最近では中古でSIMフリーのiPhone6を見ることも珍しくなくなったのではないだろうか。特に2016年にiPhone7やiPhone7Plusが販売されていから一気にiPhone6の中古の数が出回るようになったかと思われる。
では、現在SIMフリーのiPhone6を中古で購入するならいくら位が目安なのだろうか。ここでは中古のiPhone6の値段について調査してみたので、説明していこうと思う。
iPhone 6 / JohnKarak
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中古のSIMフリーのiPhone6なら3万円台が目安？
2014年にiPhone6が発売されてから月日が経った今、2016年にはiPhone7も発売されている。中古市場では新型が出ると旧型の値段が下がってしまうのが一般的な傾向である。これは、iPhone6においても例外ではない。iPhone7が発売された2016年以降は、中古販売価格が下落し、今では3万円前後でSIMフリーのiPhone6を入手することが可能である。
中古市場の価格は需要と供給のバランスで決定される。価格が下がった原因としては、新型が出たことで、これまで旧型となるiPhone6を持っていたユーザーの多くがiPhone6を手放したことが主な理由になるだろう。
多くのユーザーがiPhone6を手放したことにより、一気に中古市場にその数が流れ込み、価格が下がったのである。3万円前後のものは、傷がついていなく、新品同様の美品の場合の価値であり、もし状態が悪ければ2万円台のものも存在する。例えば付属品がなかったり、本体にキズや汚れがある際は、2万円台のお手頃な価格帯で入手することができるだろう。
ここで、もしこだわりがないのなら、あえてキズありの商品を選ぶこともオススメと言える。キズがあるだけで中身が問題ないなら、お得な値段でSIMフリーiPhone6を手に入れられるだろう。キズの程度にもよるが、少し装飾を加えれば隠せるものも多い。狙い目として注目しているユーザーもいる。
SIMフリーのiPhone6は中古の人気商品
3万円台となれば、海外メーカーのSIMフリースマートフォンと同等の価格帯となる。iPhone6の機能性や品質の高さから、「どうせ同じ金額を出して買うなら、SIMフリーのiPhone6が欲しい」と考えるユーザーが多いのも納得であろう。
また、iPhone6のスペックの高さは周知の通りである。値段がネックでなければ、iPhone6を手に入れて、快適なiPhoneライフを楽しみたいユーザーはたくさん存在するのも事実だ。
そのため、中古市場におけるSIMフリーのiPhone6の人気はやはり高い。海外のSIMフリースマートフォンを駆逐する勢いがあると言えるだろう。
アップル社は新作の発表にも熱心である。2017年には、新しくiPhone8が発売されるのではないかと予測している人は多い。もしiPhone8が発売されれば、SIMフリーのiPhone6の中古価格はさらに値下がりする可能性も高いと言えるだろう。
中古のiPhoneを購入する際の注意点
中古のiPhone6が破格の安い値段で売られているのを見たとき、まず何を思うだろうか。そういった商品を見かけると、性能が悪いのだろうかと心配する人もいるのではないだろうか。
中古の商品となると、バッテリーのへたりや液晶の劣化が見られるなど、経年劣化が生じているものがあるので、注意が必要であることは確かである。安い商品であれば必ずそういったことがあるというわけではないが、事実、そういった性能の低さや何かしら安い理由があるのがほとんどである。
また、下手に修理が必要な粗悪品を掴まされてしまうと、購入後、自分が使えるようにするための修理代だけで十万円を越えてしまうという場合もある。発売当初は大きく話題を集めたiPhone6ではあるが、すでに発売から数年経過した端末であることを忘れてはならない。
安全な購入方法
では、どのようにしてその商品に問題がないか確認すれば良いだろうか。中古品を購入する際は、出来るだけ手にとって直に確かめる方法をオススメする。
自分では詳しくわからないという場合は、信頼できる友人や、評判の良い業者を間に挟むなど、安全策を取っておくことが懸命だろう。
オークションやメルカリを利用して購入を視野に入れている人がいるかもしれない。正直なところiPhone6に関しては、あまりオススメとは言えない。業者が出品している場合もあるが、多くの場合は個人が中古品を提供している。その為、状態に詳しくない人や、見落としがある場合も多い。
さらに、やはり個人間でのやりとりになってしまうので、トラブルが生じることは十分あり得る。とんでもない商品が届いた、音信不通になってしまった、といったこともなくはない。個人間でのやりとりの最大の問題が、そういったトラブルが生じたときに、誰も助けてくれないという点である。
そういったオークションやフリマのサイト、アプリの問い合わせ先に電話しても、あくまでもサイトを運営している会社のため、そういったトラブルには応じることができず、全て自分の責任となってしまう。
オークションやメルカリは、購入希望者側が、ネットの情報だけで確実に状態を把握できたり、サブ機なのでよっぽどのことがなければどんな状態でも構わないという場合や、 個人間の人間関係のトラブルがあっても構わない、自分はうまく対処できる、といった自信があるわけではない限りは避けるほうが良いかもしれない。
iPhone6のようなアイテムの場合は、状態をしっかり判断できる業者などが仲介していたほうが安全性は高いと言える。つまり、あくまで中古品であることを肝に命じておくことが大切だ。ノークレーム・ノーリターンで提供しているところも多い。しっかり購入希望者側が自衛していこう。
あえてSIMフリーにこだわらなくても良い？
中古市場で「SIMフリーのiPhone6」を探すより「iPhone6」を探すほうが簡単に複数の候補が見つかりやすい。
SIMフリーと限定している人は、iPhone6を格安スマホとして使いたいという狙いがある場合が多いだろう。しかし、あえてこだわらなくても、ドコモ系列やau系列の格安SIMを入れれば、そのままiPhone6を格安スマホとして利用できる。
そのため、海外のSIMを入れたいなど、他の特別な理由がない限りはたくさん候補が合った方が、自分が望む状態のiPhone6に出会える可能性が高まる。SIMフリーと限定しなくても、キャリアに注意して中古iPhone6を選べば、意図した使い方が可能であることを覚えておこう。良さそうなSIMフリーiPhone6が見つからなくて困っているという人は、視野を広げてみてはいかがだろうか？
ソフトバンクのiPhone6は要注意？
しかし、どのiPhoneでも良いわけではない。注意が必要なのは、ソフトバンクの中古iPhone6である。ソフトバンクの場合、SIMロック解除がされていないと、格安スマホとして使えない。SIMロック解除は新品を購入した本人でないだけでなく、ソフトバンクの場合SIMのロック解除はiPhone6sから対応となっている。そのため、ソフトバンクのiPhone6はSIMのロック解除ができないので要注意である。
また、iPhone6以降に発売されている機種についてもSIMのロック解除は最初に購入した本人でなければできないので、解除されていない商品を買うともうどうしようもないということになってしまう。
以上を踏まえて、どの会社のiPhone6が一番無難かとなると、やはりオススメとしてはドコモ系列のiPhone6である。格安SIMはdocomo回線を利用しているものが多いので、使える格安SIMの数が多い。中古を購入する際は参考にしてみると良いだろう。
新型の発売を待つ価値はあるのか？
前述にも述べたが、iPhone7が発売されて、iPhone6の中古価格は数万円下がった。これにより、あえてiPhone8以降が販売されるのを待って中古のiPhone6を入手しようと考えている人も少なくはないだろう。しかし、正直なところそこまで待つ必要があるだろうか？
確かに、iPhone8以降が発売されれば、iPhone6の中古価格がさらに下がることは予測できる。しかし、新型が発売されるということは、それだけ年数が経過しているということである。中古品は新品ではない、その数年前に作られた上、すでに使用されている商品である。そのため、時間が経つとともに劣化問題は常に付いて回ってしまう。もし価格がさらに下がったとしても、同じ金額を出すなら海外のSIMフリースマートフォンを購入したほうが、結果的に使いやすく便利ということは大いに有り得る。
電化製品どいうものは、どの商品でも常にユーザーに使いやすいように改良が施されている。そのため、iPhone6にこだわらず、海外のSIMフリースマートフォンを視野に入れるのも悪くないのではないだろうか。海外のSIMフリースマホだからといって侮っているとその使いやすさに驚くこともあるかもしれない。iPhoneによほどこだわりを持っているのでなければ、わざわざ新型の発売を待つ必要はないと個人的に思う。
少しでもお得に購入する方法
中古品を購入する場合、値段ばかりにフォーカスするのは危険である。多角的に商品を検証して、購入するかどうか決めると良いだろう。SIMフリーのiPhone6を少しでもお得に購入したいなら、比較をすることが大切である。
商品の比較方法
その際、信用できる中古販売のサイトを基準にすると良いだろう。例えば「ムスビー」などの仲介サイトは、商品状態の記載がわかりやすい。サイトに一括で掲載されているので、記載方法も統一されていて、しっかりと比較検証することができる。
しかし、これがオークションなど個人で自由に出品できる場所の場合は、書き方にムラがあり、比較がしづらい。基準を明確に定める為にも、書き方が統一されているサイトを活用すると良いだろう。
比較する際は、値段以外にも商品状態や、保障の有無などをキチンと確認しておこう。総合的に判断することで、満足度の高い取引につなげることができる。同じ値段なら、満足度が高い方がお得と言える。
さらに、中古品の場合は、送料などをチェックすることも大切である。本体価格ばかりに注目してしまって送料を見落としていると割高になってしまう場合もある。送料などを含めた全体の価格で比較検証すると良いだろう。
また、保障の有無も重要なポイントである。中古品と言えども、赤ロム保障などを実施してくれているサイトもある。
赤ロムとは、窃盗や詐欺など犯罪により入手された商品や、紛失によりもともと購入していた本人が契約の解除を行なっていない商品、まだ未払いの代金があるといった、正式に購入した本人が手放す手続きをしていない商品のことである。
赤ロムの商品の場合は利用することができなくなってしまうので、買っても意味がないという結果で終わってしまう。このように、保障がないと万一の時に使えないという場合もある。せっかく購入したのに使えなければ大損である。保障の有無も事前に確認しておくことが大切だ。
また、もし可能ならば、参考にするサイトそのものが信用できるかどうか、事前にチェックできるとより望ましいだろう。一般的に取引実績数が多く、口コミなどで評価が高いサイトは信用できる可能性がある。
あとは、個人の相性にもよるだろう。自分にとって使いやすいサイトであれば、取引もスムーズに進みやすく、余計な手間がかかることはない。
しかし、中古品の業界というのは、新品、正規で購入するのに比べ、あまり安全な取引の場ではないのが現実である。残念ながら、詐欺サイトも存在する。そのため、自分で注意することが大切である。
近年の例で言うと、楽器販売などで詐欺サイトを使ってしまい、金銭や個人情報を取られたという被害がある。詐欺サイトを見分けるコツは、「会社名」「所在地」「電話番号」「責任者氏名」が明記されていることをチェックすることである。この４つは法律で記載が義務付けられているからである。
また、フリーメールのアドレスが書かれている場合も注意しよう。URLの欄がHTTPSでアドレスバーに南京錠のマークがあることも忘れず見ておくと良いだろう。特に南京錠マークは第三者機関の認証局へ申し込んで審査にも合格している証なので、あれば信用できる可能性が高い。
SIMフリーiPhone6は便利か？
SIMフリーのiPhone6があれば、iPhoneを格安スマホとして使うことができる。格安SIMは、毎月の通信料をグッと下げてくれる可能性が高いので、お得でありかつ便利と言える。
どの格安SIMを使うかにもよるが、多くの格安SIMは通信速度も問題なく、質もそれなりに高い。自分が求めている性能にあった格安SIMを選べば、より利便性が高くなるだろう。そのため、iPhone6を使い倒すことができ、中古品を手に入れる価値はあると言えるだろう。
まとめ
価格が下がっているSIMフリーのiPhone6。中古で購入するときには十分に注意して、なるべく安全で安心できる方法で購入してほしい。それにより、トラブルなく、自分が欲しいと思っていたスマホをぜひ手に入れてほしい。
また、特にiPhoneにこだわりがないけれど、海外の格安スマートフォンは心配だからとりあえずiPhoneを購入しようと考えているのであれば、一度立ち止まってほしい。本当にiPhoneである必要性はあるのだろうか。海外の格安スマートフォンでもスペックがそれなりに高いものも存在する。それは個人の好き嫌いにもよるだろう。
iPhone8が発売されるのを待って値段が下がるのを待つくらいであれば、一度海外の格安スマートフォンを検討してみるのも悪くない。まずは、自分にとって使いやすいものを手に入れて、存分に活用すると良いだろう。
SIMフリーのiPhone探すなら
中古でSIMフリーiPhoneを購入するなら、スマホのマーケット(スママ)をおススメしたい。スママでは動作保証やSIM診断などサポートしてくれるので、ネットで購入っすることに抵抗がある人でも気軽に利用することができる。品質チェックもあり偽物を購入する心配もなく安心できることもおススメしたい理由の一つだ。中古でiPhone探すならスママがいいだろう。
