ISEKI(イセキ)の農機具の買取価格を比較しよう！

同じ農機具を買取してもらうなら少しでも高い方がよいだろう。ここでは、すぐにでも使える高額買取のコツを紹介していく。 使える状態にして売る 農機具を業者に見てもらう前は、できるだけ使える状態にしておくことが大切だ。農機具を使えないまま買取に出すと使える状態のものよりも査定額が下がってしまうからだ。そのため、買取前は売りたい農機具の動作確認をおこない不具合があれば、適切な対処をしよう。 適切な対処の具体例としては、動かない農機具を業者に依頼して修理してもらう方法や、汚れやキズなどをきれいに拭き取っておくことなどである。また、将来的に買取を検討している農機具があれば、定期的なメンテナンスをしておくと買取額アップにつながるだろう。 注意点としては、買取額よりも修理費の方が高くついてしまうケースだ。状態によっては修理費が高額になることもあるため、買取相場と比較して利益が下がってしまうのであれば、修理せずそのまま買取するのがベストである。修理の有無で迷った場合は、買取業者に使える状態の概算を出してもらい検討してみよう。 地域密着型の農機具屋は避ける 農機具を高く売るためには、「高額買取が可能・交渉しやすい環境」の2つを兼ね備えている業者に依頼する必要がある。 まず、高額買取できる業者の特徴は販売ルートが海外にあることが条件だ。買取業者は買い取った農機具が売れなければ在庫をかかえ負債のみが残ってしまう。販売ルートの規模が小さいと在庫を抱える可能性が高く、高額買取に結びつきにくいのだ。 逆に海外への販売ルートや提携会社など販売力が強い買取業者だと高額買取をしても利益を残せるため、販売ルートの小さい地域密着型の農機具屋よりも高額買取に期待できる。そのため、農機具を少しでも高く買い取ってもらいたい場合は必ず専門の買取業者に依頼しよう。 続いて、買取額は交渉によって数万円程度変わるが、知人や親戚などの店舗だと価格交渉がしずらく断るのも悪い気がしてしまう人が多い。価格交渉をして査定額をアップさせたい人は地域密着型の農機具買取業者は避けた方が無難だろう。 時期を考えて売る 農機具の需要は1年間で同じではなく時期によって異なる。需要が高くなると買取額もアップする傾向にあるため、高く売るためには農機具別の需要が高い時期を狙うことが重要だ。 たとえば、稲を刈る作業に使用するコンバインだと、実際に稲刈りで使用する時期である9月や10月に需要が高まる。上記のように、「農作業で使用する時期＝需要の高まる時期」となるため、売りたい農機具をいつ使うのかで需要の高低を見極めよう。 また、新型モデルが出ると旧型のモデルは査定額が下がる傾向にある。新型モデルが登場した直後はとくに需要が高まるため、同じモデルの旧型を買取してもらう予定の場合はモデルチェンジの前に買取するのがおすすめだ。 ただし、新型モデルに人気が出なかった場合、旧型モデルの需要が新型モデルを上回るケースもあるので注意も必要である。 1日でも早く売る 農機具には1台1台に製造番号が表記されており、製造から年数が経つにつれて査定額も下がっていく仕組みとなっている。つまり、1日でも早く売ってしまった方が査定額も高くなるということだ。 上記で紹介した需要の高まる時期に売った方がよいケースもあるが、需要の高まる時期まで半年など長期になる場合は売ってしまおう。さらに、時期を判断して売る際は数カ月後の買取額を調べる必要がある。 ただし、数カ月後の売値を判断することは難しく、自分で売りどきを見極めるのは経験と知識が必要となる。そのため、自信のない人はできるだけ早く売った方が結果的にお得になることが多い。 また、売りどきの時期を伸ばすことで売却を忘れてしまい、時期を逃すことにもなりかねない。もし、時期を伸ばして売りたい場合は計画的におこなう必要があるだろう。