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iPhone4の型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

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更新日:2023/11/22
公開日:2017/10/19
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日本でスマートフォンが一般的になって10年以上経過したが、その間、アップル社のスマートフォンであるiPhoneが人気No.1の座を守っている

日本では、iPhoneが登場するまで、国内メーカーのいわゆるガラケーであるフィーチャーフォンが主流であったが、2008年にソフトバンクモバイルからiPhone3Gが発売されたのをきっかけにスマートフォンに対する認知度が上がったと言えるだろう。iPhoneをきっかけに日本国内でもスマートフォンが急速に普及したため、iPhoneは、新機種が発売されるたびに社会現象となるなど高い人気を誇り、日本のスマートフォン市場において常にトップシェアを獲得している。

日本のスマートフォン市場に占めるiPhoneの割合は、年々伸びている。その割合は、アップル社があるアメリカのiPhoneの割合すら超えて世界主要国内でも1位であり、日本でどれだけiPhoneが人気あるか、がよくわかるといえる。また、2016年4月から9月にかけて、スマートフォンを購入した人の64.8%がiPhoneを購入しているという結果も出ており、日本人のスマートフォン利用者のうち、7割近くがiPhoneを占めているということは間違い無いだろう。

ではなぜこんなにも日本でiPhoneが人気なのだろうか。その理由の1つとして、世界では“高級機”とされているiPhoneが、日本では“一般機”であることが大きいだろう。世界ではiPhoneは高級端末であり、簡単に購入することはできないが、日本はキャリアの販売推奨施作により、契約時のキャッシュバックキャンペーンや分割払いといったサービスによって非常に買いやすい端末となったのだ。これにより日本人の大多数がiPhoneを利用するに至ったのだろう。

そのiPhoneであるが、実は、同じiPhoneのシリーズでも、仕様の違いにより型番が違うものが存在することがある。型番の違いは、使用できる電波の仕様周波数により、存在する場合が多い。

複数の型番がある理由は、iPhoneは、アップル社があるアメリカをはじめとして、アジア、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカなど全世界で販売されるスマートフォンであるため、国や地域ごとにより異なる電波の仕様に対応するために複数の型番が必要になるのである。

そのため、例えば、日本国内で発売されるものは、使用できる電波の仕様に合わせた、日本国内で使用可能な型番となっているため、日本国内で使用する分には問題はない

だが、日本で販売されたiPhoneを海外に持っていくとき、または、海外で発売されたiPhoneを日本国内に持ち込んで使用する場合などは、型番により、国や利用するキャリアによっては快適に使用できない場合もあり、型番毎の仕様について知っておいた方がいい場合もあるのである。

そこで、今回は、iPhone4の型番や型番の調べ方などについて記載する。

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iPhone4とは

iPhone4は、アップル社が開発、販売するスマートフォンiPhoneのシリーズ機である。初代iPhoneを第1世代として、4世代目となるので、第4世代と呼ばれる。

iPhone4は、初代iPhone、iPhone3G、iPhone3GSと、それまでGSMモデルしかリリースしてこなかったiPhoneシリーズで初めてCDMAに対応したiPhone(ただしGSMモデルより半年遅れて販売した)で、CDMAを利用するキャリアからでの使用が可能となった。

日本では、auがCDMAを利用するキャリアであるが、auは、次機種のiPhone4sから取扱いを開始したため、iPhone4は、ソフトバンクだけが販売した。

それまでのiPhoneシリーズと比べると、液晶ディスプレイの解像度やカメラの画素数といったスペックが飛躍的に跳ね上がっており、「iOS4(旧iPhone OS 4)」の採用で機能面でも向上したと話題になった

iPhone4の特徴

iPhone4の特徴について、前機種iPhone3GSとも比較してみると、以下のような点で進化している。

従来モデルよりもスタイリッシュな外観

ボディ背面はそれまでiPhoneシリーズがポリカーボネイト製の丸みを帯びたデザインだったものから、30倍の強度を実現した皮脂などに強いガラスによる平坦なデザインに変更されている。また、側面はアンテナを兼ねる金属製のフレームが露出した構造となり、ボディに使われている素材は通常の5倍の強度を誇るステンレスである。これにより従来より小型・薄型化されたデザインとなった。

Retinaディスプレイの搭載

ディスプレイには「Retina(網膜)ディスプレイ」と名付けられた326ppiという超高解像度ディスプレイを初搭載している。これまで初代から大きな変化がなかったiPhoneのディスプレイにおいて、大幅に刷新されたことになる。Retinaディスプレイは、ピクセル密度がこれまでの4倍。アップル社いわく「人間の網膜が認識できる上限」という 300 ppiを超え、326ppiに達している。ディスプレイサイズは3.5型のまま、解像度は4倍となって960x640になった。

パフォーマンス能力の向上

CPU面でもシステムチップを自社開発のApple A4プロセッサに変更して高速化・省電力化されている。これにより操作時の反応速度も上がり、より快適に使用できるようになった。また、バッテリーも高容量化(19%)され、A4プロセッサへの移行によりバッテリー駆動時間は約40%も向上している。

カメラ機能の向上

背面カメラだが、iPhone3GSでは300万画素だったものから、LEDフラッシュライト付500万画素カメラ(裏面照射型CMOSセンサ採用)を搭載。前述したRetinaディスプレイもあって、写真の見栄えは格段に進化した。さらに「FaceTime」と呼ばれるビデオ通話用に前面カメラが搭載されている

そのほかの機能面では、HDビデオ記録機能や3軸ジャイロセンサを実装し、iMovie for iPhone による単体でのビデオ編集、iOS 4で実現したマルチタスクやアプリケーション用フォルダを搭載するなど、大幅な機能の向上を図っている。

容量も16GB32GBモデルが用意されている。カラー展開は従来通りのホワイトとブラック。

iPhone4の登場により、iPhone 3GSは引き続き併売されたが、iOS 4を標準搭載した新構成の8GBブラックモデルのみとなり、iPhone 3Gの販売は終了した

iPhone4の型番について

iPhone4の型番(モデルナンバー)は2種類あり、「A1332」と「A1349」である。iPhone4は、前述のようにGSM向けとCDMA向けそれぞれが発売された初のiPhoneで、型番も、GSM、CDMAで別れていた。

それぞれの型番は、「A1332」はGSM モデル、「A1349」はCDMAモデル、となっている。

ソフトバンクは、GSMモデルが対応している周波数の電波を利用しているため、ソフトバンクが発売したiPhone4は、「A1332」となる。

前述のように日本では、CDMAはauが利用しているため、auは、iPhone4を取り扱っていないものの、CDMAモデルである「A1349」が、auで使用できる可能性を考えるかもしれないが、実際は、「A1349」にはSIMカードを入れるスロットはなく、auのSIMカードを入れることはできないので、auでの利用は、不可能だと考えられる。

また、iPhone4はSIMロック解除ができないので、ソフトバンクと同じ電波を利用しているNTTドコモのSIMをiPhone4に入れても、NTTドコモのネットワークに接続することはできないだろう。

だが、海外で発売されているSIMフリー版iPhone4向けに日本通信が、NTTドコモのネットワークに接続できるSIMカードを発売しているので、そのような製品を利用すれば、iPhone4でソフトバンク以外のネットワークも利用可能である。

SIMフリー版iPhoneのメリット

では、「SIMフリー版のiPhoneのメリットって何があるの?」と思う人もいるだろう。これには以下の3つのメリットがある。

ほとんどの格安SIMを使うことができる

「格安SIM」と呼ばれる料金の安いSIMがある。しかし、「SIMロック」がかかったiPhoneでは、使える格安SIMが限られているのだ。例えば、auのiPhoneでは、au回線を使った格安SIMにしか対応していないことになる。そのため、ドコモ回線を使ったSIMを挿してもSIMロックがかかった状態では使うことができないのだ。

それに対して、SIMロックがかかっていないSIMフリーのiPhoneであれば、ほとんどの格安SIMを使うことができる。そのため、auのiPhoneでも、SIMロック解除をすれば、ドコモやソフトバンクの回線を使った格安SIMでも運用することが可能なのだ。

海外のSIMを使うことができる

海外で日本のSIMが挿さったiPhoneでデータ通信をすると高額な通信料が発生する場合がある。しかし、それでも「海外でもiPhoneでデータ通信をしたい」という人もいるだろう。その点、SIMフリー版のiPhoneであれば海外へ行った際に、現地で買ったSIMを使うことができる。これは海外旅行や海外出張が多い人にとっては、海外の現地で売っているSIMを自分のiPhoneで使えるというのは嬉しいメリットだろう。

中古で売る時に値段が高くなる

iPhoneは人気のスマホなため、中古でも数万円という高値で買取されることが多い。この時SIMフリー版のiPhoneであれば、SIMロックがかかっているiPhoneよりも買取価格が5,000円以上も高くなることもあるようだ。これは、SIMロックがかかっているiPhoneよりSIMフリー版のiPhoneの方が使えるSIMが豊富なので利便性が高いためである。

iPhone4の型番の確認方法について

iPhone4の型番の確認方法についてだが、iPhon4の型番は、本体裏側に刻印されているため、蓋や電池を外して中を確認したり、パソコンなどを使用して確認したりする必要もなく、比較的簡単に確認できるといえる。

型番が刻印されている場所についてだが、本体裏側下部に「iPhone」と刻印されている場所のさらに下部に2行に渡って文字列が刻印されているが、その文字列の2行目の先頭に「Model A〇〇〇」と刻印されており、その「A〇〇〇」が製番となる。

なお、「A1332」とも「A1349」の違いは、刻印されている製番のほかにもいくつかあり、「A1332」にはSIMカードを入れるスロットがあるが、「A1349」にはSIMカードを入れるスロットはない、側面のアンテナの位置が異なる、「A1349」のマナーモードボタンと音量ボタンの位置は、「A1332」より数ミリ下などがある。

型番のほか、SIMカードスロットのあるなしが、わかり易いので、もし、GSMモデルのiPhone4かCDMAモデルのiPhone4かわからない場合は、SIMカードスロットの有無を確認するといいだろう。

また、GSMモデルのSIMカードスロットには、IMEIという国際移動体装置識別番号である15桁の数列が記載されている。このIMEIは、iPhoneに限らず端末1台ごとにユニークな番号が割り振られている。このIMEIを調べれば、そのiPhone4が利用開始日やどこの国のどのキャリアで販売された端末かわかる場合があるので、出所不明のiPhone4がある場合は、IMEIを確認するといいだろう。

また、iPhone4には前述の通り、容量が16GBと32GB、カラーバリエーションがホワイトとブラックで展開されており、全部で4種類のモデルがあることになる。色はパッと見て外見から区別することができるが、容量は見分けることができるのだろうか

実は、iPhone3GやiPad、iPod nanoは本体背面部分に容量の記載があるが、iPhone4には背面部分への記載がないのだ。これは電源を入れれば確実に確認することができる。

「設定」→「一般」→「情報」で表示される項目の容量部分、もしくはモデルに記載された製造番号で判断できる。その違いは以下の通りである。

  • MC603J:16GB
  • MC605J:32GB
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iPhone4とiPhone4sの見分け方

iPhone4ののちに2011年に発売されたiPhoneシリーズ第5世代となるiPhone4s。iPhone4とiPhone4sの見た目はとても似ており、パッと見ただけではどちらなのかが非常にわかりにくい。しかし、並べて見比べればわかる違いが出てくる。下記ではその見分け方について記載しておく。

まずはiPhoneのイヤフォンジャックや電源ボタンが配置されているトップ部分だ。iPhone4には黒いラインが入っているが、iPhone4sにはそれが入っていない。次にボリュームボタンなどが配置されているサイドの面だが、こちらはiPhone4では黒いラインが1本、iPhone4sでは2本になっている。また、そのつなぎ目のラインがあるため、iPhone4sはiPhone4と比べてサイドボタンの配置が少し下にずれている。また前述した型番についても、本体背面に記載がされており、iPhone4とiPhone4sでは当然異なってくるため、そこで調べるのも良いだろう。

まとめ

iPhone4の型番や型番の確認方法などについて確認したが、iPhone4の型番は、GSMモデル、CDMAモデルの2種類しかなく、また、日本で使用可能なのはGSMモデルの「A1332しかないことから、数種類の型番があるiPhoneのように、使える電波の種類や日本で使用可能か、などで迷うことはないだろう。

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