高級腕時計は近年、着用してオシャレ感やステータスを演出するものだけではなく、「資産価値がそれほど下がらない」として投資の対象にもなりつつある。
このように腕時計に対する見方が変化している中、「昔購入したロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の時計がどの程度で売れるのか知りたい」、「投資としてロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)を購入したら、数年後にどのくらいの値段で売れるだろう」と考える人もいるだろう。
ここではロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の資産価値などについてお伝えする。
Time is Slipping Away / Bennilover
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ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)とは
高級腕時計のブランドが数多く存在するスイスで、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)は比較的歴史の浅いブランドである。創業は正式には1995年で、ロジェ・デュブイ氏とカルロス・ディアス氏が時計メーカーを設立したことによって始まった。「正式には」と言うのは、実はロジェ・デュブイ氏が自分の時計工房を開いたのはそれよりも随分前の1980年代であったのだが、その時は時計メーカーとしての設立がされていなかったのである。
いずれにしてもブランドとしての年数はまだ短いにも関わらず、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)は既に他の老舗高級腕時計ブランドに負けないような完成度を誇る、有名時計ブランドとなっている。そのきっかけを作った作品が、1996年に発表された「オマージュ」である。この時計は全本数がジュネーブ・シールの認定とブサンソン天文台の検定を受けており、高品質であることが評価され、ブランドへの注目を集めることとなった。
現在、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の腕時計は世界中の富裕層に愛用されている。高級腕時計ブランドと言っても色々とあるが、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)はその中でも非常に高級の部類に入るであろう。日本では東京、名古屋、大阪や福岡などにブティックがある。ブティックではなくてもデパートなどにロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の正規販売店が入っていることもあり、そこで購入が可能だ。ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の知名度は日本でも高くなっており、愛用するファンのすそ野も広がりつつあると言われている。
ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の資産価値は
投資対象として腕時計を捉えた場合に、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の資産価値は数ある時計ブランドの中で何番目程度なのだろうか。
前述したように、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)は高級腕時計の中でも特に高級なブランドである。顧客層も少し特殊で、かなりの富裕層に愛用者が多いとされている。そのため、投資の際に考慮すべき「売買のしやすさ」ということをランキングポイントに入れると、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)のランク付けは非常に難しい。
しかしながら、敢えてランキングを付けるとすれば、6番目程度となるであろう。人気も知名度もある高級腕時計ブランドとしてしばしば名前が挙がるブランドに、ロレックス(ROLEX)やパテック・フィリップ(PATEK PHILLIPE)、オーデマピゲ(AUDEMARS PIGUET)、パネライ(PANERAI)、オメガ(OMEGA)などがある。これらは実際に中古市場などでの取引数も非常に多い。ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)はそれほど頻繁に売買されるものではないが、もともとの価格の高さや希少性などを考えると、これらブランドに次ぐ順位と考えられる。
ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の時計の特徴と代表モデル
ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)は、ブランド創業からの短い期間に、100種類以上の腕時計を製造している。そして、そのすべての時計がジュネーブ・シールという厳しい品質基準を満たしており、非常に品質が高いことが特徴だ。ほとんどは男性向けで、デザインはシンプルで実用的なものから、アクセサリー感覚の芸術的なものまで揃っている。
以下では、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の代表的なモデルを紹介する。
エクスカリバー42オートマティックカーボン
2016年に発表されたモデルで、ケースのカーボン素材が独特の模様を描くデザインである。ベルトや文字盤もブラックで統一されており、スポーティかつシックだ。ムーブメントに自動巻きキャリバーRD830という高性能のものが採用され、日付表示も可能となっている。
エクスカリバー42マイクロローターオートマティック
シルバーとも一味違う、スモーキーなグレーの色味が美しい時計で、ビジネスシーンでも違和感なく着用できる。自動巻き式で日付表示がついている。
エクスカリバー・オートマティックスケルトン42
スケルトンタイプのエクスカリバーで、内部に見える星の形をしたムーブメントが非常に印象的だ。単に時刻を見るというだけではなく、1秒1秒時を刻む様子や、その仕組みをも楽しむことができるモデルである。
エクスカリバーアヴェンタドールS
ランボルギーニとの提携を記念して発表された世界限定88本のモデルである。スケルトンタイプで40時間のパワーリザーブと50m防水機能を有している。ケースはカーボン製で、風防ガラスはサファイアクリスタル、そしてリューズはチタンで出来ている。
ランボルギーニとの提携記念に製造されたモデルは2つあり、他にもう1つ、世界限定8本のアヴェンタドールSもある。発売時の価格はどちらも2千万円を超える。
ニューイージーダイバートリロジー
ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)はダイバーズ・ウォッチも製造しているが、どれもスポーティなだけではなく、ファッション性を兼ね備えている独自のデザインが特徴的だ。中でもこのニューイージーダイバーは世界で限定88本という希少価値の高いモデルで、ブラックで統一されたカラーにオレンジのインデックスが映えるオシャレなデザインだ。
モネガスクトリプルカレンダー
クラシックな印象を与える「モネガスク」も、ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の代表モデルだ。この「トリプルカレンダー」は月・日・曜日の3つのカレンダーと、ムーンフェイズが配されている。18Kイエローゴールドのインデックスやラグが豪華で、ドレスウォッチとしての存在感を高めている。
シンパシー
既に廃盤になっているが、中古市場などでは出回ることのある代表的なモデルだ。「モネガスク」は、この「シンパシー」のケースデザインをベースに、ニューモデルとして製造したものである。
ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の購入のコツ
ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)を投資のために購入する際のコツを紹介する。
ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の購入は中古市場で
腕時計に投資するのであれば、「安く購入して高く売却する」ということが、利益を多く出すために必須である。ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の新品はかなり値が張るため、通常は中々手が出しにくい。しかし、中古であれば購入しやすい値段になっていることがある。また、腕時計全般に言える事であるが、新品で購入したものを売却する時と、中古で購入したものを再度売却する時では、査定額にそれほど差がつかないと言われている。そのため、中古で購入した方がお得なのだ。
複数の店舗や方法を利用して掘り出し物を探す
買取店だけではなく色々な媒体をチェックすると、中古品の中でもさらにお得な商品を見つけられる可能性が高まる。例えば、ヤフオクやメルカリで知られるようなオークションサイトやフリマアプリなどには、他では中々見つからない商品が出回ることがある。
また、買取店を利用するとしても、店ごとに得意分野が異なっている場合があり、腕時計やブランド品に強いお店の方がロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の掘り出し物に出合える確率は高い。
偽物には注意すること
中古品を購入する時には、偽物に騙されないように注意も必要だ。特に、オークションサイトやフリマアプリなどのような個人売買サイトでは、商品の詳細を確認しづらい場合がある。保証書がついているかしっかりと確認すること、商品の細部などで不明点があれば質問すること、売却側の対応に違和感を感じた場合には購入を考え直すことなどは、最低限の防御策として行うようにしよう。
代表的なモデルを狙う
どんなに魅力的な価格で売却されていたとしても、後になかなか買い取り額がつかないようなモデルであれば、投資としては成り立たない。購入する人が限られるようなモデルよりは、ある程度人気が安定している代表的なモデルを狙う方が良いだろう。ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の場合、前述したようなエクスカリバーやイージーダイバー、モネガスクなどの他、ゴールデンスクエア、フォローミー、オマージュなどが代表的モデルだ。
ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)の売却のコツ
高値でロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)を売却するためにもいくつかコツがある。
付属品一式を揃えて綺麗な状態で
保証書や箱などを捨てないで取っておくことは、売却時に高値査定を出すための基本である。特に保証書は、その商品が本物であることを証明する非常に重要なものなので、必ず取っておくようにしよう。また、腕時計の場合オーバーホールと言って、一度分解して部品も含め全て掃除する方法がある。ちょっとしたキズであれば目立たなくなり、新品同様に綺麗になることが多いので、気になる人は売却前に行うこともお勧めだ。
価格変動を見極める
腕時計は価格の値崩れが少ないと言われることが多いが、やはりタイミングによって価格に変動がある。ロジェデュブイ(ROGER DUBUIS)も例外ではない。一般的に、そのモデルの生産終了が決定したり、有名人が身に着けるなどで一時的にその時計のブームが起こったり、定価自体が値上がりした時などは、買取価格も高くなる傾向がある。相場を見極めることが大切だ。
価格査定は必ず複数の業者に依頼
腕時計を売却する方法としては、買取業者に依頼する他、オークションサイトやフリマアプリなども考えられる。出来るだけこれらの手段を色々と利用して、需要の有無や相場傾向を掴んだり、価格の比較を行うと良い。買取業者の場合、おたからやなど、時計を多く扱っている業者の方が鑑定額は高くなりやすいが、こだわりすぎずに複数の業者に査定を依頼しよう。出張査定や無料見積もりサイトなどを利用すれば、業者間での価格比較は可能だ。

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