ブランド食器・陶磁器の買取価格を比較しよう！

買取業者を利用して食器の処分を行うためには、自分が所有している物の特徴に合ったショップの選定を行う必要があります。また近頃では、食器買取専門店の種類も多様化しているため、そのトレンドを把握することもスムーズな売却に繋がると考えて良いでしょう。引越しや断捨離、遺品整理などのタイミングで食器を手放そうと考えている皆さんと一緒に、「ブランド食器」と「無名ブランドの食器」に分けて売却法や高価買取情報を確認していきます。 ①ブランド食器を高額査定に繋げる方法 まずは、多くのショップで高価買取対象としている「人気ブランドや骨董品価値の高い食器」について、少しでも高く売る良策を紹介しましょう。 ・ブランド食器は使用済みでも大丈夫？ ウェッジウッド、リチャードジノリ、ノリタケといった世界的な人気ブランドや、備前焼や、有田焼、古伊万里などの骨董品や古美術品、伝統工芸品的価値のある食器なら、日常生活の中で使用していたものでも確実に高価買取対象となります。また1つ数十万円～数百万円もの高値がつく希少性の高い食器であれば、多少の欠けがあっても歓迎してもらえる傾向があるため、「ひび割れが気になるから」といった理由で不燃物のゴミに出す必要はないと言えるでしょう。 ・ブランド食器を高く買い取るショップの特徴とは？ ブランド食器の査定ができるのは、食器買取専門店、ブランド買取専門店、骨董品専門店が中心となります。また近頃では、リサイクルショップの中にもブランド食器を歓迎する業者が増えているため、一般の商品と一緒にセット売りにチャレンジすることも可能であると言えるでしょう。 ・相見積もりを忘れずに ブランド食器の買取相場は、ショップの販売ルートによって大きく異なる傾向があります。また業者によっては、一部ブランドに特化した買取を行なっているケースも見受けられるため、安価な査定額に妥協をしないためにも、なるべく多くの専門店に問い合わせをすることが高価買取に欠かせない良策だと言えるでしょう。特にブランド食器のシリーズ名や型番、製造年などがわかる場合は、その情報を積極的に業者に伝えて買取相場をしっかり把握するようにして欲しいと思います。 ・セット売り・シリーズ売りもおすすめ ティーカップやカラトリーなどを売却する場合は、同じシリーズでセット売りをする方法がおすすめです。同一セットが専用のBOXに入っていれば、買取上限額での査定が可能となるため、将来的に手放す可能性があるなら箱や説明書などの付属品も大事にとっておくべきです。 ・委託販売サービスを利用してみる 買取業者を探すのもいいが、買取サービスだけでなく「委託販売サービス」も利用してみてほしい。委託販売とは、買取店やヤフオクなどの業者に売りたい商品を預けて代わりに販売してもらうサービスのことで、料金は売却成立時の手数料のみのお店が多いため、買取サービスよりも基本的に高く売れるのだ。そんな委託販売・買取サービスを行っているRECLOを紹介します。 ・ブランド通販のRECLO RECLOは商品を引き取った後専任鑑定士が査定し、プロのカメラマンが商品を撮影するなど、販売や梱包に至るまで全ての作業をプロが代行してくれます。大人気ブランドのバッグや時計、小物、アパレル、ジュエリーなど幅広いアイテムを取り扱っています。 RECLOは、取引実績を考慮した価格で販売しているので、還元率がが販売価格(税込)の50%から業界最高水準の90%と高くて魅力的です。また、RECLOは入会費、年会費などが一切かからないので手軽に利用できます。ブランド食器をはどこで売るか悩んでいるなら、RECLOなどの委託販売サービスを利用してみるのはいかがでしょうか。 ②無名ブランドの食器を高額査定に繋げる方法 作家も産地もわからない無名ブランド食器も、買取店を上手に選ぶことで現金化に繋げることができます。しかし無名ブランドの食器の場合は、一流ブランド品と比べて少し売り方が難しい部分があるため、必ずこれから紹介するポイントを頭に入れた上で売却準備を行うようにして欲しいです。 ・新品なら無名でも歓迎される 無名ブランドの食器で高価買取対象となるのは、引き出物や贈答品としてもらった「箱に入ったままの新品食器のみ」と考えた方が良いです。特にリユース目的で買取を行うサークルワンやHARD OFFなどのリサイクルショップでは、使用済み食器全般を買取NGとしているため、注意が必要です。 ・使い古した食器でも需要はある パワーセラーやリユースショップ道具屋では、使い古した食器を発展途上国支援目的で買取を行なっています。またライクルやリカバリーグループでは、不要食器のキロ買取を行なっているため、遺品整理の際に大量に出てきた食器であっても現金化に繋げることは可能と言えるでしょう。 ・店舗閉店時の処分なら厨房機器の買取業者へ 飲食店や宿泊施設の閉店によって大量の食器処分を行う際には、お店応援ドットコムなどの業者を使って、厨房機器と一緒に売却する方法もおすすめです。このようなショップを利用すれば、食器、厨房機器、調理器具、椅子テーブルなどを一気に処分できます。また同一業者に査定依頼をすれば、買値のつかないものでも引き取ってもらえる確率が高まるため、閉店準備に追われる人こそ、このようなサービスを活用すべきと言えます。 ・ブランド食器と一緒に売る 買取市場が多様化する今の時代は、福ちゃん、日晃堂、なんぼや、大黒屋といった食器買取専門業者が多く見受けられるようになりました。このようなショップにブランド食器を持ち込むと、内容によっては無名ブランド食器も一緒に引き取ってもらえます。またユーザが無名と思っていても「実際は骨董品的価値のある器だった」といった事例も多く見受けられるため、ブランド・非ブランドの判断が難しい場合は、出張査定サービスを利用して一度査定士に自宅の食器棚を確認してもらっても良いかもしれません。 ③高く売れる食器のブランド、メーカー参考買取相場 最後に、大半の食器買取専門店で高額査定対象となっている人気メーカーや産地、ブランドの食器と参考買取相場を確認していきましょう。 ・高く売れる洋食器ブランドとは？ ロイヤルコペンハーゲン、ミントン、iittala、HERMES、ウェッジウッド、ウェッジウッド、オールドノリタケ、KPM、セーブル、ヘレンド、マイセン、リモージュ、リヤドロ、リュージュ、ローゼンタール、ロイヤルウースター、ロイヤルドルトンといった超人気ブランドの食器は、多くのショップで大歓迎されます。その中でも非常に需要の高いHERMESは、贈答品としてもらうことの多いマグカップやカップ&ソーサーなどで25,000円以上の高価買取となります。またロイヤルアルバートやリチャードジノリの食器セットも30,000円以上の買取実績が多いため、使用済みであっても自信を持って査定依頼をかけてみて欲しいです。 ・高く売れる和食器ブランドとは？ 高価買取実績の多い和食器ブランドは、伊勢丹や三越などで販売されることの多い香蘭社、たち吉、深川製磁などとなります。また和食器の場合は、有名産地の陶磁器や漆器も非常に人気があるため、具体的なブランドや作家名がわからなくても高く売れる品目は意外と多いと考えて良いでしょう。そんな和食器の中で骨董品的価値の高いものは、大皿で100,000円を超えるものも多く見受けられます。 ④まとめ ブランドや新品、使用済みといったボーダーラインで需要の全く異なる食器は、一般の商品と比べて売却先の選定が難しいと言われています。しかし今の時代は、「どんな食器でも高く買取る自信があります！」と宣言する食器買取福ちゃんなどの業者も増えているため、問い合わせ先の多さといった意味ではユーザを困らせることが少ないと考えて良いでしょう。全国各地で地震災害が起こる今の時代は、食器棚の転倒によって大事な器が突然壊れることもあります。こういったリスクが多いことを考えると、不要な物は早めに買取店に査定依頼をすることも必要だと言えそうです。