古い駅や昭和の雰囲気の場所など、素朴な魅力がある場所はどこ？

昨今のレトロブームで古い町並みも見直されつつあります。高温多湿な気候上、永く街並みを保存するのが難しい日本では日々新しい街並みへと変わっていく場所が多いです。その中でも人々が大切に守り抜いているレトロな街や駅は探すと沢山あります。その一部をご紹介しましょう。 ■昭和の街並み ・東京都　谷根千 レトロスポットといえばここ！というくらい定番なのが東京の谷根千エリアです。谷中・根津・千駄木の総称で、昔ながらの路地や懐かしい街並みが今もなお息づいています。谷根千の魅力は何といっても、今でも普通に人が生活している街で、変に観光地化していないところにあります。地元の人の生活が根付いているからこその、どこか郷愁を誘う佇まいが多くの人を引き付けています。 ・広島県　尾道 坂の道としても知られる尾道市は、かつて数多くの映画の舞台としても使われていました。華やかな観光地ではありませんが、素朴な人々の息づく街並みはどこかほっとする空気を感じさせてくれます。路地を横切る電車と高台からのぞむ瀬戸内海の海の美しさは、派手さはないもののまさに絶景といえるでしょう。 ・大分県　ぶんごたかだ昭和の町 昔ながらの街並みを生かし、地域をまるごとテーマパーク化したような街です。昭和レトロにここまでスポットを当てて大々的に観光地化した町は、ここを置いて他にないというくらいコテコテの昭和が楽しめます。勿論そこに人々の生活が根付いていますから、リアリティもしっかりありレトロマニアでも満足すること間違いなしです。観光スポットも沢山ありますので、とても１日では回り切れません。宿泊して遊び倒すのも楽しい街です。 ■古い駅 ・東北本線　白川駅 二等辺三角形のファサードを広げる西洋瓦の三角屋根、幾何学模様で飾られた木造の駅舎がレトロで可愛らしいのは、東北本線で福島に入って初めて停車する白川駅です。改札口の前にはヒマラヤスギの植えられた中庭、そこから地下道でホームにつながっており、ホームに上がれば戊辰戦争の象徴ともいえる小峰城址がすぐ近くに見える象徴的な駅です。 ・因美線　美作滝尾駅 赤瓦の切妻屋根、板張りの駅舎に漆喰を軒先にあしらっただけの簡素な駅舎は開業当時から一度も建て替えられていない正真正銘レトロかつ古風な駅です。小さな駅舎に食い込むように伸びる松の木は美しく選定され、原風景に彩りを添えています。春になれば大きな桜が花をつけ、周囲の景色とも相まって美しくも儚い、日本の古式ゆかしい景色が見られるでしょう。 日本にはまだまだ数多くのレトロな風景があります。ひとつひとつ探してみてはいかがでしょうか。

ご質問者様がどちらにお住まいかわかりませんが、もし関東に行く事があれば 東京の「谷根千」はいかがでしょうか。 JR日暮里駅近くの下町情緒溢れる谷中銀座や千駄木駅近くの根津神社が特に有名なスポットです。いづれも徒歩で回れるので、まったりのんびり散策されるのにぴったりだと思います。 オススメのまわり方は、JR日暮里駅で下車して谷中銀座からスタートします。 谷中銀座の入り口にある階段「夕やけだんだん」は名前の通り、夕焼けの絶景スポットです。 せっかくなので東京のサンセットが見える夕方からスタートするのがいいのではないでしょうか。 昔懐かしい雰囲気の商店街で、揚げたてメンチカツを頬張りながらブラブラするのもいいですね。 歩き疲れたら　古民家を利用したこれまたThis is 昭和とでも言いたくなるような「カヤバ珈琲」で一休みしてください。 あと、昭和の鬼才　松本清張の小説の舞台にもなった「青梅」もいいですね。 自然豊かな場所として有名ですが、実は昭和レトロな街並みを持ついい感じのオススメスポットでもあります。 街のあらゆる場所にレトロ感抜群の映画の看板がありますよ。 次に、関西は浪速の街をご紹介します。 大阪のランドマークでもある「梅田スカイビル」へぜひ行ってみてください。 梅田スカイビルは　空中庭園もあって見た目も超近代的な建物ですが、意外にも地下１階は昭和の雰囲気漂うレトロな街並みが再現されています。 そこは「滝見小路」という名のレストラン街なのですが、昔懐かしいという言葉がぴったりです。 滝見小路という名の通り、ビルの上空から滝水が流れ落ちてくる様を再現した　人工の滝を見ながらのお食事ができる店もありますよ。 湖中という和食居酒屋です。 滝見小路は梅田スカイビル内に再現された街並みですが、実際の昭和レトロな街というと「中崎街」です。 昭和の真っ只中「中崎町ブルース」という歌謡曲がありましたが、その唄のモデルとなった街です。 梅田からも歩いて一駅ほどの所です。 ここは最近ものすごく若い人に人気のようで、お洒落なカフェや雑貨屋さんも多いですが、昔懐かしいレトロな佇まいは守られている貴重な街でもあります。 再現ではなく、リアルな昭和の街を感じたいならこの中崎町がいいと思います。

やはり下町の名残りがある浅草や京都あたりが筆頭になるかと思いますが、個人的に印象的だったのは、東京都青梅市です。 この街は（レトロな）観光産業にそれなりに力を入れているのか、昭和レトロなコンテンツがそれなりに充実しています。シネマチックロードには昔の映画館を彷彿とさせるレトロな映画看板が随所に飾られており、車で走っているだけでも不思議な気分に。 昭和幻燈館や赤塚不二夫会館など、レトロな雰囲気に酔える博物館のような施設もチラホラあります。 わざわざ観光に行くにはややアクセスが悪く感じますが、旅行の通り道で寄れる機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。青梅駅に降り立った瞬間から、この街の魅力をすぐに実感できるはずですよ。