携帯端末は、登場されて以来、より高性能な端末を目標として開発が行われてきた。その結果、携帯端末のスペックは、今まで日進月歩で進化していった。同じように携帯端末が搭載しているソフトウェアも、ハードウェアのスペックが向上するとともに、様々機能が追加されていった。このように、より高機能により便利に進化していった携帯端末だが、残念なことに携帯端末にそこまで性能を求めていない人達も現在存在する。
現代、携帯電話は通話とメールをメインに使用し、その他にカメラ機能とSNSなどが使用も使用するが、それ以外の機能はほとんど必要ないという人も多い。こういった人は、高額な最先端で高性能な携帯端末でなくても、そこそこの性能がある携帯でれば十分なはずだ。
また、先ほども述べたように最先端の高性能な携帯端末は、販売価格が高額となってしまう傾向がある。そのため、携帯端末に性能よりもコストパフォーマンスを求める人も少なくはない。この場合、性能の高さよりも、端末の価格と性能のバランスが重視されることになる。
そのため、そのようなニーズに合わせて、安価な価格設定とある程度の性能を併せ持った携帯端末を発売する企業も存在する。
大手キャリアauのオリジナルブランド「Qua(キュア)」シリーズは、まさにそのようなニーズに合わせた携帯端末シリーズである。価格を抑えつつ、通話やメール、カメラやSNSなどを利用するのに十分な性能と確かな品質を持った携帯端末シリーズとなっている。
今回は、「Qua」シリーズのスマートフォンシリーズである「Qua phone(キュアフォン)」の型番などについて紹介していく。

引用:http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/lineup/kyv37/
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Qua phoneとは
Qua phoneは、大手キャリアのauが展開するオリジナルブランドである「Qua」シリーズのスマートフォンとなる。
「Qua」シリーズは、上品でお手軽な携帯端末ブランドとして、品質と低価格を両立させたシリーズで、Qua phoneのほか、タブレットシリーズの「Qua tab」がある。
Qua phoneは、価格を抑えつつ、耐衝撃性能やクリアで高品質な通話音声機能であるau Volteに対応するなど、価格と性能のバランスが取れた携帯端末シリーズであるといえる。
Qua phoneの型番について
Qua phoneは、前述のようにauの携帯端末シリーズのため、Qua phoneの型番は、auの型番の命名規則に従う。
Qua phoneは、「Qua phone」KYV37、「Qua phone PX」LGV33、「Qua phone QX」KYV42の3機種が発売されている。
型番の先頭には、開発したメーカーのアルファベットの文字列が来る。Qua phoneは、「Qua phone」と「Qua phone QX」は京セラが、「Qua phone PX」は韓国のLGエレクトロニクスが開発を行っているため、それぞれメーカーを現わす「KY」と「LG」が型番の先頭にくる。
メーカーを現わすアルファベットに続く「V3x(V4x)」は、高音質な通話が可能な「au VoLTE」に対応している携帯端末シリーズであることを現わす。
最後の数字は、そのメーカーが「au VoLTE」に対応している携帯端末シリーズとして開発した端末の通し番号となっていて、1号機は1、2号機は2、と携帯端末が増えるたびに、1増える仕様となっている。
Qua phoneの型番の確認方法について
Qua phoneの型番の確認方法についてだが、iPhoneなどのようにQua phoneの本体には型番が印字されている場所はない。
そのため、本体では型番の確認はできない。しかし、購入した時にQua phoneが入っていた外装箱の側面や背面に型番が印字されている場合がある。そこで確認することができるほか、取扱説明書に型番が記載されているため、そこでも型番を確認することができる。
Qua phoneの機種判断方法について
前述のように、Qua phoneの本体には型番が印字されている場所はない。Qua phoneの背面には、「Qua phone」の刻印があるため、Qua phoneであることはわかるが、Qua phoneは前述のように3機種あり、そのQua phoneが、3機種のいずれであるかはそれだけではわからない。
ただ、型番を確認する以外に、外観からQua phoneのどの端末かを判断する方法はある。まず、「Qua phone PX」LGV33であるが、本体背面の裏側にあるカメラのレンズの下に、小さく「PX」と印字されている。そのため、ここで「Qua phone PX」LGV33であることを判断することができる。
また、「Qua phone QX」KYV42は、本体左側面の上側に「QX」という文字が印字してある。そのため、こちらも「Qua phone QX」KYV42であることがわかる。
逆に「Qua phone」KYV37は、「Qua phone PX」LGV33や「Qua phone QX」KYV42のような文字列は印字されていなく、ただ、「Qua phone」と印字されているのみである。
そのため、外観からQua phoneのどの機種か確認する場合は、Qua phoneのペットネームの「QX」,「PX」が印字されているかを確認するのがいいだろう。
型番を知っていることの利点
型番の調べ方がわかったところで、次に調べた後どこで使用するかをここでは紹介したい。自分の持っている端末の型番を知らない人も多いかと思うが、知っておくとかなり便利になるので是非参考にしてほしいものだ。
モバイルアクセサリを購入するときに必要
第一に、モバイルアクセサリを購入するときに型番を把握しておく必要がある。ケースだけでなく、保護フィルム、充電器など、携帯関連のものは全て対応機種がある。そのため、型番を把握せずに、対応しているだろうと思って購入しても使えないこともあり得る。
お店でスタッフに聞けば大丈夫と思う人もいるかもしれないが、携帯端末はたくさん種類がある。よほど詳しい人でない限り答えてはくれないだろう。そのため、しっかりと型番を把握した上でお店に向かった方が良いだろう。
動作しない、困ったときに役にたつ
また、携帯は非常に便利な商品であるが、意外にも壊れやすいのが現実だ。そのため、使用していて電源が落ちてしまったり、フリーズ、うまく動作しないといった問題はいつか起きてしまう。そうなったときにまず対処法をネットで検索する人がほとんどではないだろうか。
その対処法を検索するときに、型番もあるとかなり便利である。型番があれば、自分の端末の事象が検索結果に出てきたり、実際に自分の端末についてを調べることができるので的確な答えが出てくる可能性が高くなる。
また、検索だけにとどまる話ではない。もし、本当に故障をしてしまい、使えないといった場合は修理に出さなくてはならないことになるだろう。そうなったときにも型番は必要である。修理業者に型番を伝えなければならないからだ。
中古での売買に役にたつ
また、中古での売買に型番は非常に役にたつ。中古買取業者に見積もりに出すのであれば、まず初めに聞かれるのが型番だろう。
また、買取を確定する前に自分の端末が大体いくらくらいの価値であるか把握しておくことは非常に重要である。まず、見積もりに出す前にネットでおおよその自分の型番の商品の相場を把握して起き、いくつかの業者に見積もり依頼をすると良いだろう。いくつかの業者に依頼することで、1社のみであると他に高額の業者があるかもしれないのに安い値段で買われてしまうこともある。何店舗か見積もり依頼をしてから実際に買い取ってもらう業者を選ぶようにしよう。
また、中古買取業社に売りに出す以外に、メルカリなどのフリマアプリや、ヤフオクなどのネットオークションも近年非常に人気がある。
スマホが登場したことにより、今まで以上にネットがどこでも好きなだけ使えるようになり、買い物もネットでする人が増えている。さらに、個人での中古の売買がネットでできるため、どこでも自分の好きな価格で物を買い、売ることができるようになった。買取業社では見つけることができない掘り出し物もあることから、年々利用者は増えていると言えるだろう。
こういったフリマアプリやネットオークションという個人間での売買のやりとりでも、型番はかなり重要な役割を果たす。商品説明欄に型番を記載することで、どの商品であるか明記することができるからだ。また、買い手であればなおさら型番が自分の商品とあっているかしっかり確認しておくことが重要だろう。写真や商品内容が一致していても型番が異なれば詐欺かもしれない。十分に商品の知識をつけてから売買を行うようにしよう。
このように、フリマアプリやネットオークションは個人対個人でのやり取りとなるため、非常にリスクも高い。お金が振り込まれない、返金を求められた、違う商品が届いた、故障していたなど、可能性は多岐に渡る。そのため、もし少しでも不安と感じるのであれば返品などが可能な補償がついた、実績のある中古業者から購入した方が安全だろう。
まとめ
Qua phoneの型番や型番の確認方法、機種判別方法について記載したが、Qua phoneは、シンプルでスタンダードなデザインとなっていて、いかにもスマートフォンというような形状をしている。
そのため、外見からはどの機種がわからない場合もあるかもしれないが、前述のように本体の背面には「Qua phone」と刻印されており、さらに、「Qua phone PX」LGV33や「Qua phone QX」KYV42は、本体にそれぞれ、前述の場所に「PX」、「QX」と印字されている部分があるので、どの機種か判別することができるだろう。
もし、目当ての機種があるのであれば、機種の判別方法を把握して、機種を間違えないようにしたほうがいいだろう。