2010年に初代が発売されて10年が経過したiPad。 その間全17モデルも発売され、その種類も「無印」「Air」「mini」「Pro」と様々な種類が発売されていて見わけもつきにくい。
そこで今回は、そんな見分けのつきにくいiPadシリーズの見分け方についてご紹介しよう。
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iPadの見分け方 基本的にはモデル番号で見分ける
一番の基本は、やはりモデル番号で見分けるということになる。 また、容量や色の違いまで表現されている型番というものもあるが、これはアップルのサイトにも表示がないので、最近は活用されていないようだ。
iPadのモデル番号は基本的には本体の背面
iPadのモデル番号は本体の背面についている。 iPadを裏返した時に、背面に大きくiPadと書いてあってその下に小さな文字列が並んでいるのは確認できるとおもうが、その中にAから始まる4桁の数字が書いているはずだ。
それが、モデル番号になる。
iPadのモデル番号(無印)
ではここからは実際のiPadの型番を見ていこう、まずはiPad 無印。
- iPad第1世代
- Wi-Fiモデル「A1219」/Wi-Fi+3Gモデル「A1337」
- iPad2
- Wi-Fiモデル「A1359」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1396」「A1397」
- iPad第3世代
- Wi-Fiモデル「A1416」/Wi-Fi+3Gモデル「A1430」「A1403」
- iPad第4世代
- Wi-Fiモデル「A1458」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1459」「A1460」
- iPad第5世代
- Wi-Fiモデル「A1822」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1823」
- iPad第6世代
- Wi-Fiモデル「A1893」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1954」
iPadのモデル番号(iPad mini)
次にiPad mini。
- iPad mini第1世代
- Wi-Fiモデル「A1432」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1454」「A1455」
- iPad mini2
- Wi-Fiモデル「A1489」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1490」「A1491」
- iPad mini3
- Wi-Fiモデル「A1599」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1600」
- iPad mini4
- Wi-Fiモデル「A1538」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1550」
iPadのモデル番号(iPad Air)
次はiPad Air。
- iPad Air第1世代
- Wi-Fiモデル「A1474」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1475」「A1476」
- iPad Air2
- Wi-Fiモデル「A1566」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1567」
iPadのモデル番号(iPad Pro)
最後にiPad Proを見てみよう。
- iPad Pro12.9インチ第1世代
- Wi-Fiモデル「A1584」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1652」
- iPad Pro9.7インチ
- Wi-Fiモデル「A1673」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1674」「A1675」
- iPad Pro10.5インチ
- Wi-Fiモデル「A1701」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1709」
- iPad Pro12.9インチ第2世代
- Wi-Fiモデル「A1670」/Wi-Fi+Cellularモデル「A1671」
モデル番号で判別がつかない場合
基本的にはモデル番号さえ見れば、世代やモデルは判別できる。 しかし、中には背面の表示が削れていたり色あせていたりみえにくかったりということもあるので、それ以外の方法での見分け方を見ていこう。
年式から考えていく
まずは年式から考えてみよう。買った年を覚えているとなんとなくの見当はつくはずだ。
年式 | 世代 |
---|---|
2010年5月 | iPad第一世代(無印) |
2011年4月 | iPad2 |
2012年3月 | iPad3 |
2012年11月 | iPad4 |
2012年11月 | iPad mini |
2013年11月 | iPad Air |
2013年11月 | iPadmini2 |
2014年10月 | iPad Air2 |
2014年10月 | iPad mini3 |
2015年9月 | iPad mini4 |
2015年11月 | iPadPro12.9インチ第1世代 |
2016年3月 | iPadPro9.7インチ |
2017年3月 | iPad第5世代 |
2017年6月 | iPadPro10.5インチ |
2017年6月 | iPadPro12.9インチ |
2018年3月 | iPad第6世代 |

あとは特徴で見分けるしかない
この辺りまで来ても、さっぱりわからないとなるとあとは特徴で見分けていくしかない。
見た目こそ似たようなものだがそれぞれ個性的な機能もあるので、そこから判別していくことになっていくと考えていい。 では次では、それぞれの特徴をもとに、iPadのモデルを絞り込んでいこう。
iPadのモデルをざっくりと絞り込む
ではここからはざっくりと絞り込んで、検討を付けていこう。 ちなみにiPad miniに関しては、大きさで一目瞭然なので、ここでは省いている。 また、発売2年以内の物も、省かせてもらった。
絞り込み1 充電器のコネクタを見る
- 充電器のコネクタが大きい(30pin Dockコネクタ)→絞り込み2へ
- 充電器のコネクタが小さい(Lightningコネクタ)→絞り込み4へ
絞り込み2 ふちを見る
- 本体のふちが角ばっている→iPad第1世代
- 本体のふちが丸い→絞り込み3へ
絞り込み3 画面の文字の滑らかさ
- 文字がぼやけている→iPad2
- 文字がなめらか→iPad第3世代
(ここまでで、充電器が大きいものの絞り込みは終了。しかし最後は主観的なものなのでなかなか難しい)
絞り込み4 液晶とガラス面の間の幅を見る
- 液晶とガラス面の間の幅が太い→iPad第4世代
- 液晶とガラス面の間の幅が太い→絞り込み5へ
絞り込み5 音量ボタンの隣にスイッチがあるのかを見る
- 音量ボタンの隣にスイッチがある→iPad Air第1世代
- 音量ボタンの隣にスイッチがない→絞り込み6へ
絞り込み6 Smartコネクタの有無をみる
- Smartコネクタがある→iPad Pro12.9第1世代以降
- Smartコネクタがない→iPad Air2
iPadシリーズ全紹介1 無印の見分け方
絞り込みではなんとなくの絞り込みができたはずだし、旧式の物は特定もできただろう。 ここからはさらに特定を確実にするために、すべての機種の見分けに必要なポイントについて網羅していきこう。 まずは、iPad無印のシリーズだ。
iPad第1世代(無印)
2010年に発売された、記念すべきiPadの初代。 このiPad第1世代だけは形が他と違うので、まず迷うことはない。
iPad2(無印)
2011年に発売されたiPad2。 このiPad2とiPad第3世代の見分けが一番難しいのだが、絞り込みの所でも説明したようにディスプレイの性能の差が一番の違いになる。
また、iPad2の方が第3世代より若干軽くて薄いのも違いとなるだろう。 とはいえ、比較対象がないと難しい判断になるので、こればっかりはモデル番号がわからなくなっていたら見分けは難しいと言わざるを得ない。
iPad第3世代(無印)
2012年発売のiPad第3世代。 先ほども説明したようにiPad2とほとんど見た目は同じで、なんとiPad第4世代ともそっくりだ。
ただiPad第4世代とは、充電コネクタの形状がまったく違っている。iPad第3世代の充電器のコネクタは30pin Dockコネクタといわれる大きめのものになっている。 見分け方としては、今のiPhoneやiPadより大きなコネクタであったら第3世代と考えて大丈夫だ。
iPad第4世代(無印)
2012年第3世代のすぐ後に発売された第4世代。 第4世代は見分けがつきやすくふちと液晶の間の部分(ベゼル)が太くLightningコネクタであればほぼ間違いなく第4世代と考えて問題ない。
iPad第5世代(無印)
2017年に復活したiPad無印。 第5世代のiPadはiPad第6世代とiPad Airに見た目的にはそっくりでほとんど判別がつかない。 しかし、ホームボタンがTouch IDに対応していて、apple pencilに非対応であれば、間違いなく第五世代のiPadと断定しても間違いはない。
iPad第6世代(無印)
2018年発売の第6世代。 現時点で無印でapple pencilが使えるのはこのモデルだけ。そこが見分けるポイントとなる。
iPadシリーズ全紹介2 iPad Airの見分け方
ではつぎにiPad Airの見分け方についてきていこう。
iPad Air第1世代
2013年発売のiPad Air。 薄くて軽いをコンセプトに発売されたiPad Airだが、特徴としては音量ボタンの隣にスイッチがあるという点だ。見た目はiPad air2と間違いやすいのだが、この点を抑えておけば問題ない。
iPad Air2
2014年発売のiPad Air2。 特徴としてはiPad Airシリーズの中でTouch IDが搭載されているという点になる。 こののち、iPad Airシリーズは発売されなくなり、これが現状最終モデルとなった。
iPadシリーズ全紹介3 iPad Proの見分け方
iPadのハイエンド機種として登場した、iPad Pro。 ここからは、そんなiPad Proのモデルの見分け方の特徴を見ていこう。
iPad Pro12.9インチ第1世代
2015年発売のiPad Pro12.9インチ第1世代。 その一番の特徴はやはりiPadシリーズ初の12.9インチに大ディスプレイだ。
こののち、iPadPro12.9インチ第2世代が登場するが、12.9インチサイズはこの2つだけなので、ほとんど間違うことはないだろう。 見分け方としては、第1世代は背面カメラが出っぱっている。
iPad Pro9.7インチ
実質iPad Air2の後継機として2016年に登場したiPad Pro9.7インチ。 そのせいか、一見iPad Air2とそっくりの外見なのだが、Smartコネクタに対応している点においてその違いがはっきりとしている。 またapple pencilに対応している点も大きな違いだ。
iPad Pro10.5インチ
2017年登場のiPad Pro10.5インチ。 特徴は、言うまでもなく画面サイズが10.5インチであることだろう。 iPadシリーズの中にこれ以外で10.5インチのモデルは存在していないので、間違いなく見分けることが可能だ。
iPad Pro12.9インチ第2世代
2017年発売のiPad Pro12.9インチ第2世代。 先ほど同型第1世代の所でも説明したが、12.9インチの物はこの2つしかない、よって、背面カメラが出っ張っていない方で覚えておけば間違いない。
iPadシリーズ全紹介 iPad miniの見分け方
そもそもその小型な形状から他のシリーズとは間違いにくいmini。 シリーズ内での見分け方を抑えておこう。
iPad mini
2012年発売のiPad mini じつはiPad miniシリーズで見分けがつきにくいのがこの世代で、iPad mini2との違いはディスプレイの性能だけになる。 なので、モデル番号がない場合は、なかなか見分けがつきにくいのが現実だ。
iPad mini2
2013年発売のiPad mini2。 iPad miniとの見分けは付きにくいがiPad mini3との見分けの特徴は、Touch ID非対応という点だ。 触ってわかる特徴ですので、わかりやすいといえる。
iPad mini3
2014年発売のiPad mini3 iPad mini2との見分けはTouch IDなのだが、iPad mini4との見分け方は、サイドにミュートボタンがついているか否かという点になるだろう。 ついていたらiPad mini3で間違いない。
iPad mini4
2015年発売のiPad mini4。 iPad miniシリーズの事実上最後のモデルとなり、iPad mini3との違いは、サイドのミュートボタンが搭載されていないという点だ。
なので、Pad mini3との見分けだけではなくiPad miniシリーズでTouch ID対応のミュートボタンなしの物はこれだけなのだから、見分けは簡単であるといって間違いない。
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【まとめ】モデル番号がわかれば問題はないのだが
やはり、一番手っ取り早く確実なのはモデル番号の確認だ。 これができれば、特徴などを比べてみることなくしっかりと世代を確認することができ、何の問題もない。
しかし、そうでない場合も特徴を見ればある程度判別はできるだろう。
ただ、一番のネックになるのはディスプレイ性能しか違いがないモデルの見分け方になるのだが、これはもうお店に持ち込んで聞いてみるという以外にはないかもしれない。