みなさんはトレーディングカード(以下トレカ)で遊んだことはあるだろうか。子どもの頃に集めていたという人が多いかと思うが、今やトレカは子供だけのものではない。かつてトレカにハマっていた世代が大人になり、進化したトレカの魅力に夢中になり今なおブームを巻き起こしている。
フリマアプリでトレカの売買がされることが当たり前となっており、その市場は盛り上がりを見せている。ここでは、メルカリでトレカを発送する方法をわかりやすく解説していく。
トレカ専用フリマアプリ「magi(マギ)」の手数料はメルカリやラクマより安い?
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メルカリでトレカを発送する方法
フリマアプリと言えばメルカリだと思う人が多いだろう。そのメルカリでトレカの取引も盛んにおこなわれている。特にトレカは軽くて薄く、安価な送料でやり取りができるためフリマにうってつけの商品といえる。ここからはメルカリでよく使われているトレカの発送方法にどんなものがあるかご紹介する。
ミニレター
ミニレターは郵便局のみで購入ができる封筒と便箋が一体化したものである。62円の印字がされていて、25g以内ならその中にいれて送ることができる。カード枚数が少ないのであれば、こちらを利用して送ることができるだろう。
普通郵便
普通郵便はポストに投函して送れるもので、サイズや重さによって送料は変わってくる。定形郵便物の場合、長さ14〜23.5cm、幅9〜12cm、厚さ1cm以内、重さ50g以内に梱包したものを92円で送ることができる。
定形外郵便物の場合は、サイズは最小14cm×9cm、最大は高さ60cmで3辺の合計が90cmまでである。重さは4㎏が上限で、重さによる値段は下記の通りだ。
- ・~50g:120円
- ・~100g:140円
- ・~150g:205円
- ・~250g:250円
ゆうゆうメルカリ便
ゆうゆうメルカリ便はメルカリと郵便局が連携して始まったサービスである。発送先がどこであっても日本国内であれば、全国一律の料金で配送が可能だ。小さいサイズが特にお得と言われているため、トレカを送るのに多くの人が利用している。
小さいサイズと言われるのが、ゆうパケットというA4サイズで厚さ3㎝以内、重さ1㎏以内のものである。これは175円で全国のどこでも送ることができる。
さらにこのゆうゆうメルカリ便には魅力的なポイントがあり、
- ・郵便局やコンビニ、はこぽす(郵便局などに設置されたロッカー)で受け取りができる
- ・あて名書き不要
- ・アプリで配送状況の確認ができる
- ・出品者も購入者も匿名にできる
- ・配送時のトラブルによる商品紛失、破損のサポート付き
このようなメリットがあるため、メルカリでの配送時によく使われている。
レターパックライト
レターパックライトも郵便局のサービスである。A4サイズで厚さが3㎝以内、重さは4㎏以内のものを梱包することができるレターパックを使って送るという内容だ。レターパックライトは郵便局やコンビニで購入が可能で、全国一律料金で配送できる。
360円で購入できるレターパックライトは郵便受けに配達を指定するものであるため、もし対面で渡してほしい場合は510円のレターパックプラスの方を購入するようにしよう。
らくらくメルカリ便とは?
らくらくメルカリ便とはメルカリとヤマト運輸が提携しているサービスである。対応サイズの幅広さが特徴だ。A4サイズから長辺、短辺、高さが合わせて160㎝サイズのものまで対応しているため、大抵のものは送ることができる。これだけ幅広いサイズを全国一律料金で配送することができるので、配送先で悩むことなく商品に合わせて配送方法を選ぶだけで良いのは、大きな魅力と言えるだろう。
トレカの配送方法でよく使われるのが、ネコポスである。ネコポスはA4サイズで厚さ2.5cm以内ものなら、全国一律195円で配送ができるため、トレカを何十枚などまとめて送りたい人に向いているのではないだろうか。
らくらくメルカリ便もゆうゆうメルカリ便のように、あて名書き不要、配送状況確認が可能、匿名にできる、保証サポート付きなどのサービスが利用できる。その安心度の高さから配送方法としてよく選ばれている。
トレカを発送するときの注意点
トレカを発送するときに気をつけなければいけないことは、トレカを傷つけないことである。もちろんどんな商品も気をつけなければならないが、トレカは簡単に傷がついたり折れ曲がったりするものだ。
トレカを購入する人は強いこだわりを持っている人が多く、コレクションとして集めている人もいるためその発送には特に気を付ける必要がある。ここでは、どんな梱包の仕方があるのかご紹介する。
傷対策
まず傷の対策として、多くの人がカードスリーブを活用している。カードスリーブとは、カードを保護するためのプラスティックフィルムである。
カードスリーブはカードショップやネットショップ、100円ショップなどで購入することができる。トレカはそれぞれサイズが違い、カードスリーブもさまざまなサイズが売られているため、購入する前にサイズをよく確認するようにしよう。
折り曲げ対策
カードスリーブに入れた後は、ダンボールなどの厚紙で保護をしよう。自分自身でトレカのサイズに合わせて、ダンボールや厚紙をカットすることをおすすめする。高額なカードを発送するときなど、カードローダーというスリーブより硬質なプラスティックケースなどで送る人もいるようだ。
水濡れ対策
最後に水濡れ対策として、100円ショップなどに売られているチャック付きのビニールに入れよう。このように万全に対策したものを、配送方法として選んだ封筒やレターパックに入れて発送するようにしよう。封筒に「折り曲げ、水濡れ厳禁」など注意書きして送ると、より丁寧でおすすめである。
トレカ特化のフリマアプリmagiを使おう
トレカの売買は今なお盛んにおこなわれ、これからさらに成長の兆しが見えている。その盛り上がりをさらに加速させるような、トレカに特化したフリマアプリが開発された。それがmagiである。
magiは株式会社ジラフが2019年4月にリリースしたアプリで、今までメルカリなどのフリマアプリでトレカの売買をしてきた人の希望を反映したようなサービスになっているのが特徴だ。ここからmagiにどんなメリットがあるかご紹介する。
検索がしやすい
magiはトレカに特化されているため、その検索のしやすさは群を抜いている。数多くのトレカタイトルが一覧にされていて、欲しいトレカタイトルがすぐ目に入るだろう。
さらにタグ設定が細やかで、遊戯王であればモンスターや魔法、罠など属性や種族などで設定ができ、お目当てのトレカをすぐに検索することができる。状態設定もトレカならではの微キズ、プレイ用などを選択できる。
ポイント還元がある
magiで売買をすると、どちらも金額の1%がポイントとして付与される。その貯まったポイントを使って、商品の購入ができることも魅力の1つである。
オンライン上のコミュニティ活性化に期待
まだリリースされたばかりのmagiだが早期にコアなトレカユーザーを獲得し、今後はオンライン上のコミュニティづくりに発展させていくことを視野にいれている。オフラインでの対戦が今は主流だが、オンラインでもトレカでコミュニケーションが取れるようになるのは、とても魅力的である。今後の発展に期待ができるだろう。
まとめ
トレカは今、専用のフリマアプリが開発されるほどの盛り上がりを見せている。今後もフリマでのトレカの取引はどんどん活発になっていくだろう。
トレカを配送する方法はたくさんあるが、購入者のことを一番に考え、丁寧な梱包で送ることが重要である。梱包で重量が変わってくるが、その重さも考慮した配送方法を選択するようにしよう。今後のトレカ市場の盛り上がりをより加速するため、相手に思いやりを持った気持ちの良いトレードをしていこう。