一昔前まで、腕時計は大人気ファッションアイテムであり、多くの男性がおしゃれの一部として身につけていたものである。しかし、最近は腕時計は一部の人たちには人気と需要があるものとなっているが、最近の若い人たちはあまり腕時計をつけないようになっているのが事実である。時間が確認するだけならポケットからスマホを取り出せばすむし、何より手首に時計をつけるのは邪魔だと感じる人が多いのだ。
そのため、若い人たちはスマホとリンクできるアップルウォッチなどのスマートウォッチに移行しつつあり、昔ながらの高級時計や時間を確認するだけの腕時計は需要が低下しているのである。しかし、腕時計にも昔からずっと高い人気を維持し続けているブランドやメーカーがあり、そうしたものは中古でも人気が高く、買取相場なども高くなっている。ここでは有名時計ブランドであるカシオのG-SHOCKに焦点を当て、質屋に持ち込む際の換金率について詳しくまとめていく。
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大人気腕時計カシオのG-SHOCK
G-SHOCKは、1983年にカシオから発売が開始された腕時計ブランドであり、2018年に35周年を迎え、累計で1億本を突破している大人気腕時計である。今ではG-SHOCKの名前を知らない人はいないほど高い知名度を持ち、国内だけでなく外国人からの人気も高くなっている。
しかし、さきほども述べたように、最近は腕時計の需要は昔ほどの勢いはなくなっており、スマホの利便性が腕時計の利便性を上回っているのが事実だ。だが、それでも人気があるモデルや限定品などは今でも高額で売買されているし、そうしたモデルを質屋に出したりすればかなり高い換金率を達成することができる。
換金率は基本的には査定額と大して変わらないことが多くなっているが、買取は1度出すと自分のものではなくなってしまうが、質屋の場合は所有しているのはまだ自分であるため、お気に入りの商品を手放したくないけれど、お金が少し欲しいという人におすすめの方法となっている。
数多くのシリーズを持つG-SHOCK
G-SHOCKの歴史はさきほど述べたように35年以上経過しており、腕時計ブランドとしては老舗であるといっても過言ではないだろう。35年の歴史があるのだから、実に数多くのシリーズとモデルが発売されており、その正確な数を調べることはかなり骨が折れることだろう。中でも人気が高いのはBaby-GやMaster of G、もっと細かく言えば、マッドマンやガルフマン、フロッグマンといったモデルが存在しており、どれもG-SHOCKコレクターたちから高い人気を獲得している。
2018年の35周年を迎えたときには、35周年記念モデルとして多くのモデルが展開されており、そのほとんどすでに生産中止となっているため、ほかのモデルよりも希少性といった価値の観点から言ってかなり高いものとなっている。その分、買取相場も高騰しているものが多く、そうしたモデルを所有しているのであれば買取に出すことで高価買取を狙えるだろう。
しかし、記念品や限定モデルなどは時間が経つにつれて価値が増していくケースも十分に考えられるため、買取に出してしまうよりも質屋に入れるのがおすすめだともいえるだろう。質屋では買取に出すわけではないので、一時的にお金を借りつつも自分の手元に戻したいときには換金額と利息を支払いさえすれば、いつでも自分の元に商品を戻すことができる。
G-SHOCKを質屋に持ち込んだときの換金率は?
基本的に質屋に入れるべき商品というのは、販売価格が高額となっている高級ブランド品などがもっとも望ましいだろう。高級ブランド品であれば、買取に出すのはもったいなくて躊躇いがちであったとしても、質屋に入れてお金を少し調達する目的で気軽に活用することができる。もちろん、お金を無尽蔵に使い果たしてしまえば自分の手元に戻すことができなくなってしまうので注意が必要である。
質屋の換金率としては、腕時計の高級ブランドを例に出してみると、ロレックスは60%前後、オメガは40%前後、カルティエやブルガリは20%前後あたりが一般的となっている。腕時計の王様ブランドであるロレックスは、元々の値段が段違いであるため質屋での換金率ももっとも高くなっている。おどろくべきはブルガリといった高級ブランドであっても20%前後程度の換金率しかないことである。腕時計は以外と質屋向けではないのかもしれない。
本題のG-SHOCKの換金率はと言うと、こちらもやはり10%~20%前後あたりが一般的な換金率となっているようだ。しかし、G-SHOCKは高級ブランドというよりもカジュアルブランドであり、販売価格としてもそこまで高くはないのが事実だ。もちろん、中には1本数万円~数十万円するモデルもあるが、仮に定価100,000円のG-SHOCKを質屋に入れたとしても、およそ10,000円~20,000円前後のお金しか受け取れないのが現実である。
G-SHOCKを質屋に持ち込むときの査定ポイント
質屋は商品を完全に手放すことなく、一時的に現金を手にしたいときにおすすめの方法である。クレジットカードで借金をして現金を手にするよりも、いざとなれば商品を手放して清算することができる質屋はとても利便性が高く、少しだけ一時的に現金が欲しい人に人気がある手段でもある。しかし、さきほども述べたように質屋に入れる商品は基本的には高級ブランドが望ましく、販売価格が低い商品の換金率は低いのが事実である。
そのため、G-SHOCKを質屋に入れたとしても、そこまで高い換金率を達成することはできず、あまり現金を手にすることもできないだろう。G-SHOCKを質屋に入れるのであれば、できるだけ人気が高く定価も高額となっているモデルや限定品を出すのが効果的であり、定価が10,000円を切るモデルを質屋に出すのはあまりおすすめできない。ここからは、G-SHOCKを質屋に持ち込むときの査定ポイントについてまとめていく。
機能性や全体の状態
G-SHOCKを質屋に持ち込んで、まず査定されるポイントは買取での査定と同じく機能性や全体の状態といった部分である。質屋に入れるというのは、あくまでも商品としての価値を出すということでもあり、商品の価値を担保しているのは商品全体の状態である。そのため、商品自体に欠陥や問題があれば換金率は下がってしまい、質屋で換金すること自体できなくなってしまうだろう。
質屋に持ち込むとき際にも、実際に買取査定へ出すときと同じく、しっかりと全体的な状態をキレイな状態にしておくことが大事であり、ホコリが被ったまま現金化の足しにしようと安易に考えていると換金できずにガッカリしてしまうだろう。質屋査定に出す前にはきちんとメンテナンスしてキレイな状態で出すようにしよう。
保証書などの付属品
質屋の査定ポイントが買取の査定ポイントと似ているとすれば、きちんと付属品をそろえて質屋に持ち込むことが大事である。G-SHOCKの付属品としては、箱や説明書、保証書やギャランティカード、さらにはコマといったものもあるのが望ましい。付属品が欠品していればやはり感金額は下がってしまい期待はずれの価格となってしまうことも少なくない。
しかし、付属品がすべてそろっていたとしても、そもそもの定価が低ければ高い感金額は期待できないのは何度も述べているとおりだ。その場合は質屋に持ち込むよりも買取に出してしまうほうが効果的だともいえる。多くの質屋業者や質入だけでなく買取査定もおこなっているので、換金額が低いのであればそのまま買取に出して現金を手にするのもいいだろう。
G-SHOCKの質屋での換金率を高くするコツ
G-SHOCKは多くのモデルがあるため、それぞれのモデルによってどのくらいの価格で換金されるのかは大きく異なる。さきほどは、質屋に持ち込むときの査定ポイントについて述べたが、査定ポイントだけを意識していても減額を受けてしまうことはかなり多い。査定ポイントと換金率を高くするコツというのは別物であり、両方意識することが換金率を最大限高めることにつながる。
そこでここからは、G-SHOCKの質屋での換金率を高くするコツについてまとめていく。換金率はそこまで大きく変えることはできないものだが、無駄な減額を減らすことで高価なモデルであれば、それなりの価格での換金が狙える。これからG-SHOCKを質屋に持ち込もうと思っている人は、換金率を高めるためにもぜひ目を通してみてほしい。
キレイな状態で出す
質屋にG-SHOCKを持ち込むときは、できるだけキレイな状態で出すことが効果的である。質屋の換金率は基本的に買取査定に出すときと大して変わりがなく、しっかりとさまざまなポイントに気をつけて買取に出せなければならない。適当な状態のまま出せば換金率が低くなり、出す意味すらなくなってしまうだろう。
最近は腕時計のメンテナンスを簡単におこなえる道具もたくさん売っているので、そうしたアイテムを使用しつつ、できるだけキレイな状態を保って出すことを心掛けてみよう。質屋のスタッフも専門的な知識を持っている人が多いので適当に出すことだけは避けるようにしよう。
きちんと付属品をつける
きちんと付属品をつけてから質屋に持ち込むことはとても大切である。付属品がない状態での質屋への持ち込みは、やはり換金率の低下にもつながり、まったく意味のない換金になってしまうことも多い。G-SHOCKの付属品についてはさきほども述べたとおりだが、最低限箱と説明書といったものはそろえておくべきだろう。
そして、以外にも重要な役割をはたしているのがコマであり、コマが欠品していればかなりの減額を受けてしまう可能性が高い。質屋とはいっても、買取に出すときのようにすべてをベストな状態で出すことが大事なのである。
換金率が高い業者に出す
換金率が高い業者に出すことは、あたり前だが換金率が低く評判が悪い業者に出すよりも効果的である。しかし、どれぐらいの換金率をしているのかは実際に査定に出してみなければわからないという難点があり、あまり換金率に多く触れていない業者が多いため、調べてもわからないことがほとんどだ。
そのため、業者を選ぶときに役立つのは口コミやサービスの内容、業者の強みといった部分になることは避けられない。G-SHOCKを高く換金したいのであれば、腕時計の質入に強い業者かつ、カジュアルウォッチにも対応している業者に出すのが効果的だといえるだろう。
G-SHOCKを持ち込むのにおすすめの質屋業者
G-SHOCKは腕時計としてはカジュアルウォッチの位置づけとなっており、ロレックスやオメガといった高級時計とは一味違っている。しかし、G-SHOCKを販売しているカシオは世界的に有名なメーカーであり、国内ではシチズンやセイコーといった有名メーカーと並んで絶大な人気を獲得している。そうした信頼性があることで、G-SHOCKの質入をおこなっている業者も多くなっている。
だが、実際に質屋を利用しようとするときには、どこの業者に出すかがとても大事であり、業者の選定を間違えるだけで換金できず終いという結果になることも少なくない。最後に、G-SHOCKを持ち込むのにおすすめの業者について紹介していくので、ぜひ参考にしてみてほしい。
質屋さんドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
質屋さんドットコムは、ブランド時計の質入れに積極的に対応している業者だ。利息は5,000円以上で6%と少し高くなっている。もちろん質入れ以外にも買取にも対応しており、高価買取を掲げている信頼性が高い業者でもあるため、質入だけでなく買取にも利用できる利便性が高い業者である。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は全国に多くの店舗を構える大手買取業者であるとともに、質入サービス業者としても絶大な人気と信頼性を獲得している業者だ。利息も0.95%~1.5%と業界最安値となっており、有名メーカーやブランド品であれば換金率は比較的高くなっている。無審査で即日対応してくれるため、今すぐ現金が必要な人にとっておすすめの業者だ。東京都内であるなら出張質入サービスも展開しているのも大きな魅力である。
まとめ
ここではG-SHOCKを質屋に持ち込む際の換金率についてまとめてきた。実際、質屋に持ち込むのは高級ブランド商品がほとんどであり、あまり高額での換金が期待できない商品を持ち込むことは少ないだろう。換金率が低いのであれば、質屋に持ち込むよりもそのまま買取に出してしまうほうが得をすることもあり、質屋に出すメリットはあまりないといえる。
しかし、人によってはお気に入りの商品を手放したくないと買取に出すことを躊躇う人も多くいる。そうした人にとっては、数千円であっても質屋で換金したほうがお得に感じることもあるだろう。G-SHOCKには数多くのモデルがあるため、人気モデルや限定モデルなどであれば通常のモデルよりも換金率は若干高くなる。質屋に持ち込むときには、自分のG-SHOCKがどれくらいの換金率を狙えるかを考えてから出すようにしよう。