不要品の処分方法は、ここ数年で少しずつ変わってきている。
これまで不要品はゴミとして分別をして捨てる処分が一般的であったが、リサイクル、リユースするという考え方に世間がシフトし、またITの進化によってネットサービス、フリマアプリ、即時買取アプリ、ネット・宅配買取サービスを使って売れたりするような時代になり、変化がでてきた。そんな中、古いワインはいくらで売れるのかを調べてみた。家の近くにある大黒屋、ブックオフ、大吉、リカーオフだけでなく、世の中には多数の優良買取専門店が存在するのだ。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
捨てる時代から売る時代へ
今、不要品は捨てる時代ではなく、売る時代に変わっている。そして、今まで捨てることしか考えられなかったものも売れる時代へと移り変わっているのである。
そこで、本コラムでは売れるということが、まだあまり浸透していないお酒の買取について記述していこう。そのなかでも、古いワインに焦点を絞って解説する。
あなたの自宅に眠っている古いワインは高額なワインかもしれない。ぜひ、参考にするといいだろう。
今、お酒の買取業者は急激に増えている
この古いワインが売れるのかと、不安に思う人も多いと思う。だが、その心配や不安の必要はない。
実を言うとお酒の買取は今、非常に注目されている市場である。また、利益も出しやすい事業として、お酒の買取を行なう業者は増えているのである。
テクノロジーの進化における恩恵を受けた業界
冒頭で少し触れているが、ここ数年でリサイクル・リユース業界は大きく飛躍した。今、買取市場は右肩上がりに拡大しており、またその伸びシロは大きいと言われている。
なぜ、そこまで急激のこの買取市場が拡大したのかというと、大きな要因はPCやスマホ・タブレットなどの急速な進化が牽引している。
テクノロジー進化が大きなメリットとなった買取市場
買取市場だけでなく、あらゆる業界でテクノロジーの進化とともに新ビジネスが展開されており、そのなかでも買取市場は、そのテクノロジーの進化におけるメリットが非常に大きな業界であった。
生活のあり方、考え方まで変えたIT業界の成長
これまで、売り手側にかかる負担や不便さは、ネット社会になるまで解消されることはなかった。
だが、近年におけるIT業界の急激な成長は大きく、私たちの生活や仕事の仕方、また考え方まで大きく変えた。
将来期待のできる買取事業のため、業者が増加している
この考え方が、買取業界では業界規模の拡大のポイントとなると言われている。
今の時代、ネットショッピングへの抵抗感はある程度なくなってきているが、売るということへの抵抗感はあるというよりも、売るという考えにまだまだシフトチェンジできていないという現実がある。
だが、その考えも大きく変わる時代はそこまで来ていると言われている。
買取事業に参入する業者数も年々上がっており、お酒の買取は世界規模になる可能性を秘めた事業ということもあって、お酒の買取事業社数は増えてきているのである。
高く売れる古いワインとはどんなワインなのか?
ここまで、お酒の買取業者がなぜ増えたのかということを記述してきた。それだけお酒の買取は今頻繁に行われていて、新たなビジネスモデルとして市場も拡大してきているため、古いワインも売れる商品となる。
そこで、次はそんな古いワインのなかでも高く売れるワインがあるようなので、ここで紹介しておこう。
ヨーロッパはやはり、高級なワインが多い
古いワインで高く売れるワインは国や産地によって変わる。そこで、ここでは高いワインが多い国や産地を述べておこう。
フランス
ワインの産地で有名なのがフランス。
特にボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ地方は有名で高級なワインも多い。
イタリア
次にイタリアだ。
フランスに続いてワインの生産も多いため高級ワインも多く、トスカーナ州、ピエモンテ州産地のワインは高価買取もされることも多いようだ。
スペイン
また、ヨーロッパのなかでスペインもフランス、イタリアに続きワイン生産地として有名である。
リオハ・ペネデス・アンダルシア地方は有名で高級なワインも多いので、覚えておくといいだろう。
その他の国で高級なワインは…
また、他国のワインで高級になるワインもあるようだ。
そのなかでも意外と知られていないが、アメリカのカリフォルニア州でもワインの生産は多い。
実はアメリカはワイン生産国第3位となっており、その多くはカリフォルニア州で作られている。つまり、ここで記述した国や産地の古いワインは売れるワインも多いので、ワインを生産している国や産地を覚えておくといいだろう。
そこで、下記に高級なワインを記述しておこう。
【ブルゴーニュ】
●ロマネ・コンティ(ROMANEE-CONTI)、
●ラ・ターシュ(LA TACHE)、
●リシュブール(RICHEBOURG)、
●ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー(Vosne-Romanee CROS PARANTOUX)、
●ラ・ロマネ(LA ROMANEE)、
●ロマネ・サン・ヴィヴァン(ROMANEE-ST.-VIVANT)、
●グラン・エシェゾー(GRANDS ECHEZEAUX)、
●エシェゾー(ECHEZEAUX)、
●コルトン(CORTON)
●ドメーヌ・ルロワ・シャンベルタン(Domaine Leroy Chambertin)、
●ドメーヌ・ルロワ・ミュジニー(Domaine Leroy Musigny)、
●ドメーヌ・ルロワ・クロ・ド・ヴージョ(Domaine Leroy Clos de Vougeot)、
●ドメーヌ・ルロワ・コルトン・ルナルド(Domaine Leroy Corton-Renardes)、
●ドメーヌ・デュジャック クロ・ド・ラ・ロッシュ(DOMAINE DUJAC CLOS DE LA ROCHE)、
●ボンヌ・マール(BONNES-MARES)、
●ラトリシエール・シャンベルタン(Latricieres-Chambertin)
●モンラッシェ(MONTRACHET)、
●シャルルマーニュ(Corton Charlemagne)、
●ムルソー(MEURSAULT)
【ボルドー】
●シャトー・ラフィット・ロートシルド(CHATEAU LAFITE ROTHSCHILD)、
●シャトー・マルゴー(CHATEAU MARGAUX)、
●シャトー・ラトゥール(CHATEAU LATOUR)、
●シャトー・オー・ブリオン(CHATEAU HAUT-BRION)、
●シャトー・ムートン・ロートシルド(Chateau Mouton Rothschild)、
●シャトー・ペトリュス(CHATEAU PETRVS)、
●シャトー・ル・パン(Chateau Le Pin)、
●シャトー・ディケム(Chateau d’yquem)、
●シャトー・オーゾンヌ(CHATEAU AUSONE)、
●シャトー・シュヴァル・ブラン(CHATEAU CHEVAL BLANC)、
●シャトー・パヴィ(Chateau Pavie)、
●シャトー・ラ・ヴィオレット(CHATEAU La Violette)、
●シャトー・ラ・フルール・ペトリュス(CHATEAU LA FLEUR-PETRVS)、
●シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(CHATEAU LA MISSION HAUT-BRION)、
●シャトー・ド・ヴァランドロー(Chateau Valandraud)、
●シャトー・モンローズ(Chateau Montrose)
【イタリア】
●バローロ(BAROLO)、
●ミアーニ カルヴァリ(Miani CALVARI)、
●ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(Brunello di Montalcino)、
●ガヤ ソリ・サン・ロレンツォ(GAJA SORI SAN LORENZO)、
●サッシカイア(SASSICAIA)、
●ソライア(SOLAIA)、
●オルネライア(ORNELLAIA)、
●ジュゼッペ・クインタレッリ(GIUSEPPE QUINTARELLI)、
●ヴィニェート・ベラヴィスタ(VIGNETO BELLAVISTA)、
●ラッパリータ(L’APPARITA)、
●ティニャネロ(TIGNANELLO)、
●ダル・フォルノ ロマーノ(Dal forno Romano)
【アメリカ】
●オーパス・ワン(OPUS ONE)、
●スクリーミング・イーグル(SCREAMING EAGLE)、
●ハーラン・エステート(HARLAN ESTATE)、
●ラ・ジョワ(Verite La Joie)、
●ラ・ミューズ(Verite La Muse)、
●ル・デジール(Le Desir)
【その他】
●ウニコ・ベガ・シシリア(UNICO VEGA-SICILIA)、
●コンタドール(CONTADOR)
その他には高級ワインも生産されているドイツや、ポルトガルワイン、チリワインも有名である。
古いワインの買取金額一例
ここまで古いワインの買取事情について紹介してきたわけだが、古いワインは高価買取対象の商品でもあるので、知人に譲ったり無理に飲んだりせず、不要ならばお酒の買取業者で売るほうがいいということは理解できただろうか。
最後に、古いワインの買取金額をリサーチしたものをまとめおくので、参考にしてみて欲しい。
お酒買取業者
- ●シャトー・ペトリュス 1982年…270,000円~(年代状態に応じ)
- ●シャトー・ル・パン…70,000円~(年代状態に応じ)
- ●シャトー・マルゴー 1959年…29,000円(年代状態に応じ)
- ●ローラン・ペリエ…1,800円~(状態に応じ)
- ●ドン・ペリニヨン…5,000円~(コンディションに応じ)
- ●リシュブール・ドメーヌド・ラ・ロマネ 1990年…190,000円~(年代状態に応じ)
- ●DRCロマネ・コンティ…680,000円~(年代状態に応じ)
- ●クリュッグ 1981年…~66,500円
- ●ルイ ロデレール クリスタル ブリュット700 ml…14,000円
- ●DRC リシュブール 1999年…120,000円
上記が、お酒の買取業者が提示している買取金額の一例となる。
金額を見てもわかるように、年代ものワインともなると数十万円にまで買取金額が跳ね上がるようだ。
なかには安い金額となるものもあるが、基本的に年代もののお酒は業者買取を利用したほうがいいだろう。
ネットオークションやフリマアプリ
- ●ロマネ サンヴィヴァン 1998 750ml…71,300円
- ●クリュッグ クロダンボネ 1996年 750ml 木箱…59,000円
- ●シャトーラフィット ロートシルト 1999…40,000円
- ●シャトーシュヴァルブラン 2005年…12,500円
- ●シャトー・ディケム 60年代もの 4本セット…38,001円
- ●モンラッシェ グラン・クリュ ルイ・ラトゥール 2005年…19,800円
- ●1995年ブルーノ・パイヤールN.P.U. 箱付…18,500円
- ●ルシアン ジャイエ 93 エシェゾー…33,725円
- ●スクリーミングイーグル 2010年 750ml…151,000円
- ●C.Vogue C.M アムルース 2005年…63,212円
ネットオークションやフリマアプリでも古いワインは多く出品されているが、金額は上記の業者買取に比べると低い金額になるようだ。
というよりも、割りと値段が跳ね上がらない、購入しやすいワインを出品しているケースが多いようにも見受けられる。
つまり、高級なワインは業者買取で売って、あまりそこまでの金額が見込めなさそうなときは、ネットオークションやフリマアプリに出品して、できる限り高い金額で売っている印象だ。
まとめ
本コラムでは古いワインの買取事情を紹介したが、ここ数年ではあらゆる買取が可能になってきており、今まで売れるとは思ってもいなかったものが売れるようになってきている。
そのなかでも、売れる認識が低かったお酒はネットの普及率に伴って売買も活発化しているため、高価買取になるお酒も多いようだ。
ここで取り上げた古い高級ワインは間違いなく高価買取となるものなので、不要になったときは、迷わず売ることを考えておくといいだろう。
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