生まれて間もない頃は寝ている赤ちゃんも、首が座って寝返りやハイハイなど成長するにつれ活発に動き始めるようになる。そうなると家事などのちょっとした間であっても、目が離せなくなるものだ。
そんな時に一時的に赤ちゃんを座らせておくことができるアイテムとして人気が高いのが「Bumbo(バンボ)」である。バンボは、家事などの手が離せない時に使えるため重宝するベビーチェア(ベビーソファ)だ。そんなバンボは、中古市場でも取引されるが偽物も出回っているという話も聞く。そこで、本物と偽物を見分ける方法について解説していこう。
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世界中で人気が高いバンボ
「家事などで手が離せない時に、動き回る赤ちゃんを少しの間でも座らせておけないか」という悩みを持つ家庭も多いだろう。その悩みを解決するために開発されたのがバンボである。バンボは南アフリカ共和国のバンボ社が製造販売しているもので、正式名称は「バンボベビーソファ」という。
目が離せない時期の赤ちゃんについての悩みは世界共通であり、バンボは開発された南アフリカ共和国だけでなく、ヨーロッパやアメリカなど世界130カ国以上の国と地域で販売されており、日本でも人気が高いベビーチェアである。バンボ社では消費者に安心して使ってもらえるように、販売に関して国別の代理店制を採用している。日本の正規代理店は(株)ティーレックス社である。バンボの魅力
ポリウレタンフォームを使用しているため、汚れや水分を簡単に拭き取ることが可能で、適度な弾力とやわらかさがあり、使い勝手が良いと評判だ。汚れても丸洗いでき水をはじくため乾きやすいのが特徴で、軽量で手入れが容易であることや機能や安全面が考慮されていること、赤ちゃんのおしりをすっぽりと包み込む丸いフォルムなど、人気の秘密はさまざまある。
成長に合わせて使えるマルチシートであれば長く使うことができるうえ、プレートレイやトイレトレーナーなどのオプション品も充実している。また、食卓やフローリング、畳の上など場所を選ばずに使用できるのもメリットといえる。専用のプレートレイはおもちゃや絵本を置くという目的の他にも、正しく装着することによって赤ちゃんがバンボから脱出するのを防ぎ、安定性が向上する。
イエローやブルー、ライラックなどパステル調のカラーバリエーションが豊富なのもバンボの魅力だ。パパやママの好みで選ぶこともできるし、部屋のインテリアと色を合わせたり赤ちゃんの雰囲気に合わせたりするのも良いだろう。
バンボの注意点
成長の早い赤ちゃんに優しい作りのバンボであるが、お座りを練習させるような目的で座らせると、赤ちゃんが腰や背中を痛める可能性がある。長時間の使用はさけ、赤ちゃんに負担をかけないことが大事である。
動きが活発な赤ちゃんやバンボに座るのを嫌がる赤ちゃんなどは、前後左右に激しく動いてしまう場合がある。そういった状況では、バンボごとひっくり返ってしまう危険があり注意が必要だ。
また、ベビーグッズにはありがちだが、使用期間が短いというのもデメリットのひとつといえる。バンボは、他の用途に使うこともできないため、使用後は長期間保管することになるか処分することになる。
バンボには正規輸入品と並行輸入品がある
バンボはバンボ社の商品だが「偽物」が出回っているという話がある。これはバンボには、正規輸入品と並行輸入品があるため偽物と思われるということだ。正規輸入品であれば本体の表記などが日本語であるのに対し、並行輸入品は日本語でないため偽物と勘違いをする人が多い。
ただし、正規輸入品よりも価格が安いのが並行輸入品の特徴だ。正規輸入品であればメンテナンスやカスタマーサービスを受けることができるが、並行輸入品や個人輸入品、海外で購入したものに対してはメンテナンスなどは受けることができないので注意が必要である。
仕様の違い
正規輸入品と並行輸入品には、商品そのものの仕様が違うことがある。正規輸入品は、バンボ本体と安全ベルトが付属品としてあり、後から付けることができるので必要なタイミングで取り付けるようになっている。一方、並行輸入品は、ベルトがはじめから付いているため脱着ができない仕様だ。
保証についても正規輸入品は、製品の不備や不具合などがあるなどの製品が原因の不良品は7日間以内であれば新品との交換が可能などの保証がある。しかし、並行輸入品にはそういった保証がいっさいないため購入から使用まで全て自己責任ということになる。
価格の違い
正規輸入品と並行輸入品では、2,000〜2,500円程度の価格の差があるので、コストパフォーマンスは並行輸入品の方が良いといえる。しかし、並行輸入品の中には粗悪品もみられるなどの口コミがあるのも事実だ。ベルトが取り外せないというのも使い勝手が悪いといえる。短期間使用するものなので、価格を重視するか機能や安全面を重視するかが、正規輸入品か並行輸入品かを選ぶカギといえる。
類似商品
また、バンボによく似た商品がある。正規に販売されているのも偽物があると言われる理由のひとつである。商品自体は、正規の会社の正規の商品であっても、バンボによく似ているため間違いやすい。しかし、価格や大きさ、素材や付属品などに違いがあるので、取扱い説明書や仕様を確認することが見分けるポイントである。
バンボを購入する方法
バンボを購入する方法について紹介する。
対象年齢と適応体重
(株)ティーレックス社のサイトによると「バンボベビーソファ」は、対象年齢が首が座る頃から14カ月、適応体重が約10kgまで、「マルチシート」は、対象年齢が支えなしでも座れるようになった頃から3歳、適応体重が約15kgまでとなっている。
大人の椅子に取り付けるタイプの「ブースターシート」は1歳から5歳、耐荷重が50kg
、おもちゃや絵本を置く「プレートレイ」は耐荷重が500g、「ステップスツール」は対象年齢が3歳から6歳、適応体重が50kgとオプション品まで含めると、対象年齢や耐荷重によって使える時期が異なる。ただし、同じ月齢や年齢でも身長や体重など子供によって個人差が大きく、使用する期間は比較的短いものだと言えよう。
正規代理店オンラインショップ
バンボは正規代理店の(株)ティーレックス社のオンラインショップで購入する方法がある。それ以外には、大手のネット通販サイトや赤ちゃん用品を扱う店舗などでも購入が可能だ。実店舗であれば実際に座らせてみることもできるので、気になる時は試してみても良いだろう。
ハイハイをする前の赤ちゃんは、意外と太ももの部位が大きくバンボがきつく感じられるケースが多い。そこで、購入をためらう人もいる。しかし、ハイハイをするようになり動きが活発になると太ももも締まってきて、すんなり座ることができるケースもあるので、選ぶ時にはしっかりと見極めよう。
フリマアプリやオークションサイト
ただし、使用期間が短いこともあり中古で十分と考える方も多い。そこで、中古品をメルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのオークションサイトから購入するというのもおすすめだ。中古品であっても、状態が良い物が出品されていることも多く、正規品の価格で悩んでいる方でも購入しやすいといえる。
バンボを売る時に覚えておきたいこと
使用する期間が短いバンボは、子供が大きくなった後にどうするかも検討しておきたい。下の子がいたり使う予定があったりする場合は保管して置いても良いが、かさばるものなので保管場所にも困ることもあるだろう。不要になったら、オークションやフリマ、買取店などに売ることを考えてみてはどうだろうか。
中古市場でも人気
バンボは、使用期間の短さもあり中古で購入する人が多く中古市場でも人気のアイテムである。中古品の買取りは、未使用で新品が高く買取られる傾向がある。バンボを新品で購入したが、赤ちゃんが座ってくれないなどの理由で使用していないのであれば、早いうちに査定を依頼することが高く買い取ってもらうコツだ。
掃除は必須
バンボに限らず、中古品は状態の良し悪しが査定額を決めるといっても過言ではない。そのため、バンボを売ろうと思うなら、まず汚れやほこりを取り除き掃除をしておくことが大切だ。
バンボは、汚れがつきにくい設計ではあるものの、離乳食など食事に使用していた場合は、食べこぼしなどで汚れがついていることがある。そのような時は、汚れを取り除ききれいにしておこう。特にベルトなどは、汚れがつきやすいので念入りに掃除をしておきたい部分だ。
付属品の有無
また、可能であれば商品が入っていた時の箱や保証書があれば査定額が減額されることが少ない。ベルトなどの付属品の有無も査定に影響を及ぼすので付属品のチェックも忘れないでしておきたいポイントである。
買い取り業者
買い取り業者に査定を依頼する時には、1社だけでなく複数の業者に見積もりを依頼してみよう。その際に、自分でもオークションやフリマアプリでの価格をチェックして相場を確認しておくと良いだろう。相場を把握しておくと、買取業者の見積もりを比較し価格を交渉する時にも有利である。
買取業者の見積もりは無料で行っているところも多く、査定の方法は業者にもよるが、実際に店舗へ持ち込まなくても出張や宅配で査定を依頼できる。店舗への持ち込みや出張査定であれば、目の前で査定してもらえるので安心である。宅配買取であれば、時間を気にせずに査定を依頼できるので便利だ。
それぞれの査定方法の特徴を知っておいて、自分の都合の良い方法で査定を依頼しよう。ベビーグッズを扱う業者であれば、バンボだけでなく、赤ちゃん関連の商品やおもちゃなどベビーグッズを合わせて査定してもらうことも可能だ。買取店では査定額をアップするキャンペーンなどを実施することもあるので、査定額と合わせてチェックしておきたい。
バンボは、子育てする家庭では人気が高いアイテムなので、使わないバンボがあるならば少しでも早く査定を依頼することをおすすめする。
まとめ
赤ちゃんのためのベビーチェアであるBumbo(バンボ)には、偽物ではなく並行輸入品があることが分かった。並行輸入品は、日本の正規代理店で売られているものよりもお手頃価格。しかし、不良品などのサポートは受けられないので注意が必要なのだ。不安であれば、2000円ほど高くても日本で売られているものを購入するのが無難だろう。
また、赤ちゃんが成長するにつれて使わなくなったBumbo(バンボ)や、その他のベビー用品が自宅にあれば、まとめての売却を考えてみてほしい。収納の肥やしになってしまうアイテムを一気に売ることで、次に必要となるベビー用品の購入資金に充てることもできる。まずは、ヒカカク!の一括査定を申し込んでみてほしい。