住宅ローンの返済は住宅控除がある期間はしないほうが得?
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2019/02/16
住宅ローンにおける控除は10年、場合によっては15年あります。 質問では控除のある10年と言っておられるので、10年に対象者となりますが 多くの人が控除期間中は繰り上げ返済しないほうが良いと言います。 本当にそうでしょうか?毎月の利息はいくら払ってますか? 仮に10万円の返済だとして、現在の低金利で計算しても利息は1万~2万円の間でしょう。 毎月それだけの利息を払っているのですが、住宅ローン控除で戻ってくるお金は 年に1回、しかも数万円だけです。 繰り上げ返済には期間の短縮、と毎月返済額の減額の2種類があります。 細かく言うともう少し複雑ですが、基本的には上記2種類です。 1年期間を短くするのに必要なお金は毎月返済から利息を引いた金額に12を掛けた金額です。 例えば、10万円の返済額、利息2万円とすれば1か月に減る元金は8万円なので 1年短くするためには、8万*12の96万円で可能になります。 そして1年短くできれば、毎月の利息2万円*12か月の24万円の支払が不要になる計算です。 単純計算なので少しずつ減って行く利息はこの際考慮しませんが、それでも利息額でみれば かなりの額を払わなくて済みます。 繰り上げ返済をすると控除額が減るから損をするといいますが、 控除額は戻ってくる税金ではありません。 控除はあくまでも税金を計算する金額から控除されるだけであって、その控除額が 多少減ったところで還付される税金に大きな差が生まれることはありません。 控除を最大限活用すればいいと言いますが、そんなに所得税を払っている人がいるでしょうか? だいたい所得税の控除は住宅ローンだけではなく、保険の支払もあれば 最近ではふるさと納税などもあります。 iDECOなども含めればかなりの控除になるので、住宅ローンの控除額が多少減ったところで 大した影響はないと言っていいでしょう。 金利が低いから払う利息も少ないという理論は間違っています。 毎月の利息は少ないかもしれないけれど、利息はローンが払い終わるまで続きます。 1か月の返済で減る利息は50円程度です。 毎月50円利息が減るとして、10000円払っている人の利息がゼロになるのは16年後の話です。 また住民税が還ってくるというのは間違いです。 一度払った住民税は住宅ローン控除で還付されることはありません。 翌年の住民税が少し減額されるだけです。 しかも所得税が満額還付になった場合に、漏れた分が住民性の計算から控除されるだけなので 住民税が大幅に減額になるような住宅ローン控除は存在しないと言っても良いでしょう。 いずれにしても控除の手段がいくつもある現状では、住宅ローン控除にこだわって 繰り上げ返済をしないのは得策ではありません。 返済額をプールしておいて、控除期間が終わってから返済したほうが良いと言いますが その間に支払う利息と控除で還付される所得税+減額される住民税を考慮すれば、 たかだか年間数万円、10年間で数十万円の還付のために繰り上げ返済しないのは大損です。 最近の金融機関は殆どが手数料なしで1円から繰り上げ返済できる仕組みになっています、 大きな額でなくても月に数千円でも繰り上げ返済していくことは間違っていませんし、 控除にこだわるほどの影響は皆無であると言えます。

2019/02/15
住宅ローン控除期間中は繰り上げ返済はしない方が得かどうかについて回答致します。 結論は住宅ローン控除の額によります。 住宅ローン控除は新築の場合4000万の借り入れで10年間で最大400万円返ってきます。しかし注意点がいくつかあります。 ①控除額は毎年12/31のローン残高の1% つまり400万円の恩恵を最大限に活用する場合は、住宅ローン控除が適用される10年後までローン残高が4000万以上になっている必要があります。※新築の場合 ・繰り上げ返済してもOK 10年後においてもローン残高が4000万以上ある人は繰り上げしてもローン残高が4000万円を切らなければ恩恵を最大限活用出来ます。 ・繰り上げ返済しない方が良い 元々ローンが4000万円以下で組んでいる人は、繰り上げ返済をした1%分だけ控除額が減ってしまうので繰り上げ返済するメリットはありません。 中古物件の場合は、木造一軒家は築20年まで耐震構造物に関しては築22年まで住宅ローン控除が受けられますが、最大2000万円までですので10年後に2000万円以上のローン残高がある人は繰り上げ返済を行っても損することはありません。 ②住宅ローン控除は所得税および住民税が返ってくる 住宅ローン控除を受ける際、何の税金が返ってくるかというと、所得税と住民税です。つまりは所得税と住民税で40万円支払っていない方は最大限まで恩恵が受けられないので繰り上げ返済を行っても大丈夫かもしれませんね。 もし「繰り上げ返済をしない方が良い」に当てはまる方であれば、出来る限り住宅ローン控除で返ってきたお金は返済用の貯蓄として持っておいて、10年後に今までの控除額を返済にあてるというのがおすすめです。 つまり最初の10年でいかに控除が活用できるかを考えて、頭金をあえて少なくし銀行から借りるお金を多くするというのも戦略的には良いかもしれません。 以上参考になりましたら幸いです、

2019/02/14
元銀行員です。 別の方のご質問でもお答えさせていただきましたが、一般的には住宅ローン控除がある期間は、積極的な繰り上げ返済はおすすめできません。 借金をなるべく早期に完済したい、そうしないと気持ちが悪いというお考えもわかります。 しかし、その思いをグっとこらえて控除期間の終了まで貯金に励み、どうしても繰り上げ返済したければ終了後に一気に行いましょう。 ちなみに、現在は超低金利で住宅ローンの貸し出しが行われています。 仮に今お借りになっている住宅ローンの金利が高いものであるなら、繰り上げ返済ではなく、借り換えを検討されるべきでしょう。 ご参考までに以下のご質問に対する回答もご覧ください。 https://hikakaku.com/q/2019/ ただし、健康に不安があって団体信用生命保険が通らないとか、災害で住宅などが損壊して担保価値が減少しているなどの理由で、借り換えが不可能であるケースもあります。 このような場合には、例外的に繰り上げ返済も検討されてもよいかと思います。 しかし、ある程度ご収入のある方には、それでもローン控除の期間終了まで控除をとりつづけたほうがお得な場合も多いと考えます。 ところで、住宅ローン控除は、控除期間の年末のローン残高(元本)に応じて所得税(場合によっては住民税の一部も)から、税金が控除されるものです。 所得税については、その年の納税分が返ってきますし、住民税については翌年の分が安くなります。 したがって、当たり前ですが住宅ローン控除という制度は、控除の対象となる税金を払っている方にしか恩恵がありません。 すなわち、今現在は収入が少なく、納税をしていない方などには意味のない制度です。 ですからいわゆる非課税の方などは、ローン控除をとれないので、逆にいつ繰り上げ返済しても「税制上の」メリットは同じということになります。 しかし、一度繰り上げ返済してしまったら、借金は減りますが、なにか万一の事情があっても繰り上げ返済は取り消しできず、お金は戻ってきません。 現在のご収入が低いなどの苦しい状況ならなおのこと、手元にある程度の資金をおいておいたほうが良いと考えます。 要するに、繰り返しになりますが、ケースに関わらず、住宅ローン控除がある期間は、積極的な繰り上げ返済はおすすめできないということです。

2019/02/14
住宅ローンの返済は、少なくとも控除があるうちは急がないほうが得策です。 そもそも今は住宅ローンの金利が非常に低い時です。繰り上げ返済をしてもトータルコストが大きく下がらないので、ちょっとがっかりしてしまうかもしれません。 住宅ローン控除は期間が決まっており、また毎年のローン残高をもとに控除額が決まります。残高を減らしてしまえばその分控除額も少なくなります。 ローン控除という仕組みを使って「稼いでいる」と考えれば、その仕組みを最大限に活用したほうお得だと思えるでしょう。 住宅ローンを組んで間もないうちは、ローン控除の仕組みを使って稼ぐと同時に、ご自身はご自身で積極的に仕事に精を出すなり、資金を投資に回すなりして稼ぐ時です。 むしろそのためにローンを組んだと思ってください。 今のうちにお金をためておき、住宅ローン控除が終わったタイミングで最初の繰り上げ返済をすれば、控除を最大限に利用できるうえに、控除終了後の負担を大きく減らすことができますよ。 なお注意事項ですが、まずは現在借り入れている住宅ローンについて、 ・金利 ・繰り上げ返済にかかる手数料 を確認し、ほかの金融機関と比較してみてください。 もしほかで金利が低いところがあったら、ぜひ借り換えを検討していただければと思います。 それこそ繰り上げ返済よりよっぽど負担も少なく、トータルコストを大きく下げることができますよ。 繰り上げ返済手数料が無料の金融機関も多いので、あわせてチェックしてみてくださいね。 じぶん銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行などはいずれも金利が低く、繰り上げ返済手数料も無料なのでおすすめです。 「年を取ってからの住宅ローン返済で苦しい思いをしたくない、今のうちから苦しみを減らしておきたい」という気持ちはわかります。 ただここに関して、今は我慢の時です。 ぜひタイミングを見計らって動くようにしてくださいね。
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