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ロードバイク フレームの種類・違いは?クロモリ、アルミ、カーボン、チタンの素材別に解説してみた

読了目安:8分
更新日:2025/04/03
公開日:2017/02/20
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ロードバイクのフレームの素材には、クロモリ、アルミ、カーボン、チタンの4種類がある。かつてはアルミやクロモリが主流であったが、近年ではその座をカーボンが奪った。また、造形の自由度が高いカーボンが使われるようになったことで、フレームの形状を比較的自由に設計することが出来るようになった。その結果、エアロフレーム、軽量フレーム、コンフォートフレームという3つの形状が広まることになった。

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フレーム素材

フレームの素材に求められるものは第一に強度、その上での軽量さである。「軽くて」「強い」材料が好まれるという点で、自動車や飛行機、スペースシャトルと自転車には親和性があり、東レ製T-1000やT-1100など実際に同じ材料が使われる。

かつてはこの2つの性能を両立させることは難しかった。少々重いものの強度が高いクロモリブデン製バイクが、1990年台までの主流だった。1990年台後半から2000年代にかけて大衆向けバイクはアルミニウム製にシフトし、一方プロ選手たちはメーカーから供給を受けて、開発と平行してカーボンフレームを使った。2010年前後ではアマチュア選手がカーボン製バイクを買うとなると、最低でも完成車で30万円程度の予算が必要であった。近年ではカーボン造形技術が進み、15万円程度からカーボン製完成車を購入できるようになっている。

クロモリ

前述の通り、現在では性能面での第一線を退いてしまっている。その一方で、クロモリ製フレームにこだわるコアな層も一定数存在し、ビアンキ(Bianchi)、コルナゴ(COLNAGO)、フジ(FUJI)などのメーカーが製造を続けている。

特徴としては、高い素材伸縮性による乗り心地のよさ、耐久性の高さ故に長く乗り込めること、細身の綺麗なシルエットを実現できること、安さなどがあげられる。タイムや勝負に拘る乗り方には向かないが、自転車に乗ること自体を楽しむようなライドには持ってこいの素材であろう。

アルミ

カーボンと並んで、現在多くのバイクがこの素材で作られている。主にエントリーモデルなどの廉価版が中心である。素材そのものは強度が低く、フレームの形状で強度を実現する必要がある。そのため、アルミ製バイクは形状を自在に設計することが難しい。軽量であるが、素材の伸縮度が低いため、振動吸収性が悪く、長時間のライドには適さない。

一方、伸縮度が低いということは、自分の加えた力が動力に変わりやすいということでもある(これを「剛性が高い」と表現する)。素材の価格が安いため、低価格でいい製品を作ることができる。実際、エントリーモデルのバイクであれば、完成車価格で7~8万円からロードバイクが手に入る。

カーボン

現在の主流素材である。軽量で強度が高く、かつ振動吸収性に優れ、造形の自由度も高いことが主流たるゆえんだろう。ほんの5~10年前までは完成車で最低30万円は必要だったが、現在では完成車で約15万円から購入が可能であり、他の素材に比べて価格が高いという最大のデメリットも解消の方向へ向かっている。

一方で、一部トップモデルの高騰も進んでおり、カナダのサーベロ(cervélo)の軽量モデル最高峰「Rca」はフレーム単体で150万円の定価が設定されている。製造工程の複雑さからこのモデルは頭一つ抜けた価格設定がされているが、他社のトップモデルでもフレーム単体の定価にして40万円~70万円となっている。

チタン

めったに見ない最高級素材。重量面ではカーボンに劣るため、プロチームに供給されることはない。一方で、耐久性に優れ、振動吸収性が高くて乗り心地がよい。また、素材の性質上大量生産ができないため、一台ごと手作りになる。そのため、フルオーダーでの設計も可能で、世界に一台の自分専用ロードバイクを作ることができる。

デメリットとしては、非常に高価になってしまうことが挙げられる。国内で唯一のチタンフレーム製造メーカーであるパナソニック(Panasonic)の「FRT09」はフレーム単体で37万円の設定となっている。これはかなり「良心的」な価格設定で、ライトスピード(LITESPEED)の「T1SL」はフレーム単体で56万円、デローザ(DeRosa)の「TITANIO Solo」はフレーム単体で96万円となっている。

フレーム形状

時速30kmを超えて巡航する時、全抵抗の約80%を、ライダーと自転車による空気抵抗が占める(その他の抵抗は地面との摩擦や、パーツ同士の摩擦によるロスである)。巡航速度が上がるほどこの割合は増えていくため、平均時速が時速45kmを超えることもある自転車レースにおいては「空気抵抗をどう減らすか」が至上命題となる。そのため、選手はスキンスーツのようなウェアをまとい、暑さを我慢して穴のない(=空気の入ってこない→空気抵抗の小さい)ヘルメットをつけるのである。

自転車の形状に関しても例外でなく、平地区間が多いレースでは、多少の乗り心地を犠牲にして「エアロフレーム」が好まれる。一方で、山岳区間が多いレースでは「軽量フレーム」がよく使われるのである。また、悪路を走るレースや、単に自転車を乗ることが目的である場合には、「軽量フレーム」や「コンフォートフレーム」が選択されることが多い。

エアロフレーム

平地での高速巡航を想定して設計されたモデル。乗った時には自然と深い前傾姿勢をとる設計になっていることが多い。進行方向から眺めた時、フレームの各チューブが薄くなっている(これを、「前方投影面積が小さい」と表現する)。一方で、強度を維持するために素材を多く使う必要があり、重量としては比較的重くなってしまう。また、素早い加速よりも高速巡航の容易さに重点をおき、意図的に重くしていることもある。同じ観点から、フレームの反応の速さは追求していないことが多い。他にも、空気抵抗を減らすためにあらゆる努力がされている。例えば、直接風の当たらないところにブレーキをつける、またはブレーキとフレームを一体化する、ワイヤールートをフレームの内部に設定する、前方投影面積の小さい専用ハンドルを使う、といった具合である。

スペシャライズド(Specialized)のS-Works Venge ViASやトレック(TREK)のマドン(Madone)、ジャイアント(GIANT)のプロペル(PROPEL)、BMCのTMR01に代表されるように、近年ではフレームメーカーが自社製のパーツを新規開発し、フレームに標準搭載することも多い。また、コンポーネントメーカーのパーツを使う際も、風の巻き込みの少ない専用パーツの使用を前提とすることがある。

軽量フレーム

山岳での巡航を想定して設計されたモデル。実現したい強度を達成するための最小量の素材を使うことが多いので、このモデルでは前方投影面積がやや大きく、空気抵抗も大きくなってしまうことが多い。反面、やや固いカーボンファイバーやアルミを採用することで、反応のよさを追求している。最近では、カーボン成形技術の向上により、軽量モデルのフレーム形状を薄くすることで、エアロフレームと軽量フレームのメリットを両立したバイクも出て来ている。

なお、UCI規定により、6.8kgを下回る自転車でレースに出場することはできない。あくまで自転車競技とは人間によるスポーツであるという主張に基づいている。最近ではこの規定重量を下回る完成車が登場しているが、実際に選手がレースで使用する際には、パワーメーターやサイクルコンピュータなど、速く走るための手助けとなる「おもり」を積んで走ることになる。

コンフォートフレーム

巡航中の快適さを追求したモデル。地面の振動がライダーに伝わりにくいのが特徴。凹凸のある舗装路や、未舗装道路を走ること、長時間走ることに適している。ヨーロッパではパヴェ(Pave)と呼ばれる石畳が敷き詰められた道路が各地に点在している。パヴェでの、激しい振動を伴う走行に耐え切れることが、フレームの信頼性の指標となることがある。実際、ベルギーのリドレー(Ridley)製のバイクは石畳で強度試験を行い、合格したバイクには’Tested on Pave’のシールがBB付近に貼られている。

フレーム買取におすすめの業者は?

フレームの素材や形状について紹介してきたが、買い替えや処分を考えているなら買取業者へ売却するのがおすすめだ。そこで、パーツだけでも買い取ってくれる専門知識が豊富な買取業者を紹介していこう。

Valley Works

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同社の買取方法には、店頭・宅配・出張の3種類が用意されている。店舗近くからの依頼なら店頭・出張買取も良いが、フレームだけなら全国どこからでも依頼ができる宅配買取がおすすめだ。事前査定の金額保証があるうえ、商品到着後の対応もスピーディーなので、安心して利用できるだろう。

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まとめ

今回はロードバイクのフレームについて紹介してきた。形状や素材の違いによって特徴が異なってくるので、どんな目的でロードバイクに乗るのかによって使用するフレームを選んでいくと良いだろう。また、買い替えなどの際には、不要となったフレームを買取業者へ売るのが賢明だ。高価買取してもらえれば、新しいパーツ購入のための資金とすることもできる。その際、パーツだけでも買取OKとしている自転車専門店に絞って探すと、効率良く買取業者がみつかるはずだ。

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