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iPhone7&iPhone7 Plusの型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

読了目安:13分
更新日:2023/08/08
公開日:2017/10/24
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通話やメールだけでなく様々な用途に使用できる携帯端末のスマートフォンは、いまや人々の生活になくてはならないツールのひとつになった、と言えるかもしれない。

そんなスマートフォンがここまで普及するきっかけとなったのは、間違いなくiPhoneの登場だろう。iPhoneの登場以前にもスマートフォンは存在したが、知る人ぞ知る程度でしかなかった。それが、2008年に日本にiPhoneが登場したことにより、スマートフォンの知名度は一気に上がり、ITに詳しい人だけでなく、ごく普通の人もスマートフォンを利用するようになったのである。

アップル社が開発、販売しているスマートフォンiPhoneは、日本のスマートフォン市場において、圧倒的なシェアを得ている。iPhoneの新機種の発売ともなると、アップルの直営店の前には、購入するための行列ができ、それがニュースになるなど、社会現象となるほどの人気ぶりだ。iPhoneの日本におけるシェア率は、ライバルであるAndroid機を圧倒しており、その割合は、iPhoneの開発元のアップル社があるアメリカよりも高い。もはや世界一のiPhone愛好国と言っても過言ではないだろう。

そんなiPhoneであるが、実は、使用できる電波の仕様によって複数の型番が存在する場合がある。iPhoneは現在、アメリカ、日本や中国などのアジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニアなど、世界中で販売されている。そして、そのiPhoneがネットワークに接続するための電波の仕様周波数は、国や地域で異なっていることが多い

そのため、iPhoneは、それぞれの国もしくは地域の通信事情に対応するために、使用できる電波や周波数の仕様を、それぞれの国や地域に合わせて変更して販売していることから、型番が数種類あるのである

この時、その国もしくは地域向けのiPhoneを使用している場合には特に問題はないが、国外から、その国もしくは地域向けではない型番のiPhoneを持ち込んで使用した場合、快適に通信が行えない場合もあり、最悪の場合には通信すらできない可能性もなくはないのである。そのため、iPhoneが型番によってどのような国もしくは地域に対応しているものなのか、確認しておいた方が良いケースもある。

そこで今回は、iPhone7/iPhone7 Plusの型番や型番による仕様の違い、調べ方などについて記載する。

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iPhone7/iPhone7 Plusとは

iPhone7/iPhone7 Plusは、アップル社が開発、販売するスマートフォンiPhoneのシリーズ機である。機種名はiPhone7/iPhone7 Plusであるが、初代を第1世代として、数えて10世代目となるので、第10世代機と呼ばれることもある。

前機種iPhone6s/iPhone6s Plusとの比較

では、iPhone7/iPhone7 Plusは前機種であるiPhone6s/iPhone6s Plusから何が変わっているのだろうか。

ついに“おさいふケータイ”に対応

ガラケー時代にはおなじみであった「おさいふケータイ」機能。その名の通り、お財布に入っているいろんなものをケータイに入れてしまうというサービスだ。これが、iPhone7/iPhone7 Plusから新たに搭載された「Apple Pay」によって同等のサービスを利用することが可能になったのだ。iPhone端末にクレジットカードなどの情報を登録することによって、SuicaQUICPayiDなどを利用して、タッチして支払いすることができる

これによって、ちょっとコンビニに出かけるといったシーンにわざわざ財布を持って行く必要がなくなった。また、支払い時に小銭を出す必要もなくなるため、スムーズに買い物を行うことができ、後ろに並んでいる人にも迷惑がかかることもないだろう。

iPhoneシリーズ初の防水・防塵性能

「iPhoneは防水対応していないから」という理由で、Android機種を選んでいる人も多いのではないだろうか。iPhone7/iPhone7 Plusでは、そんな待望の防水・防塵性能が備わっている。採用されているのはIP67規格のもので、これは多少の水しぶきや、うっかり水に落としてしまった場合でも故障せずに使える可能性が高いというレベルを指す。腕時計などでいう「生活防水」と同程度のものと考えるといいだろう。

イヤホンジャックの廃止

iPhone7/iPhone7 Plusでは、従来のiphoneシリーズにはあった標準的な直径3.5mmのヘッドホンジャックが廃止されている。従来のイヤホンを使用する場合には、専用のアダプターを介することによって、Lightningポート経由で接続することができる。もし、イヤホンを使用しながら充電をしたいというような場合には、別売りのiPhone Lightning Dockを使う必要があるため、この辺りは少々不便かもしれない。また、廃止された理由には上記した防水性能に対応するためということもあるだろう。

さらなるカメラ性能の進化

iPhone6の画素数は1,200万画素であったが、ここはiPhone7/7 Plusでも同様である。では、何が変わったのかといえば、iPhone7 Plusでは広角カメラと望遠カメラの2台を搭載したデュアルカメラ仕様になっていることである。

このデュアルカメラが搭載されたことによって、撮影できるようになったのがポートレート写真だ。「被写界深度エフェクト」という機能を利用し、被写体の背景をぼかしたポートレート写真を撮ることが可能になった。これにより、デジタル一眼レフさながらの写真が撮れるため、携帯端末ながら本格的な撮影が楽しむことができるのだ。

また、望遠カメラにはデジタルズームに加えて光学2倍ズームも可能になった。これによって画質が劣化することなく、拡大撮影することができる。カメラ性能においては、iPhone7よりもiPhone7 Plusが大きく優れていると言えるだろう。

本体の外観については、パッと見はあまり変わりがない。しかし、従来までのiPhoneシリーズにはあったホームボタンが、iPhone7/7 Plusでは感圧式のホームボタンに変更されている。

重さは、iPhone6sが143gに対しiPhone7は138g、iPhone6s Plusが192gに対してiPhone7 Plusが188gと、わずかながらに軽くなっている。大きさや厚さは全く同じである。

カラーバリエーションは、iPhone6s/6s Plusにはあったスペースグレイが無くなり、新たなカラーとして、ブラックジェットブラックの2色が登場している。その他は同じみの、シルバー・ローズゴールド・ゴールドの、全部で5色での展開となる。(ただし、ジェットブラックは128GB・256GB限定色となる)

ストレージ容量は、発売当初には32GB・128GB・256GBモデルの3種類での展開であったが、次世代機種であるiPhone8の登場時に値下げとともに32GB・128GBモデルの2種類に統一され、256GBモデルの販売は終了している。

iPhone7/iPhone7 Plusの型番について

iPhone7/iPhone7 Plusの型番(モデルナンバー)についてだが、iPhone7は「A1660」「A1778」「A1779」の3種類、iPhone7 Plusは「A1661」「A1784」「A1785」の3種類となっている。

それぞれ、ディスプレイの大きさやストレージ容量といったハードウエアのスペックやソフトウェアはすべて同じであり、型番の違いは使用できる電波の違いということになる。

このうち、日本で展開されている型番は、iPhone7は「A1779」、iPhone7 Plusは「A1785」となっている。

これまで日本で展開されているiPhoneは、他国にも展開されている型番と同じものだったが、iPhone7/iPhone7 Plusの「A1779」「A1785」は、日本のみで展開されている型番となっている。

これは、iPhoneに搭載されている電子マネー決済システムである「Apple Pay」が、日本で広く普及している電子マネー決済システムの規格である「Felica」にiPhone7/iPhone7 Plusから対応したためと言われている。そのため、残りの「A1660」「A1661」「A1778」「A1784」の海外版4モデルにはFeliCaが搭載されていない。海外版のiPhone7/iPhone7 Plusを購入して使うことを考えている場合は注意が必要だ。この機能が必須である、という場合には日本向けにカスタマイズされている「A1779」「A1785」を購入した方が良いだろう。

この他、「A1779」「A1785」は、日本独自の高速通信の周波数(LTE Band 11, 21)にも対応するなど、日本向けにカスタマイズされた仕様となっている。(LTE Band 11はau、LTE Band 21はdocomoで使用されている周波数)つまり、日本国内でiPhone7/iPhone7 Plusを使用する場合「A1779」「A1785」は、最適な型番といえるかもしれない。

その他の型番が展開されている地域は、iPhone7「A1778」、iPhone7 Plus「A1784」は、アメリカの一部キャリアを含む北米、南米、日本、中国を除くアジア、ヨーロッパなどで、iPhone7「A1660」、iPhone7 Plus「A1661」は、アメリカの一部キャリアと中国となっている。

また、iPhone6s/iPhone6s Plusから、ついにSIMロック解除に対応しているため、iPhone7/iPhone7 Plusでも、NTTドコモ、au、ソフトバンクで販売されているものをSIMロック解除してしまえば、海外でも現地キャリアのSIMカードが使用可能となる

ただし、購入したばかりのiPhoneではSIMロックを解除することはできない。SIMロックを解除することのできる期間は、auとソフトバンクであれば、購入から180日経過している必要がある。 NTTドコモでは、過去にSIMロックを解除したことがある回線契約かどうかで、解除できるタイミングが異なってくる。過去にSIMロックを解除したことがない場合は、購入から6カ月以上経過している必要がある。過去にSIMロックを解除したことがある回線契約の場合は、直近のSIMロック解除から6カ月以上たっていればSIMロックを解除することができる。つまり購入後、半年たっていなくても解除可能になるというわけだ。

もし、海外にiPhone6s/iPhone6s Plusを持って行く場合は、事前にSIMロック解除をいておいたほうがいいだろう。そうしておけば、海外旅行や出張の際にもわざわざ現地で新たに端末を借りたりする必要がなくなり、現地のプリペイドSIMなどを利用することができるわけだ。また、SIMロックを解除することによって、格安SIMを入れて使用することも当然可能である。

iPhone7/iPhone7 Plusの型番の確認方法について

iPhone7/iPhone7 Plusの型番の型番の確認方法についてだが、iPhone7/iPhone7 Plusの型番は、本体裏側に刻印されていて、目視ですぐに確認することができる。

そのため、わざわざ本体の蓋を外したり、電源を落として電池を外したり、USBケーブルを接続してパソコンで確認したり、といった手間は必要なく、比較的簡単に確認できるといえる。

iPhone7/iPhone7 Plusの型番が刻印されている場所であるが、本体裏側下部の「iPhone」と刻印されているその下側に2行に渡り文字列が刻印されている場所があり、その文字列の2行目の先頭に「Model A〇〇〇〇」と刻印されており、この「A〇〇〇〇」が、上記で記載したiPhone7/iPhone7 Plusの型番となる

型番の後ろに「総務省指定 MIC/KS 第EC-16007号」(iPhone Plusは「総務省指定 MIC/KS 第EC-16006号」)とこれまでのiPhoneにはなかった文字列が刻印されているが、これは、iPhone7/iPhone7 PlusからFelicaに対応したことにより刻印が必要となったための処置である。

後継機であるiPhone8/iPhone8 Plusは、法改正でスマートフォンの画面に総務省指定の機器であることを表示するいわゆる電磁的表示による対応が可能となったため、裏側に「総務省指定 MIC/KS 第EC-16007号」のような刻印はされていない。

この総務省指定の機器の表記は、今後も刻印されないと予想されることから、「総務省指定 MIC/KS 第EC-1600〇号」の刻印は、iPhone7/iPhone7 Plusの特徴といえるかもしれない

また、iPhone5からiPhone6/iPhone6 Plusのシリーズまでは、本体背面の文字列2行目最後にIMEI番号が刻印されているが、iPhone6s/iPhone6s Plus以降のシリーズでは、この刻印がなくなっている。IMEI番号とは、15個の数字の文字列で構成されており、国際移動体装置識別番号(端末識別番号)とも呼ばれるものである。これは、iPhoneの端末に限らず、全ての端末1台ごとにユニークな番号が割り振られている。では、iPhone7/iPhone7 Plusではどこで確認できるのかというと、本体側面に格納されているSIMトレイに15個の数字の文字列が印字されている。もし、アップルのサポートセンターへ問い合わせをする際に、「設定」画面が確認できないような場合には、シリアル番号などの代わりにこのIMEI番号を伝えることでも対応が可能だ。

また、このIMEI番号を確認することで、利用開始日やどこの国のどこのキャリア向けのiPhone7/iPhone7 Plusなのかを確認することもできる。中古ショップなどでは、販売時にどこのキャリアで販売されたものか明記されている場合が多いが、ジャンク品など、どこのキャリアで販売されたからわからないものも稀にある。そのように出生不明なiPhone7/7 Plusがあった場合には、このIMEI番号を利用して確認したほうがいいだろう。

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まとめ

今回、iPhone7/iPhone7 Plusの型番や型番の確認方法などについて記載したが、前述のようにiPhone7/iPhone7 Plusに関しては、Felicaの対応などで、過去のiPhoneのように海外で発売されたSIMフリーのiPhone7/iPhone7 Plusを持ち込むよりも、日本向けの型番のiPhone7/iPhone7 Plusを使用したほうがいいかもしれない

ただ、海外で展開されているSIMフリーのiPhone7/iPhone7 Plusにも利点はあり、また、日本国内でもSIMフリーの中古機として海外向けのiPhone7/iPhone7 Plusが流通している場合もあるので、中古で購入する場合、型番を確認して、どのようなiPhone7/iPhone7 Plusなのかを把握したほうがいいだろう

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会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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