トレカブームが日本に起きてからまだまだ日は浅い。昔はカードで友達とワイワイ対戦したりして盛り上がっていたのは子どもだけだったが、今では大人でもそうした姿を見ることがある。また、トレカを友達と遊ぶことに使用するのではなく、特定のトレカをコレクションとして集めるカードコレクターとして活動している人も増えてきている。
今回のコラムでは、デュエル・マスターズのカードの中でも人気が高くなっている悪魔神バロム初期カードの価値が高騰している理由についてまとめていく。現在では遊戯王やポケモンカードといったトレカが流行っているが、デュエル・マスターズも子どもたちから大人まで絶大な人気を誇っているトレーディングカードである。悪魔神バロムの初期カードを持っている人はぜひ目を通してみていただきたい。
引用:magi
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
デュエル・マスターズとは?
デュエル・マスターズとは2002年5月30日にはじめてカードが発売された、マジック・ザ・ギャザリングというトレーディングカードゲームからの派生カードゲームである。マジック・ザ・ギャザリングの歴史は遊戯王並にかなり古くなっているが、デュエル・マスターズはマジック・ザ・ギャザリングの特徴を色濃く受け継いでいるトレカとなている。
ルールにおいても40枚のデッキを使用して対戦するシステムがベースとなっており、二つとも似ているところが多く、カードに描かれているイラストなどもやはり似ているものが多い。現在ではデュエル・マスターズも20年近い歴史を誇るトレカとなっているため、アニメやマンガといったジャンルにも進出しており、子どもたちからは高い人気を獲得している、日本が誇るトレーディングカードゲームの代表ともいえる作品である。
悪魔神バロム初期カードの価値が高騰している理由
デュエル・マスターズの歴史が古いことはわかってもらえたと思うが、トレカというのはレアカードだけが人気となっているわけではない。もちろん、レアカードをたくさん持っているほうがデュエル(決闘)においては有利になることが多く、誰もが強いレアカードを求めているため必然的にレアカードの価値は高くなっていく。だが、はじめにも述べたように、トレカにハマっている人の中にはデュエルを目的としていない人も存在している。それがカードコレクターといった人たちである。
ここからは、悪魔神バロム初期カードの価値が高騰している理由についていくつか要因を挙げていくが、前提として悪魔神バロムの初期カードを欲しがっている人にはカードコレクターが多いということを頭に入れておいてほしい。デュエル・マスターズで友達とデュエルを楽しんでいる人たちは、おそらくそこまで悪魔神バロムの初期カードを求めてはいないだろう。それよりも新発売されたレアカードのほうを欲しがるものである。
カードコレクターといった人たちは、なぜそこまでして悪魔神バロムの初期カードを求めるのか、そしてなぜ今頃になって悪魔神バロム初期カードの価値が高騰しているのだろうか。
初期は価値が高い
悪魔神バロム初期カードの価値が高騰している理由の考えられる要因の一つ目として、デュエル・マスターズの初期カードは価値が高いということが挙げられる。というよりも、これはたいていのトレカに共通することであり、遊戯王カードにおいても初期のカードが今になって価値が高騰してきているものがたくさんある。一般的には、なぜ古い初期のカードにそこまでの人気が出るのかわからないと思うだろうが、初期のカードはカードコレクターたちにとっては大好物なのである。
悪魔神バロムの初期カードが発売されたときは、おそらく今の大人世代が子どもだったときの人が多い。初期カードというのは、たとえデュエルでは大して役に立たないカードであっても、所有しているだけで当時の懐かしい気持ちに浸ることができるカードなのである。つまり、初期カードの価値はカードの強さにあるわけではなく、カードそのもに宿っている、言葉では到底言い表せられない部分にあるのである。カードコレクターが悪魔神バロムの初期カードを欲しがっているのも、こうした心理がはたらいているのかもしれない。
昔のプレイヤーが戻ってきた
子どもの頃、デュエル・マスターズを遊んでいたプレイヤー が大人になってから戻ってきたことも、悪魔神バロムの初期カードが高騰している理由の一つでもある。というのも、悪魔神バロムは初期の頃から比較的人気が高いカードでもあり、現在ではたくさんのカードが販売されているため、デュエルではあまり活躍することがないカードとなってしまっているが、当時は悪魔神バロムはデュエルでよく使われているカードであった。
そのため、当時の気持ちを感じるためにわざわざ悪魔神バロムの初期カードを求めている人が多くなっていると考えられる。カードは求める人が多いほど価値が上がっていくものであり、それはトレカであろうがどんな商品であろうが同じである。需要(欲しい人)が供給(手に入る数)を上回っていれば、自然とカードの価値は高くなっていき、それに伴って価格も高騰していくことになるだろう。
大人ユーザーが増えた
悪魔神バロムの初期カードが高騰している理由には、単純に大人のユーザーが増えたことが関係しているともいえる。トレカは最近ますます勢いが増してきているカードゲームであり、トレカの規模はここ2~3年で3~4倍に増えたといわれている。
そして、内訳としても子どもの絶対数が増えたわけではなく、どちらかというと大人のプライヤーの数が圧倒的に増えているのだ。大人は友人とデュエルすることに楽しみを感じるよりも、カードをコレクションとして集めることに喜びを感じる人が多く、純粋な所有欲を満たすためにカードを収集する傾向が強い。
子どもにはある程度カードを買うお金は限られてはいるが、大人であれば資金に関してはそこまで気を使う必要はない。いわゆる大人買いといったことが可能なのである。大人買いすることにより、普通では手に入れづらいレアカードが当たる可能性が上昇し、その分トレカ市場も盛り上がっていく。
悪魔神バロムの初期カードは昔に発売されているカードではあるが、大人ならば多少高値がついていても平気で買うことができるため、あえて初期カードをコレクションとしている人も多いのだ。
トレカの買取価格を高めるコツ
トレカの国内市場規模は現在では1,000億円を超えてますます広がりつつある。トレカはいまや子ども専用のカードゲームというわけではなく、大人も楽しむことができるゲームとして世間に広がっている。もちろん、大人だからといって必ずしもカードコレクターになっているとは限らず、純粋に友達とのデュエルを楽しんでいる人もいる。トレカの楽しみ方は人それぞれであり、どう楽しむかはそれぞれの趣味や傾向によって異なっている。
ここまでは、悪魔神バロムの初期カードの価値が高騰している理由についてまとめてきたが、カードコレクターとして活動している人の中にはいらないカードを売りたいと思っている人も多いだろう。そこでここからは、トレカの買取を高めるコツについていくつかまとめていく。
ちなみに、悪魔神バロムの初期カードは大体3,000円~5,000円の間で買取がおこなわれているようであり、昔に比べると価値がかなり上昇しているのがわかるだろう。おそらくこの先も価格と価値は上がっていくと考えて間違いないだろう。
トレカ専門店に出す
トレカを買取に出すときは、トレカ専門店に買取に出すことが効果的である。基本的にはトレカの買取は大型のリサイクルショップや中古販売店などに持っていくことで買取をおこなってもらうことができるが、そうしたお店ではあまり高値がつくことは期待できない。というのも、査定の段階で適当にカードを鑑定することが多く、傷や汚れがあるだけで大幅に減額したり、そもそもカードの価値がわかっていなかったりもする。
また、アルバイトなどが査定しているときはカードをまとめて査定するためレアカードを見逃すなんてこともゼロではない。そのため、レアカードを含んだトレカの買取においては、できるだけトレカ専門店での買取をおこなうようにしよう。現在では近くにトレカ専門店がなくても、ネットのWEBサイトから宅配買取を申し込むだけで誰でも簡単に買取をおこなうことができるので、近所の適当なリサイクルショップに出すのはなるべく避けるようにしよう。
複数の業者で比較する
トレカの買取相場といったものは、カード一枚一枚である程度決まってはいるが、厳密な買取価格に関しては買取業者によっても差が出ている。特にトレカ専門店ともなれば、カードを購入しにくる常連客などがいるため、なるべくレアカードや手に入れづらいカードを在庫として持っておきたいところだろう。そのため、多少高い金額を支払ってでも、市場価値があるカードや珍しいカード、悪魔神バロムの初期カードのようなカードには高値がつくようになっている。
こうしたカードを売るときは、できる限り複数の業者で買取価格を比較してから売るのでベストであり、電話一本かけるだけで特定のカードの買取価格を教えてくれる業者がほとんどなので、比較するときはわざわざ最低まで出さずとも簡単に価格を確かめることができる。
もちろん、本当の買取価格に関してはカードの状態によって異なってくるため、電話で聞いた価格で買取がおこなわれるかどうかはわからないが、それでも1社だけで査定&買取をおこなうことは、知らないうちに損をしている可能性があることを頭に入れておこう。
まとめて出す
トレカの買取はまとめて買取に出せば出すほど買取金額がアップする場合がある。トレカの買取を考えている人は、基本的には1枚だけを買取に出す人は珍しく、たいていは100枚以上まとめて出す人が圧倒的に多い。
これはカードコレクターやトレカ自体に飽きてしまった人が、もういらないと思いまとめて買取に出すためであり、1,000枚以上の買取もザラに存在している。悪魔神バロム初期カードのような価値が高く、比較的高価買取を実現できるカードにおいては1枚だけで買取に出しても問題はないかもしれないが、トレカの買取は基本的にはまとめて出すことが買取金額をアップさせるコツであることを覚えておこう。
そして、まとめて買取に出すときは、普通のカードとレアカード、初期カードといった具合に束に分けて査定へと出すことがおすすめであり、すべてのカードをごちゃ混ぜで出した場合は、それだけ査定の段階でレアカードの査定が見逃される場合がある。また、カードの状態に関してもとても重要であり、できる限りすべてのカードにはスリーブを装着し、カードに傷がつかないように保護しておくことが大切である。
オークションやフリマアプリに出品してみる
トレカの買取価格はちょっとしたコツを使うだけで大きな差が出ることがあるのをわかってもらえただろう。トレカ専門店に買取に出すことは適当なリサイクルショップに買取に出すよりも数段お得であり、カード本来の価値をしっかりと査定してくれるため非常におすすめの方法となっている。
悪魔神バロムの初期カードの価値は年々上昇し続けているが、その価値はこれからもずっと上がり続けるとはいいきれない。もしかするとデュエル・マスターズ自体の人気がなくなってしまう可能性もあるし、初期カードに興味を持つ人が減ってしまうかもしれないからだ。
そのため、よほどのカードコレクターでもない限りは、価値が上昇している今の段階で買取に出してしまうのが賢明だといえるだろう。そして、買取に出すときはトレカ専門店だけではなく、オークションを活用することもおすすめである。国内最大級といわれているオークションサイトであるヤフオクでは、デュエル・マスターズのトレカがたくさん取引されており、もちろん初期カードにもそれなりに高値がついている。
フリマアプリで売るなら「magi」で決まり!
ネットオークションの他に、フリマアプリの利用も買取価格を高めるコツだ。しかし最近では、メルカリやラクマなどフリマアプリにもあらゆる種類があり、どのアプリを使えばいいのか迷うだろう。
そこで、デュエマなどのトレカを売るのであれば「magi(マギ)」をおすすめしたい。
magiとは、トレカを専門としたフリマアプリ。利用者にはトレカ好きのファンが集まり、レアリティの高いカードはさらなる高額売却を狙うことができる。また、自分で値段を付けることができるため、満足のいく取引が実現可能だ。
悪魔神バロムの初期カードも実は、magiで多く取引されている。フォームに沿った入力で簡単に出品することができるので、買取に出す前にさっそく挑戦してみよう!

まとめ
今回のコラム記事では、悪魔神バロム初期カードの価値が高騰している理由についてまとめてきた。初期カードというのは、昔遊んでいた世代からしてみれば非常に懐かしく、当時の記憶と思い出に浸るとても感慨深いカードでもある。そのため、最近ではあえて初期カードをコレクションとして集めている大人ユーザーが多く、自然に初期カードの価値が高まっているのが事実である。
トレカのブームはまだまだはじまったばかりであり、この先トレカ市場はさらに盛り上がりをみせていくだろう。その時には悪魔神バロムの初期カードの価値がさらに上がっているかもしれない。だが、それは逆に初期カードのブームが終わる可能性もあるので、買取に出すかどうかはそれぞれの判断でおこなってみてほしい。

ブログカードがロードできませんでした。

ブログカードがロードできませんでした。




ブログカードがロードできませんでした。