- 農機具の買取おすすめ業者7選!高く売るコツと依頼前の注意点も解説 - もったい9, 4月 30, 2025にアクセス、こちら
- 買取の流れ | 日本中古農機組合 公式サイト, 4月 30, 2025にアクセス、https://chukonouki.co.jp/kaitori-nagare
- 動かなくなったトラクター 高く買います|壊れた農機具の回収します - 日本中古農機組合, 4月 30, 2025にアクセス、https://chukonouki.co.jp/ugokanakunatta-tractor.html
- 中古農機具の高価買取査定なら全国対応の【アグリユース】, 4月 30, 2025にアクセス、https://agreuse.com/
- 中古トラクターや中古農機具の買い取りなら農機具買取ドットコム, 4月 30, 2025にアクセス、https://www.nokigu.com/
- 全国対応の農機具・中古トラクター買取サービス|農機具高く ..., 4月 30, 2025にアクセス、https://www.noukigu-takakuureru.com/
- 株式会社唐沢農機サービス 農機具の買取, 4月 30, 2025にアクセス、https://www.karasawanouki.co.jp/business/karasawanouki/purchase/
- 農機具の買取なら中古農機具買取専門店ネクスト, 4月 30, 2025にアクセス、https://nextplus-noukigu.com/
- トラクター・農機具の買取|古い・不動でも高く売れるリングラス, 4月 30, 2025にアクセス、https://lingrax.jp/
- トラクター買取|農機具の買取&高額で売るならツールオフ, 4月 30, 2025にアクセス、https://tool-off.com/noukigu-kaitori/tractor
- 農機具の買取ならウルトラファーム! 全国対応即日現金払い, 4月 30, 2025にアクセス、https://farm.ultra-b.jp/
- 農機具の買取なら高い買取価格の農機具買取モノリーフ, 4月 30, 2025にアクセス、https://mono-leaf.co.jp/
- 農機具の高価買取おすすめ店10選|人気メーカーと買取相場 ..., 4月 30, 2025にアクセス、https://uridoki.net/others/kiji_211580/
- 農機具買取業者はこの3社+1社から選べば失敗なし!, 4月 30, 2025にアクセス、https://noukiguou.com/recommended-by-purchaser/
- 農機具買取業者の選び方と失敗しないためのポイント!, 4月 30, 2025にアクセス、https://noukigu-honpo.com/uncategorized/how-to-choose-a-farm-equipment-purchasing-company/
- 農機具買取の流れ(申込~査定~売却)と型番・年式の調べ方, 4月 30, 2025にアクセス、https://noukigu-honpo.com/howto/