数多くのスイスの高級時計ブランドを差し置いて、世界5大時計ブランドの1つとして知られるドイツの時計ブランドが、A.ランゲ&ゾーネ(A.LANGE & SOHNE)だ。
創業は1845年。ザクセン王国の宮廷時計師だったフェルディナンド・アドルフ・ランゲが、現ドイツ・ザクセン州グラスヒュッテの地に工房を開いた年が最初とされる。ランゲ自身の技術力もさることながら、彼が育て上げた弟子たちは見事にその地に時計技術産業を根付かせ、スイスの有名ブランドに匹敵する技術力を有する企業として知られていた。
ところが第2次大戦時には空襲で本社社屋も破壊され、さらには地域が東ドイツとなってしまったことから、A.ランゲ&ゾーネは戦後しばらくの間、ブランド自体が消滅していたという驚きの歴史がある。復活を遂げたのは冷戦終結後の1994年。アドルフ・ランゲの曾孫であるウォルター・ランゲ氏の帰還により、A.ランゲ&ゾーネは見事に復活を遂げたのだった。2000年にはリシュモングループの傘下に加わり経済基盤と世界各地域に応じたマーケティング力が強化されると、その歴史とマニュファクチュールとしての技術力はすぐに再評価され、現在の地位を得るに至った。
ここではそんな激動の歴史を持ち、なおかつその製品作りにおいて一切の妥協を許さない姿勢を持つA.ランゲ&ゾーネの型番と、そのモデル名との関係について調べてみたので、お伝えしていこう。

A.LANGE & SÖHNE / acidpix
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A.ランゲ&ゾーネの型番の見方
A.ランゲ&ゾーネの時計のケース裏には、6ケタの数字が刻印されている。スケルトン仕様の裏側から見える中の機構に書かれた文字ではなく、スケルトン仕様の場合はケース周辺部に直接刻印された数字だ。これがA.ランゲ&ゾーネの型番=リファレンスナンバーである。
もちろん、オフィシャルサイトや保証書などでも確認することができる。その場合は、3ケタ目と4ケタ目の間にピリオドが入ってくる。
A.ランゲ&ゾーネの型番の例:ランゲ1
たとえば、A.ランゲ&ゾーネ復興の象徴ともなった、「ランゲ1」(現行モデル)の型番を見てみよう。
<ランゲ1の型番>
- Ref.191.025…プラチナ/シルバー無垢,ロディウム/ゴールド ロディウム仕上げ
- Ref.191.032…18Kピンクゴールド/シルバー無垢,シルバー/ピンクゴールド
- Ref.191.028…18Kホワイトゴールド/シルバー無垢,ブルー/ロディウム仕上げのゴールド,夜光針
- Ref.191.021…18Kイエローゴールド/シルバー無垢,シャンパン/イエローゴールド
- Ref.191.039…18Kホワイトゴールド/シルバー無垢,シルバー/ロディウム仕上げのゴールド,夜光針
リファレンスナンバーの右は、ケース素材/文字盤素材、色/針の色や仕様を示している。すぐにおわかりのように、現行「ランゲ1」のリファレンスナンバーは「Ref.191.×××」という構成になっている。
つまり、「191」が「ランゲ1」を示すモデルナンバーであることがわかる。一方ピリオドから後ろの3ケタは、ケースの素材や文字盤の種類等によって数字で表されたコードのように思えるが、この5つのリファレンスナンバーを見る限りは、法則性は見つけられない。
「ランゲ1」はケース直径38.5ミリで、パワーリザーブ72時間の自社製手巻き式ムーブメント、キャリバーL121.1を搭載する、A.ランゲ&ゾーネを代表する人気モデルの1つ。時刻表示、スモールセコンド、パワーリザーブ表示、そして1時の方向のアウトサイズデイト表示が全て別々に表示される文字盤が目を引く特徴的なデザインで知られている。
A.ランゲ&ゾーネの型番の例:グランド・ランゲ1
次に、「ランゲ1」をもう少し大きくした「グランド・ランゲ1」の型番も見てみよう。「グランド・ランゲ1」は、ケース直径40.9ミリ、こちらのムーブメントはキャリバーL095.1を使用している。パワーリザーブは「ランゲ1」と同じ72時間である。
<グランド・ランゲ1の型番>
「グランド・ランゲ1」のモデルナンバーは「117」であることがわかる。末尾3ケタ「025」と「032」は「ランゲ1」と同様の素材と色の構成になっている。ただし「028」はブラックとブルーで文字盤の色が若干違っているが、同系統と見ることもできる。
A.ランゲ&ゾーネの型番の例:グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ
今度は「グランド・ランゲ1」に複雑機構が入った「グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ」のリファレンスナンバーを見てみる。この機種を説明するには、公式サイトから次のコメントを引用するのが最適と思われる。
「このムーンフェイズ表示は、正確な朔望月である29.531日ないし29日と12時間44分3秒という値を、99.998パーセントの精度で再現しています」。実にドイツのメーカーらしい機械へのこだわりぶりがうかがえる。ケースは41ミリで高さは9.5ミリ。ムーブメントは手巻き式自社製キャリバーL095.3を使用する。
<グランド・ランゲ1・ムーンフェイズの型番>
- Ref.139.032…ピンクゴールド/シルバー無垢,シルバー/ピンクゴールド
- Ref.139.025…プラチナ/シルバー無垢,ロジウム仕上げ/ロジウム仕上げのゴールド
「グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ」のモデルナンバーは「139」。「グランド・ランゲ1」との連続性はない。一方末尾3ケタのコード「032」と「025」の素材構成はそれぞれ上記で決定と見ていいだろう。
A.ランゲ&ゾーネの型番の例:その他「ランゲ1」シリーズの型番
<グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ ルーメン>
- Ref.139.035…プラチナ/シルバー無垢製ベースダイヤル(外周リング,時,分,スモールセコンド),ブラック 半透明のサファイアクリスタル/ロディウム仕上げのゴールド,夜光性
製作数200本の限定モデル。夜光性ムーンフェイズ表示と夜光性アウトサイズデイトを搭載するA.ランゲ&ゾーネ初のモデル。日付が切り替わる瞬間に十字プレート表面が発光するように、ダイヤルの一部に半透明のサファイアクリスタルを採用している。こちらのムーブメントは手巻き式自社製キャリバーL095.4を使用する。
<ランゲ1・デイマティック>
- Ref.320.032…18Kピンクゴールド/シルバー無垢,シルバー/ピンクゴールド
- Ref.320.025…プラチナ/シルバー無垢,ロディウム/ゴールド ロディウム仕上げ
- Ref.320.028…18Kホワイトゴールド/シルバー無垢,ブルー/ロディウム仕上げのゴールド,夜光針
「ランゲ1」の自動巻きムーブメント(キャリバーL021.1)搭載モデル。「ランゲ1」とはすべての表示が左右鏡面対称で逆に配置され、パワーリザーブ表示が曜日表示に変わっている
<ランゲ1・ムーンフェイズ>
- Ref.192.032…18Kピンクゴールド/シルバー無垢,シルバー,時/パワーリザーブに蛍光インデックス使用/ゴールド ロディウム仕上げおよびブルースチール
- Ref.192.025…プラチナ/シルバー無垢, ロディウム,時/パワーリザーブに蛍光インデックス使用/ゴールド ロディウム仕上げおよびブルースチール
- Ref.192.029…18Kホワイトゴールド/シルバー無垢,ブラック,時/パワーリザーブに蛍光インデックス使用/ゴールド ロディウム仕上げおよびブルースチール
ここで初めてモデルナンバーが「ランゲ1」との連続性を見せる。使用するムーブメントもキャリバーL121.3と同じ仕様のものであり、ケースサイズも同様。末尾「029」は初出だが、「028」との違いはあまりうかがえない。
<リトル・ランゲ1 ・ムーンフェイズ>
- Ref.182.030…18Kピンクゴールド/ゴールド無垢,シルバー,ギョーシェ仕上げ/ピンクゴールド
直径36.8ミリで、ダイヤルにはギョーシェ模様が施された。ケースのサイズダウンにより、モデルナンバーが10マイナスされて「182」に。
<ランゲ1・タイムゾーン>
- Ref.116.039…18Kホワイトゴールド/シルバー無垢,シルバー,時/パワーリザーブに蛍光インデックス使用/ゴールド ロディウム仕上げおよびブルースチール
- Ref.116.025…プラチナ/シルバー無垢,ロディウム/ゴールド ロディウム仕上げおよびブルースチール
- Ref.116.032…18Kピンクゴールド/シルバー無垢,シルバー/ピンクゴールドおよびブルースチール
- Ref.116.050…ハニーゴールド/シルバー無垢、グレー/ハニーゴールド※限定100個生産モデル
自社製ムーブメント、キャリバーL031.1を搭載。自国のホームタイムと世界各地のゾーンタイムを同時に表示させることができるモデル。モデルナンバー「116」は、「グランド・ランゲ1」の1つ下だが、ケース直径41.9ミリは逆に大きい。
<ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー>
- Ref.720.032…ピンクゴールド/シルバー無垢,シルバー /ピンクゴールド
- Ref.720.038…18Kホワイトゴールド/シルバー無垢,グレー/ロディウム仕上げのゴールド
- Ref.720.048…プラチナ/ホワイトゴールド、ロディウム;レリーフおよびトレンブラージュ技法で手彫り;アウトサイズデイトのブルーの数字を手描き/ゴールド,ロディウム仕上げ
ケース直径41.9ミリ、手巻き式キャリバーL082.1を搭載のパーペチュアルカレンダーモデル。トゥールビヨンの精緻な動作の様子はケースバックから見ることができる。Ref.720.048は、ダイヤルにホワイトゴールドを使用した、たった15本の限定生産モデル。
<ランゲ1・トゥールビヨン “ハンドヴェルクスクンスト”>「ランゲ1」の誕生20周年を祝って生産される記念モデル。20本限定生産。
<リトル・ランゲ1>
- Ref.113.041…ピンクゴールド/シルバー無垢,マザーオブパール(下地ブルー)/ピンクゴールド
- Ref.113.043…ホワイトゴールド/シルバー無垢,マザーオブパール(下地ブルー)/ゴールド,ロディウム仕上げ
直径36.1ミリのケースに「ランゲ1 」の持つ要素を全て納めた。搭載するムーブメントはキャリバーL901.4。「113」は、シリーズの中では最も小さなモデルナンバー。
A.ランゲ&ゾーネの各モデルの型番
ここからは、「ランゲ1」以外の主なモデルの型番を紹介していく。ムーブメントの主要部品である「ひげぜんまい」を含む、時計製造に必要な全ての部品を自社で製造する非常に稀有なメーカーであるA.ランゲ&ゾーネ。どのモデルにも貫かれるのは、極度なまでの機械と品質へのこだわりである。
「1815」シリーズの型番
アドルフ・ランゲ生誕の年にちなんで名付けられたのが、「1815」とその一連のモデルだ。そのデザインは、ブルースチールの針やアラビア数字、線路をイメージしたレイルウェイモチーフの分目盛りなど、A.ランゲ&ゾーネの伝統的な要素が特長となっているという。
【1815】Ref.235.032/Ref.235.026
直径38.5ミリ/キャリバーL051.1/「1815」のベーシックモデル。
【1815アップ/ダウン】Ref.234.032/Ref.234.026
直径39ミリ/キャリバーL051.2/「アップ/ダウン」との名はA.ランゲ&ゾーネの伝統的要素であるパワーリザーブ表示AUF/ABにちなむ。
【1815アニュアルカレンダー】Ref.238.032/Ref.238.026
直径40ミリ/キャリバーL051.3/かつてランゲが製作した懐中時計から着想を得たデザイン。
【1815クロノグラフ】Ref.414.028/Ref.414.026
直径39.5ミリ/キャリバーL951.5/ストップウォッチ機能による計時精度を向上させるプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンターと、フライバック機能が搭載。Ref.414.026のほうは、ブルーのインデックスが特徴の直営ブティック限定モデル。
【1815トゥールビヨン】Ref.730.025/Ref.730.032/Ref.730.048
直径39.5 ミリ/キャリバー L102.1/あらゆる面で比類の無い精巧さを追求した時計。Ref.730.048はアドルフ・ランゲ生誕200周年記念の30本限定のハンドヴェルクスクンスト。
【1815ラトラパント・パーペチュアルカレンダー】Ref.421.032/Ref.421.025/Ref.421.048
直径41.9 mm/キャリバー L101.1/スプリットセコンドクロノグラフと永久カレンダー。Ref.421.048は世界20本限定ハンドヴェルクスクンスト・シリーズ。
【トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット”】Ref.706.025
直径43ミリ/キャリバーL133.1/永久カレンダー、クロノグラフ、ラトラパント機能、チェーンフュジー(鎖引き)機構、トゥールビヨンの五つの複雑機構を同時搭載。
【グランド・コンプリケーション】Ref.912.032
直径50ミリ/キャリバーL1902/A.ランゲ&ゾーネの歴史上最も複雑な時計。複雑過ぎて年間1本しか完成できない6本限定モデル
「サクソニア」シリーズの型番
創業の地、ザクセン州を意味する「サクソニア」。シンプルで調和の取れたダイヤルデザインが特徴のドレスウォッチ。
【サクソニア】Ref.219.028/Ref.219.032/Ref.219.026/Ref.878.029/Ref.878.038
直径37ミリ/キャリバーL941.1/モデルナンバー「878」はケースにダイヤモンドを乗せたモデル。
【サクソニア】Ref.219.043/Ref.219.047
直径35ミリ/キャリバーL941.1/直径が異なるが上記モデルとモデルナンバーは同じ「219」。
【サクソニア・オートマティック】Ref.380.033/Ref.380.027/Ref.380.044/Ref.380.042/Ref.380.028
直径38.5ミリ/キャリバーL086.1(自動巻)/A.ランゲ&ゾーネの自動巻き式時計史上最も薄いモデル。
【サクソニア・フラッハ】Ref.211.033/Ref.211.027
直径40ミリ/キャリバーL093.1/ケースの高さがわずか5.9ミリの最薄モデル。
【サクソニア・フラッハ】Ref.201.033/Ref.201.027
直径37ミリ/キャリバーL093.1/こちらは直径を小さくした最薄モデルで、モデルナンバーもマイナス10の数字が当てられている。
【サクソニア・デュアルタイム】Ref.386.032/Ref.386.026
直径38.5ミリ/キャリバーL086.2/ストップセコンド機能搭載スモールセコンドと第二時間帯表示を文字盤に備える。
【サクソニア・ムーンフェイズ】Ref.384.032/Ref.384.026
直径38.5ミリ/キャリバーL086.5/独自のアウトサイズデイトと高精度ムーンフェイズ表示。
【サクソニア・アニュアルカレンダー】Ref.330.026/Ref.330.032/Ref.330.025
直径38.5ミリ/キャリバーL085.1 SAX-O-MAT/両方向巻き上げ式ローターで迅速にパワーリザーブが可能。
【ランゲマティック・パーペチュアル】Ref.310.026/Ref.310.032/Ref.310.025
直径38.5ミリ/キャリバーL922.1 SAX-O-MAT/独自のアウトサイズデイト表示を搭載する永久カレンダーを採用した初の機械式腕時計。
【ダトグラフ アップ/ダウン】Ref.405.031/Ref.405.035
直径41ミリ/キャリバーL951.6/特許技術のプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター搭載の機械式クロノグラフ。
【ダトグラフ・パーペチュアル】Ref.410.038/Ref.410.032
直径41ミリ/キャリバーL952.1/2100年まで日付修正のいらない永久カレンダー搭載クロノグラフ。
【ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン】Ref.740.036
直径41.5ミリ/キャリバーL952.2/3つの複雑機構を融合。100本限定。
【ダブルスプリット】Ref.404.032
直径43.2ミリ/キャリバーL001.1/世界初のダブルラトラパント機能を搭載する機械式クロノグラフ。タイム計測用の針が2組備えられ、2組が同期して動くことはもちろん、それぞれ独立してタイムを計測することもできる。
【ランゲ31】Ref.130.039/Ref.130.032/Ref.130.025
直径45.9ミリ/キャリバーL034.1/従来の機械式腕時計の10倍に相当する長いぜんまいを2つ擁するムーブメントを搭載し、31日間のパワーリザーブを実現。
「ツァイトヴェルク」シリーズの型番
「ツァイトヴェルク」は、デジタル式時刻表示を搭載する初めての機械式腕時計。アナログとデジタルの意味さえ無化してしまうような機械へのこだわりが生み出した逸品。
【ツァイトヴェルク】Ref.140.029/Ref.140.032/Ref.140.048
直径41.9ミリ/キャリバーL043.1/前代未聞の機械式デジタル表示腕時計。末尾「048」は30本限定の特別モデル。
【ツァイトヴェルク・ストライキングタイム】Ref.145.029/Ref.145.032
直径44.2ミリ/キャリバーL043.2/ハンマー打ち機構が見える位置に搭載され、毎正時には力強い低音が、15分・30分・45分にはクリアな高音が鳴る。
【ツァイトヴェルク・デシマルストライク】Ref.143.050
直径44.2ミリ/キャリバーL043.7/毎正時、そして10分ごとにチャイムを打ち鳴らす。100本限定モデル。
【ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター】Ref.147.025
直径44.2ミリ/キャリバーL043.5/瞬転数字式時刻表示と十進ミニッツリピーターを初めて同時に搭載。
「リヒャルト・ランゲ」シリーズの型番
「リヒャルト・ランゲ」は、19世紀から20世紀にかけて製作した科学研究用デッキウォッチの伝統を受け継ぐモデルだ。
【リヒャルト・ランゲ】Ref.232.032/Ref.232.025/Ref.232.026(ブティック限定)
直径40.5ミリ/キャリバーL041.2/最高の精度と最善の視認性の達成を最優先したモデル。
【リヒャルト・ランゲ“プール・ル・メリット”】Ref.260.028
直径40.5ミリ/キャリバーL044.1/A.ランゲ&ゾーネ最高峰を意味する「プール・ル・メリット」の称号。
【リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド】Ref.252.025
直径39.9ミリ/キャリバーL094.1/ラージジャンピングセコンド、スモールアワー、スモールミニッツによる時刻表示。100本限定。
【リヒャルト・ランゲ・トゥールビヨン“プール・ル・メリット”】Ref.760.032
直径41.9ミリ/キャリバーL072.1/スモールセコンドのダイヤル部分にトゥールビヨンを見ることのできる窓がある。
【リヒャルト・ランゲ・トゥールビヨン“プール・ル・メリット”ハンドヴェルクスクンスト】Ref.761.050
直径41.9ミリ/キャリバーL072.1/モデルナンバー「760」の豪華装飾バージョン。世界15本限定。
【リヒャルト・ランゲ・パーペチュアルカレンダー "テラ・ルーナ"】Ref.180.026
直径45.5ミリ/キャリバーL096.1/ケース裏側にはクリスタルガラス越しに軌道ムーンフェイズ表示が見える。この表示は北半球から見た月と太陽の位置も示し、北半球が昼夜のどちらの時間帯にあるかも分かるようになっている。
A.ランゲ&ゾーネの型番は冒頭3ケタの数字を見よ
ここまで、A.ランゲ&ゾーネのほとんどの現行モデルの型番を紹介してきた。ひと通り見てきたように、大事なのは冒頭3ケタのモデルナンバーの部分。人気モデルの「ランゲ1」なら「191」や「139」。シンプルな「サクソニア」なら「219」といったナンバーで、それがどういったモデルなのかが判明する。
一方で自動巻きのキャリバーを使用するモデルはシリーズに関係なく「3××」で、クロノグラフなら「4××」、複数のコンプリケーションを動かすモデルには「7××」といった数字が振られていたので、シリーズよりも時計の機能で選びたいという方には、こうした型番からモデルを探してみるといいかもしれない。
とはいえ、こだわりぬいたA.ランゲ&ゾーネの時計は中古品でも高価であることに変わりなく、上位モデルともなればマンションの1つでも余裕で購入できる価格なので、おいそれとは手が出る代物ではない。流通数も多くはなく、価格で選ぼうとすると偽物をつかまされる危険性も高い。信頼できるお店で選ぶのが賢明と言えよう。
なお、A.ランゲ&ゾーネの型番は、公式サイト(https://www.alange-soehne.com/)で確認することができる。全ての現行モデルに詳細な説明が加えられており、ファンならずとも一度は訪れておきたいサイトと言えよう。
当サイト「ヒカカク!」で買取比較の一括見積もりができる
手持ちの腕時計を最近売りたいと考えてはいないだろうか。当サイト「ヒカカク!」ではA.ランゲ&ゾーネの腕時計の買取価格を最大20社で一括査定することができる。時計専門店に今回高級時計を売って、欲しかったけれど手が少し届かなかったという1ランク上の時計をこの機会に買い替えで手に入れてみてはいかがだろうか。見積り依頼自体は無料であり、今自分の時計の価値を知るだけでも十分意味があるだろう。
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