本稿では、クランクセットを構成するクランクアーム、チェーンリングについて、その特性や規格、選び方に触れる。また、各社の製品とそれらの取引価格を見てみることにする。
CONTENTS
- クランクアーム、チェーンリング、クランクセット
- 各メーカーのPCD/アーム数
- クランクアームの選び方と製品紹介
- チェーンリングと歯数の組み合わせ
- 非真円チェーンリングとそのメリット/デメリット(懸念点)
- 非真円チェーンリングの製品紹介
- クランクセットの選び方と製品紹介
- シマノ(Shimano)
-
カンパニョーロ(Campagnolo)
- スーパーレコード ウルトラトルクチタニウム11s (SUPER RECORD Ultra-Torque Titanium 11s)
- レコード ウルトラトルク11s (RECORD Ultra-Torque 11s)
- コーラス ウルトラトルク11s (CHORUS Ultra Torque 11s)
- ポテンザ パワートルク11s (POTENZA Power-Torque 11s)
- アテナ パワートルク カーボン (ATHENA Power-Torque Carbon 11s)
- アテナ パワートルク(ATHENA Power-Torque 11s)
- ベローチェ パワートルク (VELOCE Power-Torque 10s)
- コンプ ワン オーバートルク (CONP ONE Overtorque)
- スラム(SRAM)
- FSA(FULL SPEED AHEAD)
- クランクセットの買取価格情報
- おすすめの買取業者
- まとめ
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
クランクアーム、チェーンリング、クランクセット
クランクアームとは、ペダルとBBの中心を結ぶ棒状のパーツのことである。チェーンがひっかかっている輪をチェーンリングと呼ぶ。クランクアームとチェーンリングを合わせてクランクセットと呼ぶ。
クランクセットでの取引が多いが、一部のメーカーはチェーンリング単品での販売を行っている。手元のクランクアームとチェーンリングにが一緒に使用可能なものかどうかは、PCDと対応アーム数の一致/不一致を見る。
規格
クランクアーム・チェーンリングの共通規格について述べる。以下のPCDと対応チェーンリング数、双方の規格が一致しなくてはならない。例えば、クランクアーム側が「PCD130、4アーム対応」、チェーンリング側が「PCD110、4アーム対応」という組み合わせでは利用することができない。
PCD
Pitch Circle Diameterの略である。クランクアームとチェーンリングの共通規格。例えば、同じメーカーでPCD130同士のクランクアームとチェーンリングであれば基本的に一緒に使うことが出来る。
PCDに続く数字は、クランクアームとチェーンリングを固定するボルトが描く円の大きさを表している。チェーンリングのサイズに応じて円の大きさも変化するため、PCD110程度では小さめのチェーンリングが、PCD130程度では大きめのチェーンリングが取り付けられる。
対応アーム数
「対応アーム」の「アーム」とは、クランクアームの端点のうち、4つまたは5つに枝分かれしている方のことである。1点でクランクアームとチェーンリングを結合することは強度の観点から難しいため、複数の箇所を固定する。そのため、チェーンリングと結合される方のクランクアームは、複数に枝分かれする。
取り付けの際には、クランクアームのアームと、チェーンリングの受け構造の部分をボルトで固定する。よって、クランクアームとチェーンリングが想定しているアームの数が一致していないと、実際に使うことはできない。
従来は、クランクとチェーンリングを5つのボルトで両者を固定していた。つまり、すべてのクランクとチェーンリングが5アーム対応だった。2012年にシマノが4アームのクランクを発表し、これに続いてカンパニョーロも2014年に4アームのクランクを発表した。
これによって現在では4本のボルトでクランクとチェーンリングを固定する方式が主流になりつつある。5アーム用と4アーム用には互換性がなく、またカンパニョーロとシマノ間の互換性も存在しない。
各メーカーのPCD/アーム数
ここで主な各社のPCD/アーム数を具体的に列挙する。
シマノ(SHIMANO)
PCD130(5アーム)
シマノの5アームノーマルクランクに採用された。
PCD110(5アーム)
シマノの5アームコンパクトクランクに採用された。
PCD110(4アーム)
4アームのシマノ製クランクが採用している規格。2012年式デュラエースのクランク(FC-9000)に採用された。その後の下位グレードでも4アームが採用され、各グレードの最新版のクランクセットはすべて4アーム対応になっている。
カンパニョーロ(Campagnolo)
PCD135(5アーム)
5アームのノーマルクランクに採用された。
PCD110(5アーム)
5アームのコンパクトクランクに採用された。
PCD145/112(4アーム)
4アーム、2014年以降に発売された4アームのスーパーレコードで採用された。その後もシマノと同様に下位モデルでの採用が続いている。
クランクアームの選び方と製品紹介
クランクアームを選択する際には、クランク長に注目する。
クランク長とは、クランクアームの長さを表す。BBの中心にあたる部分から、ペダルを取り付けるネジの中心までの長さをmm単位で表している。シマノ(FC-9000)では165mmから180mmまで2.5mm刻みで製造されている。
クランク長は、身長と乗り方で決まる。日本人の体型であれば、身長の1/10程度のクランク長が一定の判断基準になるとされる。身長170cmであれば170mm、160cmであれば165mmのクランクが大まかな目安である。
加えて、そのライダーの乗り方を踏まえてクランク長が決定する。もし、ケイデンスが高い(ペダル回転数が高い)乗り方を好む選手であれば、上記の目安と同じか、やや短いクランク長が良い。逆に、平地を低いケイデンスで走ることが多いのであれば、目安よりやや長めのクランク長が望ましい。
クランクアーム単体の製品を多く用意しているのは主にローター(Rotor)である。以下で、用意されている商品を紹介する。
POWER
パワーメーター内蔵モデル。左右のクランクアーム内に別々のセンサーが内蔵されている。
POWER LT
パワーメーター内蔵モデル。左側クランクアームにのみセンサーが内蔵されている。
IN POWER
パワーメーター内蔵モデル。クランクアームではなく、それらを結ぶ軸の中にセンサーが内蔵されている。軸でパワーを測定する製品は世界ではじめての取り組みだった。
3D FLOW for TT
タイムトライアルやトライアスロンで使用されることを想定し、剛性を保ちながら空気抵抗を抑えることに注力したモデル。チェーンリングを取り付けた時に、クランクセット全体が1枚の円盤のような形になり、空気の巻き込みが発生しにくいようになっている。
3D+CRANK for ROAD
アルミニウムを削り出すことで作られた、一般的なクランクアーム。5アームにのみ対応している。
3D30 CRANK for ROAD
上記モデルのグレードダウンモデル。製造過程は大差ないが、素材となるアルミニウムが異なる。
3D24 CRANK for ROAD
シマノの規格に合わせて24mm軸を採用したモデル。
AGILIS CRANK for ROAD
上記のモデルの限定生産版。5つにわかれたスパイダー部分が赤く加工されている。
チェーンリングと歯数の組み合わせ
1つのクランクセットには2枚のチェーンリングが付いているのが一般的である。1枚はアウターチェーンリングと呼ばれ、歯数50程度、平地や下りで使用するチェーンリングである。もう1枚はインナーチェーンリングと呼ばれ、歯数は30-40程度、登坂時に使うことが多い。
この2枚のチェーンリングの歯数は、「50/34」のようにスラッシュで区切って表す。前の数字がアウターチェーンリングの歯数を、後ろの数字がインナーチェーンリングの歯数を表す。チェーンリングは歯数が大きくなるほど、大きな力で踏む必要があり、その分大きな力を自転車に伝えることが出来る。主な歯数の組み合わせは数通りに限られているので、紹介する。
50/34
この歯数の組み合わせを使用しているクランクセットは「コンパクトクランク」と呼ばれる。他の組み合わせとくらべて、アウター/インナーチェーンリングともに歯数が少ないことが理由である。歯数が小さく、大きな力を伝えにくい分、脚力が弱くてもペダルの回転数を上げることが出来る。そのため、初心者向けの自転車にはコンパクトクランクが採用されることが多い。
52/36
ノーマルクランク。一般的な競技志向のライダーに採用されることが多く、レース使用を想定した自転車の多くがこの組み合わせで組まれる。
53/39
ノーマルクランク。平均速度が35km/h以上の場合はこの歯数の組み合わせが適切と言われている。
非真円チェーンリングとそのメリット/デメリット(懸念点)
通常、チェーンリングは真円である。主要コンポーネントメーカーの提供するクランクセットに付いているチェーンリングは、全て真円である。
一方、世の中には非真円型のチェーンリングも存在する。なぜそのようなものが存在し得るのか、ペダリングのメカニズムを理解することを通して考えてみる。
人間が脚でペダルを踏み、ペダルに力が加わることで、自転車に推進力が生まれ、前に進む。ペダルを回す動作のことをペダリングという。力学的観点から考えた時、常に一定の力で、接線方向に一定の力を加え続けることが理想的なペダリングである。
しかし実際の人間は常に一定の力をペダルに入力し続けることはできないし、また接線方向に力を加え続けることもできない。人間のペダリングについて実験を行うと、最も力が出ているポイントは、ペダリングの円運動を時計に見立てた時の4時~6時くらいの位置で踏み込んでいる時であるという観測結果が得られる。
膝の角度が大きくなる(=伸びきる手前)時に力が出やすいことは、ウェイトリフティングを想像すればよく分かるだろう。
非真円チェーンリングとは、この特性を利用した製品である。力を出しやすいポイントで漕いでいる時は仮想的に歯数が多くなるように、逆に力が加わりにくい時には歯数が小さくなるように設計されている。変動のある人間の出力を、効率的に動力に変換することが得意であることが、非真円チェーンリングのメリットである。
一方、幾つかの懸念点も挙げられている。1つ目は有意な効果があるのか不明であることである。ある実験では有意に効果ありと結論され、また別の実験では効果なしとされてしまっている。2つ目は、スプリントには向かないことが理論的に指摘されており、実際に非真円チェーンリングを使用するスプリンターが少ないことである。
通常の走行時とスプリント時は力のかかるポイントが変わってしまうため、通常巡航を想定した非真円チェーンリングは不向きなのである。これを受けて、スプリント向きの非真円チェーンリングの製造に踏み切ったメーカーもある。
3点目は、変速性能が落ちてしまうことである。非真円チェーンリングは、回転の角度によってフロントディレイラーとチェーンの距離が変わる。そのため、真円チェーンリングのような変速性能が期待できない。
メリット
- ・理論上、効率的な力の伝達ができる
- ・長時間、一定のスピードで走ることに向いている
デメリット(懸念点)
- ・実験によって効果の優位性が変わる
- ・スプリントに不向き
- ・フロントの変速精度が落ちる
非真円チェーンリングの製品紹介
登場当初の非真円チェーンリングは、技術的な制約から楕円に限られていた。しかし近年ではO’SymetricやRIDEAに代表されるよう「真円でも楕円でもない」形のチェーンリングが登場している。主なメーカーとその製品、買取価格を以下で紹介する。
Rotor
楕円チェーンリングのコンセプトを反映した「Q-RINGS」と、スプリントに特化した「Q-XL」の2シリーズを用意している。またシマノ・カンパニョーロそれぞれの4アーム・5アームにも対応している。材質の違いや肉抜き加工の有無で数種類がラインナップされている。 また、「Q-RINGS」アウターリングの限定版として国旗をデザインに組み込んだモデルも販売している。スペイン・イタリア・フランス・イギリス・日本のデザインが用意されている。
買取価格情報
Q-ringの買取価格はアウターリングが7000円ほど、インナーリングが4000円ほどである。いずれも、マクサスの提示価格である。Q-XLのアウターリングに関しては、11000円ほどで買い取っている。
STRONGLIGHT
非真円チェーンリングの社内ブランド名は「O’SYMETRIC(オシメトリック)」。いずれもチームスカイに所属し、ツール・ド・フランスを2012,2013,2015年に制したブラッドリー・ウィギンスとクリス・フルームが好んで使っていることで有名である。
チームスカイと日本のコンポーネントメーカー、シマノが契約を結んでいる関係で、彼ら二人はシマノ製以外の製品をレースで使用する際にはその製品のロゴが目に触れないよう配慮しなくてはいけない。そのため、本来のデザインが真っ黒に塗りつぶされたチェーンリングが彼らのバイクに取り付けられている。
買取価格情報
ヤフオクでは、アウターリングとインナーリングのセットが18000円ほど、アウターリング単体で12000円程度で取引されている。
RIDEA
「Duo-Oval」と呼ばれる、2つの楕円を組み合わせた形状になっている。楕円率は最大(最小)時の歯数の差で表される。例えば、アウターの歯数が50、±2とあれば、最大で歯数52、最小で48ということになる。
歯数の差は±1~4が選択できる。目安としては「±1→入門用」「±2→ハイレベルアマチュア用」「±3→プロ練習用」「±4→プロレース用」とされている。
変速性能が高いことで評価が高い。規格に関しては、シマノとカンパニョーロ、スラムに対応している。
買取価格情報
ヤフオクでは、アウターリングとインナーリングのセットがおよそ25000円で、アウターリング単体で20000円程度で取引されている。
クランクセットの選び方と製品紹介
クランクとチェーンリングのセットのこと。簡便性や互換性などの観点から、一般にはセットでの販売や取引が多い。クランクセットを選択する際に注意すべき項目は以下の点である。
クランク長
身体にあったサイズを選択することが重要である。
チェーンリングの歯数
脚力と乗り方に見合った歯数を選択することが望ましい
では、実際に提供されている製品を、メーカーごとに見ていく。
シマノ(Shimano)
最高級グレードのデュラエースに関してはクランク長、チェーンリングの歯数ともに幅広いラインナップとなっている。これは、機材にこだわる競技志向の強い選手の要望に応えるためであろう。逆に、アルテグラや105グレードでは、必要最低限の品揃えといえるかもしれない。とはいっても、クランク長165mmからの設定は小柄な日本人にとって嬉しい設定である。
デュラエース(FC-9000)
- ・クランク長:165mm, 167.5mm, 170mm, 172.5mm, 175mm, 177.5mm, 180mm
- ・歯数:55/42, 54/42, 53/39, 52/38, 52/36, 50/34
- ・アーム数:4
アルテグラ(FC-6800)
- ・クランク長:165mm,170mm,172.5mm,175mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/
105(FC-5800)
- ・クランク長:165mm,170mm,172.5mm,175mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:4
ティアグラ(FC-4700)
- ・クランク長:165mm,170mm,172.5mm,175mm
- ・歯数:52/36, 50/34
- ・アーム数:4
カンパニョーロ(Campagnolo)
シマノを追随して4アーム化した。しかし、シマノ製品との互換性はない。ごく限られたサイズの製品しか製造していない。とはいってもボリュームゾーンを確実にターゲット内に収める設定である。
スーパーレコード ウルトラトルクチタニウム11s (SUPER RECORD Ultra-Torque Titanium 11s)
- ・クランク長:170mm, 172.5mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:4
レコード ウルトラトルク11s (RECORD Ultra-Torque 11s)
- ・クランク長:170mm, 172.5mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:4
コーラス ウルトラトルク11s (CHORUS Ultra Torque 11s)
- ・クランク長:170mm, 172.5mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:4
ポテンザ パワートルク11s (POTENZA Power-Torque 11s)
- ・クランク長:170mm, 172.5mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:4
アテナ パワートルク カーボン (ATHENA Power-Torque Carbon 11s)
- ・クランク長:165mm, 170mm, 172.5mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:4
アテナ パワートルク(ATHENA Power-Torque 11s)
- ・クランク長:170mm, 172.5mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:5
ベローチェ パワートルク (VELOCE Power-Torque 10s)
- ・クランク長: 170mm, 172.5mm
- ・歯数:53/39, 52/39, 50/34
- ・アーム数:5
コンプ ワン オーバートルク (CONP ONE Overtorque)
- ・クランク長:170mm, 172.5mm
- ・歯数:53/39, 52/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:5
スラム(SRAM)
シマノ製品と互換性のあるパーツを提供していたが、独自製品を作る方向へシフトした。現在はコンポーネントセットも販売する。かつての名残か、上位グレードではクランク長の選択肢が多数提供されている
レッド22(RED22)
- ・クランク長:165mm, 167.5mm 170mm, 172.5mm 175mm, 177.5mm
- ・歯数:53/39, 50/34, 46/36
- ・アーム数:5
フォース22 (FORCE22)
- ・クランク長:165mm, 170mm, 172.5mm 175mm, 177.5mm
- ・歯数:53/39, 50/34, 46/36
- ・アーム数:5
ライバル22 (Rival22)
- ・クランク長:165mm, 170mm, 172.5mm 175mm
- ・歯数:52/36, 50/34, 46/36
- ・アーム数:5
FSA(FULL SPEED AHEAD)
クランク、ハンドル、BBといったパーツを中心に製造するイタリアンブランド。本社HPには掲載があっても代理店のサイトには掲載がないスペックのものがあるので、日本に輸入されていないサイズの製品がある。山梨のインターマックスが日本代理店を務める。
K-Force Light
- ・クランク長:170mm, 172.5mm, 175mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34
- ・アーム数:4
SL-L Light
- ・クランク長:165mm, 170mm, 172.5mm, 175mm
- ・歯数:53/39, 52/36, 50/34, 46/36
- ・アーム数:4
クランクセットの買取価格情報
最後に、クランクセットの買取価格情報を列挙する。
- ・デュラエース17700円(マクサス)
- ・アルテグラ8860円(マクサス)
- ・105 6020円(マクサス)
- ・スーパーレコード41510円(マクサス)
- ・レコード30070円(マクサス)
- ・アテナ(カーボン)10220円(マクサス)
- ・アテナ6130円(マクサス)
- ・レッド20620円(マクサス)
- ・フォース15050円(マクサス)
- ・K-FORCE LIGHT 23000円程度(ヤフオク実績)
参考:種類が豊富!ボトムブラケット(BB)の規格の違いを徹底解説
おすすめの買取業者
ここまでクランクアーム・チェーンリングについて見てきたが、このような自転車のパーツを買い取っている業者を探すのは難しい。そこで、専門知識が豊富なおすすめの業者を紹介しよう。売却を検討しているなら、ぜひ参考にしてみてほしい。
Valley Works
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対策
ロードバイクやスポーツ用自転車を専門に扱っているValley Works。兵庫県神戸市に店舗があり、店頭・宅配・出張買取に対応している。自転車本体だけでなく、パーツ類の買取にも力を入れており、買取実績も豊富だ。
専門店ならではの豊富な経験を活かして適切な査定をおこなってくれるため、キズや汚れがあっても減額されにくく、他店よりも高額売却が狙えるだろう。なお、クランクセットのような小型のものを売るなら、宅配買取を利用するのがおすすめ。全国どこからでも依頼OKなうえ、商品到着後の査定スピードも抜群だ。
まとめ
今回はクランクアーム、チェーンリングの製品や買取情報について紹介してきた。自転車本体ならまだしも、このようなパーツだけを買い取っている業者は限られてくるので、売却しようと思っているなら自転車専門店や自転車買取に力を入れている業者を中心に探すと良いだろう。その際、買取額の高さだけでなく、買取実績や査定技術はどの程度か、という点も注意してチェックしておくと安心だ。