古いピアノは粗大ゴミとして扱われている。しかし、修理すれば使えるピアノは専門の買い取り業者に売ることが可能だ。今回はそんなピアノの買取について紹介したい。ぜひ、ピアノを捨てるかどうか迷っている人、使わなくなったピアノが置きっ放しになっている人は読んでみてほしい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
捨てる前に売却の検討を
売るにあたって、ピアノをもう息子・娘がやめてしまった、引越しや長年使っていないという理由からピアノを処分したいと考えるところであるが、どこへ頼めばいいのか迷うところである。処分にあたり、専門の買取業者へ依頼をかければ思わぬ額で売れることもあるので、ただで処分をしようとすることは間違いである。
中には数万円もの引き取り料金を払ってまでピアノを処分しようと考える方もいるようだが、どんなに古いピアノであれ、壊れたピアノであれ、買い取りを行ってくれる業者は存在することを覚えておいていただきたい。例えば、テレビCMでも話題のタケモトピアノでも以下のようによくある質問コーナーで回答している。
古くても、お買取りできるピアノはたくさんあります。圧倒的な修理技術と海外50カ国の販売先を誇るタケモトピアノに、まずはご相談ください。
引用:タケモトピアノ
古いピアノだからだとか、傷があり壊れているからといって諦める必要は全くない。
状態が悪いピアノも売れる?修理は必要?
故障や損傷・ダメージのあるピアノも売れる場合がある
- 調律がおかしくなり正しい音が出ない
- 搬入や移動などで傷やへこみが付いている
- カビや虫食いにあってボロボロ
- 20年以上前から使用しており、長期間放置している
上記の状態のものでも、専門の買い取り業者であれば買い取りを行ってくれる。状態が悪い場合は最悪、処分費用0円で引き渡しということにもなるが、ピアノを処分する際は処分費用や搬出費用、手数料がかかるため、結果としてお得である。
少しでも買い取り査定を上げようと自分で修理することも考えられるが、あまりお勧めはできない。ピアノは精密なので、弦やネジをむやみに触るとケガをする危険もあり、すでに壊れているものはそのまま専門業者に任せてしまったほうが良い。
場合によっては高額査定も
古いピアノは状態によっては高額査定に繋がることもある。そのためにメーカーや年式、製造番号をチェックしておこう。詳しくはピアノの種類、ピアノのメーカー、ピアノのモデル、ピアノの製造年などだ。
ピアの査定依頼時のチェックポイント
- ピアノの種類
- ピアノのメーカー(特にヤマハ、カワイは査定額が安定している)
- ピアノのモデル・型番
- ピアノの製造年
- ピアノの購入時期、使用期間、使用頻度
調律カードや保証書があるとプラス評価
購入して数十年経ったピアノでも状態によっては先ほども述べたように高額査定に繋がる。こまめに調律を行っている場合は調律した日時が記載されている調律カードを持っておくと査定金額にプラスされる可能性がある。また、購入した際の書類や保証書があると尚良い。
慌てて修理などは不要
先にも述べたが、古いからといって無理に修理に出したり調律を依頼する必要はない。古いゆえの故障や傷があったとしても、買い取りに繋がる可能性は高いので、まず買い取り業者に相談をしてみるのが一番である。
業者の選択方法
インターネットでピアノ買取業者を検索するとたくさんの業者がヒットする。その中から良い業者を選ぶことで、古いピアノや壊れたピアノを処分することなく有益に買い取りをしてもらうことが可能だ。
有名な業者を中心に中小業者まで検討しよう
中には悪徳業者も存在しているようなので注意が必要だが、そこはタケモトピアノのような有名買取業者を選択することで危険を回避することができる。だが、大手有名買取店だけを選択肢に入れることは間違いである。中小の業者でも優良な業者であれば高くピアノを売却することが可能だ。ピアノは思い入れも入りやすい品のため、相性の良い買取業者を吟味するようにしよう。
査定時に減額されないケースも
誠実に仕事をしている業者のインターネットサイトでは「ピアノの状態についてお客様が虚偽の報告をしない限り、買取時に料金が変わることはない」などの告知をはっきりと明示している。そういう業者に依頼をすると良いだろう。
おすすめのピアノ買取買取業者のご紹介
ここでいくつかピアノの買取を行なっている買取業者をご紹介しよう。実際に買取業者を選ぶ際にはいくつかの買取業者で査定をしてもらってからサービスや買取価格を比較してから取引を行う業者を選んでみて欲しい。
タケモトピアノ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
タケモトピアノは「ピアノ売ってちょーだい」、「電話してちょーだい」などのテレビCMで話題の大手ピアノ買取業者だ。自宅まで出張査定するサービスを提供しており、引き取り・出張回収は無料となっている。
CMソングを日本コロムビアからCDにして販売するほどテレビCMに力を入れており、とにかくピアノ買取・販売での認知度は絶大である。当ピアノ買取クチコミサイト「ヒカカク!」におけるクチコミ・評判も悪く無く、満足度は高い。
タケモトピアノのクチコミ・評判
引用: タケモトピアノのクチコミ・評判・体験談5親戚の家に傷がついたヤマハのグランドピアノがあり、処分に困っていました。ピアノの買取といったらタケモトピアノのCMが有名なので、すぐにサイトを見てみました。ネットで無料査定してくれるというので、どんなものかと必要事項を入力して査定してもらったら、50万円の査定額になり、親戚もビックリしていました。 さっそく買取をお願いしたら、ピアノを運び出す専門のスタッフさんが来てくれて、安全に運び出してくれました。その場で現金で払ってくれるのも、安心です。
タケモトピアノのクチコミ・評判
引用: タケモトピアノのクチコミ・評判・体験談5まず電話の応対が非常に感じが良く、誠実だと思いました。 古いグランドピアノでしたが、見積もりを依頼したどの会社より評価が高く、こちらの都合に応じて迅速に引き取ってくれて、きちんと約束した金額を支払ってくれました。 この口コミを見て心配していましたが、この会社に決めて本当に良かったです。
タケモトピアノのクチコミ・評判
引用: タケモトピアノのクチコミ・評判・体験談5メーカー系列の下取り業者と同じ状態の説明で見積もり依頼したら、即決で倍以上の買取価格を提示してくれました。 委託されている専門の運送会社の社員も、かなりしっかりしてい信頼出来ると思いました。CM宣伝が誇大広告でない数少ない良い事例かと・
ピアノは買取した後、海外50か国へと輸出されており、「世界中の子どもたちに笑顔と音楽、平和」をモットーに再利用してくれる人の元へ確実に届けてくれる安心感がある。
富士楽器
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
この富士楽器は楽器の買取・販売を専門的に行なっている買取業者だ。歌手の岩崎宏美さんを起用したテレビCMなども流しているため、信頼を置ける買取業者と言ってもいいのではないだろうか。
富士楽器では、中古ピアノの買取だけでなく、販売も同時に行なっている。何か不要なものを買取してもらう際、買取してもらう買取業者が販売までもを自社で行なっているか否かはとても重要なポイントとなってくる。販売ルートを確立している買取業者では、在庫の回転が比較的早い。そのため、買取価格も他社と比べて高額になるケースが多いのだ。
池袋や湘南台の二箇所でショールームの運営も行なっているため、自分の買取してもらったピアノが店舗での販売よりもより良い状態で販売してもらうことができるのだ。
さらにここの買取業者では、国内での販売ルートの確保に止まらず、海外への輸出も行なっているのだ。そのため、国内ではあまり人気がないと言ったものでも在庫が回りやすいのだ。より高額な買取を期待することができるだろう。音楽活動が盛んなヨーロッパをはじめ、アジア・アメリカなどに輸出を行なっている。
査定は無料で行なっており、電話またはオンラインからの査定が可能となっている。オンラインで査定を行う際には簡単なフォームの記入が必要事項となる。フォーム記入が苦手な方や時間のない方は電話での査定がいいのではないだろうか。
代金の引渡しはピアノの引き取り時となる。富士楽器では宅配買取や店舗買取はなく、全て業者側が家までピアノを取りに来てくれるスタイルとなっている。大きいものであるため、これは嬉しいポイントだ。
イシバシ楽器
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
イシバシ楽器とは、楽器の買取を専門的に行っている買取業者だ。全国対応している買取業者ではあるが、主に関東を中心として運営を行っている買取業者となっている。現在、東京、神奈川、埼玉、千葉での出張買取を強化中なため、ぜひチェックしてみてほしい。
楽器の専門の査定士が丁寧に査定をしてくれるため、高額な査定金額を提示してもらうことが期待できるだろう。やはり、楽器のような専門性の高いものは専門の知識のある人に査定してもらった方が損なく買取に挑むことができるだろ。
査定はイシバシ楽器のホームページから「事前査定」の欄からフォームを記入する形式で査定を行うことができる。
買取方法は最もメジャーで利用しやすい店舗買取・出張買取・<宅配買取/strong>の三種類がある。
イシバシ楽器の店舗は全国各地にあるため、自分の住んでいる地域のイシバシ楽器を探して、店舗に買取してもらいたい楽譜を持ち込んでみて欲しい。その場で査定から支払いまで行ってくれるため、店舗に足を運べる人にとっては一番スムーズに問引きを行うことのできる買取方法と言えるだろう。
宅配買取は梱包キットの用意に限らず、送料、査定料、キャンセル料全ての費用をイシバシ楽器が負担をしてくれるため、自分で負担しなくてはならないものがなに一つない。時間もない、お金もかけたくない、という人にはぴったりの買取方法だ。
出張買取はもちろん無料で行ってくれる。大きなピアノを運ぶ自信がない人や、発送する自信がない人にオススメの買取方法だ。
ピアノパワーセンター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ピアノパワーセンターはピアノを専門に取扱っている買取業者だ。店舗はさいたま市と所沢市に展開しているが、全国に流通ネットワークがあり、全国で出張買取をおこなっている。
創業から40年以上ピアノを取扱ってきたため、ピアノに関しての知識や経験などノウハウがしっかりしているだけでなく、国内に自社工場を持ち修繕や保管がしっかりとおこなえる環境があり、壊れているピアノでも買取可能になる可能性が高いのだ。
買取方法は出張買取のみの対応となるが、査定は無料でおこなうことができ、電話や公式サイトにある査定フォームでメーカーや機種名などを伝えるだけでできる。引取から修理、販売にいたるまで自社で一貫しておこなっているため中間マージンがかからない。また、その分を買取価格に還元しているため高額買取が期待できるといえるだろう。
引取りにかかる費用は基本無料で、買取代金の支払いはピアノの引取り時に現金で支払われる。
ピアノを熟知したプロが対応してくれるため、他社で価格が付かなかったピアノや大切にしてきた古いピアノ、壊れてしまったピアノも安心して買い取ってもらる買取業者だ。
ピアノを売るならヒカカク!で賢く一括査定申込み
オークションサイトのヤフオクやフリマアプリのメルカリ、ラクマ、PayPayフリマなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。 「ヒカカク!」は楽に高く売りたい時、様々な買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
それに実際問題として、そういった優良業者を探すのは困難ではある。そこでおすすめしたいのが、一括査定サイトである。一括査定サイトを利用するメリットは、サイトに登録している業者は一定の基準をクリアした優良業者であることや、1回の入力で複数の業者に査定してもらうことが可能となるところである。また、複数の業者が査定をおこなうため、業者間で価格競争が自然に発生して、高額査定に繋がる点も大きなメリットだ。
「ヒカカク!」でも買取業者一括査定サービスを提供している。こちらから無料で査定依頼が可能だ。ピアノの買取を考えている人は、ぜひ利用してみてほしい。
やむを得ずピアノを処分しなければならない場合
古いピアノ、壊れたピアノの買取が不可能だったので自分で処分しなければならなくなった・・・そんなときどうすればいいのか分からなくて困ってしまう人も多い。粗大ごみに出したくても受け付けてもらえないというケースもよく発生している。ピアノを買取してもらうのが一番だが、仕方なく処分する場合のポイントについても説明していこう。
粗大ごみとして処分する場合
粗大ごみとして処分する場合は住んでいる自治体に回収してもらうことになる。この形であれば無料処分することができる。
ただ、自治体によってはピアノを粗大ごみとして受け付けていないところある。電子ピアノのように小さめのものは回収しても、グランドピアノやアップライトピアノのような大型のものは回収していない自治体が多い。
まずはその自治体で配られている、ごみ分別のチラシやパンフレットを確認しておこう。それを見ても分からない場合は役所に問い合わせてみよう。もし自治体のほうでも回収できないということになっても、役所のほうで不用品回収業者を紹介してくれることが多い。
不用品業者に依頼する場合
粗大ごみとして処分するのではなく、自分で不用品業者に依頼して処分を行うこともできる。ただし、粗大ごみとしての処分とは違い回収費用がかさむので注意が必要だ。
各不用品業者によって「ピアノ一台の回収で~万円」や「軽トラック積み放題プラン~万円」と様々な料金プランが設定されているので、価格を比較しながらできるだけ安い業者を選ぶようにしよう。
数人で運べる程度のピアノではなく、クレーンなどの重機が必要なほどの重いピアノの場合は追加料金が発生してしまうこともある。まずは所有しているピアノの大きさや細かな情報を業者に伝え、どれくらいの費用がかかるかの目安を確認しておこう。
不用品業者に依頼する場合の基本的な流れは「電話やメールで依頼」→「ピアノの情報を伝える」→「回収費用の見積もり」→「回収日の日程調整」ということになる。回収費用の相場だがグランドピアノなら50000円前後、アップライトピアノなら30000円前後、電子ピアノなら10000円前後を想定しておこう。
電子ピアノは自治体で回収できることがほとんどなので、わざわざ不用品業者に依頼する必要はない。しかし、所有しているピアノをまとめて処分したい場合は、業者に依頼したほうが手間を省くことができる。
不用品回収業者の選び方
不用品業者といってもすべてが善良な業者とは限らない。なかには悪徳な業者もあるので依頼をする際は慎重にならなければならない。いちばん最初に確認したいのが、その業者がしっかりと行政認可を得ているかどうかという点だ。
「一般廃棄物収集運搬許可」「産業廃棄物収集運搬業許可」「古物商許可」などの認可を得ている業者を選ぶことが大前提となる。行政は各業者に「認可番号」を与えているので、それぞれの不用品業者のホームページを確認して認可番号が掲載されているかをチェックしておこう。
回収にかかる費用は業者ごとに大きく違うので、できるだけサイトの情報を比較しながら最終的に依頼したい業者を選ぶのが賢明だ。できるだけ有名な不用品業者のほうが安心できるが、各地方・エリアによって展開している業者もかなり異なるので、住んでいる地域・エリアにおける不用品業者の口コミ、レビューを参考にして選んでみよう。
サービス精神が旺盛な業者の場合、回収料金を交渉によって値引きしてくれる場合もある。また、運搬中に家の中の家具などが破損するというケースも稀にあるので、損害賠償が可能な業者のほうが安心できる。
まとめ
古いピアノ、壊れたピアノの買い取り業者を探されている方は、是非信頼のおける業者探しが可能な一括査定サイトを利用することをお勧めする。信頼のおける業者から高額査定をもらえる可能性が高まり、さらに業者探しの時間を短縮できるからだ。こういったサイトを利用すれば古いピアノであっても、壊れたピアノであっても売却をすることが可能である。
業者によっては古いピアノ、壊れたピアノでも意外な買取価格で買取してらえる場合もある。損傷が激しいと難しいケースもあるが、まずは処分ではなく「買取」という選択肢も考えてみよう。


