世界一のスコッチウイスキーといえばジョニーウォーカーだ。日本でもジョニ赤、ジョニ黒と呼んで愉しんでいる人も多いことだろう。格別味わい深く高級なスコッチウイスキー、ジョニーウォーカーの買取相場、査定情報をまとめてみた。飲まずに置いていた、もらい物でずっと保管していたというジョニーウォーカーがあれば、ぜひ一度査定してもらってはいかがだろうか。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ジョニーウォーカーとは
スコットランドウイスキーのなかで最も有名で、ウイスキーを愛する人から親しまれているのがジョニーウォーカーだ。普段、お酒を飲まない人でもその名前くらいは知っているのでないだろうか。ジョニーウォーカーは、1800年代初頭にスコットランドのキルマーノックに生まれ、ジョニ赤、ジョニ黒と並んで数々の銘柄がある。
ジョニーウォーカーはとても人気の高いスコッチウイスキーで、世界200カ国以上で親しまれ、年間1億本以上売れているという名実ともに世界一のスコッチウイスキーだといえるだろう。
ジョニーウォーカーの歴史
1820年、ジョニーウォーカーの生みの親、創業者のジョン・ウォーカーがスコットランドのキルマーノックに食料品店を開いてオリジナルウイスキーの販売をはじめた。当初、そのウイスキーはジョニーウォーカーという名前ではなく、オールハイランドウイスキーと呼ばれていた。その後、彼の息子もウイスキー作りに加わるようになり、父の名前をとってジョニーウォーカーとしたのがこのブランドの始まりだ。
ジョニーウォーカーブランドの確立
ジョニーウォーカーをこれほどまで愛されるウイスキーにしたのは、創業者ジョン・ウォーカーの息子、アレクサンダー・ウォーカーと孫のアレクサンダー・ウォーカー2世によるものだ。これは創業者のウイスキーに対する思いや意思、製造技術がしっかりと息子に伝わっていたからだろう。ジョニーウォーカーの特徴であるスクエアボトルと、24度に傾いたラベルといったデザインは、20世紀はじめにはすでに確立していた。
のちに、創業者のジョン・ウォーカーがモデルとなったジョニーウォーカーのシンボルキャラクター、ストライディングマンが描かれるようになった。現在はイギリスの最大級総合酒類メーカーであるディアジオがジョニーウォーカーの権利を所有しており、日本ではキリンホールディングスが正規輸入元となっている。
ジョニーウォーカーの味わい
ジョニーウォーカーはラベルごとに年代や味わいが違ってくるが、特徴的なものは同じで濃厚なレーズンの香りが漂うフルーティな味わいだ。また、ほのかなメープルシロップの甘い香りも相まって爽やかでスモーキーな味わいが特徴だ。スコッチウイスキー好きなら、何度でも口へ運びたくなる風味だろう。
ジョニーウォーカーの種類
ジョニーウォーカーにはラベルで8つに分けられている。その特徴やランクをひとつずつ解説していこう。
ジョニーウォーカー 赤ラベル
最も安価でポピュラーなのが赤ラベルだ。通称ジョニ赤と呼ばれていて、一般的なスーパーマーケットや酒店でも手軽に購入できる定番品だ。味わいはスモーキーでありながら、はちみつのようなほのかな甘さが特徴だ。スコットランド産の40種類の原酒をブレンドして作られており、ややアルコール感が強めだがとてもバランスの良い一本となっている。
ジョニーウォーカー 黒ラベル
12年以上の熟成年数のあるウイスキー原酒をブレンドした、通称ジョニ黒と呼ばれるジョニーウォーカーだ。ジョニーウォーカーのなかでは最初に発売されたラベルがこの黒ラベルなので、シリーズを代表するフラグシップモデルだ。ジョニ赤に比べるとアルコール度は薄れ、芳醇な香りと熟成感が口いっぱいに広がるのが特徴だ。
飲み口がいいので、スコッチウイスキー初心者は、ジョニ赤よりこちらのジョニ黒のほうが飲みやすいのかもしれない。ジョニ赤と同じく、一般的なスーパーマーケットでも販売されているため、身近ではあるが高級感のある一本となっている。
ジョニーウォーカー ダブルブラック
ジョニ黒黒とも呼ばれるジョニーウォーカーのダブルブラック。ジョニ黒よりも一段階濃く、力強くパンチのある味わいだ。ジョニ黒が12年以上の熟成されたウイスキーが原酒だとボトルにも書かれているが、このダブルブラックはノンエイジだ。
つまり、12年未満の原酒もブレンドされている可能性があるということだ。しかし、味わいはブラックをしのぐスモーキーさがあり、かなり濃厚だ。好みが分かれるところだが、ジョニ黒が万人受けする味わいであれば、ジョニ黒黒はマニア受けするという感じだ。ジョニーウォーカーの特徴であるスモーキーさを存分に味わいたいなら、ダブルブラックをおすすめする。
ジョニーウォーカー グリーンラベル
15年熟成されたモルト原酒をブレンドしたものだ。ジョニーウォーカーシリーズでは上位モデルにあるグリーンラベルは、その色にふさわしく爽やかな草原の香りがする。ほのかな甘みと爽やかな風味。
他のシリーズと飲み比べてみると、確かにグリーンを連想させる味わいだ。2012年に一度発売中止となったが、2016年には再販された。ジョニーウォーカーファンは歓喜の声をあげただろう。
ジョニーウォーカー ゴールドラベル
ゴールドラベルは、モルト原酒を15種類ブレンドして作られている。ゴールドのラベルにふさわしく、上品で高級感たっぷりの味わいが特徴だ。ラベルもパッケージもすべてゴールドだが、中身さえゴールドに見えてくる。やや甘い感じのする味わいだが、ジョニーウォーカーらしいスモーク感がいい後味を醸す一本となっている。
ジョニーウォーカー プラチナラベル
プラチナラベルは18年以上熟成されたモルト原酒をブレンドして作られているハイレンジウイスキーだ。長期熟成されているため、味わいは驚くほどまろやかでアルコールの刺激感はまったく感じられない。
プラチナラベルらしいエレガントな香りと、上品でまろやかな風味を感じられる完成度の高い一本となっている。ただ、2018年に惜しまれながら販売終了となり、代わりにジョニーウォーカー18年へ移行となった。
ジョニーウォーカー ブルーラベル
ブルーラベルは美しいブルーのボトルに詰められた、ジョニーウォーカー史上、最上級のウイスキーといえるだろう。通称ジョニ青と呼ばれている。年間販売本数はわずか4,000本しかない。
ブルーラベルには、一本一本にシリアルナンバーが与えられ、そのうえ証明書が付属している高級ウイスキーだ。原酒は50年以上の長期間熟成したモルト原酒をブレンドしており、ジョニーウォーカーらしいスモーキーな香りと、厚みのある風味、りんごのような甘さが鼻から抜けていく、気品ある味わいとなっている。
ジョニーウォーカー スイング
ジョニーウォーカーといえば、スクエアボトルだが、このスイングはぽってりとした丸みのあるデザインで、ナポレオンのような形をしたボトルが特徴的だ。17年以上熟成された原酒を使用しており、やや辛口ながら、サラリと喉を通るまろやかな味わいとなっている。ジョニ赤、ジョニ黒に次いで古いラベルとなっている。
ジョニーウォーカー モートラック
モートラックは、1982年に高島屋で開催されたイベントの記念として限定3,000本が生産され、陶器ボトルに瓶詰めされている。たった3,000本しかないことと、ジョニーウォーカーにしては珍しく陶器ボトルのため、当然ながら入手困難となっている貴重なものだ。
ジョニーウォーカー デコ
デコは、細身の華奢なアールデコ様式のボトルに入っているが、紛れもなくジョニーウォーカーだ。1990年代に免税店にだけ置かれており、日本未発売のため現在は入手困難な品物だ。
ジョニーウォーカーの買取相場
ではここからは、ジョニーウォーカーの買取相場についてみていこう。現在も酒店で販売されているものは値段がつかないが、終売になっているものや、年代によってはジョニ赤やジョニ黒でも高価買取が期待できる。また、ジョニーウォーカーのボトルには、いわゆるオールドボトルというものがある。
ラベルやキャップが現行のものとは違いがあり、コレクターがいるため高額で買取されている。なお、ここに掲載の買取価格は参考価格であり、付属品の有無や状態、年代によって価格は上下するため注意してほしい。
- ・ジョニーウォーカー デコ:8,000円
- ・ジョニーウォーカー モートラック:25,000円
- ・ジョニーウォーカー ブルーラベル:4,000円
- ・ジョニーウォーカー プラチナラベル:3,000円
- ・ジョニーウォーカー ゴールドラベル:2,500円
- ・ジョニーウォーカー グリーンラベル:3,000円
現在も、スーパーマーケットや酒店で販売されているジョニ赤やジョニ黒などは、安価だが、年代が古く、状態の良いものは高値で買取されている。また、限定品や記念ボトルはなおさら高値がつくだろう。ただ、先程も述べたが、ウイスキーは保存状態によってかなり買取価格に差が出る。
状態が良ければ、ここに記載した金額以上の高値がつくこともあれば、そうでない場合もある。必ずこの金額前後の値がつくとは限らないことを踏まえて、飲まないジョニーウォーカーが家にあるなら、ぜひ一度査定してもらおう。
ジョニーウォーカーを高く売るには
コアなコレクターがいるほど、人気が高いジョニーウォーカー。どうせ売るならできるだけ高い価格で売りたいものだ。そこでジョニーウォーカーを高く売るコツをまとめてみた。
付属品をそろえる
ほとんどのジョニーウォーカーには、箱と説明書が付属しているはずだ。その付属品がないなら、価値は半減したのも同然だ。また、付属していても汚れていたり、破れていたりしても価値が下がってしまうのだ。
購入したときやもらったときに、売ることを考えている人は少ないのかもしれない。だが、今はリユース、リサイクルの時代だ。いつ何時、何を売ることになるのかわからないのなら、付属品はキレイに保存しておくクセを身につけよう。
新品のようにキレイにする
付属品がすべてそろっていてもいなくても、なるべく新品の状態にまでキレイにしておこう。いくら高級品であっても、汚れていては買取査定額に影響があり、大幅な減点対象となってしまう可能性がある。希少品といわれるものでも、新品のように磨いて査定に出せば、査定をする人の印象は良くなるだろう。
いい状態で保存しておく
ウイスキーは瓶詰めされてしまうと、それ以上熟成しないといわれているが、保存状態が悪ければ劣化はするものだ。なるべく温度と湿度が一定の場所で保管し、直射日光の当たるような場所で保存するのはやめておこう。
いい状態を保てないならなるべく早く売る
家にあるが、もうジョニーウォーカーを飲むことはない、すぐには飲まないため、いい状態で保存しておくような場所がないという場合は、劣化しないうちに売却するのもひとつの方法だ。長い間保存すると、存在自体を忘れてしまいホコリをかぶったり劣化したりするものだ。できるだけ早期に売却してしまうことをおすすめする。
ジョニーウォーカーを高く買い取ってくれる業者
ジョニーウォーカーを高く買い取ってくれる買取業者をいくつかご紹介しよう。これまでジョニーウォーカーの査定ポイントについて書いてきたが、今はネットでお酒の買取が盛んにおこなわれているため、実際に売却するとなるとどの業者に依頼すればいいのかわからないといったこともあるだろう。そこで、ジョニーウォーカーの買取実績のある業者、当サイトでの評価の高い業者に絞ってご紹介していく。ぜひ参考にしてほしい。
【ヒカカクおすすめ店】ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズは、2011年に営業を開始したまだ新しいお酒専門の買取業者だ。だが、ていねいな対応と適正な査定価格が誠実だと、当サイトでの評価が非常に高い。また、ネット買取に限定してコストを削減しているため、他店より高く買取してもらうことが可能なのだ。
ファイブニーズのクチコミ・評判
引用: ファイブニーズのクチコミ・評判・体験談4初めてのお酒買い取りだったのですが、店員さんの親切な対応と説明で買取りしてもらう事を決めました グランパトロンプレミアム750mlを¥13000で買取りして頂きました また機会があれば利用したいと思いました
ファイブニーズのクチコミ・評判
引用: ファイブニーズのクチコミ・評判・体験談5前回もワインを買い取りして頂いた時も他社より査定も対応も良かったです。今回はムートン2000年が¥180000、ラトゥール2000年が¥86000。やはり他社より査定が良く前回とは別の方でしたが電話での対応も良いし宅配キッドもすぐ届きました。前回は自宅にての引取だったので宅配でのやり取りの不安を話したら保証など丁寧に説明して頂き安心できると思ったので決めました。ワインを送った連絡をしたら返信も早いですし到着した連絡もすぐ頂けて翌日には入金するので確認して下さいと最後まで丁寧で早い対応で満足です。信頼できるし査定額も他社より低い時はあげてくれるのでおすすめです。
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジョイラボは世界各国のお酒を買取している、お酒買取専門店だ。お客様の負担をゼロにすることをモットーに、査定から買取に至るまでの費用はすべてジョイラボが負担している。近くに店舗がなくても、出張買取や宅配買取も利用できるため、日中家にいない忙しい人でも利用しやすい。
また、簡単に査定できるLINE査定や無料オンライン査定も人気がある。お酒のエキスパートがそろっているため、適正価格で買取が可能だ。
ジョイラボのクチコミ・評判
引用: ジョイラボのクチコミ・評判・体験談5何社かLINE査定してもらいましたが、一番丁寧に対応していただき、更に一番高額で買い取っていただけました。 比較的近くに店舗もありましたが、何本もあったので持込は危険と思い段ボールや梱包材も送っていただくにもお手配も素早くてとても安心してお取引できました。 着払いで先方に到着してから再査定(確認)→当方金額納得→振込みも当日中に完了しました。 また機会があったら次回もジョイラボさんでお願いしようと思います。
リカスタ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リカスタは、流通マージンを極限までカットし、独自の販売ルートをもつことで可能な限りの高い買取価格を実現している。また、お酒の知識が豊富なプロが査定するため、国内外の相場を性格に把握し、適正な査定金額を提示できるのだ。お酒1本から大量買取まで可能となっている。
お酒買取専門店 リカスタのクチコミ・評判
引用: お酒買取専門店 リカスタのクチコミ・評判・体験談5サントリーウィスキー響12年 メールでのやりとりでしたが、最後の査定額振込まで迅速な対応でありがたかったです。心より感謝しています。
まとめ
今回はジョニーウォーカーの買取相場、買取情報をまとめてお伝えしてきた。ジョニーウォーカーは身近なスコッチウイスキーではあるが、古い年代のものやボトルの形状、限定品などは希少性が高い。もし家に飲まないジョニーウォーカーがあるなら、一度査定に出してみてはいかがだろう。
また、当サイトの一括査定サービスを利用すれば、最短1分の入力で最大20社から見積りが届くため非常に便利だ。ぜひ活用して少しでも高く売却しよう。

