SIMロックを解除してSIMフリーにするとキャリアに制限されないため月額料金が安くなるといったメリットがある。本コラムでは、iPhone6・iPhone6 PlusのSIMロック解除を検討している方に向けて解除方法を紹介していく。
ただ、結論からいうとiPhone6・iPhone6 PlusのSIMロック解除はキャリアで受け付けていないため高額になる可能性が高い
iPhone 6 Plus - Front / William Hook
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SIMロック解除とは何か?解除方法とは?
最近ではMVNOの普及により、SIMロック解除という単語を耳にする機会も増えてきた。
docomo、SoftBank、auの主要3大キャリアでiPhoneを契約した場合、そのiPhoneにはロックがかかっている。そのロックがかかった状態のことをSIMロックという。
他社のSIMを使えないようにしている
SIMロックとは、端末(スマホ)を購入した携帯会社のSIMしか使えないように制限がかかっていて、他社のSIMを差し込んでも利用することができないようになっている。SoftBankでiPhoneを購入したなら、SoftBankのSIMカードしか使えないということだ。
紛失・盗難の際でも悪用防止のためという意味もあるようだが、実際にはSIMロックをかけることによってユーザーが他社に乗り換えできないような仕組みとなっている。
2015年よりキャリアでのSIMロック解除が義務化
総務省が2015年に「SIMロック解除原則義務化」を発表した。行政で取り組んだ結果、今では2015年5月以降に発売された端末は、キャリアでSIMロックの解除手続きができるようになっている。
SIMロックとは契約しているキャリアでしかSIMカードが使えない状態であるため、SIMロック解除をして他キャリアのSIMカードを利用する人がこのSIMロック解除を行なうのである。
キャリアではロック解除できない
キャリアではおよそ3,000円を払えば、SIMロック解除することができるのだが、残念ながらiPhone6・iPhone6 PlusはSIM解除できないようになっているようだ。
キャリアによってはiPhone6sシリーズ以降はSIMロック解除に対応しているのだが、それ以前のiPhone6シリーズに関しては解除対象外となるとのこと。
どのキャリアでもiPhone6シリーズは解除対象外
- ・SoftBank:2015年5月以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種
- ・au:2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種
- ・docomo:2011年4月~2015年4月、または2015年5月以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種
一見、docomoなら「iPhone6・iPhone6 Plusのロック解除ができるのでは」と思うかもしれないが、iPhone6は対象外となっている。他のキャリアと同様にiPhone6sシリーズ以前のSIMロック解除には対応していないのだ。
iPhone6のSIMロック解除方法は2通り
ただし、キャリアを通すことなくSIMロックの解除は可能だ。その方法は「SIMロック解除アダプタを使用してSIMフリー化」「ファクトリーアンロックでSIMフリー化」の2通りだ。
次は、その方法をもっと具体的に紹介していこう。
SIMロック解除アダプタでSIMフリー化
まず、SIMロック解除アダプタを使用して、iPhoneをSIMフリー化させる方法を紹介していこう。このSIMロック解除アダプタは基板になっており、その上にSIMカードを置けるようになっている。
誤認識させて他社キャリアでも使用できるようにする
端末に差し込むときに、もっているSIMカードをその基板に置いて一緒に差し込むことで、そのSIMカードが利用できるようになるというものである。
これはSIMロック解除アダプタの基板が差し込んだSIMカードを、そのキャリアのSIMカードだと誤認識させる基板となっている。
本来、その契約したキャリアや提携しているキャリアのSIMカードしか使えないはずだが、SIMロック解除アダプタは使えるようにさせるのだ。
SIMロック解除ではなく「SIMフリー化」
これは実際にSIMロック解除をしているわけでなく、あくまで誤認識させてSIMフリー化させているだけである。そのためそのSIMロック解除アダプタを外すと、当然SIMロック状態に戻ってしまうので注意しておこう。
SIMロック解除アダプタは不具合が多い
ただし、このSIMロック解除アダプタを使用してSIMフリー化する方法は気をつけたほうがいい。SIMロック解除アダプタを使うことで、iPhoneが使えない状態になる可能性が高いのだ。
SIMロック解除アダプタは厳密には改造にあたるものであるため、アップデートなどのタイミングで使えなくなってしまったり、電波を捉えることができなくなったりする圏外病になる可能性が高いのである。実際、このような不具合は、SIMロック解除アダプタではよく起きている。
SIMロック解除アダプタは数千円で買えるため安価でSIMフリー化できるものではあるが、不具合がでやすく文鎮化になる可能性もある解除方法なので自己責任の覚悟をもって試したほうがいい。
ファクトリーアンロックでSIMフリー化
次は、iPhone6のSIMロック解除を考える人に最も人気のファクトリーアンロックについて紹介していこう。このファクトリーアンロックは、購入した端末情報を製造元のデータベースにある情報から書き換える方法である。
キャリアを通さずに行える解除方法
要はキャリアではなく、製造元の端末情報に働きかけてSIMロック解除するというものである。この方法はキャリア関係なく処理を行なうことができる。ただし、故障をして一度端末を換えてもらっている端末など、ファクトリーアンロックができない端末というのも存在するので注意しておこう。
もう少し具体的に説明すると、iPhoneであれば製造元はアップル社になるが、そのアップル社のデータベ―スに働きかけ、アップル社のデータベース上にある端末情報を書き換えてSIMロック解除を行なう。
素人にはとてもできない
ファクトリーアンロックは複雑な工程になっているため、素人ではまずできない。そのため、ファクトリーアンロックのサ-ビスを行っている業者の多くは、ファクトリーアンロックができる業者へ委託して代わりに行ってもらう流れになっている。
どこでファクトリーアンロックできるのか?
上記がファクトリーアンロックの仕組みについてとなるが、このようなファクトリーアンロックを行うためには、どこでやればいいのだろうか。
ファクトリーアンロックだが、ファクトリーアンロックサービスを行っている業者へ依頼をし、代行してもらうのが一般的だ。しかし店舗などで行っていることは少ないのが現状である。
海外業者は少し不安・・・
ファクトリーアンロックの代行を受け付けている業者の多くはネットから受付ており、さらにそのほとんどは海外業者となるため依頼するとなると少々不安である。
ファクトリーアンロックに対応している国内業者が数少ないなか、「フラッシュエージェント」ではiPhone6・6Plusだけでなく、幅広いスマホのSIMロックを国内でこのファクトリーアンロックサービスを事業展開している業者は少ない。
ファクトリーアンロック対応業者
ファクトリーアンロックサービスを行う業者「フラッシュエージェント」について。フラッシュエージェントは、ファクトリーアンロックサービスに力を入れている業者だ。
安心の全額返金保証
フラッシュエージェントでのファクトリーアンロックでは、全額返金保証がある。ファクトリーアンロックサービスは、海外のサイトに依頼して行なうことが多いが、ファクトリーアンロックができない場合でも、支払われた金額が返ってこないケースが起きていたりと、トラブルも多発している。
しかし、フラッシュエージェントでは、全額返金保証があるため、安心してファクトリーアンロックを依頼することができるだろう。
その他サービスも充実
またそのほかにも、費用が他社よりも安かったり、待ち時間が少なかったりと、サービス内容は充実していると言えるだろう。
※2018年4月現在、サービスを行なっていないので注意しておこう。
SIMフリーのiPhone6・6Plusが欲しいなら
手持ちのiPhone6、iPhone6 PlusのSIMロックを解除するには、現時点(2018年4月)で解除アダプタを使ってSIMフリー化するしかない。
まとめ
本コラムでは、iPhone6・iPhone6 Plusの解除方法やスマホ専門のフリマサイト「スママ」について紹介してきた。
iPhone6・iPhone6 PlusはキャリアでのオフィシャルなSIMロック解除ができない。SIMフリー化するとなるとSIM下駄といわれるSIMロック解除アダプタかファクトリーアンロックのどちらかでSIMロック解除をすることになるのだが、後者に関しては対応している業者が少なく、料金も高額であるため、SIMフリー端末を購入した方が安く済む可能性が高い。
どちらにせよSIMロックを解除するとなるとメリット・デメリットが存在するので、本コラムで紹介したポイントや注意点をしっかりと押さえた上で、SIMフリー化することをおすすめする。
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