中身はiPhone6sと同等のスペックがあり、見た目はiPhone5s時のコンパクトさを持ったiPhoneSE。iPhone6以降大型化された中で、コンパクトさを求めているユーザーに人気の機種となっている。
中古で買う際の目安はいくらくらいなのだろうか?検証してみた。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
iPhoneSEとは
まず最初にiPhoneSEについて説明しておく。
上記にも記した通り、iPhone6sのスペックとiPhone5sのサイズを持ち合わせたiPhoneSE。SEはSpecial Editionの省略となっている。
正確には3Dtouchは搭載されておらず、Touch IDセンサーは第一世代のものが搭載されている。そのため、スペックはiPhone5s、iPhone6、iPhone6sが混在したものとなっている。
iPhone6からの大型化で持ちづらいと感じている人は利用したい商品なのだ。
iPhoneSEを中古で買う際の目安価格とは?
iPhoneSEを中古で購入する場合、中古ショップを利用するかオークションを使う方法が一般的である。それぞれ見ていこう。
中古ショップの場合
3〜4万円くらいが相場なので、このあたりの価格帯が目安価格と言える。新品が32GBで44,800円、128GBが55,800円なので、新品よりも1〜2万円程度安く購入することが可能だ。
オークションの場合
平均的には3万円台で落札されているようだ。出品時には数百円、数千円台も存在する。破格の商品でないこともないが、金額としては中古ショップと大差ないと言えるだろう。
発売間もないころは、10万円台まで価格が高騰していただけに、随分落ち着いたと判断できる。iPhoneSEは、他のiPhoneシリーズと比べると出品数が少ない。しかし価格に関しては下落傾向にあると言える。
iPhoneSEはSIMロック解除が可能
iPhoneSEはSIMロックを解除することが出来る機種に該当する。ただし、docomoとSoftBankは契約者本人でないと解除手続きを受けつけていない。
iPhoneSEの中古を購入する際は、SIMロックが解除されていることを確かめてから行う。auなら契約者以外でもSIMロック解除が可能である。
オークションなどの場合「SIMロック解除済み」と記載してあるので、商品説明をよく読んで購入すれば問題ない。SIMロックを解除してあれば実質SIMフリーであり、格安SIMを使うことができる。
SIMロック解除の手続きは手間はかかるが難しくはないので、さして障害にはならないだろう。中古を購入する時に注意しておこう。
少しでもSIMフリーiPhoneSEを安く購入したい時はどうする?
中古で購入する時は商品を比較することが大切だ。これは中古ショップの場合もオークションの場合も変わらない。本体の価格だけでなく送料や手数料にも注意しておこう。安いと思ってたが諸々のその他の金額を合計するとそうでもなかったという事態は避けたい。
中古の良い点は、じっくり商品状態や価格、サービスなどを比較できる点だ。iPhoneSEの中古商品の数は少なくない。自分が納得できる商品を探して、比較検討すると良いだろう。オークションは時期が限られてしまうかもしれないが、iPhoneSEの出品は途切れることはないようだ。焦って損をするくらいなら、多少時間をかけても、納得できる買い物をしたほうがよいのではないだろうか。
中古ショップなどの場合は、お店のキャンペーン時期を狙ってみるのもオススメだ。値下がりや割引が適用されることもあるし、送料無料など特典が付くこともある。お店の公式SNSなどに登録しておけば、情報が自然と入ってくるので便利だ。
実店舗型の中古ショップなら、時間を見つけて通っておき店員と仲良くなっておくと、お得な情報を教えてくれることもある。もしiPhoneSE以外のiPhoneの中古が欲しくなった時も有利に働くだろう。
新作発表の時期を狙う方法も有効?
現在でも安くはなっているが、さらに安く購入したいならApple社の新作発表の時期を狙ってみるのがオススメだ。
iPhoneSEが発売された当初は、iPhone6が大型化されたことに対して不満があるユーザーもおり、一部からiPhoneSEが賞賛されていた。しかしそれから年数が経つにつれて、大型のiPhoneが受け入れられるようになり、iPhoneSEの人気には陰りが見えるように思われる。
基本的にiPhoneは新作が発表されると、それより以前の機種の中古価格が下がる傾向にある。既に下落傾向にあるiPhoneSEの中古価格だが、新しい新作が発表されればさらに下がる可能性はある。
2017年9月頃には、iPhone8の発売が発表されるのではないかという見方もあるので、そのくらいの時期を狙ってみるのも有効かもしれない。ただし、下がるという保証はないので、注意しよう。
あえて新品を購入したほうが安い?
SIMフリーiPhoneSEは、実はApple Storeで2016年9月に値下げが適応された過去がある。容量も増やされた。また、Apple Storeでは現在ショッピングローン分割金利0%キャンペーンとして、24回払いまでの分割手数料が無料でSIMフリーiPhoneSEの新作が購入できる。
中古商品の方が本体価格は安くなっているが、保証などは付いていない。より安全かつ確実にSIMフリーiPhoneSEが購入したいなら、Apple Storeから出ている新作を分割払いで購入する方法があることを示しておこう。
安いとは言い難いが、お金には換算できない安心感までセットで購入することはできる。
ショッピングローン分割金利0%キャンペーンは期間限定ではあるが、2017年6月現在も期間が延長されて適応されるように配慮されているので、早めに利用する方法もありと言えるだろう。検討してみても良いかもしれない。
中古品は一度個人の手に渡っている。新品同様でも新品の安心感にはかなわないだろう。新品を入手することも比較検討に入れてみよう。
SIMフリーiPhoneSEを中古で購入する際の注意点
商品状態には注意しておこう。特にオークションで購入する場合は取引相手が個人になる可能性が高いので、競り落とす前に慎重に商品説明を読んでおく必要がある。赤ロムになりそうなSIMフリーiPhoneSEが売られていることもあるので気をつけよう。落札後に赤ロムになってしまった場合、使えなくなってしまう。
オークションはほとんどの場合「ノークレーム・ノーリターン」で出品されている。購入段階で気をつけないと、損をしてしまう場合もあるので気をつけよう。
中古ショップの方が、商品説明などは詳しくわかりやすいところが多い。また、もしもの時に対応してくれるお店もあるので、取引に不慣れな方は、中古ショップの方が良いかもしれない。
ただしお店によって対応に違いはあるので、口コミなどで他の利用者の声を確認しておくと良いだろう。
オークションを利用する方法
オークションで中古のiPhoneが購入できる。
新作が発表される時期に出品されているものが狙い目だ。一気に出品が増えて差別化をはかるために出品額が下がる傾向がある。新作が出た場合、その購入資金に当てるためにオークションに出品する人も多いからだ。
利用しやすいオークションサイトはヤフーオークションだろう。規模が大きく利用者も多いので、システムが整っている。
しかし、先述したように個人との取引が多くなるので、トラブルには十分気をつけてほしい。
オークションを利用して中古iPhoneSEを購入する際には、出品者の商品説明をきちんと読み、わからないことはきちんと質問をして見落としのないようにしよう。
フリマアプリを利用する方法
フリマアプリでiPhoneが出品されていることは知っているだろうか。
現在人気のフリマアプリだが、「メルカリ」「フリル」など色々なものがある。
出品者にとってオークションよりも利用しやすいフリマアプリは、意外と出品数が多いのだ。しかしこの利用しやすいということがネックとなっている。
利用のしやすさからユーザーの質が下がっているのだ。高額商品の取引を行うのに、連絡がきちんと取れない、不良品を掴まされるといったことが起こる可能性が他の販売方法より多いのだ。
赤ロムの危険性や、動作不良の危険性が高いフリマアプリはiPhoneを購入する際に積極的に利用したい方法ではないが、確認などを怠らなければトラブルを避けることができる。
トラブルを避けるために見極める点として、まずは連絡を密にとってくれる出品者であること。それから商品説明が丁寧で言葉遣いがきちんとしていることなどがある。
自分が気持ちよく取引ができる人なのかどうかを見極めて取引をしよう。
スマホのマーケット
フリマサイトでSIMフリー版のiPhone SEを安く買おうと思っているなら、スマホ専門の「スマホのマーケット」を参考にしてみてはいかがだろうか。

「スマホのマーケット」ではSIMフリー版のiPhoneが多数出品されており、価格もかなりリーズナブル。状態と価格に合わせて選ぶことができるのだ。
また、中古スマホに抵抗のある方でも安心の動作保証、除菌クリーニングといったオプションサービスが充実している。安心してお得にSIMフリー版のiPhone SEを購入しようとお考えならぜひ「スマホのマーケット」を参考にしてみてほしい。
仲介サイトを介す方法
出品者と購入者の間に仲介会社が入ってくれるサービスもある。仲介会社が入ることで、商品状態の判定基準が統一され、商品説明の書き方もわかりやすくなっているので便利である。
また、万一の時のトラブルに対処できるようにサービスが整っているので比較的安心して利用できるというメリットもある。
「ムスビー」などのサイトは、SIMフリーiPhoneSEの出品数も多く見やすくわかりやすい書き方をしてくれているので信頼できる。赤ロム保証などもあり、満足感のある取引ができる可能性が高いと言えるだろう。中古ショップよりはオークションに近い取引を安心して行いたいという方にはオススメと言える。
中古ショップを利用する方法
スマホの中古品を買取、販売したり、アウトレット品を販売したりするショップだ。
白ロム保証、動作確認などを販売店側が行ってくれているので、安心して中古品を購入することができるのだ。そのほかにも購入時に手厚い保証がついてくるショップもあるので、一番自分にあったショップを探してみよう。
また、実店舗があるので実際に商品を見て購入することができる。商品の傷や使用感など、写真では伝わりきらないものも見ることが出来るのは非常にいいポイントだ。
実際に手に取って商品を購入したい人は、中古ショップでの購入をおすすめする。
SIMフリーiPhoneSEの状態によって値段が変わる
中古といえども、傷なしかありかによって値段は変わる。当然傷ありのSIMフリーiPhoneSEは値段が下がる。ただし、傷と言っても程度があると言えるだろう。
iPhoneSEは見た目も美しいので、できるだけ綺麗な状態が良いという人は美品を選ぶ必要があるだろうが、使えれば良いという場合はあえて傷ありを狙ってみるのもオススメだ。よりお得に購入できる可能性が高まる。
どの程度の傷なら許容範囲か事前に決めておき、中古の出品店、もしくは出品者に確認していけばよいだろう。傷ありで出品している時点で、細かい問い合わせが来るかもしれないことは相手も承知済みなので、必要以上に遠慮してしまうことはない。
丁寧に当たり前の礼儀を守って問い合わせるなら、相手も答えてくれるはずだ。もっとも問い合わせの手間を減らすために丁寧に商品説明している可能性が高いので、聞く前に商品情報などをしっかり読んでおく配慮は必須だ。
傷ありのSIMフリーiPhoneSEなら、2万円台で購入できることもある。サブ機として持つことを検討している人などは、傷ありを選んでみても良いかもしれない。
中古といえども新品同様のものもある
新古品や未使用品のSIMフリーiPhoneSEが出回ることもある。状態重視の人にとっては朗報だろう。新品同様だが、新品よりも安い価格で購入できる確率は高い。ほとんど使用していない分、中も外も状態が綺麗なので、使い勝手が良いと言える。
新古品や未使用品が出回るかどうかは運次第だ。見つけたらチェックしておき、購入するかどうか検討すると良いだろう。中古ショップでもオークションでもタイミングがあえば新古品や未使用品に出会えることもある。
一時期は、ほとんど中古市場に出回らなかったiPhoneだが、現在は利用者が多いこともあり、中古市場は賑わっている。SIMフリーiPhoneSEも定期的に中古市場に登場しているので、自分に合いそうな状態のものを選ぶことができる。情報をチェックしておくと、お得なものを見つけやすいだろう。
格安SIMが対応できるか確認しておこう
自分が使いたい格安SIMがiPhoneSEに対応しているかどうかは、事前に確認しておくほうが無難だ。せっかく購入しても使えなければ意味がない。現在はほとんどの格安SIMがiPhoneに対応しているので心配はないだろうが、念のため事前に確認しておいたほうが懸命である。
もし対応していなければ、他の格安SIMに変えれば問題はない。格安SIMも年々数が増えており、ユーザーが使いやすいサービスを工夫して提供してくれているところが増えている。自分の利用スタイルに合った格安SIMを選ぶと良いだろう。
まとめ
様々な購入方法を紹介したが、その中で自分が最も利用しやすいと思うものを選んでほしい。ひとつではなく、様々なショップやサイトを比較検討して中古のiPhoneSEを最安値で手に入れよう。
また、オークションやフリマアプリなどで個人との取引で購入する際には、確認作業を怠らずにトラブルのない取引をできるようにしてほしい。
状態の確認、SIMフリーかどうかなど確認するものは忘れずに確認してほしい。
SIMフリーiPhoneSEを購入して通信費を節約しつつ、充実のiPhone活用をしよう。