iPhoneの第六世代として登場したのがiPhone5になる。発売されたのがかなり前になることから、今ではほとんど見かけることのない機種だろう。当時、日本だけでなく世界でも大人気を博した機種になり、アメリカ合衆国では予約開始から24時間で200万台を超える驚くほどの数の予約を集めたことでも話題になった。今でもその歴史は塗り替えられておらず、Apple最速であると言われている。
そんなiPhone5をサブ携帯として利用したいなど、中古品で安く購入する方法はないのか探している人もいるのではないだろうか。Appleから発売されたのが2012年になるのでこんなに古いiPhoneを売っている場所なんてあるのかと疑問に思ってしまう人もいるだろう。また古いと状態のいいiPhoneはないのでは…?なんて諦めてしまっている人も。
iPhone5を中古品として購入することはできるのだろうか。iPhoneの状態や条件なども希望するものが選べるのか。古い機種のiPhoneになるとどうしても状態のいいiPhoneが見つからないこともある。iPhone5の中古品相場や、できる限り安くお得に購入できるのか徹底的に調べてみたいと思う。
iPhone5の中古品を購入するには、今話題のフリマアプリであるヤフオクや、白ロム専門店として安心して取引ができるムスビーなどの情報をあわせて紹介しながら、少しでもお得に購入できる方法について紹介していこう。iPhone5だけでなく、その他のiPhoneも含めお得に手に入る情報について説明していきたいと思う。
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iPhone5とは?
2012年9月から10月にかけて販売されたのがiPhone5になる。日本ではソフトバンクとauの大手キャリア2社にて販売されており、iPhone5ではドコモは加入していなかった。縦に長くした4インチの画面の大きさや、少し長めの本体が特徴でもあり、さらに薄型&軽量化を実現したことで機能性の高いiPhoneとしても知られている。
CPU機能は、AppleA6を使用したことにより、グラフィック性能が最大2倍の処理能力となったことでも知られているのだ。他にもカメラに8メガピクセルを搭載し、パノラマに対応したりオートフォーカスなどの機能がついたiPhoneになる。顔検出やLEDフラッシュなどの機能も、実はiPhone5から行われていたというのだから驚きだ。
手ぶれ補正も強化されているので、機能性の高いiPhoneとして、写真をたくさん撮影する人にも適している機種になる。実際にiPhone5の後に販売されたiPhone5cとほぼ変わらない機能を搭載していることもあり、総合的なスコアでみても十分に満足できるiPhoneであったことがわかるのだ。
他にも、iPhoneケーブルのコネクタの規格が維新されたこと、ライトニングケーブルを使用したことで音楽再生と充電を同時にできるなど、iPhoneを使う頻度の高い人にとっては嬉しい機能が搭載されているのだ。今のiPhoneでは想像できないぐらい、大きく厚みのある作りのiPhoneになるのだが、シンプルだからこそ使い勝手のいい機能性の高さを感じるiPhoneでもあるのだ。
iPhone5の販売価格
iPhone5の中古品相場を調べる前に、発売当時実際にどのぐらいの価格にて販売されていたのかが気になるだろう。ソフトバンクとauともに本体の販売額については変わらないのだが、キャンペーンなどの割引が行われ、32GBや64GBの場合はソフトバンクの方がお得に購入できたのではないか?と言われている。
16GBは51,360円、32GBは61,680円、64GBは72,000円と、今のiPhoneの販売価格と比較しても格段に安いことがわかるだろう。当時はこれでも高額だと言われてきたのだ。割引などもあり乗り換えにてiPhone5を購入した人も多かったはずである。
その場合、本体価格が0円になるケースも多く、その分2年間は使用するなど縛りもあったのだが、高額なiPhoneが少しでもお得に購入できるとあり、当時は乗り換えにて購入する人が格段に多かったのだ。
iPhone5の中古品相場は下がっている
では販売額がわかったところで、次に中古品相場について見ていきたいと思う。どのぐらい販売額に近い価格で取引されているのだろうか。iPhone5などのiPhoneは発売してから1年もすれば店頭から消え、2年もすればほとんど話題になることがないのである。でも、日本だけに限らず世界で人気のある機種の場合、なかなか値段が下がらないケースが多いのだ。
品薄なのに需要が高ければわざわざ価格を下げなくてもすぐに買い手が見つかることもあり、中古品の相場が下がりにくい場合が多い。新品の価格とはいわないものの、中古品であってもある一定の金額を保ちやすい。
特に大手キャリアが0円で機種を販売し、現在はその販売方法を止めたことによって余計に中古市場にiPhone5が流れて来づらくなってしまっているのだ。そのためにiPhoneの値段が下がりにくいので、iPhone5も高額な価格帯になってしまっているのではと思うかもしれない。
確かに数年前までiPhone5の値段は発売された年月から考えると驚くほど高い価格を保っていたのだ。でも、iPhoneSEが販売されたあたりからiPhone5の中古品相場が下がっている。それこそ、大人のお小遣い程度の価格で購入できる価格でiPhone5が手に入るとあり、iPhone5を中古で購入する人も増えているのだ。
新商品が発売されたからといって必ず値段が下がるとは限らないからこそ、今がチャンスと言えるのではないだろうか。気軽に購入できる価格帯はいつまでも続くわけではないので、iPhone5を探しているのであれば今が買いといえるだろう。
iPhone5を中古で購入する方法
iPhone5を中古品として購入するためにはどうしたらいいのか、迷っている人も少なくないだろう。せっかくなら少しでも条件が良くiPhoneが購入できるに越したことはない。後から後悔したくはないからこそ、具体的な方法について詳しく説明していきたいと思う。
iPhoneの中古品を購入する場合、主に2通りの方法になる。実際に店舗に足を運んで購入する実店舗と、自宅にいながら購入できるインターネットだ。どちらにもメリットとデメリットがあるので、自分にはどちらの方がいいのか、条件よくiPhoneを購入できるのかなど、お店の探し方も含めた上で紹介していきたいと思う。
実店舗
一般的なiPhoneの購入方法といえば、実店舗の場合が多いのではないだろうか。街の中を歩いていると、「iPhone激安店」など中古品を取り扱っている専門店を目にすることがあるはずだ。特に都心部や繁華街にお店が多く、なかには1駅に2~3店舗あり価格を競い合っている場合も珍しくない。そのためなんとなく店舗に入りづらいなどの話を耳にすることもある。
直接店に足を運んで店舗に展示されているiPhoneの中で、予算や条件にあったiPhoneを探して購入する方法だ。インターネットと違い店員さんが近くにいる分、わからないことがあればその場で確認できるし、お店として信用できる場所なのか、実際にどのぐらいの人が利用しているのかを自分の目で確認することができるのだ。
iPhoneの中古品を購入したことがない人であっても、過去にそのお店を利用した人の口コミやお客様の声を事前に確認した上で、ここでiPhoneを購入するかどうかを決めることができる。実店舗の場合はお客様の声を重視している場合が多いので、取扱のあるiPhoneの状態をしっかりと確認し、メンテナンスを行っている場合が多い。
赤ロムでないかバッテリーが壊れていないかなど、安心して取引ができるのだ。またこれだけのメンテナンスをしていても、iPhoneの場合は精密機器になるので不具合が出てしまうこともあるだろう。こういった万が一のときに、すばやく対応してくれるのが実店舗の良さでもあるのだ。
ただし実店舗のデメリットとして、販売額が相場になってしまうことではないだろうか。ある程度の基準を持って販売する価格を決めているケースが多いので、中古品とはいえ価格が高額になってしまうケースも多いのだ。さらに店舗に足を運んでみないと気に入るiPhoneがあるかどうかを判断することもできず、手間や時間がかかってしまうのも実店舗のデメリットだと言えるのではないだろうか。
インターネット
近頃は、インターネット上でiPhoneを購入する人の方が多いのではないだろうか。インターネットの場合は、365日24時間いつでも自分の好きなタイミングでiPhoneを購入できるメリットがある。実際に足を運ばずともiPhoneを選んだり、購入手続きなどのすべてをインターネットにて完結することができるのだ。
インターネットで購入したほうが実店舗よりも安い場合が多いのだが、これは実店舗を持ってしまうとテナント料や人件費などの経営を維持していくためのお金がかかってしまうことがある。インターネットの場合は最低限の維持費だけでできるので、iPhone5を安く購入できるように還元できるケースが多いのだ。iPhoneを少しでも安く手に入れたいと思っている人にとっては、インターネットの方が条件がいいケースも多いのだ。
ただし覚えておいてほしいのが、気軽に購入できるインターネットの場合は実店舗のようにその場で確認しながら購入することができないので、購入した後に間違えて購入したことに気づいたり、値段だけで判断して購入してしまい粗悪品のiPhoneを購入してしまうことも珍しくないのだ。万が一購入したばかりのiPhoneに何か不調が出てしまったときにも、実店舗のように直接持っていき、対応してもらうことができないので注意したい。
インターネットの場合、返品対応をしていないケースも多いのであわせて検討してもらうようにしたい。iPhoneの中古品を購入する場合、実店舗でもインターネット販売でも、故障してしまったときや不具合があるときにしっかりとサポートしてくれるお店を選ぶのをおすすめする。iPhoneのサポートをしてくれるお店を選ばないと後々大変なことになってしまうのも十分に注意したい。
iPhone5をフリマやオークションサイトで購入する
iPhone5はフリマやオークションサイトを通して購入する方法もある。例えば、近頃はTVのCMなどでよく耳にするメルカリやラクマなども有名ではないだろうか。他にも昔からあるオークションサイトでもあるヤフオクや、注目度をどんどんあげているムスビーなどもある。他にも同じようなサイトが次々に登場しているので、一度は耳にしたことがある人も多いだろう。なかには以前から気になっていたなんて人も珍しくない。
インターネットを経由したフリマやオークションサイトの場合、誰でも気軽に出品できるので実店舗と比較しても数多い商品が出品されている。フリマの場合、基本的に個人間のやりとりになるので、その中から条件の合うiPhoneを探すこともできるのだ。
なかには1円や5円などの驚くほど安い価格で出品しているケースもあるのだが、これらは主に集客目的の場合が多く、実際に最低落札額が高額になるケースも珍しくないのだ。企業が間に入っていない分、出品の相場があってないようなものなので、実店舗よりもお得に購入できる場合が多いのが最大のメリットといえるのではないだろうか。
オークションサイトの場合、出品されている商品を競り合いにて購入する方法になり、今まで利用したことがない人にとっては、使い方がわからず戸惑ってしまうこともあるだろう。
フリマやオークションサイトの多くが返品やクレームなどの対応をしていないケースもあるので、購入前に商品をしっかりと見極めること、メリット&デメリットもあることをしっかりと把握しておく必要があるのだ。トラブルの原因になってしまう場合もあるので、ここなら大丈夫だ!と思えるサイトや出品者を見極めるようにしたい。
フリマやオークションサイトでのiPhone5の中古品相場
フリマやオークションサイトはとにかく種類があるので、どこを利用したらお得になるのか迷ってしまうことも珍しくないだろう。まずは気になるサイトがあれば無料登録をしてどんな商品が出品されているかや使い方などを比較した上で選ぶのをおすすめする。今回は最王手ある老舗のヤフオクと、注目度を集めているムスビーに焦点を充てて詳しく説明していきたい。
ヤフオク
オークションサイトとして有名なヤフオクは、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。最大手としても名高いヤフオクは、どんな商品でも出品されているサイトで、見ているだけでもおもしろい。実際にiPhone5を検索欄に入れて調べてみてほしい。数百単位の出品があるので、いかに出品数が多いのかを納得できるのではないだろうか。
ヤフオクを見ていると気づくと思うのだが、自分で出品する金額を決めることができるのだ。そのため安い価格帯で出品している人もいれば、高価な価格で出品しているなど、さまざまになるのだ。ヤフオクの場合、出品者の対応に差が出てしまうこともあるので、事前に送料の条件や返品条件などを確認しておくと安心だろう。
ヤフオクで実際にiPhone5がどのぐらいの価格で販売されているのかを調べてみたのだが、以下の価格帯で販売されているケースが多い。
- ・16GB:1,700~7,000円
- ・32GB:1,000~5,000円
- ・64GB:5,000~10,000円
購入時の箱がついているものや、付属品がついているものになると高額になるケースが多く、少し状態の悪いものになると驚くほど安い価格になることもある。バッテリー新品などの他のサイトではなかなかないおまけが付いている場合もあるのだ。
1円などの極端に安い価格で販売しているのは集客を目的としている場合もあれば、ほぼ価値のないiPhoneを販売しているケースも考えられるのであまりにも安い価格帯で販売しているiPhoneを購入するのはおすすめしない。また気になる出品がある場合は早めに購入しないと、他の買い手が決まってしまうこともあるので十分注意したい。
ムスビー
白ロムのスマホやタブレットなどの専門店としても人気があるのがムスビーだ。中古品を探したことがある人なら一度は耳にしたことがあるかもしれない。専門店ならではの品数の多さや、豊富さにも確かな実績があるのだ。容量はもちろんのこと、カラーなども選べるぐらい、条件に合わせたiPhone選びができるのもポイントだ。
「SS未使用品」「S新品」「A程度が良い・良好」「B多少の傷や汚れがある」「C傷やよごれが目立つ」「Jジャンク品」などのランクによって価格の管理がされていること、状態がいいものや仕入先によってiPhoneを選ぶことができるのだ。
実際にムスビーでは、以下のような価格帯で販売されている。
- ・16GB:5,000~10,000円
- ・32GB:8,000~15,000円
- ・64GB:11,000~20,000円
状態がいいものほど価格が高額になり、稀にあるジャンク品の場合は驚くほど価格が安くなるといえるのではないだろうか。利用制限を解除しているものや、赤ロム補償などもされているケースが多く、購入してすぐにiPhoneを使用できるのもポイントだ。
まとめ
iPhone5を少しでもお得に中古品として購入するためのポイントや方法について紹介してきた。同じ機種や容量であっても条件が違えば中古品の価格は変わる。どのような条件のiPhone5が欲しいのか、安さをとるのか綺麗さをとるのかを先に決めてから、目的のiPhone5を探すのがいいだろう。
購入先も、実店舗やインターネット販売のほか、オークションサイトやフリマアプリなどが考えられる。ここまで紹介したように、すべてに一長一短がある。いろいろな方法を比較した上で最適な方法を選んでほしい。