現在の日本で流行っているカメラの大半はミラーレスカメであり、中級者や上級者にもなればフルサイズの一眼レフカメラに移行していく人が多くなっている。現代のカメラは解像度も使い勝手も非常に良く、初めてカメラを触る人でも感覚的に操作できる良さがあり、カメラを趣味にする人もどんどん増えていっている。
そうした中で、昔は絶大な人気を誇っていたレンジファインダーカメラにVoigtlander(フォクトレンダー)BESSAがある。
今回のコラムではVoigtlander BESSAの中古買取相場・査定情報についてまとめていく。Voigtlander BESSAという名前を聞いたことがある人はあまり多くはないだろうが、実はVoigtlander(フォクトレンダー)は現在では生産中止しているために、中古での価値が上がってきているカメラでもあるのだ。もし使わずに保管しているのであればぜひ目を通してみていただきたい。
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Voigtlander BESSAとは?
Voigtlander(フォクトレンダー)BESSAとは、日本で2015年まで生産されていたレンジファインダーカメラであり、初代のVoigtlander BESSAは1999年に発売された。
Voigtlanderはもともとドイツの有名なカメラメーカーの名前であり、日本のコシナというメーカーがドイツからフォクトレンダーの名を受け継いでBESSAが発売された。BRSSAにはドイツ製ではなく日本製の設計が組み込まれ、レンジファインダーカメラとしてライカにも負けずとも劣らない品質と性能を誇っていた。
今では生産中止されているのでなかなか手に入れることができないカメラはあるが、その希少性の高さゆえに中古での買取価格も高騰しており、昔使っていたVoigtlander BESSAが思わぬ高値で売れるということも十分に考えられる。BESSAはカメラとしての使い勝手も良く、対応しているマウントも多いため幅広いレンズに対応することができるカメラとしていまだに根強い人気がある。
現在ではレンジファインダーカメラでの代表格はライカとなっており、レンジファインダーといえばライカを想像する人も少なくない。しかし、Voigtlander BESSAの品質や性能はライカにも劣らないにも関わらず、価格としてはライカよりも圧倒的に安価で購入することができる。
レンジファインダー=高級カメラという認識を持っている人には特におすすめのカメラであり、Voigtlander BESSAはレンジファインダーカメラの入門として根強い人気があるカメラなのだ。
Voigtlander BESSAの中古買取相場
Voigtlander BESSAは1999年に初代が発売されて以来、多くのモデルが改良発売されてきた。最初のVoigtlander BESSAにはファインダーすら存在していなく、その後のRやTなどのモデルになってからファインダーが搭載されるようになっている。
そのため、初代のVoigtlander BESSAを購入する人はカメラをコレクションとして集めている人か、レトロなカメラが好きな人以外はいないのが事実だ。いくら古くても使いこなせなければ購入する人がいなく価値も下がってしまうだろう。
Voigtlander BESSAの中古買取価格としては、次の通りだ。
- ・初代Voigtlander BESSA:5,000円前後
- ・R/T:12,000円前後
- ・R2M:20,000円~30,000円前後
- ・R3M:30,000円~40,000円前後
- ・R4M:30,000円~60,000円前後(2006年に発売された最後の機種)
古いレンジファインダーカメラとしては比較的高価買取されているのがわかるだろう。レンジファインダーカメラ自体の需要は年々下降傾向にあるといっても間違いではなく、現在の主流はミラーレスカメラとなっている。
一眼レフカメラは機能や性能的にどうしても大きくなってしまう欠点があるが、ミラーレスはよりコンパクトで持ち歩きがしやすく、解像度も一眼レフに劣らないため非常に人気が高い。しかし、レンジファインダーカメラもミラーレスに負けないぐらいコンパクトかつ素晴らしい写真を撮れるカメラであり、今までとは雰囲気の違った写真を撮りたい人から高い人気を獲得している。
Voigtlander BESSAの査定ポイント
Voigtlander BESSAの多くは古いカメラであり、最後に生産されたR4Mでもすでに10年以上の時間が経過している。現在では新品で手に入れることはまず無理なカメラであり、購入するのであれば中古になってしまうのが現状だ。そのため、中古カメラ市場においてもVoigtlander BESSAは比較的人気が高くなっており、業者としても買取に出してくれるとうれしいカメラでもある。だが、人気があるからといって必ずしも高価買取されるわけではない。
カメラがデリケートで壊れやすい機械であることは多くの人が認識していることではあるが、それは査定や買取に出すときに注意すべきポイントについて教えてくれる。カメラの査定ではいくつか重要な部分があり、最低限ポイントを押さえた上で査定に出すことが大事になる。そこでここからは、Voigtlander BESSAの査定ポインについてまとめていく。Voigtlanderに限らずカメラを査定に出そうとしている人はぜひ参考にしていただきたい。
傷・汚れ・機能性
カメラの査定ではまず、傷や汚れ、機能性といった面がチェックされることになる。これは次の購入者が問題なく使用できるかどうかといった面で非常に大切なことであり、誰も傷だらけのカメラなど買おうとは思わないだろう。ボタンに不備があったり、シャッターを切るにも失敗することがあるともなれば、やはり商品としての需要がないため高価買取は望めないだろう。
特にVoigtlander BESSAのような10年の時間が経過しているカメラは細部が壊れているケースが多く、上述した価格での買取は珍しくなっている。
査定に出すときは、まず最低限外観をきれいな状態にしておくことが大切であり、その上で機能に問題がないことを確認してから出すのがいいだろう。もし機能に問題があった場合でも、それは修理でどうにかなる問題なのか、それともどうにもならない欠陥なのかによっても買取価格は変わってくる。カメラの保管状況によっても細部にカビが生えたりしてしまうので、普段からカメラの取扱いなどには注意しておきたいところである。
付属品の有無
カメラの査定では付属品がきちんとそろっているかどうかも重点的にチェックされる。付属品というのは、箱や袋、説明書といった類のものであり、できることならレンズも付属品として一緒に出すのがいいだろう。カメラ本体だけでも買取をおこなうことはできるが、基本的にはカメラはレンズとセットで商品として扱われることが多く、レンズがあるかどうかで査定額は数万円近く変わることもあるだろう。
付属品をそろえることは商品を査定に出す上で基本のことであり、付属品の欠品は査定で減額の対象となることを覚えておこう。Voigtlander BESSAにおいては、新品で購入したのであれば時間がかなり経っているため、付属品の状態もそれなりに劣化していることだろう。しかし、万が一箱や説明書がボロボロになっていても一緒に出すことが重要なので、付属品は処分せずに査定の段階でそろえることを心掛けておこう。
Voigtlanderの買取価格を高めるコツ
基本的にカメラというのは高価なものであり、新品で購入しようとすればそれなりの金額を出さなければ買うことはできないだろう。特にニコンやキヤノン、ソニーやライカといった人気があるカメラは、一眼レフかミラーレスかによっても価格は大きく変わり、レンズと一緒に購入しようとするとそれなりの出費を覚悟する必要があるだろう。そのため、カメラは中古で人気となっており新品よりも中古で購入する人が多いのだ。
そうだとすれば、カメラの買取においてはできるだけ良品を維持して買取に出すのが重要であることは間違いないが、そのほかにもいくつか買取に重要なポイントがある。
ここからは、Voigtlanderの買取価格を高める方法についてまとめていく。Voigtlander BESSAは現在主流となっているカメラとは異なっているため、買取に出す際にはほかのカメラよりも注意しなければならないのだ。
レンズなどの関連商品とまとめて出す
Voigtlander BESSAを買取に出すときは、レンズなどの関連商品とまとめて出すことが重要である。これはさきほどの査定ポイントのところでも述べたが、付属品とセットでレンズも一緒に買取に出すことは、買取金額を数万円単位でアップさせることができるとても効果的な方法となるだろう。Voigtlanderに使用できるレンズは非常に幅広いため、カメラ自体を買い換えてもレンズはそのまま保管しておくことも多い。
しかし、できるだけ高く買取をおこないたいのであればレンズとまとめて売ることが大事であり、使っていないレンズやいつ使うかわからないようなレンズは本体を買取に出すときにまとめて出してしまうのがいいだろう。また、レンズの保管は湿度に気をつけなければカビが生えてくることもあるので、使わないのであればやはり本体の買取と一緒に出すのがおすすめである。
買取業者を比較する
Voigtlander BESSAの買取価格を高めたいのであれば、それぞれの買取業者を比較するのがおすすめだ。というのも、Voigtlanderはレンジファインダーカメラであり、多くの業者が強化買取しているカメラのほとんどは一眼レフかミラーレスである。そのため、レンジファインダーカメラのようにマイナーなカメラの買取にも対応している業者でなければ、買取価格が低くなってしまう可能性がある。
買取業者を比較するときは、しっかりとカメラ買取専門店に出すのが効果的であり、リサイクルショップ同士で比較しても大して意味がないことを頭にいれておこう。カメラの専門業者は今では少し調べるだけで多数の業者が出てくるので、それぞれの業者で買取実績や手数料、買取価格などを比較することがおすすめだといえるだろう。
Voigtlanderの買取におすすめの業者
ここまではVoigtlanderの査定ポイントや買取価格を高める方法についてまとめてきたが、カメラの買取ではなによりも業者選択が大事であるといえるだろう。最近では直接お店に持っていって買取に出す人が少なくなってきており、ほとんどの人がネットでの買取を希望している。特に宅配買取や出張買取といった買取方法は多くの人たちが利用している方法でもある。
そこで最後に、Voigtlanderの買取におすすめの業者についてまとめていく。Voigtlanderはレンジファインダーカメラとして昔は人気があったが、現代ではレンジファインダーはすっかり下火になってしまっている。しかし、きちんとカメラの価値を見極めてくれる業者に出すことで、納得・安心した価格が実現できるのでこれから買取に出そうと思っている人はぜひ参考にしてみてほしい。
トイズキング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トイズキングはプロの査定士の鑑定を全国どこからでも受けることができ、買取金額アップキャンペーンなども頻繁に開催しているお得感満載な業者である。年間買取実績は出張買取で12,000件以上持ち、カメラの買取において評判を獲得している業者である。
買取方法としては宅配・出張・店頭の3つから選択することができ、最短で即日に出張買取対応可能なスピード感もいい。すばやく現金化したい人にはおすすめの業者である。
晴れ屋
買取価格
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対策
晴れ屋は独自の販売経路を多数抱えており、ほかの業者よりも有利な価格で買取をおこなっている業者である。幅広いジャンルの買取に対応しており、こちらも買取金額アップキャンペーンをこまめに開催しているお得感あふれる業者である。
買取方法は宅配・出張のどちらかが基本であり、全国対応、送料・出張料・振込み手数料などが無料になっている。ベテラン鑑定士の信頼性の高い買取は多くの利用者から高い評価を得ている。
まとめ
今回のコラムではVoigtlander BESSAの中古買取相場・査定情報についてまとめてきた。実際、Voigtlanderを買取に出そうとしている人は少なく、多くの人は一眼レフカメラやミラーレスカメラを買取に出しているだろう。時代もどんどんデジタル化してきており、次々に高性能のカメラが発売されていることもあり、ライカなどの一部の高級カメラを除けば、レンジファインダーカメラが注目されることは少ない。
しかし、プロのカメラマンやアマチュア写真家であっても、あえてレンジファインダーカメラを使用し、雰囲気や世界観が異なった写真を撮影したいと思っている人も少なからずいる。そして、Voigtlander BESSAはレンジファインダーカメラの入門としては非常に優れたカメラでもある。もし使っていないレンジファインダーカメラやVoigtlander BESSAがあるのであれば、需要があるうちにぜひ一度査定に出してみてはいかがだろうか。