ロレックスは世界中で人気がある高級時計だ。時計について詳しく知らない人でも名前を聞いたことがあるように、今では高級時計の代名詞的存在となっている。ロレックスが創業されたのは1905年のことだが、持っている人の中には今自分が持っているロレックスがいつの頃のものなのか気になる人も多いだろう。
当コラムでは、ロレックスの年式・製造年をシリアルナンバーから調べる方法について紹介する。興味がある人はぜひ、チェックしていただきたい。
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高級時計の王様ロレックス
ロレックスは高級時計の王様的存在として知られている。誰もがロレックスと聞けば高級時計をイメージするように、時計業界での立ち位置は絶対的なものになりつつある。ロレックスは、1905年に創業されたスイスの腕時計メーカーだ。
はじめはイギリスで創業されたが当時は税金関係が高く、拠点をスイスへと移したといわれている。自社製造をおこなっているマニュファクチュール会社として有名で、時計の品質はまさに世界最高峰だといっても過言ではない。
ロレックスの年式・製造年を調べる方法は?
コアなロレックス愛好家たちの中には、自分が持っているロレックスがいつの頃に製造されたのか知りたい人もいるだろう。ロレックスは製造年によって価値が変わり、買取に出すときにもそれなりに影響を与える部分である。
ロレックスのシリアルナンバーの位置
ロレックスの製造年は、基本的にはシリアルナンバーから調べることができる。シリアルナンバーは、6時の位置の側面にあるブレスケースを外すと確認が可能だ。
ロレックスのシリアルナンバーは、1987年~2010年の間につくられたものであれば、頭文字にアルファべットがついている。このアルファベットと製造年表を照らし合わせることで、ある程度の製造年がわかる。
ちなみに、12時の位置の側面にあるブレスケースを外すと、こちらにはリファレンスナンバーが記載されている。リファレンスナンバーは、製造年ではなくロレックスのモデルがわかる数字となっている。
2010年以降ものは判別不可能
1927年~1987年のものにはシリアルナンバーにアルファベットがなく、ただの数字となっている。また、2010年以降のものにはシリアルナンバーに規則性がなくなっており、シリアルナンバーから製造年を把握できない。現在の数字の間などに入るようになった8桁のランダムシリアルに移行した。
しかし、シリアルナンバーからわからなくても、保証書などがある場合は製造年が書いているケースもあるため、こちらもある程度の製造年がわかるようになっている。シリアルナンバーから製造年を把握できるのは、1927年~2010年までのロレックスであることを頭に入れておこう。
ロレックスのシリアルナンバーと製造年表
以下に、シリアルナンバーの頭にアルファベットが記載されている、1987年~2010年までのロレックス製造年表を記載しておく。自分が持っているロレックスと照らし合わせて確認してみよう。当初はロレックスのアルファベットつづり「ROLEX」からそれぞれ文字を取りR番からスタートしたが、時計買取店の宝石広場の公式ページによると「O(オー)」は数字の「ゼロ」と混同しやすいので採用されなかったと言われている。
しかし、この製造年表はロレックスが公式に発表しているものではないため、確実とはいえない。あくまでも、ある程度の製造年の把握に活用してもらいたい。
5桁のシリアルナンバー
- ・21691~:1927年
- ・23969~:1928年
- ・24747~:1929年
- ・28290~:1930年
- ・29312~:1931年
- ・29933~:1932年
- ・30823~:1934年
- ・35365~:1935年
- ・37596~:1936年
- ・40920~:1937年
- ・43739~:1938年
- ・71224~:1939年
- ・99775~:1940年
6桁のシリアルナンバー
- ・106047~:1941年
- ・143509~:1942年
- ・230873~:1943年
- ・269561~:1944年
- ・302459~:1945年
- ・387216~:1946年
- ・529163~:1947年
- ・628840~:1948年
- ・710776~:1951年
- ・840396~:1952年
- ・929426~:1953年
- ・937170~:1954年
- ・941699~:1953年
- ・952892~:1954年
- ・955466~:1953年
- ・282632~:1955年
- ・139400~:1956年
- ・321884~:1957年
- ・360171~:1958年
- ・693808~:1960年
- ・763663~:1962年
- ・985015~:1964年
7桁のシリアルナンバー
- ・1259699~:1965年
- ・1871000~:1966年
- ・2163900~:1967年
- ・2426800~:1968年
- ・2689700~:1969年
- ・2952600~:1970年
- ・3215500~:1971年
- ・3478400~:1972年
- ・3741300~:1973年
- ・4004200~:1974年
- ・4267100~:1975年
- ・4538000~:1976年
- ・5008000~:1977年
- ・5482000~:1978年
- ・5958000~:1979年
- ・6434000~:1980年
- ・6910000~:1981年
- ・7386000~:1982年
- ・7862000~:1983年
- ・8338000~:1984年
- ・881400~:1985年
- ・9290000~:1986年
- ・9766000~:1987年
- ・9999999~:1987年
頭文字にアルファベットがあるシリアルナンバー
- ・R000001~:1987年~1988年
- ・L000001~:1989年~1990年
- ・E000001~:1990年~1991年
- ・X000001~:1991年
- ・N000001~:1991年
- ・C000001~:1992年
- ・S000001~:1993年
- ・W000001~:1994年~1995年
- ・T000001~:1996年
- ・U000001~:1997年
- ・A000001~:1998年~1999年
- ・P000001~:2000年
- ・K000001~:2001年
- ・Y000001~:2002年
- ・F000001~:2003年~2004年
- ・D000001~:2005年
- ・Z000001~:2006年
- ・M000001~:2007年~2008年
- ・V000001~:2009年
- ・G000001~:2010年

ロレックス買取におすすめの業者
ロレックスはオメガやパネライといった高級時計と同じく、世界に誇る高級ブランド時計だ。販売価格は当然、買取価格もほかのブランドの時計より高くなっている。しかし、ロレックスの買取をおこなっている業者はたくさんあり、いざ買取に出そうと思ったときには、どこの業者がいいのかで迷ってしまう人は多い。
そこで以下では、ロレックス買取におすすめの業者について紹介していく。買取業者にはそれぞれの特徴があり、買取価格にも差があるケースがほとんどだ。買取に出してから後悔しないためにも、まずはおすすめの業者について理解しておこう。
銀座のDan-Sha-Ri
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
Dan-Sha-Riは高額買取ナンバーワンの業者として人気が高い。高級時計を含めたブランドの買取には定評があり、他店よりも1円でも高く買取することに力を入れている。銀座という買取激戦区で長年買取をおこなっているのが、高い信頼性と評価を獲得している証だ。
買取対応しているブランドも豊富で、時計であればロレックスやパネライ、ブランドであればエルメスやルイ・ヴィトンといった商品の買取は特に力を入れている。鑑定士は専門のプロが在籍しており、誰でも安心して査定を任せられる。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つ。宅配買取は送料や査定料などの諸費用もすべて無料。出張買取も全国対応+出張費無料だ。まとめ売りで査定額がアップするサービスなどもあり、他店よりもお得に時計を売却できるだろう。
大阪のブランドラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランドラボは神戸と大阪を中心にブランド品の買取を専門におこなっている業者だ。貴金属やダイヤ、宝石や高級時計まで幅広く買取対応しており、ブランドバッグから骨董品の買取も可能となっている。
他社よりも高額査定を実現しているのは、国内だけでなく海外にも多くの販路を確保しており、ネットオークションも積極的に利用している点にある。知識が豊富なバイヤーが商品のひとつひとつを丁寧に査定してくれるため、相場に適正な価格での売却が可能だ。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つで対応。宅配買取では無料の宅配キットを利用し、送料や査定料を無料で発送できる。出張買取も出張費無料で丁寧&迅速に買取してくれて、店頭買取では即現金化だ。買取分野が広いのが魅力の業者である。
新橋のGINZA RASIN
買取価格
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
GINZA RASINは時計の買取を専門的におこなっている業者だ。ロレックスやオメガ、パネライやオーデマ・ピゲといった高級時計の買取を強化しており、時計の知識を豊富に持った鑑定士による査定が受けられる。
国内外にも豊富は販売ルートを確保しているため、他社よりも高い相場価格の提示を実現している。たしかな専門性を持ちつつ、常に相場を把握しているからこその高額査定はとても魅力的だ。徹底したコスト管理も高価買取の秘訣である。
買取方法は宅配・店頭の2つだ。宅配買取は無料の宅配キットがあるため、誰でも破損の心配をせずに査定に出せる。もちろん、送料や査定料といった手数料はかからない。店頭買取ではその場で即査定され、すぐに現金を受け取れる。時計を売るのに必須の業者だといえる。
新宿のGMT
買取価格
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ウイルス
対策
GMTは日本最大級の時計買取専門店だ。時計専門店だからこそ実現できる高額査定が特徴で、相場に適正な価格でスピーディに買取してくれる。国内最大級の腕時計買取データベースを持っているため、どんな時計であっても常に納得の価格を提示してくれるだろう。
ロレックスやオメガといった高級時計ブランドはもちろんのこと、人気の時計からマイナー時計まで幅広く買取対応している。買取金額がアップするサービスもあり、高価買取が狙いやすいのも大きな魅力だろう。
買取方法は宅配・店頭の2つだ。宅配買取には専用の買取キットがあるため、スムーズに時計を査定に出せる。店頭買取の場合も駅からすぐ近くに店舗があるため、持ち込み買取がしやすい。信頼性がある業者で売りたい人におすすめだ。
名古屋の大黒屋
買取価格
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ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は全国に200店舗以上を構える大手買取業者だ。年間買取実績数は150万件以上を誇り、業界では間違いなくトップクラスの買取実績数を持っている。魅力はとにかく幅広い買取ジャンルにあり、それぞれのジャンルのプロ鑑定士が在籍している点だろう。
高級時計であれば、ロレックスやオメガはもちろん、人気のある時計であれば高価買取が狙える。査定スピードも早く、スムーズに時計を売りたい人にもおすすめ。買取金額や査定額アップのサービスも豊富だ。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つ。宅配買取には宅配キットがあり、送料や査定料も無料。出張買取も出張費無料となっている。店頭買取の場合も、全国に店舗があるため持ち込みやすい。自分が楽な方法で査定に出してみよう。


ロレックスを査定に出すときのポイント
ロレックスは高級時計であるがゆえ、鑑定士の査定の目は一段と厳しい。ほかの商品ではそこまで気にされなかった傷や汚れといった部分でも、高級時計であれば減額の対象となってしまう。以下では、ロレックスを査定に出すときのポイントをいくつかまとめていく。
上述したおすすめの買取業者に出す場合でも、いくら買取業者が良くても査定で減額されてしまえば意味がない。ロレックスを売るときは、査定での減額を避けることが大事である。査定の際にどの点に気をつければいいのか、減額をできるだけ避けたい人は、ぜひチェックしてほしい。
なるべく早く出す
ロレックスを売るときは、なるべく早く査定に出すのがベストだ。どんな商品でもそうだが、基本的に商品は時間が経てば経つほど価値は少しずつ落ちていく。
さらに新しいモデルが出れば、ひとつ前のモデルであっても価格の低下が起こる。そうなれば、ある程度減額を受けてしまう。ロレックスの中には古い製造年の時計が高価買取されることもある。愛好家たちは新しいモデルよりも、古いモデルに愛着を感じる人もいるのだ。
しかし、基本的には時計は発売されてから時間が経っていないほうが高く売れると考えて間違いではない。査定での減額を避けるには、なるべく早く査定に出し、価値が高いうちに売るのがおすすめだ。
付属品をそろえる
付属品をそろえて査定に出すことは、ロレックスだけでなく、何か商品を売るときには必須だ。付属品が欠品していれば、それだけで大幅な減額の対象となることも少なくない。
特にロレックスともなれば、付属品のあるなしで査定額に数十万円の差がつくこともある。付属品は本体の価値を高めるためにも必要なものだ。
時計の付属品としては、箱や説明書といった基本的なものから保証書やコマなどもあればよい。また、付属品がそろっていても、箱がボロボロだったり説明書が破れていたりすれば意味がないので、普段から付属品の取扱いにも気をつけておきたいところである。
ロレックスを高く売るコツ
最後に、ロレックスを高く売るコツについて述べておく。ロレックスを高く売るには、まず業者比較をおこなうのが必須だ。それぞれの買取業者には価格差があるが、ロレックスともなれば数十万円の差がついているも珍しくない。業者比較をせずして、高く売ることはできないだろう。
もうひとつは、できる限り全体を綺麗にしておくことだ。これはさきほどの査定での減額を避けることにもつながるが、買取に出す商品に傷や汚れ、スレなどがあれば当然買取価格は低くなる。高級時計はほんの少しのスレであっても目立ってしまうため、どうしても査定で目をつけられてしまう。
時計をメンテナンスできるセットも安く売っているので、買取に出す前にはそうしたアイテムを使い、時計を良好な状態にしておくのがいいだろう。無駄な減額を避けることが結果として高価買取へとつながっていく。せっかくロレックスを売るのだから、できる限り高い価格での売却を狙ってみよう。
まとめ
当コラムでは、ロレックスの製造年・年式をシリアルナンバーから調べる方法についてと、買取におすすめの業者から査定のポイントまで詳しくまとめてきた。ロレックスは高価買取が狙える時計だ。
なかには製造年が古いロレックスが数百万円で売れることもある。高級ブランドの時計は新しければいいというわけではないのだ。ロレックス買取を考えている人は、ぜひここでの買取情報を活用して高額での売却を目指してみよう。