将来、使えなくなるETCがあるって本当?古いので心配です
4/4 件


2019/02/04
はい、残念ながらETCが使えなくなる車載器が今後出てくることになっています。残念ですが、現金で払うか新しいETC車載器に換えるなどして対策するしかありません。では、どのようなものが対象になるのか解説していきます。 ◇使用不可になるのは2007年以前のETC車載器 今後、使用不可となるETC車載器はすでに決められており、厳密には『2007年以前の技術基準適合証明・工事設計認証(旧スプリアス認証)を受けて、製造されたETC車載器』とされています。これらに該当するものに限って、2022年12月1日以降使用が出来なくなります。 ◇スプリアス 余り聞き慣れない単語である『スプリアス』について少し解説しておきます。スプリアスとは、簡単に言ってしまえば不要電波のことです。車には無線設備が設置されていますが、その無線設備において必要周波数帯の外側に発射される不要電波の一種がスプリアスなのです。この不要電波(スプリアス)のせいで電波障害が起こってしまいます。 そういたこともあるため、現在は法令によってスプリアスを出来るだけ低減するように定められています。許容値に規定が設けられたということです。現行の法令で定められている許容値は2005年12月から適用が開始されています。その後、2007年12月に全面適用になったのです。 ただし、この規格が認証される以前に使用していた無線設備も2022年11月末までであれば延長利用可能とされてきました。早い話、その期限に近付いてきたということになります。今のうちに新しいものに換えておかないと面倒になるということですね。 ◇違法になる もし、2022年12月以降にも旧規格のETC車載器を付けたまま高速レーンに入ろうとするとどうなるのでしょうか?今のところは『安全に配慮した運用になるよう検討している』という状態になっています。余り車のことに詳しくない主婦の方たちが、そのまま旧規格のETCで高速道路に入ってしまうかもしれません。早急な対策が必要となりますね。 因みに、旧規格品を2022年12月以降にも設置していた場合、電波法違反として取り締まられることになります。ただし、設置していたとしても、電源と接続しておらず電波を発することが出来ない状態であれば問題ありません。しかし、警官は不審がるでしょうから、出来るだけ外しておきましょう。 ◇困ったらメーカーに聞く 自分の持っているものが規制対象か否かはの判別は、車載器管理番号などでは分かりません。知りたい場合は、メーカーへ問い合わせるのが確実です。

2019/02/05
はじめまして。 2007年より前に製造されたETC車載器は、2022年12月以降、ETCレーンの通行ができなくなります。ただし、すべての2007年以前に製造されたETC車載器が使えなくなるとは限らないため、お持ちのETC車載器のメーカーの公式サイトを確認してみることをおすすめします。 2022年12月以降も問題なく使えるETC車載器は、「1」から始まる車載器記載番号の製品です。「0」から始まる車載器記載番号が旧規格のため利用できなくなります。車載器記載番号は、取扱説明書や保証書、またはETC車載器の本体の裏側から確認できます。 ETC車載器本体から見分ける方法は、「ETC2.0」のロゴマークがあることと、車載器の右上の「・・・」マークが表示されていないことがあります。「・・・」マークや、「DSRC ETC」のロゴマークのあるものは、旧規格のため、2022年12月までに買い替えたほうが良いでしょう。 参考資料 国土交通省「セキュリティ規格の変更について/新・旧セキュリティ対応車載器の識別方法」http://www.mlit.go.jp/road/yuryo/etc/sec... 一般社団法人ITSサービス高度化機構「セキュリティ企画の変更について」 https://www.its-tea.or.jp/users/pdf/secu... 2019年2月時点で販売中のETC車載器は新セキュリティ対応となっています。 パイオニア「ND-ETCS10」 https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/syste... ケンウッド「ETC-N7000」 https://www.kenwood.com/jp/products/car_... 三菱電機「EP-7316B/EP-7316BRK」 http://www.mitsubishielectric.co.jp/care... 日立 ETC車載器「HF-EV007」 http://www.hitachi-autoparts.co.jp/produ... DENSO「DIU-A010」 https://www.denso.com/jp/ja/products-and... パナソニック「CY-ET926D」 https://panasonic.jp/car/its/products/ET...

2019/02/05
その通りです、使えなくなるETC機器が存在します。 具体的にいうと2022年12月から使用不可になるETCがあり、 それは2007年以前に製造されたETC車載器です。 どうして使用不可になるかというと、スプリアスという規制があり ETCの処理に必要な電波周波数の外側に漏れ出てしまう不要電波について、 規制したものがスプリアス規制と言われています。 このスプリアス規制の第1弾は2005年12月から一部運用開始され、 2007年12月に全面適用開始となりました。 そのため2007年以前に製造されたETC車載器は不要電波が基準を満たしておらず、 不適合となり使用できなくなります。 ただし2022年12月になって即使えなくなるというわけではなく、 一定の猶予期間を持たせるなどの検討はしているようです。 機械に詳しくない人や情報を手にしていない人が、間違って高速に 乗ってしまうリスクがあるからです。 とはいっても、スプリアスの規約に適合していないETCを使用し続ければ、 違法状態となるので取り締まりの対象となります。 具体的にどのような形で取り締まるのかは分かりませんが、 切符を切られる前に新しいETCに切り替えをしたほうが良いでしょう。 更に将来的には2030年前後に使えなくなるETCが増える予定で、 ETC車載器管理番号が「1」から始まっているものは新基準に適合していますが、 「0」から始まるものは適合外となる予定です。

2019/02/04
将来使えなくなってしまうETCがあるのは本当です。ただ、段階的でもありますし、判別方法もありますので、一度ご確認していただけるとよいと思います。 〇2022年で使用できなくなるETCについて 2018年9月に国土交通省をはじめとした機関の連名で、一部のETCが2022年12月1日をもって使用できなくなることが発表されました。 これは、スプリアスという不要電波の規格変更に伴い、旧スプリアス規格に基づいたETCが使えなくなってしまうためです。国土交通省の担当部署によると、現在のスプリアス規格に適合しているかどうかの判別は、車載器管理番号などでは判別ができないので、各メーカーに問い合わせが必要とアナウンスされています。 これを受けて、一部メーカーでは独自に使えなくなるETCについての公表が順次行われています。既に発表がなされているのは、以下のメーカーです。 ・三菱電機 ・古野電気 三菱電機製造のETCについては、全て新スプリアス規格に対応しているので、問題はないようです。一方、古野電気では一部ETCは適合していないので、型式名などでの確認をしてほしいと発表されています。 ただ、旧スプリアス規格の製品でも、国土交通省で再検査が行われていて、再認証される可能性があるので、すぐに買い替えを検討するのではなく、もう少し様子見をしておくのが無難でしょう。 〇2030年前後に使えなくなるETCについて こちらはまだ時期は未定ですが、2030年前後にセキュリティ規格の変更で使えなくなるETCがでてくる見込みです。こちらはETCシステムそのもののセキュリティ規格の変更で、もしセキュリティに問題が発生してしまった場合には、時期を早める検討がなされるとのことです。 こちらは新セキュリティ規格に対応しているETCかどうかの判別は簡単で、ETCの本体に記載されている車載器管理番号が「1」から始まっているか、「0」から始まっているかで見極めることができます。「1」から始まっている車載器管理番号のETCが新セキュリティ規格に対応しているETCです。 また、商品のETCロゴの下に、「●●●」と三つの黒丸(ボディが黒地の場合は白丸)がついているのも、新セキュリティ規格に適合しているETCである証となります。 まだ時期が不定であるので、旧規格であったとしてもすぐの対応をする必要はありませんが、これから新たにETCを購入する検討をされている場合は、問題なく使用できる新セキュリティ対応のETCを購入されることをおすすめします。
買取価格を最大20社が一括査定!