住宅ローンはどれぐらいの頻度で繰り上げ返済すべき?
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2019/02/18
住宅ローンを契約する人の多くは35年返済期間にするケースが多いです。 契約上は35年でも実際に完済するのは35年目ではなく、それよりも短い人が多く 25年経過後付近で完済する人も見られます。 ということは10年近くも早く完済しており、その分だけ繰り上げ返済していることになります。 では、どれぐらいの頻度で繰り上げ返済すべきなのか。 基本的に繰り上げ返済は余剰資金で行うことになります、何故ならば生活に必要な費用や 教育資金などを崩してまで繰り上げ返済するのはリスクしかないからです。 質問主さんが不安に感じているように、手持ちの資金が目減りしてしまうことは 近い将来に急な出費があったときにお金が足りないという問題をはらんでいます。 ですから、繰り上げ返済はそれらを考慮しても尚余っているお金で行ってください。 質問の核心である繰り上げ返済の頻度ですが、繰り上げ返済には期間短縮型と 月額返済額減額型の2種類があります。 前者は支払う利息総額を一定額減らすことができます、後者は利息総額は大きく変化しませんが 毎月払う支出額が減ることになります。 金利が低い現状では、借入金額などで多少の違いはでるというものの オススメできる繰り上げ返済は期間短縮型でしょう。 1年間短くすれば10万円~の支払利息が減ることになります。 ただ繰り上げ返済の頻度ですが、住宅ローン控除がある場合は多額の繰り上げ返済をするのは 控えたほうが良いケースがあります。 金利が0.45%程度の変動金利を選択している場合は、税金の控除を受けることのメリットが高くなるので 繰り上げ返済は控えるべきでしょう。 ただ、借入額が3000万~4000万以上になってくると、所得税の控除よりも繰り上げ返済による 支払総額の減額のほうが高くなってくるため余剰資金ができたタイミングで返済したほうがいいです。 繰り上げ返済は多くの金融機関で手数料が無料ですから、そういった金融機関の場合は 数千円レベルでもかまいませんのでちょくちょく返済したほうが良いでしょう。 期間短縮型はまとまった返済額でないと意味がないため、少額の場合は毎月返済額を減らす方を選びましょう。 また、冒頭で述べたように25年経過付近で完済する人が多いのは、30歳で借入したとして 50歳を超えて子育てが一段落したころに完済する人が多いからです。 それまでに繰り上げ返済している人も多いでしょうし、まとまったお金ができたからそのタイミングで 一気に返済しているとも考えられます。 どちらにしても期間短縮型の繰り上げ返済を行う頻度は年に1回ないし半年に1回程度がベターでしょう。 それ以上になると借入している意味がなくなりますし、それ以下になると支払額の減額メリットが 少なくなってしまうからです。

2019/02/04
元銀行員です。 住宅ローンの繰り上げ返済の頻度ですが、一般的には半年に1回又は1年1回程度されている方が多いのではないでしょうか。 しかし、どのくらいの頻度がお得かの結論としては、質問主さまの状況や金融機関との契約内容によると言えます。 どういうことか詳しく解説します。 1 住宅ローン繰り上げ返済とは 住宅ローンは、貸出契約時に毎月○○円返済という約束を組みます。 これが約定返済(通常の返済)で、約定返済以外の臨時的な返済が繰り上げ返済です。 繰り上げ返済をすることで現在の元本金額を一気に減らし、将来的な金利支払いを減らす効果があります。 2 繰り上げ返済にかかる手数料 最近は、繰り上げ返済手数料が無料とされている金融機関が多いです。 しかし、一部の金融機関では、繰り上げ返済の際に、事務手数料を払わなければならないところがあります。 このような場合は、あまりチョコチョコと少額で繰り上げ返済をしても、手数料がかさむだけなのでおすすめできません。 毎月約定返済1年分とか、ある程度まとめた金額をためてからおこなうべきです。 手数料が無料の場合は、1日でも早く繰り上げ返済した方が金利支払いも減りますので例えば毎月チョコチョコ繰り上げ返済しても良いです。 3 繰り上げ返済の2つの方法 繰り上げ返済には、繰り上げ返済のお金を使って①ローン返済期間短縮、②毎月返済額低減のどちらのプランするか選べる事が一般的です。 なるべく金利を払いたくないのであれば、①の期間短縮です。金利を含めた総支払(返済)金額が②より減ります。 直近のメリットを享受したい(毎月返済分が減ったという実感を得たい)のであれば②のプランということになります。 4 その他気を付けること ①住宅ローン控除との関係 最初に住宅ローンを借りてから、10年とか15年とかの期間でいわゆる住宅ローン控除をとれることが多いと思います。 この控除は年末のローン残高(元本)に応じて控除されるものですので、繰り上げ返済するにあたっては控除との関係で損をしないように注意することが必要です。 特に最近は超低金利で住宅ローンの貸し出しがされています。 例えば、住宅ローン金利年0.9%の契約などという場合、住宅ローン控除金額と金利支払額がほぼ同額というようなケースもあり得ます。 このような場合に、繰り上げ返済しても金利支払い金額が減る分、控除金額も減りますのであまりおすすめできません。 このようなケースでは、10年とかのローン控除期間はひたすら貯金し、控除期間終了後に一気に繰り上げ返済を考えられるほうが良いでしょう。 ②各種補助制度(利子補給制度など)との関係 上のローン控除と同じようなものですが、お勤め先や自治体によって、住宅ローンの補助(利子補給制度など)がなされることがあります。 この補助の要件の一つに、元本金額○○円以上という金額要件があることがあります。 この要件を意識しておかないと、景気よく繰り上げ返済した結果、金額要件を満たさなくなり、もらえるはずの補助がもらえないといった事態もあり得ます。 補助要件の厳密な確認が必要です。 この場合も補助期間はひたすら貯金し、期間終了後に一気に繰り上げ返済を考えられるほうが良いでしょう。 ③手元資金との関係 最後に、当たり前のことですが、繰り上げ返済したお金は返してくれません。 繰り上げ返済自体は、金利支払い額を減らすために有効な手段ですが、手元の必要な資金を常に考えながら「余裕資金で」繰り上げ返済しなければなりません。 必要な資金は、人によって、また状況によって異なります。 例えば、食費、教育費、病院代などです。 これからお子さんなどにお金がいる人、体調が悪くて長期に病院にかかっているような人は繰り上げ返済に多額の資金を投入すべきではありません。 このような方は、1年1回などという繰り上げ返済ペースではなく、教育費のめどがついた時点、体調が回復した時点で繰り上げ返済を考えるべきです。

2019/02/04
住宅ローンの繰り上げ返済ですが、正直なところ ・あまりする必要はない ・どうしてもしたいなら、余裕資金で としか言えない状況です。 もう少し詳細をご説明します。 繰り上げ返済をする必要がない理由として、現在の住宅ローンが超低金利であることが挙げられます。 現在の住宅ローンの金利は年0.4%台と非常に低く、利息の支払いが少なくて済む状況です。 無理にまとまったお金を繰り上げで返済し、自己資金を減らすリスクを背負う必要がないのです。 例えば ・借入金額:1,500万円 ・ローン期間:35年 ・繰り上げタイミング:10年後に100万円を返済 といったことをした場合、全体の支払額は10万円程度しか変わらないのです。 まとまったお金を払う割に、メリットが少ないですよね。 まずは、繰り上げ返済の効果はその程度であることをご理解ください。 少ないリスクで大きなメリットを上げる方法としては、繰り上げ返済よりも「住宅ローンの借り換え」を検討されることをおすすめします。 現在の住宅ローンの金利が高いようでしたら、借り換えるだけで大きく総支払額を下げることができますよ。 例えば ・借入残高:1,000万円 ・ローン残り:25年 ・現在の金利:1% ・借り換え後の金利:0.5% といったケースだと、総支払額は60万円以上安くなります。 まとまったお金を払うことなく、毎月の返済額を自然に減らすことができ、トータルで大きなメリットが得られます。 こちらのほうがあらゆる面でおすすめですね。 とは言え、どんなに金利が低い金融機関に借り換えたとしても、定期預金の金利よりはローンの金利のほうが高いはずです。 定期に預けるくらいなら、その分は繰り上げ返済に回したほうがいいかもしれないですね。 というわけで、既に低金利の住宅ローンを利用している方の場合、繰り上げ返済のタイミングと金額は「定期預金を検討したタイミングとその金額」と言えるでしょう。 35年間ローンを抱えることによる精神的な負担は理解できます。 ただもともとローンを組んだ目的は、支払いの負担を減らすためだったはずです。 今はこれだけ有利な状況なのですから、どうか積極的に活用いただければと思います。

2019/02/04
質問者様の気持ちはよくわかります。今後借金をずっと残したままだと先行きが不安ですよね。早く返済してしまったほうがいい気もします。 通貨の話をしますと、高度経済成長期やバブルの頃と比べると少ないですが、経済はどんどん成長しています。実質現在は年率約2%です。物価が上がるということは、貨幣価値は下がっているということです。 また最低賃金も上昇し、東京都では1,000円目前です。継続して賃金は上がっています。そうなると借金は金利が決まっていて、先々いくら返さなければならないことが決まっています。繰り上げ返済しても、契約なので利息分は取られてしまいます。 そうなると借金の額自体は変わらないが、収入は増えるということは相対的に見ると借金は年々減ることになります。なので実は借金は返すのを遅らせたほうが得になります。確かに借金は負債です。特に日本人は負債を嫌いますので、早く返したい気持ちもわかりますが、通貨の価値によって借金は減っています。 例えば10万円の借金があったとして、収入が30万円のときと、40万円のときどっちが返済しやすいかということです。 借りたら返すなと言う本がベストセラーになってますが、借金は実は実質、目減りしているということです。 例えばスポーツ選手の年俸がどんどん上がっていますよね。サッカー選手なんかは年俸が100億を超えたり、野球のメジャーリーグでも30億ほどあったりと20年前からは考えられないほど高騰しています。 また借金は例えばハイパーインフレが起こるとほとんどタダ同然になります。第1次隊戦後のドイツなどでは100兆マルク札が発行されましたが、こうなれば借金1億マルクがもしあっても、紙くずになります。 なので借金は返さないほうが少し得をすることが多いということです。ハイパーインフレは今の時代先進国での可能性は低いですが、途上国では起こっている国もあります。 貯金をされているということですが、この貯金も結局銀行などにお金を貸しているのと同じなので投資などで増やすことをおすすめします。 特に今は日銀がマイナス金利を導入しているので、借金がないナス成長している時代です。つまり借金をしたほうが得な可能性が非常に高いと言えます。 ただ借金をしてむやみに使ってもいいわけではなく、むしろそういう人への貸出は控えられています。特に生活を安定させるための借金は返す当てがないので嫌われます。 結論を言えば、借金は後で返すのが良い、貯金は投資に回したほうが良いということです。
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