2002年5月の発売開始以来、子供から大人までそして世界中で愛されているTCG、それがデュエルマスターズだ。デュエルマスターズには5つの文明と多くの種族からなる、特徴やストーリーが存在する。中でも、切札勝舞が使用する火文明、アーマード・ドラゴンというのはデュエルマスターズで1番の人気と強さを誇る。
今回は、それらを代表するボルメテウス・ホワイト・ドラゴンのメルカリでの売買相場や強さや人気の理由を解説する。
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ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの概要
火文明、アーマード・ドラゴン、デュエルマスターズを代表する人気カード、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン。この項では、そんなボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの気になる強さについて解説する。
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの能力
まず、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの能力について紹介する。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは7マナコストの火文明、アーマード・ドラゴンのクリーチャーカードだ。
パワーは8000、シールドを2枚ブレイクすることができるWブレイカーを持ち合わせている。デュエルマスターズには、何もない真っ白なという意味からバニラと呼ばれる効果のないクリーチャーカードが存在している。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは、バニラカードとは違い大変強い効果のあるクリーチャーだ。
このカードの効果は、シールドをブレイクするときに手札ではなく墓地に置くというものだ。このような効果をデュエルマスターズ界では、シールド焼却効果と呼びボルメテウス・ホワイト・ドラゴンははじめてその効果を持つカードとして発売された。
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの強さ
ではなぜボルメテウス・ホワイト・ドラゴンが強いのか。まず、7マナパワー8000、Wブレイカーというアタッカーとして十分のスペックをしていることが挙げられる。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンにしてもそうだが、アーマード・ドラゴンは火力が高い分、召喚マナコストが重いという特徴がある。
しかし、ファイアー・バードと呼ばれる種族がドラゴンの補助効果を持っているため、召喚マナコストの重さを軽減できるコンボが存在する。ファイアー・バードの代表的存在である、コッコ・ルピアと組み合わせればボルメテウス・ホワイト・ドラゴンもわずか5マナコストで召喚できるのだ。
そして、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの最も強い部分であるのがそのクリーチャー効果だ。デュエルマスターズには、プレイヤーを守るシールドという概念があり、そのシールドを5枚破壊されプレイヤーが攻撃されると勝負が決着する。
その際、S・トリガーと呼ばれるシールドとして破壊されたときにマナコストを払わずに、強力な効果を発動できる呪文カードがネックとなる。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは、シールドを手札ではなく墓地に置かせるためにSトリガーの発動を無効化することが可能だ。
初登場について
2002年5月の発売開始以来、大きな人気を誇っているデュエルマスターズは数多くのメディアミックス展開でも知られている。今回は、その多くのメディアでもそれぞれ人気を獲得しているボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの初登場について紹介していく。
TCGにおけるボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの初登場
2002年の発売以来、デュエルマスターズでは数十を越える多くのパックが発売された。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンがTCG版デュエルマスターズに初登場したのは第6弾のことだ。収録されたパック名は”闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾”だ。このパックは、デュエルマスターズとしてはじめてシリーズ名がつき、2019年でも使われるさまざまな強いカードが収録した。
そのパッケージ、収録カードの中でも1番の目玉として初登場を果たしたのがボルメテウス・ホワイト・ドラゴンだった。当時の販売促進を狙った宣伝においても、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは頻繁に登場し、同弾のCMでも火を噴くなど初登場からその強さをアピールした。
マンガにおけるボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの初登場
実は、デュエルマスターズにはTCG版よりも古くから連載されているマンガ版が存在する。いわゆる原作とも呼ばれる同作品は、松本しげのぶ氏がコロコロコミックにおいて1999年から連載開始をしている。
元々は、デュエルマスターズの元ともなったマジック・ザ・ギャザリングの作品であったが、デュエルマスターズの発売開始に合わせて、デュエルマスターズの作品となった。
切札勝舞が火文明、アーマード・ドラゴンのクリーチャーを用いて闘っていく同作品は、子供たちから絶大な支持と人気を誇る。そんなマンガ版デュエルマスターズにボルメテウス・ホワイト・ドラゴンが初登場したのは、対バケツマン戦だ。
しかしながらバケツマンは、あえて切札勝舞にデュエルで負け、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを手渡す。そのボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは、対不亞戦でシールド焼却能力による圧倒的な力を発揮した。
アニメにおけるボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの初登場
デュエルマスターズは、アニメ版が放映されていることはご存知だろうか。2002年から断続的に人気子供番組である”おはスタ”で放映されている。2002年の初代デュエルマスターズでは、原作と同様にバケツマンから渡されボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは活躍した。
2004年のデュエルマスターズチャージでは、バケツマンから渡されるのは別のカードになっているため、第1話からボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは切り札として登場している。
これは、大人気カードとなっていたボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを早くから登場させるための改変であったといわれている。その後のアニメ版においても、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンはその人気ぶりから良く登場している。
メルカリでの売買相場
これまで、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの強さと初登場を紹介してきた。この項では、本題のボルメテウス・ホワイト・ドラゴンのメルカリでの売買相場について解説する。
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンのバリエーション
売買相場について解説する前にボルメテウス・ホワイト・ドラゴンのバリエーションについて紹介したい。なぜならば、人気カードであるボルメテウス・ホワイト・ドラゴンには、複数のバリエーションが存在しており、価格がそれぞれ違うからだ。
まず、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンのベーシックな、基本ともいえるのがShishizaruのイラストバージョンだ。Shishizaru氏は多くのボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを担当しており、その種類を羅列する。
- ・初登場の第6弾パック ”闘魂編(インビンシブル・ソウル)第1弾”
- ・2007年発売の構築済みデッキ ”ヘヴン・オブ・ドラゴン”
- ・2008年発売のコロコロコミックパック ”コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)”
- ・クロニクルパック ”レジェンド・クロニクル 勝舞編”
- ・2010年放映の映画版とのコラボパックである ”ULTRA FIRE SPIRITS 炎のキズナXX”
- ・2013年発売のパック ”最強戦略パーフェクト12”
- ・パック ”超ブラック・ボックス・パック”
- ・クロニクルデッキ ”マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ”
この中において、”ULTRA FIRE SPIRITS 炎のキズナXX”は新規イラストとなっている。人気カードであるボルメテウス・ホワイト・ドラゴンには、Shishizaru氏以外のボルメテウス・ホワイト・ドラゴンも多く存在している。
しかしながら、フリマアプリ・メルカリやTCG買取業者であるトレトク・トレコロ・駿河屋などではShishizaru氏のカード以外は取引や買取が成立しないケースが多々目立った。そのため、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを売買する際には、売買する場所に限らずShishizaru氏のイラストを売買すべきであろう。
メルカリで高く売れるボルメテウス・ホワイト・ドラゴンはどれか
日本を代表するフリマアプリ・メルカリにおいては、数多くのTCG、デュエルマスターズのカードが売買されている。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの取引完了数だけでも130件を越え、メルカリでのボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの取引成立に期待を持てるだろう。
まず、メルカリで最も安く売買されていたShishizaru氏版ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは300円であった。しかしながら、この取引は美品ではないうえ、取引年数、即売買可といったところから2019年におけるボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの急激な高騰を反映していないということに留意が必要だ。
対して、もっとも値段が高く成立していたボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの取引では、9,666円を記録していた。
この商品は、最も人気のある初登場第6弾のボルメテウス・ホワイト・ドラゴンであるうえ、松本しげのぶ氏のサイン付きでもあるというのだから、この金額も当然だろう。サイン付きではないものの、ほとんど未使用であるという美品の初期ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの取引は8,999円であった。
このように、メルカリでボルメテウス・ホワイト・ドラゴンでの売買は成立しており、サインや美品など付加価値をつければ高く売買できることが良く分かるであろう。また、付加価値のないボルメテウス・ホワイト・ドラゴンでも、平均で3,000円~4,000円で取引が成立しており、その需要の高さを証明している。
TCG専門特化アプリmagiとは
magiはTCG専門に特化したPCからでも使えるフリマアプリだ。magiはメルカリや駿河屋、ヤフオクなどと違いTCGに完全特化しており、TCGプレイヤーならばぜひ利用していきたいサービスとなっている。
今回、magiにおいてボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを検索したところ、人気の初期版美品や英語版などが売買されていた。ぜひとも、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを売買する際は「magi」も参考のひとつにしてはいかがだろうか。
まとめ
今回、能力から初登場、メルカリでの売買相場までボルメテウス・ホワイト・ドラゴンについて紹介してきた。その人気、裏付けされた強さ、2019年の売買が向いているということが分かっていただけたであろうか。
ぜひとも、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンをフリマアプリ・メルカリやTCG専門フリマアプリ「magi」を用いて売買してみてはいかがであろうか。