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HASSELBLAD(ハッセルブラッド)デジタルカメラの型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

読了目安:7分
更新日:2021/07/10
公開日:2017/11/10
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ハッセルブラッドは、スウェーデン発祥の歴史ある高級カメラメーカーである。一般ユーザーがよく使用する135ミリフィルムを使用するカメラではなく、もっと大きなサイズの120フィルムまたは220フィルムによる6×4.5cm判、あるいは6×6cm判といった中判サイズのフィルムを使用する、プロフェッショナル仕様のカメラを主に生産してきた。

中でも1957年に発表された「500C」というシリーズは、世界中のプロカメラマンやハイアマチュアが使用する大ベストセラーカメラとして知られている。ファインダーは主に下を覗く格好となり、モデル撮影や広告撮影の現場でよく使用されていたので、見たことがある人も多いのではないだろうか。

そんなハッセルブラッドも、現在ラインナップにそろうのはやはりプロ仕様のデジタルカメラである。もともとデジタル化への取り組みは早く、数年前には高級コンパクトデジカメも生産していたが、すでに現行ラインナップからは外れている。もちろん現行デジタルカメラの性能は、世界最高レベルの写真表現を可能とするカメラであることは間違いない。

ここでは、ハッセルブラッドのデジタルカメラの型番と、型番の特徴について説明していく。


Hasselblad / wuestenigel

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CONTENTS

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「Xシステム」の型番

「Xシステム」とは、ハッセルブラッドが2016年に発表した、世界初となるミラーレス中判デジタルカメラとそのレンズ群、アクセサリー等を表す。ミラーレスデジタルカメラは、ミラーレスの利点を生かし、中判サイズのカメラでありながらコンパクトかつスリムなボディを擁し、そのデザインも含めて世界中に衝撃を与えた。

ボディ

  • X1D-50c:3013902
  • X1D-50c 4116 Edition:3013912

レンズ

  • XCD 45mm F3.5:3025045
  • XCD 90mm F3.2:3025090
  • XCD 30mm F3.5:3025030
  • XCD MACRO 120mm F3.5:3025120
「Xシステム」の型番とプロダクトナンバー

カメラメーカーの場合、ほぼどのメーカーもモデル名=型番と思われる。しかし、その右側に記載した数字は、ハッセルブラッドの公式サイトやカタログ等に記載されている、「Product Number」(Item Numberあるいは商品コードとの表記も見られる)である。「Product Number」は公式サイトやショップ等に掲載されている場合と掲載されていない場合があり、ここでは7ケタの数字は型番としては扱わず、「プロダクトナンバー」として記載する。

ただショップによっては「型番」と表記している場合もあることは加えておきたい。似たような表記となってしまいがちな交換レンズを特定するには、使いやすいリファレンスナンバーと言えそうだ。

「Xシステム」の型番とプロダクトナンバーの特徴

2017年11月現在で、Xシステムのボディーは「X1D-50c」のみ。「X1D-50c 4116 Edition」は、ハッセルブラッド創立75周年を記念して販売されたスペシャル版で、オールブラックで仕上げた X1D 本体と、レザー仕上げのハンドストラップ、XCD 45mm レンズをセットし、キット販売されている。

一方Xシステムのレンズは「XCD」で始まるのが特徴。XCD+スペック(焦点距離、開放値)が基本の形だ。そのプロダクトナンバーは、3025+焦点距離(2ケタの際は冒頭に0)となっており、こちらもわかりやすい。

「H6Dシステム」の型番

「H6Dシステム」とは、2016年に発表された世界最高峰画質での描写が可能な、最新版の中判デジタルカメラのプラットフォームを指す。

ボディ

  • H6D-50c:3013750
  • H6D-100c:3013752
  • H6X:3013760

レンズ

  • HCD 24mm F4.8:3026024
  • HCD 28mm F4:3026028
  • HC 35mm F3.5:3026035
  • HC 50mmⅡ F3.5:3026052
  • HC 80mm F2.8:3026080
  • HC 100mm F2.2:3026100
  • HC MACRO 120mm Ⅱ F4:3026120
  • HC 150mm N F3.2:3026150
  • HC 210mm F4:3026210
  • HC 300mm F4.5:3026300
  • HC 50-110mm F3.5-4.5:3026511
  • HC 35-90mm F4.0-5.6:3026590
「H6Dシステム」ボディの型番とプロダクトナンバーの特徴

最新の機能を盛り込んだ中判カメラのボディが「H6D-50c」と「H6D-100c」。前者は5000万画素CMOSセンサー搭載で、後者は4K動画も撮影可能な驚きの1億画素のセンサーを搭載する。どちらも最新ボディH6DとCMOSセンサー搭載デジタルバック、プリズムファインダー付キットとなる。「H6X」とは、Hマウントデジタルバックへのブリッジとなる機体で、H1、H2、H2F、H4X、H5X等のモデルを使用してきたユーザーが最新システムを使用できることになる。

なお右側に記載のプロダクトナンバーは、ビューファインダーなしのボディだけのナンバー。アイテムの組み合わせにより、ナンバーが変わってくる。

「Hシステム」レンズの型番とプロダクトナンバーの特徴

掲載したのは、「Hシステム」として開発されてきたレンズ群で、「H6Dシステム」で使用できるレンズである。型番が「HCD」と「HC」で分かれるのは、「HCD」がデジタル撮影に適したスペックを持つレンズで、デジタル用途のみを想定されているため。プロダクトナンバーは、3026+焦点距離で構造は「Xシステム」と同様でわかりやすい。現状では、プロダクトナンバーのみでは、「HCD」と「HC」の区別はつかない。

「H5Dシステム」の型番

現行モデルでの「H5Dシステム」は、下記の2モデルのみの構成となっている。

  • H5D-50c MS:3013706
  • H5D-200c MS:3013708

MSとはマルチショットの略で、両カメラともにマルチショットカメラに特化したカメラになっている。H5Dのマルチショットは、C-MOS センサーを1ピクセル単位で移動させて4回露光を行い、被写体に忠実なカラーを再現する。「H5D-200c」はさらに斜めにも移動させて計6回の露光が可能 。動きの無いスタジオで静物写真撮影をする場合に最適なカメラである。プロダクトナンバーを見ると、ボディのナンバーは全て「3013」で始まることがわかる。

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過去のモデルの型番

  • H5D-40 / H5D-50 / H5D-60 / H4D-40 / H4D-50 / H4D-60 / H4D-50MS / H4D-200MS / CFV-50 / HV / Stellar

現行の「H6D」につながるシリーズは、2004年9月発表の「H1D」より進化し、「H2D」、「H3D」とつながり、上記の「H4D」につながる。「CFV-50」は、フィルム一眼の定番「Vシステムカメラ」につなげられるデジタルバック。「HV」は35ミリサイズのデジタル一眼レフカメラで、カール・ツァイスレンズが使用できた。「Stellar」はコンパクトデジカメで、28-100ミリズームのカール・ツァイスレンズを擁し、1.0型の大型CMOSセンサーを内蔵するハイスペックなカメラだ。

まとめ

ここまで、ハッセルブラッドのモデル名と型番、そしてプロダクトナンバーを紹介した。文中でも紹介しているように、ハッセルブラッドの場合は型番と同等と見られるモデル名に加えて、プロダクトナンバーがあり、ショップによってはそれを型番としているところもある。買取に出したりする際には、基本的にはモデル名で間違いないと思われるが、ショップによってはプロダクトナンバーを使用するケースもあるかもしれない。特にアクセサリー類に関しては、プロダクトナンバーのほうが便利な場合がある。ただし、記載箇所は保証書取り扱い説明書、あるいはカタログなどに限られるので、必要な際にはそれらを用意しておいたほうがいいだろう。

一般のユーザーが手にすることはほとんどないと思われるハッセルブラッドのカメラだが、どれもハイスペックなものばかりであり、中古市場でも高値で取引されることが多い。一方で新品に比べれば、少々古いモデルであれば、ある程度手頃な価格で購入も可能だ。デジタルカメラであれば、中判フィルムを装填する煩わしさはなく、それでいて135ミリのカメラよりも格段に美しい写真を写すことができる。なによりも、ハッセルブラッドを所有できるという満足感は、カメラ好きにはたまらない高揚感を伴うはず。まずは当記事に記載のモデル名や型番を参照のうえ、中古価格を調べてみてはいかがだろうか。

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会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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