住宅ローンが残っている家を売りたいが、仲介会社はすぐに売却できるか？

すぐに売れるのか、または売れないのかは、希望する売却価格と密接にかかわってきます。例えば、比較的人気の高いエリアで、駅にも近い閑静な住宅地の優良物件だというのであれば、あとは価格次第で、すぐに買い手がつくでしょう。ただ、このように素晴らしい物件であるならば、なるべく高く売りたい、損はしたくない、というのが売り手側の人情です。このように、どのくらい高く売りたいのかと、どの程度早く売りたいのかは、いつの場合も相反する事象だといえると思います。 それでは具体的に、家を売る場合まず最初にしなければいけないことをいくつかお話しします。 まず初めに、その物件が建っている地域で、同じようなの物件がいくらで取引されているのか（戸建ての場合は土地の面積も含めて）確認し、適切な売却価格がいくらなのかを知ることが重要です。今どきはインターネット検索で、ある程度の情報を入手することができますので、始めてみてはいかがでしょうか。 次に、住宅ローンについてですが、返済金額は、ローンの残高以外に、売却に伴う早期返済の追加手数料の有無など、細かい規定がありますので、住宅ローンを返済する銀行や信用組合などに出向いて、担当者から直接話しを聞くようにしてください。そのことにより、売却時にいくら返済すればよいのかがハッキリします。 3つめは不動産屋さん回りです。不動産会社によって、得意分野も違いますし、顧客状況も異なりますので、不動産屋さんを訪ねるときは、複数の会社に行かれることをお薦めします。そして、いくらの売却価格が妥当で、いくらの上乗せが可能か、あるいはいくら値引きする必要があるかなど、売買手数料も含めて具体的なお話しを聞くようにしましょう。 以上より、いくらの物件に、いくらのローンがついており、いくら手元にお金が残るのかがわかります。もし、ローンの返済金額が希望売却価格を上回る場合は、価格をより引き上げるか、差額を現金で相殺する必要が出てきますので、早期に売ることは難しいといわざるを得ません。ここまでの情報が手元にあって初めて、仲介会社はすぐに売却できるかどうかがわかると思います。まずは、情報集めから始めてみましょう。

結論から先に書きますと、住宅ローンがまだ残っていても自宅を売却することは可能です。しかし、ひとつ条件があります。 残っているローンを全額、一括返済することです。それが家を売却する条件です。つまり住宅ローンが残っているのなら、ローンを全部返せばいいじゃない、と言うことになります。 と言っても、普通返せませんよね。なので家を売ったお金でローンをかえすしかありません。家の売却が終了したのち、すみやかにのこりのローン全額を返してしまいましょう。 家を売ろうと思っている現在、家の売却予想価格が、残りのローンの総額を上回っているでしょうか。上回っていれば返せる見込みがありますが、家を売ったあとでも、たとえばまだあと300万円足りない、なんていう状況かもしれませんね。 その時は現金で300万円用意するしかありません。そして家を売るにあたって仲介手数料や印紙代、その他もろもろの諸費用もかかってしまうので、実際には数十万以上は余計に費用がかさんでしまいます。 しかしこれも、現金でお金が用意できないというケースもありますよね。その場合は、家を高く売る努力をしてみましょう。一社だけに査定をおこなってもらうのではなく、複数の不動産会社に査定に見てもらう事によって、いくばくか売却額を上げることができるかもしれません。 現在はインターネット上で、複数の不動産会社に一括査定のおねがいをおこなうことができるサイトなどもあるので、使わない手は無いでしょう。 その他にも、住宅ローンを組んでいる金融機関に相談して、ローンがあっても売却できるようにしてもらうという方法もあります。これを任意売却と言います。この際残ったローンの返済方法はまた金融機関と相談することになります。だいたいは月々の支払いが小額な分割払いになることが多いようです。

なぜ売りたいのかによって状況は変わってきます。 まず、ローンがある家を売る条件としてローンを完済できることが条件となります。しかし、突然大きな金額が用意できる人も少ないと思います。そこで、何通りかの完済と売却方法を書きます。 ① 売却した際の査定額がローン残高を上回っている場合 家の売却した金額が、残高を上回る場合は売った後に売れたお金で残高を支払いすれば問題なく売ることができます。 では、売れた時の金額が残高を上回るのかどうかについては、不動産会社に査定をしてもらわなければ分かりません。1社だけに頼むのではなく、まとめて何社かに査定をしてもらうことを強くおすすめします。不動産会社によっては、何百万もの差が出る事があります。一番下に家の査定一括サイトの載せておきます。 この際に、気をつけなければいけない事は、譲渡所得税がかかる場合がある事です。 譲渡所得税についてはこちらに詳しくありますので、当てはまるかどうかを確認してください。 https://www.nta.go.jp/publication/pamph/... ② 売却した際の査定額がローン残高を下回っている場合 不動産会社に査定をしてもらった金額が、ローン残高を下回っている場合は全てのローンを完済できないので、残りの金額を一括で払えるように自分で用意する必要があります。しかし、一括で大きな金額が用意できない場合も少なくありません。その場合に利用できるのが、無担保ローンになります。無担保ローンとは、銀行や消費者金融などのカードローンになります。金利も高く大きなお金を借りるのは、向いていませんが、家の売却に一時的にお金が必要な場合は、査定金額から足りていないローン残高を借りてでも返済すれば、家の売却を成立させることができます。 ③ 家のローンが払えなくなって滞納している場合の売却 家のローンを滞納をしている場合は、任意売却と言う方法があります。ローンを滞納し続けていると、やがて競売物件として物件を叩き売りされてしまいます。そうならないために、滞納を肩代わりしてくれている保証会社に抵当権を外してもらい、少しでも高く家を売って返済する方法です。 仲介会社がすぐに、売却できるかどうかは買い手がつくかどうかなので分かりませんが、ローンが残っている場合は、まずは一括査定を出して完済できるメドを出してから売却しましょう。 こちらに、不動産一括査定のサイトを載せておきます。