トレーディングカードのデュエル・マスターズが日本で発売されたのは2002年からで、発売してから15年以上がたっている。初期に登場したカードは新しいカードが登場するにつれて注目度が下がり、いつしか忘れられた存在になった。
しかし、近年デュエル・マスターズの初期カードが注目されるようになり、初期カードが注目されるきっかけとなったのがデュエマクラシックだ。そこで、デュエマクラシックの影響で高騰している初期カードの買取価格をここでは紹介していく。
引用：magi
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
デュエマクラシックとは？
デュエマクラシックとは、デュエル・マスターズのDM-01～DM-05までに登場したカードだけを用いてデュエルする特別ルールのゲームだ。Youtuberのしゃま氏が考案した。デュエマクラシックのルールは現在ほど複雑ではないため、初めてデュエル・マスターズをプレイする方でも簡単にでき、当時世代だった方は懐かしさを感じながらプレイできるだろう。
【デュエマクラシック】 デュエルマスターズ第１弾〜第５弾までのカードで遊ぶ特殊ルール。 ・再録カード使用OK ・海外版のカード使用OK ・制限禁止は当時のものとは異なる
引用：しゃま氏のTwitter
ちなみに、デュエマクラシックのルールは本来のデュエル・マスターズと変わらない部分もあり、上記画像の通り、一部カードには禁止・制限が設けられているので注意が必要だ。
デュエル・マスターズにおける初期カードの買取価格
デュエル・マスターズにおける初期カードの買取価格は以前であれば、ノーマルカードが1枚1円、VRやSRについては1枚30円前後で買取されるカードが多かった。しかし、デュエマクラシックの影響で上記のような買取価格だった初期カードが現在は高騰しており、以下にはプレイド～使用感ありの場合の買取相場を掲載しているが、白欠け1か所～完美品級のNM(Near Mint)以上の状態であれば3～4倍ほどの買取額まで期待できるカードもある。では、実際にデュエル・マスターズの初期カードは現在いくらで買取されているのか、文明ごとに分けて紹介していく。
火文明
| カード名 | レアリティ | 買取価格 |
|---|---|---|
| ストームジャベリン・ワイバーン | C | 1円～300円 |
| ツインキャノン・ワイバーン | R | 150円～250円 |
| ボルシャックドラゴン | VR | 800円～1200円 |
| ガトリング・ワイバーン | VR | 150円～300円 |
| ガルカーゴ・ドラゴン | SR | 400円～600円 |
| 機神装甲ヴァルディオス | SR | 300円～800円 |
| クリムゾン・ワイバーン | SR | 700円～1500円 |
| メテオ・ドラゴン | SR | 500円～1200円 |
| グラディアン・レッド・ドラゴン | SR | 600円～700円 |
| 機神装甲ヴァルボーグ | プロモ | 200円～500円 |
火文明の中で買取相場が1番高い初期カードはクリムゾン・ワイバーンだ。上記のカードは現在ほとんど使用されることのないカードだが、デュエマクラシックでは使用機会が多く高騰している。次に、ガルカーゴドラゴン、グラディアンレッドドラゴンが人気のあるカードとなっている。前者はプレイでとにかく強い効果を持っているアンタップキラーカードとなっており、除去コントロールと呼ばれるライブラリアウトを狙うデッキに入る切札となることもあって高額だ。一方、グラディアンレッドドラゴンは10マナ必要とする大型ドラゴンであり、場に出せた人はほとんど当時の子供にいなかったロマンカードであるがイラストのカッコよさで人気がある。
水文明
| カード名 | レアリティ | 買取価格 |
|---|---|---|
| ミラクル・サーチャー | UC | 100円～250円 |
| ストリーミング・シェイパー | R | 300円 |
| アクア・サーファー | R | 30円～300円 |
| クリスタル・メモリー | R | 30円～200円 |
| レジェンダリー・バイロン | VR | 30円～150円 |
| アストラル・リーフ | VR | 500円～800円 |
| アクア・スナイパー | SR | 150円～700円 |
| クリスタル・パラディン | SR | 400円～2300円 |
| キング・アトランティス | SR | 400円～800円 |
| キング・オリオン | SR | 200円～600円 |
水文明の中で買取相場が1番高い初期カードはクリスタル・パラディンだ。ブロッカーを全て手札に戻しつつ、コストがたったの4ということもあって切札として使われた。アクアハルカスやアクアガード、アクアサーファーなどの多くのリキッドピープルの進化元が存在していることもあり、強さとカッコよさを兼ね備えたカードであった。プレイでかなり使われるカードでもあったため、現在美品は非常に少ない。当時の環境で水文明は群を抜いて強かったので、デュエマクラシックでは水文明に禁止・制限を設けているカードが多い。
自然文明
| カード名 | レアリティ | 買取価格 |
|---|---|---|
| シビレ・アシダケ | C | 30円～200円 |
| マナ・クライシス | UC | 500円～800円 |
| 深緑の魔方陣 | UC | 500円～600円 |
| ナチュラル・トラップ | R | 200円～700円 |
| 大昆虫ギガマンティス | VR | 100円～200円 |
| 大勇者「ふたつ牙」 | SR | 500円～2300円 |
| デスブレード・ビートル | SR | 50円～500円 |
| 護りの角フィオナ | SR | 200円～700円 |
| 咆哮するグレート・ホーン | SR | 100円～500円 |
| 天空の超人 | SR | 200円～500円 |
自然文明の中で買取相場が1番高い初期カードは大勇者「ふたつ牙(デュアルファング)」だ。大勇者「ふたつ牙」がもつ効果はデュエマクラシックのカードの中でも優秀な2マナをブーストする効果を持つ(同様の効果を持つカードはアルティメットフォースなどが存在する)ので、2,000円以上で買取するお店もある。また、デスブレードビートル、天空の超人（エアリアルジャイアント）はコレクターに人気のあるカードとなっており、マナクライシスは現在のプレイ環境でも使われるマナ破壊カードとして人気があるため、高額なノーマルカードとなっている。尚、深緑の魔法陣はシールドトリガ―でマナから好きなカードをシールドに加えることが出来、意図的なトリガーを仕込めるというユニークな効果であり、1度しか再録されなかったこともあって高額となっている。
光文明
| カード名 | レアリティ | 買取価格 |
|---|---|---|
| ホーリー・スパーク | R | 300円～700円 |
| 暁の守護者ファル・イーガ | R | 150円～400円 |
| 飛翔の精霊アリエス | R | 100円～200円 |
| 聖霊王アルカディアス | VR | 400円～700円 |
| 彗星の精霊リムエル | SR | 100円～300円 |
| 流星の使徒ミーア | SR | 100円～500円 |
| 浄化の精霊ウルス | SR | 400円～1100円 |
| 光輪の精霊シャウナ | SR | 300円～800円 |
| 守護聖天ラディア・バーレ | SR | 100円～500円 |
| 天海の精霊シリウス | SR | 100円～600円 |
光文明の初期カードで買取相場が1番高い初期カードは浄化の精霊ウルスだ。何より主人公のライバルであった、白凰が使っていたこともあって、人気がある。6マナ6,000という当時の小学生環境においては比較的使い勝手が良いカードであった点も良い。浄化の精霊ウルスは以前であれば1枚30円程度の買取だが、デュエマクラシックの影響によって現在は1,000円以上で買取するお店もある。また、聖霊王アルカディアスは光以外の呪文を禁じてしまう強力なフィニッシャーとして存在しており、更にはVRであること、6マナで進化できつつパワー12,500と協力であることから使いやすく、手に入りやすいカードでもあった。こちらも絵柄の人気とその強さでクリスタルパラディン同様の高騰を見せている。
闇文明
| カード名 | レアリティ | 買取価格 |
|---|---|---|
| 卵胞虫ゼリー・ワーム | C | 50円～200円 |
| 魔獣虫カオス・ワーム | UC | 100円～200円 |
| デーモンハンド | R | 300円～700円 |
| 絶望の魔黒ジャックバイパー | VR | 150円〜300円 |
| 凶闘の魔人ギリエル | SR | 100円～600円 |
| 混沌の獅子デスライガー | SR | 300円～1000円 |
| 暗黒の騎士ザガーン | SR | 50円～1000円 |
| 魔翼虫ジェノサイド・ワーム | SR | 400円～600円 |
| 悪魔神バロム | SR | 2300円～4500円 |
| 殺戮の羅刹デス・クルーザー | SR | 300円～500円 |
闇文明の初期カードで別格な買取価格になっているのが悪魔神バロムだ。悪魔神バロムは出た当初から高価買取されており、人気があった。場に出た時に闇のクリーチャー以外を全て破壊するという強力な効果を持っている。黒城が使っていたが、こちらも非常にカッコよさとSRで中々出にくいということもあって非常に人気があった。悪魔神バロムの進化元となる種族であるデーモンコマンドは人気のカードが多く、デスライガーやデスクルーザー、ザガーンなども人気がある。デュエマクラシックの影響により、悪魔神バロムは1弾～5弾のカードの中で1番高騰しているカードだろう。美品であれば2万円近くで現在取引されることがある。
DEMOカードは1枚50万円の価値にもなりうる
尚、これ以外には初期の大会で上位者にわずか数セットのみ配られたクリムゾンワイバーンやバロムなどの初期カードの5枚セットも存在している。もしこれらを持っている場合は1枚あたり50万円ほど、5枚で250万円ほどの価値にはなると見られる。
第1回デュエルマスターズ全国大会優勝＆準優勝景品
— ライカル (@rai37nydm) January 20, 2019
4セットのみ存在する「DEMOカード」
以前数百万円で手放しましたが、奇跡的にもう1セットを入手
デュエマコレクターさんのご厚意で2セット並べてみました！
このカードだけの特殊な光り方と、裏面の「DEMO」の文字が特徴的 pic.twitter.com/KPGAXLToQU
勝利者賞や優勝プロモカードは1～30万円の相場に
デュエルマスターズの当時カードショップ等で行われた大会においては、勝利者賞といって小規模大会の優勝者や地区大会を勝ち上がり、全国で行われる大会（エターナルリーグやバトルアリーナ）において上位に優勝プレート、トロフィーなどが配布されている。その中でも配布されたカードは特に高額で売買される傾向にあり、ギガベロスWINNERプロモと大地の猛攻(ガイアスマッシャー)WINNERプロモが特に高額となっている。それぞれ25～30万円程度の相場で現在は取引される。
古い初期プロモカードの一覧(基本編)
- / 《ギガベロス》（公式大会勝利者賞）…特に高額
- / 《大勇者「大地の猛攻」》（公式大会勝利者賞）…特に高額
- P01/＊《超砲手ボルカノドン》（月刊コロコロコミック2002年5月号付録）
- P02/＊《一撃必殺のホーバス》（月刊コロコロコミック2002年6月号付録）
- P03/＊《ギガジール》（月刊コロコロコミック2002年6月号付録）
- P04/＊《追跡の使徒ローク》（月刊コロコロコミック2002年6月号付録）
- P05/＊《機神装甲ヴァルボーグ》（月刊コロコロコミック2002年8月号付録）
- P06/＊《弾丸の使徒イーレ》（公式大会 ティーチングイベント参加賞）
- P07/＊《銃神兵ディオライオス》（公式大会参加賞）…数千円程度で比較的高額
- P08/＊《爆勇士ユーカーン》（次世代WHF参加賞）…数千円程度で比較的高額
- P09/＊《クリスタル・ランサー》（バトルアリーナ／サバイバルトーナメント参加賞）…数千円～1万円程度で比較的高額
- P10/＊《銀の拳》（バトルアリーナ／ティーチング参加賞）…数千円程度で比較的高額
- P11/＊《超竜ザシャック》（月刊コロコロコミック2002年11月号付録）
- P11b/＊《超竜ザシャック》（公式大会勝利者賞）…1万円～程度で比較的高額
- P12/＊《キング・ネプタス》（バトルアリーナin幕張参加賞）
- P13/＊《ボルテール・ドラゴン》（アルティメット・シールド付録）
- P14/＊《邪獄ギリアム》（月刊コロコロコミック2003年1月号付録）
- P15/＊《聖清の精霊アムニス》（月刊コロコロコミック2003年1月号付録）
- P16/＊《アクアン》（月刊コロコロコミック2003年1月号付録）
- P17/＊《飛翔の精霊アリエス》（全方位カードファイルvol.2付録）
- P18/＊《荒廃の巨王ジェノサイド》（バトルアリーナ／ティーチング[2003年2月～]参加賞）
- P19/＊《雷鳴の守護者ミスト・リエス》（次世代WHF[2003年1～2月]参加賞）
- P20/＊《汽車男》（バトルアリーナ[2003年1月～]勝利者賞）…数千円程度で比較的高額
- P21/＊《戦空の伝道士バルスβ》（バトルアリーナ[2003年春]勝利者賞）…数千円程度で比較的高額
- P22/＊《シェル・ブリゲードγ》（月刊コロコロコミック2003年4月号付録）
- P23/＊《ボルガッシュ・ドラゴン》（バトルアリーナ／ティーチング[2003年春]参加賞）
- P24/＊《ギガゲイル》（SCB in鈴鹿大会参加賞）
- P25/＊《ダーク・ティアラγ》（デュエルステーション専用カートリッジ ver.1付録）…数千円程度で比較的高額、状態の良い物が少ない
- P26/＊《機神装甲ヴァルボーグ》（GBA用ソフト「デュエル・マスターズ」初回購入特典）
古い初期プロモカードの一覧(闘魂編)
- P01/Y2《闇侯爵ハウクス》（月刊コロコロコミック2003年6月号付録）
- P02/Y2《シータ・トゥレイト》（月刊コロコロコミック2003年7月号付録）
- P03/Y2《エグゼズ・ワイバーン》（月刊コロコロコミック2003年8月号付録）
- P04/Y2《シャインシェル・クラスター》（全方位カードファイルvol.3付録）
- P05/Y2《飛雲の求道者ダバ・トーレ》（次世代WHF[2003年夏]参加賞）
- P06/Y2《フェアリー・ライフ》（バトルアリーナ／ティーチング[2003年夏]参加賞）
- P07/Y2《フェアリー・ライフ》（バトルアリーナ[2003年夏]勝利者賞）…2～3万円円程度で比較的高額
- P08/Y2《邪魂転生》（インビンシブルリーグ2003参加賞）…数千円程度で比較的高額
- P09/Y2《聖騎士サーベルフィーリ》（月刊コロコロコミック2003年10月号付録）
- P09b/Y2《聖騎士サーベルフィーリ》（GBA用ソフト「インビンシブル・アドバンス」初回購入特典）
- P10/Y2《ウォール・クラスター》（バトルアリーナ／ティーチング[2003年10～12月]参加賞）
- P11/Y2《アクア・フェンサー》（バトルアリーナ勝利者賞）
- P12/Y2《超巨岩獣ヴォルクラウザー》（月刊コロコロコミック2003年11月号付録）
- P13/Y2《アストロノーツ・ワイバーン》（インビンシブルバッグDX付録）
- P14/Y2《超竜バハム》（月刊コロコロコミック2004年1月号付録）
- P14b/Y2《超竜バハム》（公式大会勝利者賞）…1～2万円程度で比較的高額
- P15/Y2《緑神龍ガミラタール》（別冊コロコロコミック2004年2月号付録）
- P16/Y2《トット・ピピッチ》（月刊コロコロコミック2004年2月号付録）
- P17/Y2《春風妖精ポップル》（全方位カードファイルvol.4付録）
- P18/Y2《超幻獣ドグザバル》（GC熱闘!バトルアリーナ初回特典）
- P19/Y2《肉弾兵ウルティモ》（バトルアリーナ／ティーチング参加賞）
- P19b/Y2《肉弾兵ウルティモ》（バトルアリーナ勝利者賞）
- P20/Y2《紅神龍メルガルス》（次世代WHF[2004年冬]参加賞）
- P21/Y2《爆竜兵ドラグストライク》（アニメレンタル特典）
- P22/Y2《アクア・グラップラー》（スプリングチャレンジバトル2004参加賞）
- P23/Y2《大昆虫ジェネラルマンティス》（月刊コロコロコミック2004年4月号付録）
- P24/Y2《ガルベリアス・ドラゴン》（月刊コロコロコミック2004年4月号付録）
- P25/Y2《黒神龍イゾリストヴァル》（Dロード[2004年4～6月]入賞者賞）
- P26/Y2《警護するソリッド・ホーン》（Dロード[2004年4～6月]参加賞）
- P27/Y2《ゾンビ・カーニバル》（DMアクションデッキケース付録）
magi買取事務局では旧枠の古いカードを高価買取中！
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その他の高価買取カードはこちらとなります！！
※全て美品の買取金額になります。また、このリスト以外の買取金額はハッシュタグmagi買取よりご覧いただけます。#デュエマ#旧枠デュエマ#magi買取 pic.twitter.com/iftD5HjUfW
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対策
初期カードを高価買取してもらうための方法
デュエマクラシックの影響で初期カードが高騰しているものの、初期カードであれば何でも高価買取してもらえるわけではない。では、どうすれば初期カードを高価買取してもらうことができるのか、方法を2つ紹介していく。
カードの状態を美品に保つ
デュエル・マスターズの初期カードを高価買取してもらうための方法1つ目はカードの状態を美品に保つことだ。トレーディングカードは状態が良いものは高い金額で買取され、状態が悪いものは低い金額で買取される。
デュエル・マスターズの初期カードは登場してから10年以上たっているため、美品の状態で残っている初期カードは少ない。つまり、初期カードで状態が美品であれば、高価買取してもらえる可能性があるということだ。
また、現在はデュエマクラシックの影響で初期カード全体が値上がり傾向にあるため、更なる高価買取が見込めるだろう。
フリマアプリを利用する
デュエル・マスターズの初期カードを高価買取してもらうための方法2つ目はフリマアプリを利用することだ。フリマアプリは現在、メルカリやmagiなどがあり、初期カードが活発に取引されている。
お店での買取は基本的に1枚単位であるため、1枚で値段のつかないカードは買取してもらえないことがあるだろう。しかし、メルカリやmagiでは1枚で売れることはなくても、複数枚にすることで売れることがある。もちろん、お店で買取してもらう方が良いカードもあるが、初期カードに限ってはメルカリやmagiのようなフリマアプリを活用するのがおすすめだ。
まとめ
デュエマクラシックの影響で高騰している初期カードについてまとめた。表にしてまとめた初期カード以外にも、値段のつくデュエル・マスターズの初期カードは数多くある。特に初期と言うと一般的には基本編のDM05までを意味するが、DM06で登場したボルメテウスホワイトドラゴンやDM10で登場した無双龍騎ボルバルザーク、DM12で登場したデスフェニックスなど、他にも人気のカードが多数存在する。
現在、デュエマクラシックで基本的に使用できるカードは1弾～5弾までのカードだ。しかし、その先の弾にはまだまだ使いたい懐かしのカードもある。続編となるインビンシブルクラシックやデュエマクラシック05では使用できるカードの範囲を拡大することになり、もう少し後ろの弾で登場したカードも各々高騰を見せている。ボルメテウス武者ドラゴン、ボルシャック大和ドラゴン、キングアルカディアスなどもシークレット版をはじめとして、高騰しており、数千～3万円ほどの価格で取引され始めている。
初期カードの高騰は現在がピークのカードもあれば、今後高騰するカードもある。主に、対戦の盛り上がり自体は近年やや下火になって来ていることもあって、どちらかというとプレイで強かっただけのカードは相場が下落傾向にあり、逆に絵柄がカッコよかった切札カード、VR、SRなどの美品が現在高騰する傾向にある。綺麗な状態のボルシャックドラゴンがトレカ専門フリマアプリmagiでは5,000円で取引されるなど、昔のカードが高い価値になって来ているのだ。この機会に、自宅で眠っているトレーディングカードを掘り起こしてみてはいかがだろう。
