アメリカコインとは、アメリカ合衆国が発行した硬貨のことを指す。1783年に独立を果たしたアメリカは、それまで植民地地域毎に異なっていた通貨を統合することを決め、1793年に1セント硬貨が、1794年には、50セント硬貨、1ドル硬貨が発行され、今に続く1ドル=100セントのアメリカの通貨制度がスタートした。
1793年以降、アメリカは、様々な硬貨を発行していっていったが、その優れたデザインや様々な価値に魅了されたアメリカコイン収集家が世界中に多く存在するようになり、中には、高額のプレミアがつくような貴重な硬貨も取引されている。
Gold American Eagle on Koa Hawaiian Ukulele / sirqitous
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
人気のアメリカコイン
まずは人気の高いアメリカコインを紹介していこう。
ケネディコイン
ケネディコインは、アメリカの50セント硬貨の通称である。ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺された次の年の1964年から50セントコインのデザインにケネディ大統領が採用されるようになってからは、ケネディコインと呼ばれるようになった。
買取価格は、発行年度などにより異なるが、1964年発行のケネディコインは、コレクターアイテムとしての人気もさるものながら、銀の含有量が約90%もあることから銀としての価値も高く、また、マジックで使用するコインとしても需要があることから、買取価格も他の年度より高くなる傾向にあり、1,000円前後となることもある。
イーグル金貨
アメリカが発行する地金型金貨のことを指す。元々は、イーグル金貨は、10ドル金貨のことを指していたが、1986年から地金型金貨すべてをイーグル金貨と呼ぶようになった。イーグルと呼ばれる所以は、金貨の裏面の鷲のデザインからきている。種類は、5ドル、10ドル、25ドル、50ドルの4種類があるが、それぞれ重さが異なり、重いほど額面が高額となる。
イーグル金貨は、金の純度が約91%(22K)であり、性質上硬貨というより金商品に近く、買取価格は、地金相場の動向により変動する。つまり、地金相場が上がれば、イーグル金貨の買取価格も上がり、地金相場が下がれば、イーグル金貨の買取価格も下がるのである。
そのため、イーグル金貨の売却を検討している場合は、地金相場の動向にも注意したほうがいいだろう。2006年からは、イーグル金貨より金の純度が高い(99.99%,24K)バッファロー金貨なども発行されている。
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セントゴーデンズ金貨
1907年から1933年まで発行された額面20ドルの金貨。純度は、21.6Kとなる。当時の大統領であるセオドア・ルーズベルトから世界一美しい金貨を作ることを依頼された彫刻家のセントゴーデンズがデザインしたことから、この名が付いた。発行が今から約100年前というアンティーク的価値やセントゴーデンズ氏がデザインした美しいデザインなどからコレクター人気の高い金貨である。なお、デザインは、後に何度か改良が加えられたため、すべてのセントゴーデンズ金貨が同じデザインではなく、いくつかのバージョンが存在する。
買取価格は、発行枚数やデザインなどにより異なるが、発行枚数が多い年度のセントゴーデンズ金貨でも数万円で買取されている。発行枚数が少ない年度の場合は、数十万円から数百万円で買取されることも少なくなく、もっとも発行枚数が少ない1907年のセントゴーデンズ金貨は、バージョンによっては評価額で数億円の値段が付けられるものもある。
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アメリカコインを売却する時に注意すること
アメリカコインは、世界中に愛好家がいるほど人気が高いコレクターアイテムである。そのため、貴重なコインなどは高額での売却も期待できるが、買取業者がアメリカコインを買取する時の買取価格は、様々な要素により決まるため、場合によっては、買取価格が下がってしまうこともある。
アメリカコインを売却する時に注意することを記載していく。
未開封、未使用品は買取価格は高くなる
箱や説明書、証明書などがパッケージされたアメリカコインは、未開封のまま売却すると買取価格は高くなる。また、開封した場合でも、未使用であるならば、比較的買取価格は高くなる。コインに指紋などの汚れや傷などがついていると、コインとしての価値が下がるためである。
ただ、前述のセントゴーデンズ金貨のようなアンティークな価値を持つ貨幣は、未開封、未使用である場合がほとんどないことから、多少の汚れや傷の有無があっても、買取価格に影響することはあまりない。
付属品が付いていると買取価格は高くなる場合がある
コレクター向けに販売されているコインは、購入時に箱や説明書、証明書が付いてくる場合があるが、これらを売却時に一緒に出すと買取価格が高くなる場合がある。未開封品ならすべてそろっているが、開封品のような場合は、売却時に購入時に付いてきた付属品をすべて一緒に売却したほうがいいだろう。
古いコインはクリーニングせずそのまま売却する
何十年もしくはそれ以上前のコインの場合は、入手時の段階で汚れていたりキズが付いていたりしている場合が多い。そのため、売却時にせめてクリーニングして綺麗にしてから売却しよう、と考える人もいる場合があるが、古いコインはクリーニングせずそのまま売却したほうがいいだろう。クリーニングしてしまうと、かえってキズを増やしたり、洗剤などの影響で変色したり、などで、コインの価値が下がってしまう可能性が高いからである。
前述のセントゴーデンズ金貨ように古いコインの買取価格は、キズや汚れに影響されることが少ない場合もあるので、汚れやキズがあっても現状のまま売却に出した方がいいだろう。
買取業者の選択について
アメリカコインは、世界的に人気の高いアイテムであり、アメリカコインの買取を行っている買取業者も数多く存在する。アメリカコインを買取業者に売却する場合は、その中から1社選択する必要があるが、多くの買取業者の中から1社選択するのは難しいことかもしれない。買取業者を選択する場合もいくつか注意する点がある。
まず、アメリカコインの買取実績が多いこと。買取実績が多いということは、それだけユーザーから支持されているということであり、高額での買取も期待できるところである。それとは別に、買取実績が多い買取業者は、同時にアメリカコインに対する知識も豊富であることが多く、あまり価値がなさそうなコインでもその価値を見抜き、思わぬ高額で買取される場合もあるのである。
また、サービスが充実していることも重要である。高額で買取をした場合でも、手続きが煩雑だったり、手数料など様々な名目で費用がかかったり、売却した代金をなかなか払ってくれなかったり、など、サービスに不満がある場合は、気持ちよく取引できない可能性が高い。せっかく取引するのだから、最後まで気持ちよく取引を終えたいところだ。
買取実績が多いこと、サービスが充実していること、これらを押さえた買取業者の中でお勧めなのが、「バイセル(旧スピード買取.jp)」である。
バイセル(旧スピード買取.jp)は、アメリカコインをはじめとした様々なコインの買取実績が豊富で、多くのユーザーが利用している買取業者である。また、買取にかかる費用を無料であるほか、出張買取でも最短で30分で訪問することも可能で、交渉がまとまればその場で現金を支払うなど、様々なサービスを実施しており、ユーザー満足度も高い買取業者といえる。
アメリカコインの売却を検討している場合は、バイセル(旧スピード買取.jp)に相談してみるのもいいだろう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
まとめ
アメリカコインの価値について紹介してきた。コレクターアイテムとして人気があり、ものによってはかなり高い価格で取引されることもあるので、手元にあるならまずは専門店で査定をしてもらうと良いだろう。なお、アメリカコイン以外にも価値のある硬貨はあるので、興味があれば以下コラムも参考にしてみてほしい。
