ヨーロッパ古着はエレガントなワンピースやブラウスから、ナチュラルなゆるい服、また男らしいミリタリーウェアまで幅広いジャンルの人気が高い。これから挑戦していく方はもちろん、不要になったEU(ヨーロッパ)古着の売却を検討している方もいるだろう。今回は買いたい方にオススメのUSEDショップ、売りたい方に最適の買取店などを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてほしい。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ヨーロッパ古着とは
そもそも "ヨーロッパ古着" とはどのような古着を指すのだろうか。
ざっくり言えばフランスやイギリス、ドイツなどヨーロッパ地方の古着のことを大きく"ヨーロッパ古着"と呼んでいる。20世紀以降に製造されたドレスやブラウス、軍服などが人気で、古い物では、18〜19世紀のヴィンテージ品やアンティークものを扱う店もあるようだ。
ヨーロッパ古着の魅力
EU(ヨーロッパ)古着の魅力とはなんなのだろうか。US(アメリカ)古着のヴィンテージに比べ、EUのヴィンテージは出回っている数が少なく、集めるのも難しいそうだ。
レディースアイテムであれば繊細なレース使いや織の技術が美しいブラウスが魅力的で、メンズアイテムは現代でも通じる当時のミリタリーウェアなどが人気だ。ただ、綺麗やかっこいいだけでなく、お直しを重ねてきたワークウェア、時代を感じる雰囲気、新品にはない素材感など、語りつくせない魅力がたくさんある。
今回は他の内容を優先させるため、EU古着についての魅力は以上とさせていただくが、興味があればぜひその歴史から学んでいただきたい。
トレンドのアイテムとも合う
ヨーロッパ古着は現代の服装とも合わせやすいのが魅力的。EU古着を扱うUSEDショップにもジャンルがあり
- 1.レトロヴィンテージを好む女性らしいテイスト
- 2.リネンやコットン生地のアイテムを好むユニセックスナチュラル系
- 3.ミリタリーやマリン、ワークウェアといった無骨で男らしいタイプ
など、様々だ。2.と3.に関しては今のトレンドとも合わせやすく、また需要が高まっている。
当時のウェアにインスパイアされ、新たにリデザインしたものも多く販売されているため、ここは敢えて古着で個性を出すのもいいだろう。
東京のオススメの古着屋
では、ヨーロッパ古着はどこへ行けば手に入るのだろうか。
ブランド古着を扱うリユースショップよりも、ヨーロッパ古着を専門に扱っている、またはセレクトしている古着屋に絞るといいだろう。町田のHAKUI(ハクイ)や渋谷のGrimoire(グリモワール)といったUSEDショップが有名だが、今回はもう少しラフに、リアルクローズでも使いやすいようなアイテムを扱うショップを紹介していく。
Mel
http://mel-antique.tumblr.com下北沢から新代田へ移動する途中、建物の2階でひっそりと営業しているMel(メル)。オーナーが直接フランスでセレクトするアイテムはEU古着好きにはたまらないものばかり。中には100年以上前のヴィンテージ品とされるものも。2013年にオープンしたばかりだが、もはや下北沢の地で唯一無二の魅力を誇るヴィンテージショップとなっている。
meadow by FLAMINGO
http://www.tippirag.com/shopsyo_meadowmeadow by FLAMINGO(メドウ バイ フラミンゴ)も下北沢にあるUSEDショップ。古着好きならお馴染みの、原宿や下北沢に店舗を構えるFLAMINGOの系列店だ。ナチュラルカラーのアイテムが揃い、トレンドを意識したセレクトも好評。
メンズレディースどちらも扱っているため、メンズライクなテイストが好きな女性にもハマるはず。また、ユニセックスで使えるようなアクセサリーなども販売しているため、カップルで買い物に行くのもオススメだ。
Olgou
中目黒に店舗を構えるOlgou(オルゴー)。住宅の半地下に店舗が存在するため、見つけるのも一苦労。ホームページさえないものの、VOGUEや装苑といったファッション誌に掲載されるなど、感度の高い人が集まるUSEDショップとなっている。
EU古着はフランスやベルギー、オランダなどで買い付けており、メンズ・レディース共に扱っている。売れ線のサイズ感が揃っている点や、おしゃれな裁縫道具や文房具などの雑貨類を販売している点などもポイント高い。値段が良心的なのも魅力的だ。
着なくなったEU古着を売ってみる
ここまで読んでくれたヨーロッパ古着好きの方の中には、着なくなってしまったアイテムが手元にある方もいるのではないだろうか。そんな時はぜひ売却を検討してみてほしい。そして売れたお金で新たなEU古着を手にしてみるのもいいだろう。
ヨーロッパ古着に詳しい古着屋を選ぼう
本当にいいものを売るなら、吉祥寺や下北沢、高円寺あたりの信頼できるUSEDショップに依頼する方法がオススメ。バイヤー兼査定担当者などが常駐している店舗は、服の価値に詳しいため、相応の査定価格を提示してくれる可能性が高いのだ。
以下にてオススメの古着買取ショップ4店を紹介するので、EU古着を売却される際にはぜひ利用していただきたい。
TOKYO DRESS LAB
http://tokyodresslab.blogspot.jp/2012/04/brand-list.html買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
吉祥寺駅から少し離れた、井の頭通り沿いに店舗を構えるTOKYO DRESS LAB(トウキョウ ドレスラボ)。こちらはEU古着の他にUS古着、ヴィンテージ・アンティーク古着の買取も行っている。
また、ブランド古着も一部買取可能とのことなので、ぜひホームページの買取対象品をチェックしていただきたい。店舗にはセンスのいいディスプレイが並び、リーズナブルなアクセサリーの扱いもあるなど、買い物にもオススメなUSEDショップである。
NEW YORK JOE
http://newyorkjoeexchange.com買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
NEW YORK JOE(ニューヨーク ジョー)は下北沢と吉祥寺の2店舗にて営業中。
こちらは買取後、店頭で売り出す店頭販売価格を目安に、その30%が買取価格となっている。商品の回転が早いため、買取後はすぐに店頭にて販売開始。また、店頭に欲しい品があった場合、手持ちのアイテムを売却ではなく、その欲しい品とトレード(交換)できるシステムもある。こちらは、店頭販売価格の60%相当分の店内商品とトレード可能と大変お得な内容となっているのだ。
そして毎月第一日曜日は下北沢・吉祥寺店ともに店内全商品半額SALEを開催。毎度すごい人だかりだが、筆者も毎月体を張って参加している。
RAINBOW
http://www.tsukuba-rainbow.com/trade-in/買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
RAINBOW(レインボー)は、東京なら原宿・下北沢、そして茨城のつくば市にある古着屋だ。
こちらは女性向けの可愛らしいセレクトが魅力となっている。そして何よりRAINBOWは買取の内容が充実しているのが魅力。買い付けの経験が豊富な専門バイヤーが査定を行うことで、適正価格を提示してくれる上、着払い買取サービスもあるため、全国から利用することができるのだ。査定料やかかる手数料はすべて無料。ホームページには買取実績価格の一例も掲載しているので、ぜひ参考にしていただきたい。
ACORN Buy&Sell Vintage
https://acorn-vtg.com買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ACORN Buy&Sell Vintage(エイコーン バイ&セル ヴンテージ)は、大阪の南船場に店舗をもつ、国内最大級のヴィンテージ古着買取専門店だ。こちらも店舗・郵送の2つの方法で買取を行っている。送料などの自己負担額は0円で、最短で商品到着日に査定額の知らせがあり、また買取金額に納得すれば、最短で即日振込も可能とのこと。買取実績を見る限り、EU古着ならヴィンテージ品や軍モノを高く買い取ってくれる可能性がありそうだ。過去には1,850,000円の査定額がついたこともあるらしい。本当に自信のあるヴィンテージ品をお持ちなら、一度はACORNへ品定めしてもらうといいだろう。
ヨーロッパ古着はいくらで売れるのか
ヨーロッパ古着を買い取ってくれるところはわかったが、やはり気になるのは実際 "いくらで買い取られているのかどうか" という点だろう。
古着に買取相場はない
はっきり断言してしまうが、ヨーロッパ古着に買取相場はない。
ブランド古着などは、ブランドそのものの価値や流行などが関係し、常にその時の買取相場というものが決まるが、EU古着はその類ではないのだ。では、買取価格はどのように決められ、何を基準につけられるのだろうか。
大事なのは「年代」や「コンディション」
ヨーロッパ古着を査定する際の大きなポイントは、そのアイテムの年代やコンディションだ。まずは年代について説明するには「antique(アンティーク)」と「vintage(ヴィンテージ)」についての説明が不可欠となるだろう。ざっくり解説してしまうと、
- antique:製造より100年以上経つもの
- vintage:製造されてから100年未満
だと言われている。ただ実際のところ、服や家具など業界ごとに「ヴィンテージ」と呼ばれる年代の括りに曖昧なところがあり、明確な定義がなされていないのが現状のようだ。また、上記ほど古くないが、着用されたことのある衣服について「古着」と呼んでいる。
そして、年代が古くコンディションの良いものほど高く買い取られる傾向にあるようだ。
ヨーロッパ古着を高く売るコツ
それでは最後に、ヨーロッパ古着を高く買い取ってもらうコツを紹介しよう。
大型買取店やリサイクルショップは注意
上記したUSEDショップ兼買取店であれば心配ないが、TVCMで放送しているような大型買取店や、有名リサイクルショップへの売却を検討しているなら、注意が必要だ。
そのような店舗はブランドを重視していたり、新品や未使用なものほど価値があるものとみなすため、EU古着本来の価値が正しく考慮されない場合があるのだ。これは大型買取店とヴィンテージショップとの需要の違いであるため、間違いではない。ただ、安く買い叩かれてしまうとこちらが損をしてしまうため、最初から目利きのある専門的な買取店を選ぶといいだろう。
しかし、"ブランド品" のヴィンテージであれば、大型買取店でも相応の査定価格を見込めることもあるので、売りたい品に応じて売却先を検討しよう。
複数の買取店を比較する
これはヨーロッパ古着に限らず言えることだが、見積もりは複数店で出してもらった方がいい。先ほど大型買取店と専門古着買取店を例にあげたが、専門的に扱っているところ同士でも買取価格は異なることが多い。
ヴィンテージ品などは相場のデータベースがあるわけではないため、年代やコンディションはもちろん、店舗によって売れ線や好みが反映されることもある。なので、1店舗の査定額で満足せず、他店舗と比較することが高価買取への近道となるのだ。
綺麗な状態で査定に出す
あとは売りたい品のコンディションが大切だ。いくら売却先によって買取価格が違うとはいえ、状態がいいことに勝るものはない。古着が現役で着用されていた当時の汚れや穴であれば「味」とみなされ、そのお直しの部分ですら価値が上がることもある。しかし、今ついてしまった汚れとなると、通常の古着買取で劣化品の査定額が下がってしまうのと同じ。
そのため売却予定の場合は大切に着用し、できるだけ購入当初の状態で売却しよう。また、当時の防縮加工のなされてない衣類の洗濯はハイリスクなものもあるため、洗濯表示のないような古いもの、洗ったら破れてしまいそうな繊細なものを無理に洗濯する必要はない。心配であれば、そのままの状態で見積もりを依頼しよう。
まとめ
今回はヨーロッパ古着の買取相場や査定業者、オススメの古着屋などについて紹介した。
上記にて記載した古着屋は筆者も実際に利用しているところばかりなので、本当にオススメ。EU古着は、信頼できる古着店に依頼すれば、いいものなら高値で引き取ってくれる。ただし、リサイクルショップでは価値を引き出してくれないので、しっかりと買取業者を見極めることが重要だ。
地域別のおすすめ買取店情報
- 【売る前に】古着を高く売る方法と東京のおすすめ古着買取屋15選
- 【保存版】大阪の古着買取業者おすすめ25選【まとめ】
- 【博多】福岡の古着買取店おすすめ16選!ノーブランドの査定可否も【天神】
- 【保存版】名古屋の古着買取業者おすすめ21選【まとめ】
- 【北海道】札幌の古着買取店おすすめ15選!ノンブランドOK/高いクチコミ/出張対応の店は?
- 渋谷のおすすめ古着買取店25選!評判やクチコミを徹底分析
- 激戦区「原宿・表参道」の古着買取おすすめ店12選!評判や口コミは?
- 下北沢の古着買取店17選!ラグタグやトレファク、セカンドストリートの評判は?
- 【井の頭線】吉祥寺で服を買取してくれる古着屋さん10選
- 池袋のおすすめ古着買取業者を15社比較!評判やクチコミは?
- 千葉県・柏市のおすすめ古着買取店を比較!営業時間など基本情報も
- 【保存版】横浜の古着買取業者おすすめ26選【まとめ】
- 【完全保存版】京都の古着買取業者おすすめ17選