ファッションアイテムの通販サイトとして知られるZOZOTOWN(ゾゾタウン)では、古着の宅配買取サービスも行っている。
ブランドものの洋服やファッション小物は、中古でも値段が付くことが多い。しかしながら、この手のサービスを利用したことがないと、実際にどのくらいの金額で評価してもらえるかが、イメージしにくいのではないだろうか。
実際にZOZOTOWNを利用して古着を売った方のブログを元に、査定額が下がってしまう場合の情報や買取が出来ない買取不可商品についてまとめてみよう。
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ZOZOTOWNで買取不可となるブランド一覧
- UNIQLO ユニクロ
- GU ジーユー
- NATURAL BEAUTY BASIC ナチュラルビューティーベーシック
- GAP ギャップ
- ROPE' PICNIC ロペピクニック
- GLOBAL WORK グローバルワーク
- INGNI イング
- UNTITLED アンタイトル
- 無印良品 ムジルシリョウヒン
- Forever 21 フォーエバー トゥエンティーワン
- NOLLEY'S ノーリーズ
- PAGEBOY ページボーイ
- H&M エイチアンドエム
- MAJESTIC LEGON マジェスティックレゴン
- le.coeur blanc ルクールブラン
- BLISS POINT ブリスポイント、OZOC オゾック
- CECIL McBEE セシルマクビー
- 組曲 クミキョク
- FREE'S PHRASE フリーズフレーズ
- ef-de エフデ
- COCO DEAL ココ ディール
- INED イネド
- COMME CA ISM コムサイズム
- index インデックス
- Disney ディズニー
- L'EST ROSE レストローズ
- titivate ティティベイト
- merlot メルロー
- w closet ダブルクローゼットなど
参考:https://sell.zozo.jp/item/ng/
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ZOZOTOWNでのスカートの買取結果
ZOZOTOWNを利用したある女性のブログでは、スカートの買取結果が紹介されている。
こちらの女性の場合、同じようなデザインの数点のスカートを、ZOZOTOWNで査定してもらっている。いずれのスカートも、女性達の間でニーズが高い、ひざ丈のベーシックなデザイン。ただ、ブランドや状態に少し違いがあり、査定結果にも差が見られる。
例えば、Whim Gazzet(ウィムガゼット)のスカートは、700円〜750円というやや高めの金額が付いている。また、Deuxieme Classe(ドゥージィエムクラス)のスカートも、750円という査定結果に。ちなみにDRESSTERIOR(ドレステリア)のスカートだけは、コンディションに難があるという理由で査定の金額は10円だ。
この女性が査定に出したこれらのスカートは、いずれもZOZOTOWNが積極的に買取しているブランドだ。ZOZOTOWNのサイトに設けられている「かんたんブランド検索」で調べると、3つのブランドとも非常に人気が高いとして、星3つの評価になっている。
このような評価が高いブランドの製品の場合、コンディションが良ければ、今回の女性と同じくらいの金額が付くこともあるのだ。残念ながら10円という査定結果になってしまったDRESSTERIORのスカートは、「コンディション不可」ということで大幅な減額の対象になった。シミや汚れといった問題はなかったということだが、中古の度合いが大きいという点がネックになった模様。
お店が買取強化をしている人気ブランドの製品でも、状態によってはこの女性のケースのように、査定額が低くなる場合がある。査定に出す際には、出来るだけ使用感を感じさせないように工夫をするのも、買取の金額を上げるためのコツになるだろう。
ZOZOTOWNのニットの買取結果
ブログで公開されているZOZOTOWNの買取結果からは、トップスの場合も査定額にかなりの幅があるのが分かる。
例えば、GALERIE VIE(ギャルリィヴィー)やallure ville(アルアバイル)のトップスには、50円や100円といった低い金額が付いている。
GALERIE VIEやallure villeは、ZOZOTOWNの「かんたんブランド検索」では星1つのブランド。星1つは、買取実績があるということを示している。星2つや3つほどの人気はないが、買取自体はしてもらえる可能性が高いのが、この星1つという評価だ。
ちなみに100円という金額が付いたGALERIE VIEのトップスは、色はグレー。フロントにボタンが付いているポンチョ型のニットで、ストールに応用することも出来るデザインだ。今回のブログによると、ZOZOTOWNではマフラーとして査定されたということ。
ちなみに査定額50円のallure villeのニットは、色はグレーだが全面に白いストライプが入っている。オーソドックスなニットに比べてやや丈が短めで、デザインにも少し特徴がある。
一方、比較的高い金額が付いたのが、GALERIE VIEの黒いニットとWhim Gazzetのブラウンのニット。こちらのニットは、700円〜1,000円の評価になっている。ブログでは、GALERIE VIEのニットは、約8年前に購入したものであることが紹介されている。Whim Gazzetのニットは、持ち主が約1年前に購入。どちらのニットもやや細身で、上半身をスッキリとスリムに見せてくれるようなデザイン。ブログでも、予想以上に高く査定してもらえたとコメントされている。
ZOZOTOWNの買取査定では、デザインによっても金額が変わるようだ。ブランド、購入時期だけでなく、ニーズが見込めるデザインかどうかが、チェックされていると考えられる。
ZOZOTOWNのシャツ、ジャケットの買取結果
シャツやジャケットのZOZOTOWNの査定結果にも、それぞれ違いが。
例えば、持ち主が3年ほど前に購入したという白のシャツの場合、査定の金額は50円。薄いカラーが入ったロング丈のシャツは、150円という金額が付いている。いずれのシャツもブランドは同じWhim Gazzet。余り袖を通していないということで、ほとんど新品に近い状態だが、査定の金額は控えめだ。
ブログでは、白という色味が査定に関係しているのではないかと指摘がある。実のところ、白系のファッションアイテムは時間が経つとくすんでくる場合が少なくない。数年程度の短い期間でも、そのままクローゼットの中に入れたままにしておくと、知らない間に色が変わっているというケースはあり得る。洋服の買取では、こういった点もきちんとチェックされていると言えるだろう。
ほとんど着ていないアイテムの場合、こまめに状態を見ることがない。そのため、保管状態によっては、思わぬところにシミなどが発生している場合も。買取を考えている時には、例え着ない服でもこまめに状態を確認しておく方が良いだろう。
ブログを公開中の女性は、レザー素材のジャケットを2点ほどZOZOTOWNの買取査定に出している。ちなみにこちらのジャケットは、デザインは似ているが、購入した時期に大きな違いがある。
例えば、ブラウン系のFRAMeWORK(フレームワーク)のジャケットは、約8年前に購入したという品で、査定の金額は500円。ベージュ系のVOICE MAIL(ボイスメール)の品の方は、購入した時期が約20年前ということだが、50円の金額が付いた。
ちなみに「かんたんブランド検索」では、FRAMeWORKは、星1つ。VOICE MAILは、買取不可のブランドになっている。お店側の対応は、時期によっても変わるケースがあるため、査定に出す前に買取してもらえるかどうかをぜひ確認しておきたい。
思ったほど金額が上がらなかったアイテムもあり
古着を売る場合、購入した時の金額を元に査定額をイメージするケースが多いかもしれない。高価な品は、高く評価されるだろうと考えるのが一般的だ。
しかしながら、実際に買取を利用してみると、こういった持ち主の意向や予想を裏切るような結果が出ることもある。ブログを公開している女性の場合も、幾つかのアイテムについては予想よりも査定額が低かったとのこと。
例えば、こちらの女性が査定に出したDRESSTERIORのプリーツスカートは、持ち主の予想よりも低い350円という金額になった。ブラックというベーシックなカラーだが、なぜか金額が上がらなかったという。また、UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)で約1年前に購入したというパンツ2点も、50円という結果に。
ちなみに、いずれのパンツもストレートのベーシックなデザイン。カラーもブラウンやベージュといった定番の色で、数回しか着用していない状態だが、査定の金額は思いの外低かった。UNITED ARROWSは、「かんたんブランド検索」では星2つのブランド。アイテムによっては、購入して余り時間が経っていなくても、今回のこの女性のように査定額が低くなるケースはある。
実際、こちらの女性からの問い合わせに対して、ZOZOTOWNでは、ニーズが低いという点を、査定の理由に挙げている。実のところ、スリムなスキニーパンツが流行している現在では、太めのストレートパンツは少しニーズが低い。こういったアイテムに関しては、品質や状態にかかわらず査定額が低くなりやすいということが分かる。
買取金額を左右するのが市場のニーズ
買取サービスを提供するお店は、概して市場の動向を常に意識しながら査定を行っている。ZOZOTOWNの場合もこのような買取店の例に漏れず、再販しにくい品については査定額を低くしていると言えるだろう。
実のところ、古着を売りに出す時にはその時期のトレンドも1つのチェックポイントになる。流行中のアイテムなどは、多少古い品でも金額が付く場合も。市場のニーズを知る上で参考になるのが、ZOZOTOWNのサイトにあるような「かんたんブランド検索」だ。
このような検索システムを利用して、評価が高ければ高価買取をしてもらえる可能性もある。ただ、ZOZOTOWNに限らず、買取店は時期によって取り扱いブランドが変わるケースもあるため、査定に出す時には最新情報を仕入れておきたい。
ちなみに、今回取り上げたZOZOTOWNでは、購入金額が3,000円を下回る品については買取の対象外としている。またファストファッションのブランドのアイテムも、買取をしていない。従って、品物によっては他の買取店を当たる必要が出てくるだろう。比較的新しいデザインのアイテムであれば、ワンダーレックスなどに相談をすると買取してもらえるかもしれない。
買取サービスを利用する時にも、お店選びは大切だ。買取の対象になる品や基準を比較しておき、査定を受けることが成功に繋がる。
ここで参考にした個人のブログなども、お店の比較をする時には役立つだろう。買取サービスを利用者の目線で比較することは、難しい場合もある。そういった時に役立つのが口コミやブログといった情報源。買取店側が公開している情報とはまた違った内容が分かるため、これからサービスを利用するに当たっても参考にしやすいのだ。
ZOZOTOWNの査定結果からも、事実、買取市場の色々な実情が見えてくる。例えば、ベーシックなアイテムは、買取に出す時期に関係なくニーズがあるため、個性的なアイテムよりも高く評価されやすいということ。また、保管状態を良くしておくことが、高額査定に繋がるという点も押さえておきたい。
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