diagnl（ダイアグナル）は優れたカメラアクセサリーを手がけていることが知られている。カメラをアウトドアで良く使っている人の中には愛用している人もいるだろう。しかし、カメラの買い替えなどに伴って不要になってしまうこともある。人気があるアクセサリーなので売れると期待できるが、買取相場は一体どのくらいになっているのだろうか。
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ダイアグナルのカメラアクセサリー
まずはダイアグナルのアクセサリーについて理解を深めておこう。最も有名なのがニンジャストラップで、伸縮性の高いストラップになっていることからアウトドアなどで首や肩に下げて使うのに適している。伸縮自在というのがポイントになっていて、小型カメラにも大型カメラにも合うサイズのストラップが販売されている。ただ、ダイアグナルがカメラアクセサリーとして販売しているのはニンジャストラップだけではない。
ニンジャストラップほどではないにしても、ユーザーが多いアクセサリーとしてニンジャバインダーやレンズキャップホルダーがある。ニンジャストラップを使っている人は合わせて利用できる点で優れていて、まとめて購入している人も少なくない。同様にニンジャストラップ用のショルダーパッドも販売されていて、多くの利用者がいるアクセサリーとして知られているものだ。
この他にも美しい写真を撮る上で欠かせないスパイダーレンズクリーナーも手がけている。これもニンジャストラップに取り付けられるようになっているので便利といえる逸品だ。基本的にはダイアグナルのラインアップは以上だが、中古品としてはどのくらいの価格で取引されているのだろうか。
ダイアグナルのアクセサリーの販売相場
ダイアグナルのカメラアクセサリーは定価でも決して高いものではない。買取店では高額買取をする商品については価格を明示していたり、相場を表示していたりすることも多いが、安い価格で取引されるものは基本的には要見積もりという扱いになっている。
そのため、相場を知るには多数の業者に連絡して見積もりを出してもらわなければならない。ただ、販売価格については明確になっているのでまずは知っておこう。
ダイアグナルのアクセサリーで良く取引されているのは実はニンジャストラップそのものだけである。ニンジャストラップの各種カラー、15mm、25mm、38mmのものが全て市場に出ているが、ニンジャバインダーやレンズキャップホルダーなどはほとんど取り扱われていない。もともとニンジャストラップに比べても単価が低く、中古品として買い取っても業者としてはあまり利益を得られないのが主な原因だ。
ワゴンセールなどで販売されていることもあるが、百円～千円程度の価格で販売されているのが一般的である。人気の影響も受けるため一概にいうことはできないものの、基本的にはニンジャストラップ以外は単品で売ろうとしてもあまりお金にならないと考えていたほうが良い。
ダイアグナルのニンジャストラップについては販売相場がおよそ定まっている。新品でカメラ専門店で販売しているときには15mmのものが3,000円弱、25mmのものが3,000円強、38mmのものが4,000円前後になっている。これに対して2割～3割程度を引いた価格が中古品で美品や良品とされるニンジャストラップの価格だ。
あまりにも使い古しているような場合にはそもそも売れないと判断されてしまうケースが多く、買い取ってほしいといっても断られてしまうだろう。未開封で買い取ったものであれば新品とほとんど遜色ない価格で販売されている。ストラップは使用すると劣化が早いが、丁寧に保管されていない場合にも劣化が進行してしまう。そのような場合には新品でも安く売られているのが一般的だ。
買取価格の相場
このような販売価格になっていることを考慮すると、ダイアグナルのカメラアクセサリーを売ろうとしたときには、どのくらいの買取価格になっていると考えられるのだろうか。通常、1万円くらいで売れると期待される商品については、買取業者が中間マージンとして30%～60%くらいを手に入れるようにしているのが通例だ。
ニンジャストラップについていえば新品なら3,000円～4,000円くらいなので、中古品の未開封品なら2,500円～3,400円程度で販売されている。その40%～70%の価格となるため、およそ1,000円～2,400円くらいで買い取ってもらえるということがわかる。
実際には低単価の品物についてはマージンを大きめにする傾向がある。価値が低いものは買い手が見つかりにくいため、在庫リスクを抱えることになるからだ。その分を差し引いて考えると、60％のマージンを取られたと考えてせいぜい1,000円～1,700円で売れれば良いと考えるのが妥当である。
さらに状態の良し悪しも考慮するともっと安くなってしまう可能性もあるため、使用済みの場合には良くても数百円程度と考えざるを得ない。汗などが染み込んで変色しているようなニンジャストラップでは価格が付かないといわれてしまうことも考えられるので気をつけよう。
フリマアプリにおける相場
ダイアグナルのアクセサリーを買取業者に任せて売ることも可能だが、売り方は他にもある。代表的なのがメルカリやラクマなどのフリマアプリを使って個人間取引をする方法だ。実はダイアグナルのニンジャストラップはメルカリなどによく出品されていて、売れているケースもたくさんある。
例えば、メルカリに出品されているニンジャストラップを例に取ると、開封済み、使用済みの状況で売っていることも多く、それでも買い手が見つかっていることがあるのだ。この販売価格がどのくらいになっているのかを知っておくと、売り方を検討する上で参考になるだろう。
フリマアプリにおけるニンジャストラップの相場は実はかなり幅が広い。安い場合には1,000円を下回っているが、高い場合には3,000円くらいになっているのが実態である。新品未使用のものや開封済みだけれど未使用というニンジャストラップもフリマアプリでは良く出品されていて、高い価格で出品しても買い手が出てきている状況があるのだ。
逆に何度も使用したけれど状態はあまり悪くないという場合には1,000円台で売買されていることが多い。1,000円を下回っているようなケースは少なく、早く売りたいという人が出品したものだと考えることが可能だ。つまり、フリマアプリで売れば1,000円～2,000円で売れる可能性が高いのである。
ただ、フリマアプリの場合には常に出品されているニンジャストラップがあるので気をつけよう。他の商品との差別化ができなければ選んでもらうことはできないからである。価格で差をつけることも可能だが、掲載する写真の美しさ、過去にそのフリマアプリを利用した経歴なども重要な点になる。
今までメルカリやラクマを使ってきた人の場合には十分な取引実績があるので、初出品の人に比べると魅力的な取引相手だと思ってもらえるだろう。そうでない場合には状態の良さをはっきりと示したり、安く出品したりする工夫をしないとなかなか売れないことになる場合もあるので注意しなければならない。
相見積もりをした上で売り方を検討しよう
せっかく幾ばくかのお金になる可能性があるダイアグナルのカメラアクセサリーを持っているなら、少しでも高く売れたら良いと思うのはもっともなことだ。相場から考えると高くても3,000円で、2,000円台で売れるなら儲けものと考えられるだろう。
特に15mmや25mmの場合には、専門店での新品の販売価格が3,000円なので、2,000円に到達することも難しいということは念頭に置いておかなければならない。その上で、いかにして高く売るかと考えたら、相見積もりをまずはおこなってみるのが重要である。
買取業者
買取業者に査定を依頼すると、買取価格についても見積もりを出してもらうことができる。すぐにその場で決断する必要はなく、見積書の有効期限までに売るかどうかを回答すれば良いというのが一般的だ。
そのため、有効期限が来てしまう前にたくさんの業者から査定を受けて見積もりを取得すれば比較検討することができる。これが相見積もりであり、一般的には、この結果として最も高い価格を付けてくれた業者に売っているのである。
ただ、ダイアグナルのカメラアクセサリーを本当に高く売りたいと思ったら、相見積もりをしてもすぐに決断してしまわないほうが良い。他の売り方も比較して最も高く売れる方法を選んだほうが良いからだ。
インターネットオークション
フリマアプリはその一例であって、他にも売り方は存在している。例えば、ヤフオクなどのインターネットオークションを使って売ることも可能だ。ニンジャストラップは入札で競い合ってくれるほど人気が高いわけではないが、たまたま興味を持ってくれた人が何人かいれば想定していたよりも高く売れる可能性はある。
フリマアプリもインターネットオークションも過去の取引事例を参照することができる。そのためその取引価格を参考にして、買取業者に売るのとどっちが高いかを調べてから売り方を決めるのが賢明だ。一般的には、個人間取引のほうが中間マージンが発生しないので高く売れる傾向がある。
しかし、人気がないものだったり、相場からかけ離れた価格で販売したりした場合には買い手が見つからないリスクがあるのが問題点として知られている。その点では、買取業者はすぐにその場で買い取ってくれるメリットがある。どれだけ早くダイアグナルのカメラアクセサリーを売りたいかによって決めるのは賢い方法だ。
また、特に人気がないものはインターネットオークションやフリマアプリでは買ってくれる人が出てこないことも多い。ニンジャストラップなら問題ないが、他のアクセサリーを売りたいと思っているときには、業者に買い取ってもらったほうが苦労が少なくて済むと理解しておこう。
まとめ
ダイアグナルのカメラアクセサリーの中で買取が精力的におこなわれているのはニンジャストラップであり、それ以外のニンジャストラップの周辺アイテムは単品では売れないことすらある。売るときにはまとめて売ることを念頭に置き、相見積もりをして少しでも高い価値を出してくれる業者を探そう。そして、他の売り方も考慮して最高値で売れる方法を見いだすのが肝心だ。
