薄型ノートパソコンの代表とも言えるMacBook Airには、型番・品番を調べるさまざまな方法がある。また近頃では、こうした情報を把握するメリットも一般ユーザのブログ記事などで掲載されているため、MacBook Airの売買や活用などを充実したものにするといった意味でも、型番・品番・命名規則などに関心を向けても良いと言えるだろう。
今回は、MacBook Airにおける型番・品番の調べ方や命名規則に関する話を、ユーザの皆さんに徹底解説していきたい。
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MacBook Airの型番・品番における調べ方とは?
MacBook Airにおける型番・品番に繋がる番号は、「完動品か?ジャンク品か?」によって、その調査方法が変わってくる。しかし良心的なメーカーとなるAppleの場合、MacBook Airがどちらの状態であっても型番調査のできる配慮がなされているため、初めて自分の愛用品に関する知識を深める皆さんでもそのハードルは高くないと捉えて良いだろう。
「このMacについて」のウィンドウ
電源だけでなくMacOSまで立ち上がる完動品MacBook Airの場合は、アップルメニューから選択可能な「このMacについて」の画面からシリアル番号とモデル名の確認ができる。実際にこのウィンドウを開いてみると、上から数えて3行目にモデル名、一番下にシリアル番号が書かれていることがわかる。
システム情報
MacBook Airに搭載されているMacOSにも、Windowsと同じシステム情報が存在する。この画面は、「このMacについて」の中にある詳しい情報もしくはシステムレポートのボタンから表示することができる。実際にウィンドウを開いてみると、「このMacについて」よりも遥かに多くの情報が記載されていることに気付かされる。
またハードウェアの概要の中にはIntel Core i7などのプロセッサ名も書かれているため、システム情報は自分が愛用しているMacBook Airのスペックを調べる上でも利用のメリットの高い画面になるだろう。
本体の表面
電源が入らない、MacOSが立ち上がらないなどの症状を抱えたジャンク品の場合は、MacBook Airのふたを閉じて裏返し、本体表面に書かれている情報を確認してみよう。そうすると、規格マークの近くにSerial Noという見出しとシリアル番号と思われる英数字を見つけられる。
しかしここには、機種IDや商品名は記載されていないため、MacOSの立ち上がらないMacBook Airの場合、型番・品番に繋がる情報の調査は少し難しくなると言えそうだ。
レシート・製品パッケージ
新品のMacBook Airが入っていた製品パッケージと呼ばれる外箱や、販売店からもらったレシート、請求書、領収書なども、型番品番の調査に使える大事な情報源となる。例えば、MacBook Airの外箱を見れば、バーコードラベル近くにシリアル番号、少し離れた場所にApple部品番号も書かれている。
またレシートには、シリアル番号だけでなくModel番号や構成内容も記載されているため、後々MacBook Airの売却を考えているならこうした紙資料も付属品と一緒に保管しておくのが理想となるだろう。
MacBook Airの型番・品番を調べるメリット
MacBook Airなどのノートパソコンの型番・品番を把握すると、将来的に売買などを行う上で下記のような多くのメリットが得られやすくなる。
自分の気になるモデルの特徴や相場の把握
ヤフオクやメルカリ、パソコン専門店などの中古市場でMacBook Airを購入する場合、型番・品番に繋がる番号を知っていた方が、他社製品との比較検討もしやすくなる。またAppleの人気シリーズMacBook Airは、ほぼ毎年のように新モデルが登場しているため、「自分はどの機種を購入したいのか?」といった買い物のゴールを設定する上でも、型番・品番の把握は欠かせない心掛けになると言えるだろう。
買い時・売り時の把握
型番・品番などの情報を鍵にさまざまな業者のサイトを見ていると、売買のタイミングを図る上で欠かせない価格変動なども把握しやすくなる。また当サイト・ヒカカク!に型番・品番を入力すれば、多くの業者に一括査定をすることもできるため、より良いタイミングで納得の売却をする上でもこれらの番号は必要不可欠と捉えた方が良いだろう。
MacBook Airユーザとの情報交換
ネット上に多くの口コミ掲示板やSNSが存在する今の時代は、MacBook Airを使うユーザ同士の情報交換も盛んになっている。こうした場所で質問や感想を投稿するためには、愛用品の型番や商品名などを使って適切なスレッドを見つける必要がある。
また口コミや商品レビューなどの情報は、買い物の失敗を防ぐ上でも欠かせない位置づけとなるため、型番・品番を通してネット上で他ユーザとのコミュニケーションを図れるメリットは意外に大きいと言えそうだ。
Appleや買取業者への問い合わせ
自分の愛用するパソコンの型番・品番を知っているユーザは、万が一ノートパソコンが壊れてしまったときの対応もスムーズに行える。例えば、電話などで購入店に問い合わせをする場合についても、型番を伝えた方がスムーズかつ確実な返答をもらえる実態がある。
また近頃では、買取市場でもオンライン査定や問い合わせフォームを設ける専門店が増えているため、自分が困った・売りたいと感じたタイミングでメールなどを送る上でも型番・品番は知っておいた方が良い情報となりそうだ。
メルカリ・ヤフオク出品
自分の愛用するMacBook Airの型番・品番を商品情報に記載すれば、メルカリやヤフオクなどを使った売買もスムーズにできるようになる。個人間取引がベースとなるこれらのWEBサービスには、売る側・買う側という双方が素人であるがゆえのトラブルが起こりやすい実態がある。
しかしこうした問題の多くは、商品情報の充実や質問への返答といったコミュニケーションによって解消できる部分でもあるため、将来的にヤフオクやメルカリでMacBook Airを売ろうと考えているなら、そのときのために型番・品番・モデル名などをきちんと把握するようにして欲しい。
MacBook Airの型番・品番を調べる上で生じる疑問
MacBook Airなどを発売するAppleには、一般のノートパソコンブランドのような型番や品番といった概念が存在しない。しかし良心的な対応で知られるAppleでは、ユーザの情報収集がスムーズになるように、用途の異なるさまざまな番号を用意している。
またサイト内ではそれぞれの見方・調べ方なども掲載されているため、その仕組みや違いさえ理解できれば意外と不便さは感じられないと捉えて良いだろう。
型番・品番に繋がる4つの番号と名称
MacBook Airには、型番・品番につながる下記4つの番号が存在している。
- ・モデル名
- ・機種ID
- ・モデル番号
- ・シリアル番号
モデル名の意味
MacBook Airのモデル名とは、一般メーカーにおける商品名にあたる存在だ。実際には、MacBook Air (13-inch, 2017)やMacBook Air (11-inch, Early 2015)といった形で記載されているモデル名は、このPCを購入するユーザにとって頭に入れにくい長々しさがある。
しかしヤフオクやメルカリなどに出品する時には、モデル名の記載によって落札ユーザにノートパソコンの世代やモニタサイズなどの情報を伝えられると捉えて良いだろう。
機種IDの意味
MacBookAir7,2やMacBookAir6,1といった機種IDは、前述のモデル名と比べて短く覚えやすい存在となる。しかしApple製品の機種IDは、ひとつのモデルに1種類の番号が存在しているわけではないため、注意が必要だ。
例えば、2013年と2014年に発売された11インチのMacBook Airの場合、商品名や部品番号の異なる双方にMacBookAir6,1という共通の機種IDがついている実態がある。また機種IDと製造年が同じでも、製造月によっては異なる部品が使われているモデルもあるため、この番号を参考に情報収集をする時には注意をして欲しい。
部品番号の意味
外装パッケージに記載されているMQD32xx/AやMQD42xx/Aといった英数字を、部品番号と呼ぶ。その名のとおりMacBook Airに使われている部品によって変わってくるこの番号は、ユーザがヤフオクなどから部品を調達する上でも欠かせない情報となる。xxの部分には製造国をあらわす英字が入る仕組みとなるため、部品番号は機種IDと比べてかなり多彩なバリエーションがあると捉えて良いだろう
。シリアル番号
Appleでは、さまざまな情報を調べる上で欠かせないシリアル番号を重視する傾向がある。シリアル番号がわかると、購入時に加入したサポートオプションや修理サービスの内容、技術仕様などを調べられる。
またの番号を幅広いシーンで利用するAppleでは、サイト内でも調べ方を掲載しているため、ここまで紹介してきた4種類の中でシリアル番号が最も調査しやすい位置づけだと言えるだろう。
MacBook Airを売る前に
MacBook Airの良さとして、リセールバリュー(下取り価格)の高さもあげられるだろう。では、型番・品番を確認し、いざMacBook Airを売ろうとなった場合。絶対にやるべき作業が4項目ある。
「Time Machine」でのバックアップ
まずは第一にバックアップ作業だ。1度初期化をしてしまえば、バックアップがない限りデータを戻すことはできないので、必ず「Time Machine」を使用してバックアップを取っておいた方が良いだろう。
iTunesの認証を解除
2つ目に行う作業は、iTunesの認証解除だ。なぜこの作業を行うかといえば、同じApple IDから接続できるMacの台数は最大5台までという制限があり、認証解除作業を行わなかった場合、延々と残り続けてしまい、将来制限に引っかかることになりかねないからである。
手順は簡単で、iTunesの画面から「アカウント→認証→このコンピューターの認証を解除」を実行するだけ。また、何台接続されているのかについてもiTunes上から確認することができるようになっており、アカウント情報のコンピューターの認証という欄に現在の台数が表示されている。
「Macを探す」をオフにして「iCloud」からサインアウト
3つ目は「Macを探す」の機能をオフにする。これは「システム環境設定」の「iCloud」内から設定することができる。このときApple IDの入力を求められるので確認しておくといいだろう。
そして同じく「システム環境設定」からiCloudのサインアウトを行う。iCloudからサインアウトすることで、Mac内にキャッシュ等で保存されているiCloud上のファイルデータなどが削除される。この時、iCloud自体からデータが削除されている訳ではないので安心するといいだろう。
Macのストレージ(HDD・SSD)初期化する
ここまできたら、いよいよ最後はMacBook Airの初期化作業を行う。
まずは、アップルメニュー>「再起動」と選択して「command + R」キーを押したまま Mac を再起動する。そうするとOS Xユーティリティ画面が表示されるので、「ディスクユーティリティ」を選択して、「続ける」をクリック。左側のリストから起動ディスクを選択し、「消去」タブをクリックし、「フォーマット」ポップアップメニューから「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」を選択し、ディスクの名前を入力して「消去」をクリックする。
ディスクが消去されたら、「ディスクユーティリティ」>「ディスクユーティリティを終了」と選択し、「OS X を再インストール」を選択してから、「続ける」をクリックする。この後は画面の表示にしたがって操作をしていき、国または地域を選択するように求める「ようこそ」画面が表示されたら、「command + Q」キーを押して、Mac をシステム終了する。
これで次回Macの電源を入れたときに、設定アシスタントによって設定プロセスのガイドが表示されるようになっており、つまりは箱から出した状態に戻ったというわけだ。
MacBook Airを高く売るコツ
買取価格は業者や売り方によってマチマチだろうが、査定に出したり下取りしてもらう場合にできるだけ減額されないよう、少しでも高く売るポイントがある。
付属品が揃っているかどうか
購入時についてきた付属品が不足していると減額されてしまうポイントになる。購入した時から、普段使わないものは箱にしまったままにして、出さないようにしておいた方が良いだろう。付属品以外にも、本体やACアダプターを包んでいたビニールや、液晶とキーボードの間にはさまっていた保護シート等もすべて置いておけばより良い。
また、購入時に本体が入っていた外箱を捨ててしまう、なんて人もいるかもしれないが、もし将来的に売却を考えていたり可能性があるのであれば、絶対に残しておくべきだ。これも減額のポイントとなる。
本体に傷がついているかどうか
本体には傷がつかないように、普段持ち歩くときは専用のクッションケースなどに入れて持ち歩いたほうがいいだろう。確かにMacBook Airは軽くてスタイリッシュなため、そのままでもカバンに入れられてしまうが、むき出しのままカバンに入れてしまうと擦り傷など傷がつきやすい。
また、本体にシールを貼っている人もいるかもしれないが、綺麗に剥がすことができない場合には、もちろんこれも減額ポイントとなってしまうので注意したほうがいいだろう。
また、MacBook AirはMagSafe 2を接続する電源コネクタが傷がつきやすく、見えにくいところなために接続する際にこすってしまうことが原因として多いようだ。日頃から気をつけたほうがいいだろう。またMagSafe 2以外にもUSBポートも機器を挿す時に傷がつきやすい部分になるため、注意したほうが良い。
持ち込む場合には最大限綺麗にしてから
もし、店頭などに直接持ち込んで査定をしてもらうといった場合には汚れていると印象が悪くなってしまう。そのため、店舗へ持ち込む前にクリーニングクロスで本体を拭き掃除するなど、掃除してから持っていくのが良い。キーボードや外装はもちろん、液晶画面もほこりや指紋で汚れがちなため、クロスで綺麗に拭くのがいいだろう。
MacBook Airを売るのに最も適した時期
モノには売れるタイミングがあるように、MacBook Airにも買取価格が高くなる時期が存在する。それはズバリ8月と12月が中古Macの買取価格が高くなる傾向にある。これは世の中のボーナスの時期と関係していて、この時期は新品だけに限らず、中古製品も消費意欲が上がっており、よく売れると言えるだろう。
買取屋さんとしても商品の「買い取り」→「販売」サイクルの回転率を上げればあげるほど儲かるため、多少買取価格を上げてでも商品をドンドン仕入れたいというわけだ。
当然、競合する他の買取屋さんも同じ事を考えているために、買取競争になって買取り価格が上がるというのが、ボーナス時期に買取価格が上がる理由である。
中古で買い取ってもらう場合には、全ての状況が完璧であるとは限らないだろう。 外箱が無かったり、一部の部品が欠損していたりすることもあるだろう。この時、買取屋さんが商品を欲しがっている状況であれば、多少条件が悪くても有利に買取を進めることができる。反対に、相場が良くない状況では、買い叩かれやすくなってしまうというわけだ。有利な時期を見極めて、できるだけ得する状態で取引を進める方が良いだろう。
MacBook Air の買取比較情報

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さらに、早朝、深夜の持ち出しも相談次第で対応してくれるので忙しく時間がない方も利用しやすいだろう。上記したように売る前には初期化などをおこなうのを忘れずに注意してほしい。
まとめ
今回、MacBook Airにおける型番・品番の調べ方や命名規則に関する話についてまとめてきたが、自身が中古で売買する場合にも非常に重要なポイントとなってくる。 上手に取引を進めるためにも把握して置いて損はないだろう。