【建築・設計】CADソフトが高く売れる？買取相場を調べてみた

ここでは、CADソフトの買取となる種類と買取相場をリサーチして記述していこう。このようなPC用のソフトはどのように売っていいのか、また、どこで売ったらいいのか迷う人も多いだろう。また、ただ売るだけでは、損をしてしまう可能性も高いので、この機会にCADソフトを売るときの注意点やポイントをしっかりと押さえておこう。

cad... / Burnsey (AKA Sean Burns)

CADソフトとは何？

ここでは、CADソフトの買取事情などを紹介していくわけだが、まず、このCADソフトがどんなソフトなのかについて触れていこう。CADソフトの買取を行う上では大事なポイントになるため、この機会に押さえておこう。

CADソフトとは、設計用のオフィスソフト

まず、このCADソフトとはどんなソフトなのかということだが、簡単に言えば建造物の設計を行うためのオフィスソフトである。建築家や土木業のプロ現場で使用されるソフト。仕事関係で主に使用されるため、定期的に新しいバージョンが発売されており、年度ごとのCADソフトが存在している。

仕事で使う人の多いCADソフトは需要度が高い

まず、このCADソフトは上記で簡単に説明したように、設計図を作成するソフトであるため、建築関係、土木関係の設計士がメインで使うソフトなる、また設計全般で使用するため商品の開発などでも使用され、需要の幅が広いもので仕事の現場利用するため、CADソフト自体の需要度も非常に高いようだ。つまり、このCADソフトは売れるモノだということだ。

CADソフトは売ってもいいものなのか

CADソフトはプロの現場で活躍している人たちが利用するソフトということもあり、その高い需要性から買い取ってもらえるモノということは把握できたが、その前にCADソフトは売れるものなのだろう。次はそのポイントについて述べていくことにしよう。

CADソフトは譲渡が出来ない可能性がある？

CADソフトとに限らずこのようなPCソフトでは、使用済みのもののライセンスを認証できるような譲渡する手続きをしてから、買い取ってもらうなんてことがある。それは開発の会社ごとで規定が違う。では、このCADソフトはどうなのかということになるが、CADソフトの開発をしているAutoCADは譲渡を禁止している。つまり、この会社のAutoCADは売れないということである。禁止されているソフトの売買は違法行為となるので、注意しておこう。

新品同様、未使用のCADソフトは売れる

ならば売れるCADソフトというのはどういったものなのかだが、要は使用していないCADソフトであれば売れるということだ。売りの市場では、新品同様。未使用品というモノになる。このようなCADソフトならば違法性はないので問題なく売れるだろう。

CADソフトはどこで売るほうがいいの？

では、次にそのような新品同様、未使用品のCADソフトを売るとき、どのようなショップやサイトで売るのがいいのかを知っておくといいだろう。買取では売るショップやサイト選びが最も重要な要素となるので、ポイントは押さえておくべきだろう。

CADソフトを売るならば、専門性の高いショップが良い

CADソフトの買取を考えるならば、CADソフトなどのPCソフトを専門で扱っているショップやサイトが良いだろう。理由としては詳しい店員がいるため市場の相場で、きっちり買い取ってくれるからだ。そのため、売るときによくある買い叩かれるといったことが少ないのである。また、ショップやサイトによって在庫状況や顧客ターゲットが違い、通常よりも高く買い取ってくれる場合もあるのだ。そういったことから考えてみても、専門で扱っているショップやサイトで売ったほうがいいだろう。

ネットオークションなどは避けたほうがいい

また、ネットオークションのほうが、高く売れると思っている人はいないだろうか。確かに上手くいけば高い金額で売れる場合もあるだろう。だが、その可能性は極めて低いと言える。

なぜならばネットオークションでのCADソフトのような出品では、海賊盤が多く存在しており、非常に安価な金額となっている。そういったことから買い手があまり付かないと予想される。さらに、海賊版などの非常に安価な金額での出品をしているので、売れたとしても安い買取金額となってしまう可能性のほうが高いだろう。

CADソフトの買取金額一例を紹介

最後にここでは、CADソフトの買取金額一例を紹介していこう。実際に買い取られた金額をリサーチしているので、CADソフトの買取を考えている人は参考にしてみるといいだろう。このような買取金額の実績をリサーチすることは、買取金額で損をしないために重要なポイントだ。ここで紹介する、買取金額を一つの目安にしておくといいいだろう。

○　AutoCAD LT 2016 Commercial New SLM with Subscription in the Box 買取金額234,420円
○　AutoCAD LT 2002 60日無償テクニカルサポート付 買取金額179,760円
○　AutoCAD LT 2015 Commercial New SLM 買取金額14,400円
○　Vectorworks Designer 2014 スタンドアロン版 買取金額296,136円
○　Vectorworks Fundamentals with Renderworks 2016 スタンドアロン版 買取金額147,480円

上記がCADソフトの買取金額一例となる。買取金額をみても非常に高い金額となっている。もちろん、これはもともとCADソフト自体が高価なものであるということはある。だが、その換金率は非常に高い。それだけCADソフトは需要度が高いということなのだ。ただし、モデルなどが古くなっていくに連れて、買取金額はどんどん下がっていくので早めに売るほうがいいだろう。

おすすめの宅配買取サービス「RECOソフト」！LINE査定にも対応

RECOソフトはパソコンソフト専門の買取店。買取価格が5,000円以上の場合、宅配買取時の送料は無料となる。AutoCAD製品やvectorworks製品を特に高価買取している。

以下ではRECOソフトの2021年5月10日時点における買取価格一覧を掲載しておこう。記載以外にも多数買取商品は存在する。

AutoCAD製品の買取価格一覧

vectorworks製品の買取商品一覧

まとめ

ここまでCADソフトの買取事情についてリサーチして、注意点や買取金額などをまとめてきた。このCADソフトは非常に高い金額で買取を行えるモノではあるが、それはあくまでも実用性のあるソフトということになる。そのため、古いCADソフトとなると急激にその価値は下がるだろう。

現在、古いCADソフトを持っているのならば、なるべく早く売却してほうがいい。新しいCADソフトが発売されると、さらにその価値は下がるだろう。そして、CADソフトを買取に出す際には、ショップやサイトはしっかりとリサーチしておかないと、損をしてしまう可能性は高くなるだろう。ここで紹介したポイントはしっかりと押さえて、上手く買取ができるようにしよう。

とにかく現在、誰でもネット上のサービスを利用すれば簡単に売れるような時代となって分、しっかりと下調べをし、損をしない知識や情報をみつけておく必要があるだろう。ぜひ、ここでの注意点や情報は参考にしてほしい。