家事代行サービスを依頼する時の注意点

家事代行サービスで起こりやすいトラブルは大きく分けて ・料金トラブル ・作業内容トラブル があります。それぞれ簡単にですが注意点をまとめてみました。 ●料金トラブルの注意点 1.依頼する会社が物の破損や盗難に関する損害保険に入っているかチェックする 不慣れな家で家事をすると、プロとはいえ家具や家電を破損してしまう場合があります。場合によっては盗難が起こることも。 多くの家事代行サービスでは損害保険に入っているため、破損や盗難があった場合は保証してくれます。しかし、稀に損害保険に入っていない会社もいるようです。家事代行サービスを頼む前に物を破損した際の保証がどうなっているかチェックしておきましょう。 2.家事代行料金にスタッフの交通費用が含まれているかをチェックしておく 家事代行サービスに来るスタッフの交通費用が家事代行サービス料金に含まれていない場合があります。含まれていなかった場合、予定にない出費がかさんでしまうため、事前にチェックしておくのがおすすめです。 3.キャンセル料をチェックしておく キャンセル料は各家事代行サービスで大きく異なります。日常的に家事を任せる場合、予定が入って代行をキャンセルすることもあると思いますので、何日前からキャンセル料がかかるか、キャンセル料はいくらかなど事前にチェックするのがおすすめです。 4.鍵の預かりサービスが有料か無料かをチェックする 家事代行サービスの時自宅にいない場合は鍵を預けておく必要があります。鍵の預かりサービス料は月額数百円～1000円程度とそれほど高い料金ではありませんが、毎月となると費用がかさんでしまいます。家にいない時に家事代行サービスを頼む場合はチェックしておきましょう。 家に誰か必ずいるという方は3と4はあまり気にしなくてよいかもしれません。 ●作業内容トラブルの注意点 1.やって欲しいことを具体的に伝える いつもしている家事だと「だいたいこれくらい」という基準ができてしまい、トイレ掃除をお願いしたい、キッチンの水回りを綺麗にして欲しい、などあまり具体的に注文しないかもしれません。しかし、この注文だとトイレのタンクなどは掃除するのか、キッチンは排水口まで掃除するのか、など曖昧な部分が出てきてしまいます。 トイレ掃除ならタンクの中まで掃除して欲しい、トイレの窓は内側だけ軽く拭いてほしい、排水口の掃除は月に1回で良い、など具体的にどこまでして欲しいか伝えましょう。 伝えていなくて延長料金がかかってしまった、自分が納得できるほど掃除されていなかった、といった事態を防ぐ事ができます。 家事代行サービスを始める前に簡単な打ち合わせを行う会社がほとんどですので、打ち合わせの際に具体的な家事内容を伝えるのがおすすめです。 2.いつもと違うことをして欲しい時は連絡する 仕事のものを広げているから今日は机を触ってほしくない、知り合いのものを預かっているから触ってほしくない、といつもと違う対応をして欲しい時は事前に電話連絡やメール連絡をするとトラブルを避けられます。 事前連絡が無理な場合はメモを置くなどするとトラブルを防げます。 また、家事代行サービス会社の中にはトライアルプランを設けている会社もあります。トライアルに申し込み、本契約するかを決定するのもおすすめです。

家事代行サービスって忙しい人には便利なサービスですよね。利用している人も増えているので、これからもどんどん拡大していくものだと思われます。しかし、トラブルも多いのが現実です。では、どのようなトラブルが多いのか、そうならないようにどのような対策をしていくべきなのか解説しますね。 ◇器物破損 家事代行サービスでありがちなトラブルの筆頭です。家事代行をしてくれるのはプロです。しかし、それと同時に人間でもあります。機械のように確実に同じ行動が出来る訳ではありません。そのため、予期せぬミスを犯すこともあり得ます。何と言っても、スタッフにとって利用者の家は初めて行く不慣れな場所なのですから。 たとえば、不必要に散らかっていたり、気付きにくい場所に大切なものが隠れていると踏んだりして壊したり傷つけたりといったケースが少なくありません。見えないようにしていた依頼者にミスとされる場合もありますし、注意を怠ったスタッフのミスとされる場合もあります。そうなってしまっては収拾が付きません。 ただし、多くの家事代行会社は損害保険に加入しているので、こうしたトラブルに遭遇したときは相応の補償をしてもらえるようにはなっています。しかし、中には保険に加入していない会社もあります。サービスを依頼する前に保険加入の有無だけでなく、破損や盗難などのトラブルがあった際の対応方法を確認しておきましょう。対応に関して満足いく回答が得られなかった会社は、いくら安くても使ってはいけません。 しかし、依頼者側からもやれることはあります。ちょっとした配慮でトラブル防止に繋がることも多くあります。最も重要なことは、大切なものをあらかじめ別室に移動させておくことです。そうすれば、誤って壊すこともありませんし、スタッフも安心して作業することが可能です。 その他にも、家具や食器など移動させにくい部分に関して『取り扱い注意』の紙を貼っておいたり、事前にスタッフに直接指示しておくと確実です。代行会社の中には、『スタッフは作業前に触ってはいけないものや入ってはいけない部屋を確認し、貴重品が出ていたらすぐにしまってもらう』と徹底しています。こういう会社は安心ですよね。 ◇窃盗 ほぼあり得ませんが、スタッフの中には現金や高価な貴重品などを盗むこともあります。しかし、これは依頼者側の対応で防ぐことが出来ます。まず、貴重品は鍵のかかる金庫やロッカーにしまって絶対に目に付かないようにする・取り出せないようにする。事前に部屋の写真を撮っておくなどして、代行前と代行後の違いを証拠として残しておくのです。 窃盗ではなく、間違えて貴重品を処分してしまった場合もあり得ます。会社によっては保障されるかもしれませんが、自分でやれることはやっておきましょう。しっかりと教育されている会社であれば、サービス中にお金が落ちていた場合、すぐに写真を撮って報告するようにしているなど徹底しているところもあります。 ◇料金トラブル キャンセル料に関してのトラブルが非常に多く報告されています。代行をお願いしていた日時に、どうしても断れない予定が入ることはよくあります。しかし、予定が変わった事を代行会社に連絡するのを忘れてしまうとキャンセル料が発生してしまいます。 会社もスタッフも、依頼者の予定を考えて仕事を調整しています。何の連絡もなければ現場に向かってしまいます。そこで連絡も付かずに待機していては仕事になりません。キャンセル料が発生するのも仕方ないことなのです。キャンセル料に関しては会社によって異なりますが、当日のキャンセル料は100％の会社が多いので注意してください。 『何にもサービス受けてないのにお金を払うなんて嫌だ！』と思われるかもしれませんが、会社としては当然の権利なのです。会社によってはキャンセル料が発生する日時も違うので本当によくトラブルになります。そういったこともあるので、どのタイミングで何パーセントのキャンセル料が発生するのか、事前に説明を聞いて把握しておくことが大事なんです。 ◇延長料金・交通費 延長料金やスタッフの交通費にも注意しておきましょう。延長料金の発生は30分単位なのか1時間単位なのか、交通費はいくら必要になってくるのか、一律の料金なのかですね。一応、交通費に関しては別途かかる会社が多いようです。このように、料金形態がよく分からないままサービスを利用するのが一番いけません。 ある程度の予想を立てるのも大切ですが、確実に必要になってくる料金などは事前に確認しておきましょう。ほとんどの会社が、契約する前に見積もりを出してくれると思います。料金設定がシンプルで分かりやすい会社を選ぶのも一つのトラブル防止法だと思いますよ。 基本的には、以上のことを注意すれば大丈夫だと思います。とにかく代行会社としっかりと確認すべきことは確認しておきましょう。それが一番簡単で確実なトラブル回避の方法です。

家事代行サービスの依頼をしたあと、こんなはずじゃなかったと思わないためにも、注意点は知っておきたいですね。 よくあるトラブルの例としては、料金、作業内容、物の破損、営業スタッフとの問題があります。 料金のトラブルを防ぐためには、料金体系をしっかり確認しておくことです。会社ごとに料金と作業内容は、異なります。A会社ではここまでやってくれたからB会社も同じ、と思ってしまっては危険です。 会社ごとのプラン、作業内容になるので、「自分がどの場所の家事を代行してほしいのか」「合計金額はいくらか」を意識しながら、見積もりを相談するのがおすすめ。 壊れやすいものの周辺を掃除してもらう場合は、予め移動しておいたり、スタッフが帰るまえに破損していないかチェックしましょう。作業前に写真を撮って置くのも良いですね。また、見積もりの際は、スタッフの交通費、万が一キャンセルになった場合の費用なども確認しておくと安心でしょう。 作業内容は、会社によってさまざまで、家のクリーニングはもちろん、靴磨き、ゴミ出しなどまで依頼できます。ぜひ上手に活用して時短してみてくださいね。