au・docomo・ソフトバンクといった大手キャリア会社でGalaxyの機種変更をするとき、多くのユーザが安く端末購入できる方法を模索する傾向がある。
特に価格の部分で非常に優位なMVNO市場に活状態の近頃では、単純に「新しいスマホに変えたい」だけでなく、「より安くお得に最新モデルを入手したい」といった想いが日本人ユーザにも徐々に増えつつあるようだ。
今回は、au・docomo・ソフトバンクといった大手キャリアでGalaxyの機種変更を検討する皆さんと一緒に、端末代金や月額料金の一番安い会社や契約時の注意点などを徹底比較していきたい。

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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
今、大手キャリア各社で購入できるGalaxyの種類とは?
2018年9月23日現在、国内大手キャリア会社で購入できるGalaxyスマホは、下記の4モデルのみとなっている。
- 【docomo】
- ・Galaxy S9 SC-02K
- ・Galaxy S9+ SC-03K
- 【au】
- ・Galaxy S9 SCV38
- ・Galaxy S9+ SCV39
Galaxy S9とS9+の違いとは?
S9よりもサイズの大きなS9+には、機能面やスペックでも高い特徴がある。例えば、スマホユーザにとって欠かせないカメラは、S9にはシングルカメラ、S9+にはデュアルカメラが搭載されている。
またストレスのないスムーズな動きに必要不可欠なRAMメモリーは、S9が4GBであるのに対して、S9+には6GBという仕様となっているようだ。こうした形で2018年の春モデルとして各社が発売開始したGalaxyの2商品には、外観だけではなく内容面でも大きな違いがあると捉えて良いだろう。
ソフトバンクではGalaxyの最新モデルの販売はなし
ソフトバンクのサイトに目を通すと、製品一覧の中にGalaxyブランドのスマホが1台もない実態に気付かされる。このキャリアには過去に2015年夏モデルとして、Galaxy S6 edgeが発売されていた時代もある。
しかしこの会社で最も新しいGalaxyとも言えるS6 edgeの修理受付が2019年9月30日で終わってしまう実態を考えると、ソフトバンクはdocomoやauと比べてGalaxyシリーズの販売に消極的な会社であると言えそうだ。
そのため当ページでは、2018年9月23日時点でdocomoとauから発売されているGalaxyの最上位モデルS9+について、機種変更に必要なコストなどを徹底比較していきたい。
Galaxy機種変更における費用や料金比較をする時の意外な注意点
スマートフォンの機種変更にかかるコストの比較をするときには、Galaxyを取り扱う会社における価格設定や料金プランのシステムが全く異なる実態がある。そのため、自分にとってメリットの高いGalaxy機種変更をするときには、実際に手続きをおこなったユーザブログなどの意見だけを参考にするのではなく、下記のどのポイントから検討すべきかをユーザ自身が決めておく必要がある。
- ・Galaxy端末購入にかかる総支払額
- ・月々の負担額
比較検討すべきことはコストだけではない
大手キャリアの比較検討に向けて自分の方向性を検討するときには、今回買うGalaxyスマホをどのぐらい長く使うかについても考えておく必要がある。例えば、2019年9月にGalaxyへの機種変更をした後、そのスマホを2年以上使い続ける場合は、安くお得に端末を入手するといった願いを叶える選択肢は非常に幅広いと捉えて良いだろう。
これに対してGalaxyに強いこだわりがあるわけでもなく、更に良いシリーズが出ればすぐに新しい端末を使ってみたいといった場合は、今回の機種変更時にも注意すべきポイントが増える形となる。
どのように料金・費用比較をするのがおすすめ?
次から次へと新システムやキャンペーン特典の登場する大手キャリアの場合、サイトから自分に適した情報を拾って端末価格の計算をおこなうのは、あまり効率的な方法と言えない実情がある。そのため、自宅で簡単に比較検討などをするには、各社のサイトに設置されているシミュレーションツールを使うのが最もおすすめとなってくる。
キャンペーンやクーポン情報も必ずチェック
1円でも安くお得に機種変更をする上で必ずチェックすべきなのが、各社のキャンペーン・クーポン情報だ。こうしたイベント特典を上手に活用すると、決してリーズナブルとは言えない最新モデルのGalaxyであっても負担の少ない価格で購入できる可能性が高まる。
また期間限定でおこなわれるケースの多いキャンペーンは、機種変更の手続きをおこなうタイミングにも大きな影響をもたらすポイントとなるだろう。
docomoでGalaxyの機種変更をする際にかかる費用と安く買うポイント
まずは、ドコモのサイト内にあるシミュレーションツールなどを使って、このキャリアでGalaxyへの機種変更をする際のかかるお金や注意点をチェックしていこう。
Galaxyの新機種購入における実質負担額
ドコモGalaxyの最新モデル・S9+ SC-03Kは、2018年9月23日現在64,800円(月々2,700円)の実質負担額で入手可能なモデルとなっている。ちなみに同時期に発売されたGalaxy S9 SC-02Kについては、53,136円の総額となる。
機種代金から割引のできる下取りサービス
Galaxyへの機種変更によって不要となる古いスマホは、docomoの下取りもしくは買取業者への売却をするのが理想と考えられている。
2014年12月より下取りプログラムをおこなうdocomoでは、シミュレーションの中で旧端末のモデル名を選ぶことにより、具体的な割引額がわかるサービスを提供している。ちなみにSC-03Kと同様に画面サイズの大きさで定評のあるiPhone7 Plus(32GB)を下取りに出した場合は、Galaxyの機種代金から33,000円が割り引かれる形となる。
下取りではなく売却という選択肢もある
中古市場でも需要が高く、比較的コンディションの良い旧端末を持っている場合は、docomoとの間でおこなう下取りではなく、中古スマホ専門店に売却するという選択肢もある。
古いdocomoスマホの高価買取実績で定評のあるイオシスなどでは、対象端末のSIMロック解除をユーザが自らおこなうことで、査定額が最大20,000円アップするキャンペーンなどを開催している。人気モデルをこうした方法で売却すると、容易にできるdocomoでの下取りよりも遥かに高値で手放せる可能性が高くなりそうだ。
基本プランによって変わるdocomoの月額料金
手続きにより多少なりとも月々の請求額が上がるケースの多い機種変更をおこなう場合、多くのユーザが基本プランやパケットプランの見直しを検討する実態がある。
docomoでは、カケホーダイ、カケホーダイライト、シンプルという3つのスマホ向けプランを設けている。またこのキャリアでは、2年間にも及ぶ定期契約の有無により更に細かなプランに分かれる形をとっているようだ。
ちなみに時間無制限で通話のできるカケホーダイプランの場合、2年間の定期契約ありは2,700円、定期契約なしであれば4,200円の月額料金となる。
定期契約をする・しないの判断はどのようにすれば良い?
定期契約をおこなえば、月々の負担を確実に軽減できる。しかし2年という契約期間の残っている状況下でプラン変更やMNPのよる他社乗り換えをした場合は、9,500円の解約金が請求される形となるため、注意が必要だ。
ただしカケホーダイプランの定期契約あり2,700円を選択した場合、定期契約なしのコースより月々1,500円が浮くと考えると、そのお金で解約金の9,500円を貯めるのは7ヶ月弱で可能になるとも言えるだろう。
お得な機種変更に欠かせないキャンペーン情報の確認
ドコモで機種変更をするときには、必ず下記のキャンペーン情報をチェックする必要がある。
https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/?icid=CRP_common_header_to_CRP_CAMこうした情報に目を通しておくと、ドコモ光への申込みや料金の相談などを機種変更のタイミングでおこなうことで、よりお得な特典が受けやすくなる。
またキャンペーンの種類が非常に多いdocomoの場合、シミュレーションでは特典込の計算ができないケースもあるため、便利なツールだけに頼るのではなく自分自身でキャリア会社のサイトに目を通す心掛けも忘れないようにして欲しい。
機種変更応援プログラム
人気モデルのGalaxy S9+ SC-03Kは、24ヶ月間の割賦支払い終了を待たずに新しいスマホへの機種変更ができる「機種変更応援プログラム」の対象となっている。このサービスを使うには、対象機種購入とXi契約という2つの加入条件と、月額300円のプログラム利用料金を払う必要がある。
例えば、このプログラムに18ヶ月間加入していた人が19ヶ月目にGalaxy S9+ SC-03Kなどへの機種変更をした場合は、最大27,000円分のポイント還元がおこなわれる。ちなみに応援プログラムを使うときには、旧機種を必ず正常な状態で回収してもらわれなければならない。
オンラインショップ限定 秋のサン9キャンペーン
docomoでは、2018年9月1日~11月30日まで、秋のサン9キャンペーンを開催している。対象機種の購入者のうち99人に1人が9,999円分のポイントがプレゼントされるこのイベントは、登録条件さえ満たせば自動エントリーされる仕組みとなっている。
こうした形でお得感の高いイベントの豊富なdocomoで機種変更をする場合、どの時期に契約や開通手続きをするかというのも大事なポイントとなってくるだろう。
auでGalaxyの機種変更をする際にかかる費用と安く買うポイント
続いて、auのシミュレーションツールを見ながら、Galaxy S9+ SCV39を機種変更するときにかかるお金のイメージをしていこう。
auは買い替えサポートプログラムが重要
auでのGalaxyを買う場合の機種代金は、「アップグレードプログラムEXに加入するか?否か?」によって大きく異なる実態がある。対象スマホの購入をするタイミングでこのプログラムに加入すると、機種代金を最大半額にしてもらえる。
このサービスへの加入をした場合は、390円のプログラム料を24回に渡って払い続ける必要がある。しかし24ヶ月間のGalaxy利用後の機種変更で新端末に変えたときに、それまで使っていた端末の分割払い残相当分が不要となるこのシステムは、安くお得な買い替えを希望する皆さんにメリットの高い内容となるだろう。
auでGalaxyをおこなった場合の機種代金
まず買い替えサポートプログラムを使わず機種変更をした場合は、4,680円の24回払いで112,320円の総分割支払額となる。これに対して前述のアップグレードプログラムEXに申し込みをした場合は、25ヶ月目に次の機種変更ができることから、2,340円の24回払いで56,160円の総分割支払金となるようだ。
auにも下取りプログラムがある
Galaxyへの機種変更で使わなくなった端末は、auでも下取りプログラムを使って機種代金の割引にあてられる。こちらのキャリアでは、購入から3ヶ月(91日目)以降の端末のみを下取り対象としている。
先程ドコモのところでご紹介したiPhone7 Plus(32GB)をauで下取りしてもらう際には、23,760円の割引が入る形となる。ただしApple Storeやau Online Shop、郵送による下取りをしてもらう場合は、機種代金への直接充当ではくWALLETポイントへの後日還元となるため、注意をして欲しい。
料金プランは3種類
月々の支払額を抑えるには、やはりなるべく安い料金プランに申し込むのが理想となる。このキャリアで最も安いauピタットプラン(シンプル)は、月額2,980円~利用可能となっている。
国内通話がかけ放題ではないこのプランを選択する場合は、スマホを持つ友人や家族との通話にLINEなどの無料アプリを使ってみても良いだろう。またかけ放題にこわだわる方々には、月額3,480円~で利用できるauピタットプラン(スーパーカケホ)や、月額4,480円~のauピタットプラン(カケホ)という選択肢もある。
データ通信量に応じて月額料金の決まるau
auのプランは、その月のデータ通信量によって月額料金が変わる仕組みとなっている。
例えば、auピタットプラン(シンプル)で契約した人のデータ通信が1GB未満だった場合は、最も安い2,980円に機種変更をおこなったGalaxyの割賦がプラスされる形となる。これに対して5GB以上のデータ通信をした月については、月額料金だけで6,980円になってしまうため注意が必要だ。
スマホ応援割で月額料金を抑えるのもおすすめ
2018年6月1日よりスタートしたスマホ応援割は、新規契約もしくは機種変更と同時に加入することで翌月から1年間1,000円の割引が受けられる話題のキャンペーンだ。この特典を受けるには、auピタットプラン(スーパーカケホ・カケホ)もしくはauフラットプランに申し込む必要がある。
スマホ応援割が適用になると、1回5分以内のかけ放題のついたauピタットプラン(スーパーカケホ)を、ピタットプランのシンプルよりも安い料金で1年間使えるようになる。
光回線やWi-Fiルーター利用者にも優しいau
auのシミュレーション内では、Galaxyなどの携帯電話と光回線、Wi-Fiルーターなどを一緒に契約することで、最大1,000円、永年500円の割引が利用料金に入るauスマートバリュー(au)スマートバリューmineも選択できるようになっている。
シミュレーション時にこれだけ多くの割引が入ることがわかると、機種変更のタイミングで自宅内のネット環境をau光に変えてしまうという検討もおこないやすくなる。またauフラットプランやauピタットプランのデータ利用量2GB超えで永年1,000円の割引となるこの特典は、同じ回線を使う家族の説得もしやすい内容となりそうだ。
【まとめ】Galaxyの機種変更はau・docomo・ソフトバンクどこが一番安い?
ここまでご紹介したdocomoとauの情報をまとめると、Galaxyへの機種変更をおこなう多くの皆さんが関心を持つ料金や費用には、2018年9月24日時点で下記のような傾向がある実態が見えてくる。
実質負担額で安いのは?
何のキャンペーンも適用しない状態でGalaxy S9+の実質負担額を比べると月額2,700円のトータル64,800円で新端末を購入できるdocomoに軍配が上がる。しかし前述のとおり25ヶ月目の機種変更によりそれ以降の機種代金の支払いが不要となる買い替えサポートプログラムを申し込んだ場合は、総分割支払金が56,160円となるauに軍配が上がる形となるようだ。
しかしこのシステムの利用に月々390円がかかることを考えると、Galaxy S9+を56,160円で購入できたとしても、プログラム料として別途18,720円がかかることを頭に入れておく必要がある。
月額料金で安いのは?
月々の支払いに大きな影響をもたらす基本プランやパケットプランについても、これから機種変更をおこなう本人の希望条件によってメリットの高いキャリアが異なる実態に気付かされる。
例えば、通信通話ともに使用頻度が低く、データ通信量も1GB未満で十分という場合は、月々2,980円~で利用できる2年縛りのauピタットプランがおすすめとなる。これに対して月々のパケット通信量が非常に大きく予算の範囲内でスマホを使いたいといった場合は、利用GBごとにパック選択のできるdocomoの方が良い可能性もあるかもしれない。
キャンペーンによっても変わってくる
Galaxyなどへの機種変更をする上で最も注意すべきなのは、どのキャンペーンやクーポン特典を利用するかということだ。特にシミュレーションツールではイベント特典の割引をほとんど適用できないdocomoの場合、ユーザ自身がキャンペーンページを開いて自分に合ったものを選択する必要がある。
また家族割や家族紹介といった特典によりファミリー全体でのメリットを得るためには、他キャリアを使う両親や兄弟の説得も必要となってくるだろう。こうした形でより良い割引を得るために情報収集や比較検討をおこなうのが理想とされる機種変更の手続きは、余裕を持って準備を進めるのが理想となる。