故障しているロードバイクを買い取ってもらうことはできますか？

自転車の買取は、その種類によって売買相場が変わってきます。その中で、今回はロードバイクということで、そちらから解説します。 ・ロードバイク ロードバイクとは、アウトドア目的で作られた自転車のことです。しかし、現在では通勤に使用されている人も増加しており、人気もうなぎ上りです。その影響もあって、ショップでの売買も競争率が高くなってきています。ただし、ロードバイクには非常に多くのメーカーや種類があり、値段もピンからキリであります。安い物であれば50,000円程度で購入することも出来ますが、プロが使うような高級仕様であれば100万円を超えるものも普通にあります。 需要が上がっているということで、ロードバイクの買取金額は定価の40%程度と言われています。ただし、これが上限金額とされることも多く、専門店での買取相場は10～30%が現実的です。残念ながら、リサイクルショップの買取ですと専門知識を持っている店員が少ないので、買取価格が低くなる可能性が高いです。 注意点としては、前述した専門店による『最大40%買取』という売り文句です。その言葉通り、最大で40%です。この最大というのは、有名ブランドで型落ちもなく、ロードバイクの状態もほぼ完璧な場合に限ったことなんです。少しでも汚れがあったり、塗装が剥げていた梨、型落ちしたりしているものについては、どんどん価値が下がっていきます。余り鵜呑みにし過ぎるのはやめましょう。 このように、買取金額はピンからキリまでありますが、大体定価の2～4割程度と言った感じでしょうか。少しでも買取金額を上げるのであれば、付属品などは全て揃えて持って行く、ほとんど乗っていないということで使用感はないと思いますが、しっかりとキレイにしていくことを心がけましょう。 因みに、オークションサイトやフリマアプリを使うことで買取よりも高値で売れることがあります。オークションは時間になる、若しくは目標金額に行くまでは落札されません。それだけ、誰もが手に入れられるチャンスがあるのです。自転車というのは、たとえ中古であっても高いものです。オークションなどで安く買えるのであれば、定価の半分程度でも落札する人はいます。しかし、オークションという性質上時間が掛かりますし、思った以上の安値で売れる場合もあります。日々のチェックを忘れずにやってみてください。 質問者様のロードバイクは壊れているということで、本体よりは各パーツとしての買取も一つの手段として活用してみてはいかがでしょうか？パーツ買取で人気の主要メーカーは以下の通りです。 ・SHIMANO（シマノ） ・SRAM（スラム） ・Campagnolo（カンパニョーロ ・MAVIC（マビック） ・HED（ヘッド） ・Bontrager（ボントレガー） ・Lightweight（ライトウェイト） ・TIOGA（タイオガ） ・DEDA（デダ） ・FSA（エフエスエー） ・FFWD（ファストフォワード） 最後に、壊れた自転車を書いとる時に、店員が何を見ているのかまとめました。高く売るためには、よく見られるところをキレイにするのがポイントです。メンテナンスの仕方も記載するので参考にしてみてください。 ①ボディ全体 まずはボディ全般の汚れを落としましょう。パッと見の第一印象が全てのイメージを作り出します。一目見てキレイであれば、それだけで好印象になるでしょう。掃除のやり方は、全体の汚れを乾拭きで埃を落とし、その後自転車用のクリーナーか家庭用の中性洗剤を薄めたもので、さらに落としていきます。ハンドルの継ぎ目などは埃やよごれが集中しやすいので、歯ブラシなどを使って丁寧に落としていきましょう。 ②チェーン 次に、チェーンを掃除していきます。洗浄剤の含まれたチェーン専用のシートが売ってあるのでそれを使ってください。表面の汚れであれば、ほぼ完ぺきに落とせます。次に歯ブラシなどを使って奥の汚れをかき出していきます。チェーンクリーナーを使うと、それだけ作業が短縮化されストレスなく終えれるでしょう。 ③ギア 次にギアの部分です。ギア部分を分解して汚れをキレイに落としていきます。ネジ穴や溝の奥の汚れは爪楊枝の先 を使ってキレイに落としていきましょう。最後に、ギアとチェーンが完全に乾いた状態で専用の油を注油してください。 ④消耗品の交換 最後に、消耗品の交換が可能かどうか確認しましょう。すり減ったリムや交換可能な部品に異常や損耗がある場合は、金額と相談して交換しておきます。そのまま放っておくとさらなる故障の原因になるかもしれません。面倒だとは思いますが、やれることは全てやっておきましょう。

故障しているロードバイクでも、パーツ交換や修理によって再販売できるものは、買取可能と考えられます。特に下記のような人気メーカーのロードバイクであれば、壊れてしまっているものであってもパーツの価値により、1台10,000円以上の高額査定がつく可能性が非常に高いです。 ・BIANCHI（ビアンキ） ・PINARELLO（ピナレロ） ・CINELLI（チネリ） ・BMC（ビーエムシー） ・DE ROSA（デローサデローザ） ・KUOTA（クォータ） 故障箇所のある車両の処分に迷いを抱えた方におすすめとなるのは、ロードバイクの買取だけでなく修理や中古品の再販売などもできる地元の専門店に持ち込む方法です。この手段で査定士に相談をすれば、「売って新しい自転車を買うか？修理をして同じロードバイクに乗り続けるか？」についても最もコストのかからないアドバイスをもらえます。 しかしこの方法を使う際には、トピ主さんが自ら車両を店舗まで運ばなければならない問題が出てきます。自転車を乗せるマイカーを持たない場合は、出張買取もしくは宅配買取サービスを使って査定をしてもらうしかありません。 出張買取サービスが人気の近頃では、出張料や査定料などを全て無料で対応してくれる専門店も多く見受けられます。また良心的なショップではキャンセル料もかからないシステムとなっていますので、査定士に壊れた自転車を見てもらった上で売るか修理するかを決めるといったことも可能な時代になりつつあると言えるでしょう。 長きに渡る放置により更に状態を悪化させないためにも、買取査定は早めに出すのがおすすめとなります。