農機具が家にたくさんあるけど、引っ越しするのに農機具は荷物になる。農作を辞めたいが農機具を使わないといけないのでなかなか辞められない。そんな人に利用してほしいのが農機具の買取サービスだ。
当コラムでは、農機具の売却におすすめの買取業者、さらにフリマやオークションなども詳しく紹介していく。農機具を売ろうと思っている人は、ぜひ最後まで読んでいただきたい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
農機具を売るなら買取サービスを利用しよう
農機具の買取サービスを利用すれば、使いたい人に渡り、お小遣い稼ぎしながら処分もできるので、農機具にとってもあなたにとっても理想的だ。
しかし、農機具はどこで売ればよいのかわからない。近所の農機具買取サービスに売りに出すか。インターネット上で見つけた農機具買取サービスに出すのか。どちらが正しいのかわからないという人も多い。
農機具の相場を調べて査定に出すのがよいが、農機具は大きくて持ち運びや梱包が不便だ。また、あまり買取相場が公開されていないので適正相場もわかりにくい。この記事では、そんな悩みを解決するための情報を紹介している。
農機具を高く買取してもらう方法
農機具を買取に出す前に、自身でちょっとした準備をおこなうだけで、意外にも買取価格がアップする。農機具を持てあましている人は、ぜひ参考にしてほしい。
相場を調べる
まず、農機具がどのくらいで売れるのか、相場を調べてほしい。なぜなら、相場を知らないと買取業者が提示してきた値段が安いのか高いのか分からず、取引してしまう恐れがあるからだ。
相場がわからずに査定に出してしまうと、取引した農機具が高く売れたのか、把握できない。農機具を高値で売却したいなら、最初に相場を調べるところから始めよう。
買取方法を調べる
次に利用したい方法を選ぼう。宅配買取、出張買取、店舗買取までさまざまな買取・査定方法があるが、おすすめは出張買取だ。
農機具は重たく、大きいので持ち運びには適していない。買取業者によっては無料で出張買取している業者があるので積極的に利用してみよう。
利用したい買取サービスを選ぶ
クチコミや買取金額、手続き方法などを参考にしながら利用したい買取業者を選ぼう。業者にはさまざまなジャンルの商品の買取を受け付けているリサイクルショップのような業者もあれば、農作機を専門的に買取を受け付けている業者がある。
農作機を売りたい場合は、専門的な買取業者に売りに出すべきだ。農作機は専門的な買取業者じゃないと買取を受け付けていないケースや専門の鑑定士がおらず、価値があっても安価で買い取られてしまうケースも少なくない。
特に専門店は農機具に対しての再販ルートが確立しているので、高価買取が期待できる。
掃除・点検してから査定に出す
査定に出す前にしっかり掃除することによって、買取業者から保存状態がよいと判断され、査定金額が上がりやすくなる。農機具に限った話ではないが、汚れがひどすぎると買取不可となってしまうことも少なくない。
掃除方法としては、水をかけて汚れが残ったらブラシなどでこすって汚れを取ろう。農機具の掃除ができたら、査定まで雨風を避けられる場所に保管しておこう。適切な場所に保管しておかないときれいにした耕運機が汚れてしまったり傷がついてしまう恐れがある。
掃除とあわせて、点検もおこなっておこう。農機具によって点検箇所や方法が異なるため、購入時に付属していた説明書を参考にチェックしておくことをおすすめする。
キャンペーンを利用する
キャンペーンを利用すると通常時と比べて高額査定がつきやすい。買取業者が指定する条件を満たせばキャンペーン対象などがあるのでチェックしてみよう。
また、キャンペーン内容も参考にしながら利用する買取業者を選ぶ方法もアリだ。ほかにも、まとめ売り特典などを常時おこなっている買取業者もあるので、このような情報については、定期的にチェックしてほしい。
近くの買取業者には売らない
付き合いがあるから、近くだからと、適当な買取サービス・業者に売っていると安く買い取られてしまう可能性がある。なぜなら、農機具専門の買取業者ではなく、農機具買取サービスの仲介業者の可能性もあるからだ。
仲介よりも自分で買取業者に売ったほうが早く、高い査定金額がつくので、直接、農機具専門の買取業者に売るようにしよう。付き合いも大切だが、ある程度割りきらないと損をしてしまうので近所付き合いはほどほどにおこなうようにしよう。
上記の内容をしっかりと覚え行動することによって、農機具を高額で売ることができるのだ。
中古農機具の買取手続き
準備が整ったら、査定に出してみよう。農機具買取業者に申し込む際の実際の流れを説明していく。
必要な物を用意する
農機具の買取手続きを進めるには、運転免許証、パスポートなどの本人確認書類のコピーが必要だ。振込できる銀行口座も必要となるので、あらかじめ用意をしておくとスムーズに買取手続きができる。
素早くスピーディーに買取手続きを済ませたい人は、本人確認書類のコピーの用意を忘れずにおこなおう。このとき注意が必要なのが、マイナンバーカードだ。
身分証明は運転免許証が無難
マイナンバーカードは最近できた本人確認書類、あるいは機密事項が多い書類であるため、マイナンバーカードは本人確認書類として受け取ってもらえない買取業者が多い。
そのため、本人確認書類として利用するコピーは運転免許証、パスポートが無難だろう。どちらもない場合は保険証をコピーしよう。運転免許証のコピーは片面だけでもよいが、保険証をコピーする場合は両面印刷が必要となるので覚えておこう。
買取申し込みフォームに必要事項を記入する
利用したい農機具専門買取サービスが決まったら、インターネット上で公式サイトにアクセスして、申し込みホームを開き必要事項を記入する。
このとき、注意してほしいのが、銀行口座の入力ミスだ。確認せずに申し込みしてしまうと、口座の入力ミスで査定後の振込がスムーズにおこなわれなくなってしまう。
さらに、こちらのミスで振込できないと、再び手続きをおこなうのに買取業者から手数料を取られてしまう恐れがある。そのため、申し込みの際は銀行口座を正しく入力できているかを確認してから手続きを進めよう。
買取業者に査定に来てもらう
申し込みから2~3営業日経過すると買取サービス・業者から査定のスタッフが来る。出張は無料でおこなっている買取サービスがあるので、出張料金の出費がかからない。
スタッフの人が来たら査定してもらい、査定金額に同意をして銀行口座に振込みとなる。
買取サービス・業者によっては、出張査定時に現金払いしている場合もあるので、振込方法は申し込み前にチェックしておこう
出張対応エリアをチェック
出張買取では査定金額に同意をすると買取サービス・業者が農機具を引き取ってくれるので、梱包する必要もないし、送料もかからないので大変便利なサービスだ。
ただ、対応エリアを絞っている買取サービス・業者があるので、自分の住んでいる地域まで出張買取に来てくれるのか、チェックしてから申し込みしよう。
振込を確認する
銀行払いの場合は、最短1日~3日程度で査定金額が振り込まれてくるので確認しよう。確認できたら買取手続きは完了だか、振込が確認できない場合は業者が振込を忘れてしまっている場合や、こちらの銀行口座の番号入力ミスを起こしてしまっている可能性がある。
査定金額が振り込まれて来ない場合は業者に問い合わせしよう。問い合わせて無事に査定金額が振り込まれてきたら、買取手続きは終了だ。買取手続きしているときにトラブルが発生してしまったら、担当者か業者に即、問い合わせをおすすめする。
買取不可となってしまった場合は?
農作具が壊れていて使えない場合、電源がつかない場合、傷や汚れがひどい場合は買取不可となってしまう。買取不可の場合、買取金額が0円となるだけではなく、回収料金としてお金を取られてしまう可能性がある。
使用できないと思った農作具は欲を出さずに素直に処分しよう。ただ、なかには故障品や不動品でも買取や無料回収をおこなっている業者も少なくないので、そういった業者に相談するのもおすすめだ。壊れているからといって、自分で直そうとすると事故や怪我につながるのでそのようなことは避けよう。
使わないと思ったらすぐに買取に出したほうが、保管状態が良く査定金額が上がる可能性がある。また、エンジンやバッテリーは使える可能性が高く、パーツとして買取してもらえるケースもあるので、使わないと判断したのであれば素早く買取手続きを進めてほしい。
スクラップとしての金属価値もあるので、処分する際は以下のコラムを参考にしよう。
おすすめの農機具買取店
実際に農機具の高価買取をおこなっているおすすめの買取店紹介していく。
農機具王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具王は買取申し込みは電話または申し込みフォームから行い、スタッフが出張買取の日程を調整してくれる。日程が決まったら査定の準備を進め、スタッフが訪問した際には身分証を提示して査定を待つだけ。査定後、金額に同意すればその場で現金化して買取金額を受けとることも可能。
農機具査定のトータル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具査定のトータルは農機具専門の買取サービスを提供しており、傷や汚れがあるものや古い農機具でも買取可能。専門スタッフによる無料の査定を行い、店頭または出張での査定が選べる。査定料、出張料、キャンセル料はいずれも無料で、買取価格の公開はしていないが、様々な農機具の買取実績があり、倉庫にある農機具のまとめ売りも可能。
クロバト農機買取
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
クロバト農機買取は、トラクターや田植え機を含むあらゆる農機具の専門買取業者だ。非訪問型のネット完結買取を採用し、人件費や店舗運営費の削減により高価買取を実現している。熟知したスタッフが農機具を適正に査定し、店頭・宅配・出張の3種類の買取方法を提供しており、査定料等の費用は無料だ。
農機具買取本舗
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具買取本舗は60年以上の歴史を持つ信頼できる老舗業者で、日本中古農機具流通協会の正会員だ。出張買取に対応し、最短で当日中の出張が可能で、買取金額に同意すれば即現金化もできる。顧客からは電話対応や出張買取の迅速さに対する好評のクチコミがあり、早急に買取を希望する人に特に推奨される。
中古農機具買取専門店ネクスト
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
中古農機具買取専門店ネクストは、メーカーを問わず豊富な買取実績を持つ業者だ。店頭と出張の2種類の買取方法を提供し、出張料や引き上げ料、査定料は無料。複数の農機具を一括買取するサービスもあり、高額買取や他社で値段がつかなかった商品の買取にも対応していいる。顧客からは買取価格の満足度と丁寧な対応で高評価を受けている。
フリマやオークションで売るのもおすすめ
農機具は買取業者で売ることができるが、ほかにもフリマやオークションなどでも売却できる。そこで以下では、メルカリやヤフオク!、ジモティーといったサービスの特徴について解説していく。
農機具を高く売ろうと思っている人は、ぜひチェックしてもらいたい。
メルカリ
メルカリは衣類や雑貨、ブランド品や楽器など、何でも売買できるフリマアプリとして人気だ。農機具に関しても、小型のものなら比較的売りやすく、状態が良くて人気メーカーのものは売れやすい。利用者も多いので、安心感があるだろう。
出品方法も簡単で、メルカリのアカウントを作ればすぐに売買をおこなえる。農機具を売る場合は写真でしっかり状態を判断できるようにし、説明文にはさらに詳しい状態を記載しておくのがよい。大きいものは対面での取引とし、引取り希望として出品するのもおすすめだ。
ヤフオク!
ヤフオク!は、オークションとしては国内最大規模となっている。メルカリと同じく、基本的には何でも売買でき、農機具の出品も豊富だ。トラクターやコンバインといった大きな農機具でも売れるので、メルカリでは売りづらいものを出品するのがおすすめ。
ヤフオク!の利用にはYahoo! JAPAN IDが必要になるので、利用したい人は作っておこう。出品自体は簡単で、写真と説明文を記載し、価格を決めるだけでOKだ。発送が難しい場合は、引取り希望にすることで売れやすくもなるだろう。
ジモティー
ジモティーは、地元の掲示板として利用されている。自分が住んでいる地域での取引に特化しており、いらない不要品を譲ったり売ったりできる。メルカリやヤフオク!との違いは、0円での掲載できるので処分に困っているものでも譲れる点だ。
ジモティーの取引は基本的に対面での受け渡しとなっているため、農機具などの大きなものでも売りやすいだろう。欲しい人がいれば引取り場所を決め、後は取りに来てもらうだけで簡単に処分できる。
業者やメルカリ、ヤフオク!などで売れない農機具を処分するのに最適なサイトだ。
JA
JAは農業をおこなっている人たちの協同組合であり、農家の人たちをサポートしている組織である。農機具に関しては買取と回収をおこなっていて、処分するしかない農機具でも費用や手間をかけずに処分できるのが最大のメリットだ。
しかし、買取を依頼する場合は、買取業者よりも安い価格となることが多いので注意しておこう。JAは基本的に新品への買い替えで古い農機具を買取しており、販売には強いが買取には弱い側面がある。
だが、農業組合として安心できる組織なので、不安なく農機具を売りたい人にはおすすめだ。
農機具を売るなら「ヒカカク!」で一括査定しよう
農機具は売る業者によって買取価格が変わる。そのため、高く売りたいのであれば最低限2~3社以上の業者で比較するのが望ましい。だが、業者を比較するには手間がかかり、めんどうくさくてやらない人も多いだろう。
そこでおすすめなのが「ヒカカク!」だ。ヒカカク!では最大20社から無料で一括査定ができる。仕事が忙しくて時間がない人でも、どこが一番高い価格で買取してくれるかがわかるのが魅力だ。
農機具を高く売りたい人は、ぜひ一度使ってみてほしい。
まとめ
当コラムでは、農機具の買取について紹介した。おじいちゃん、おばあちゃんが使っていた農機具なので捨てるのは抵抗がある。倉庫をリフォームしたいので農機具を売りたいそんなときは農機具専門の買取サービス・業者を利用してみよう。
電源がつかない農機具でも買取サービス業者によっては買取してくれるので、電話やメールなどで問い合わせして買取サービス業者に聞くのがおすすめ。買取手続きを進めるにあたり、本人確認書類のコピーなどが必要となるのであらかじめ準備しておこう。