グラハム（GRAHAM）は、スイスに本拠地を置く時計のブランドである。1995年にエリック・ロトが設立した時計メーカーであるザ・ブリティッシュ・マスターズ社が製作を担当している。ブランド名のグラハムは、イギリス人時計技師であるジョージ・グラハムから付けられている。
このジョージ・グラハムは、世界で初めてクロノグラフを製作した事で知られ、その他にも直式脱進機、シリンダー脱進機、水銀補正振り子などを発明し、その発明は現在にも影響を及ぼすほど時計の技術を多いに発展させた時計業界の歴史に名前を残す偉大な人物である。その偉大な人物を冠するブランドであるグラハムは、ラインナップのほとんどをクロノグラフで占めている。
そんなグラハムの腕時計をいざ売りたいと思った時に役立つよう、高く売るためのコツ、買取相場の情報を本コラムでまとめていこう。
引用：http://www.graham.jp/catalog/2crbsb03al30bd.html#
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
人気モデルと参考買取相場
グラハムの腕時計の中で、人気のシリーズについて、Dan-Sha-Riという買取業者の査定実績を参考に見てみよう。
クロノファイター
イギリス空軍のパイロットのために設計されたクロノグラフで、高高度でもグローブを外さなくても計測できるようコントロールレバ―をケースの外に配置するという独特の形状で世間に世間に大きなインパクトを与えた「クロノファイター」は、Dan-Sha-Riにおいてクロノファイター ラプターが190,000円で、クロノファイター オーバーサイズが175,000円で買取された実績がある。
ソードフィッシュ
ガラスの上に拡大レンズを2つ付けるという独特の形状で視認性をアップさせたクロノグラフで、見た目からその名がつけられた「ソードフィッシュ」は、Dan-Sha-Riにおいてソードフィッシュ GMT アラームが185,000円で、ソードフィッシュ ブラックが190,000円で買取された実績がある。
希少な限定モデル以外は買取相場が低め
グラハムは、クロノファイターやソードフィッシュといったこれまでにないデザインのクロノグラフを世に送り出し、大いに注目され大いに盛り上がった。その独特のデザインは、市場に受け入れられており、愛好者も少なくはない。
独特なブランドは売りにくい
ただ、その独特すぎるデザインは、フォーマルな時計を好む層からはあまり受け入れられておらず、好きな人とそうでない人がはっきり分かれるブランドとなっている。特にビジネスで着用しやすいかと言えば、アパレル関係など少しファッションに気を使うような業界以外では使いにくい代物と言えるかもしれない。また、一時期の熱狂も今は落ち付いて、以前ほどの熱気は感じられない。
限定モデルは高く売れるだろうか
そのため、中古においても愛好家がいるため一定の需要はあるものの、大きな需要があると言う訳ではなく、買取価格もそれほど高額とならない可能性はある。しかし、例えば全世界500本限定といった数量が決まった限定品は、その希少性もあり中古での需要も高い。つまり、高額で買取されるケースも多い。つまり、同じグラハムというブランドの腕時計でも、買取の際の取り扱いは変わってくるのである。高額での売却を目指すには、自分が持っている腕時計の価値を正確に把握しておくことが大切であると言える。
買取業者の選択につけて
個人でヤフオクなどオークションに出すのでなければ、買取業者に査定を依頼して、買取してもらうのが普通である。しかし、高級ブランド腕時計を買取する業者は、時計専門で買取している業者でも数えきれないほどたくさんある。まだ若いブランドであるグラハムは、ロレックスやオメガといった超有名ブランドとまではいかないが、多くの買取業者が扱っている。
グラハムの買取実績がある査定業者を探そう
そこで、実際に売る前には買取業者を選択する必要があるが、グラハムについて豊富な知識と査定経験を持つ業者を選びたい所である。自社のサイトなどでグラハムの時計の買取実績を掲示している業者は、信頼でき、選択しやすい。また、事前に中古市場などから想定される買取価格を調べ、提示してもらえた査定額と比較するのも手である。もちろん、最終的な査定額は、時計の状態などにより想定と異なる可能性が高い（想定を下回ることが多い）が、最初から相場と離れた査定額を提示する業者に依頼するのは、避けたほうがいいだろう。参考までに聞いてほしい話だが、オークファンなどでチェックできるヤフオク落札相場の6～7割掛けが買取相場だと考えられるだろう。各社の買取価格表や無料見積もりフォームも活用してほしい。
一括査定・買取価格比較をしよう
さらに、査定は1社だけでなく複数の買取業者から受けるようにした方が良い。査定額は業者により差が出るためである。1社だけの査定の場合、通常の買取相場よりも安くなる可能性もある。それを避けるため、また少しでも高く売却するため、複数の査定額を比較し、高い査定をつけた業者に買取を依頼するようにしよう。一括査定サイトを用いるもよし、当サイトのような買取価格比較サイトを用いるもよし。売り手が買取業者に対して優位に立てるよう準備しておこう。お店も売り手の客を見てどのように対応するか変えている節がある。相場情報に精通していて、きちんと価値を見極めている人から買取業者・質屋は買い叩こうと考えない。
買取に向けた準備
買取業者を選択したら、買取依頼に向けた準備となるが、まずは、時計の清掃をした方が良い。買取額は、査定額から清掃などの作業費を減額したものとなるので、少しでも減額の幅を抑えるためにも、丁寧に清掃しよう。次に、付属品の準備である。中古で売り出す場合、付属品の有無で価格が異なる場合がある。それは、買取の時にも同様で、付属品が揃っていると、それだけ高額買取となる。
ここで注意したいのが、保証書（ギャランティ）である。保証書は、その時計が正規のルートで購入した、と証明する書類であり、これがなかったり、記載内容の不備があったりした場合、これが正規のルートで購入されたものと証明できず、コピー商品という可能性すらあるのである。そのため、保証書がない場合、買取拒否される場合もあるので、必ず保証書は準備しよう。
おたからやを利用する
最後にヒカカクおすすめの買取業者「おたからや」を紹介する。
おたからやはブランド品の買取業者で、付属品や保証書が無くても買取ってくれる。他社圧倒の高価買取をうたっているので、もし他店より1円でも査定額が低かった場合は伝えると査定額UPが期待できるだろう。買取方法も宅配・店頭・出張とライフスタイルに合わせて選ぶことができるので、忙しくて持ち込めない方でも気軽に利用してほしい。
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