HUBLOTの腕時計ってどうして高いのですか？ブランド料ですか？

決してネームバリューだけではないでしょう。 ネームバリューやステータスというだけで８００万もする時計を購入する人はまずいないと思います。 時の人ZOZOの前澤社長やイーロン・マスクみたく大富豪は別かも、ですが。 しかしながら他に類を見ないデザインや、ウブロの持つカリスマ性という目に見えない付加価値感も　高額な値段に由来するところではあるでしょう。 歴史は比較的浅いブランドのようですが、事実ウブロの時計は世界中の富裕層から愛されています。 ウブロ独特のデザインは、存在感抜群のラグジュアリーさです。 だからと言って見掛け倒しな訳では決してなく、精度や防水性・耐久性は綿密且つ緻密な作業過程によって保たれています。 しかしながら丈夫で長く使えてオーソドックスなデザインの多い、高価と言えども実用的な腕時計をラインナップするロレックスと比べると、これ見よがしに中の機会が見える独特なデザインのウブロは　やはり成金趣味的で遊び心満載、ウブロつけてるぜ感を全面に押し出したデザインのブランドではありますよね。 ちなみにウブロでも安いものだと７０万円ほどからあるようです。 これに関してはロレックスも同じくらいです。 もうひとつ、ウブロの成功は会長ジャン・クロード・ビバー氏の力によるところも大きいようです。 この人が　質問者様も書いておられる「ビッグバン」を大ヒットさせた事で、ウブロのネームバリューを絶大なものにしたようですよ。 ビッグバンは、ビバー氏がフュージョン（融合）というコンセプトを元にして大成功させたそうです。 ではウブロで言うフュージョンとは何かというと「ステンレスやゴールドの伝統的な素材をタンタルやセラミックの未来的な素材と組み合わせる」ことです。 この今までになかったデザインがすごく新鮮で斬新だったので、リッチな人たちのハートを鷲掴みにし、彼らの虚栄心をくすぐりまくったのだと思います。 しかし何とも贅沢と言うか、ため息が出るほど羨ましい限りですね。

ウブロは、新しいブランドですが、芸能人やスポーツ選手など、各界の一流著名人の間で愛用されており、成功者が所有する時計のイメージが出来上がっています。デザインも斬新で、ちょい派手のオシャレさがイタリアファッション人気と相まって、急速に広まっているのです。一方で、時計愛好家からも支持の厚いブランドです。その理由を、生い立ちから紹介します。 ウブロは、1979年にスイスのニヨンで、イタリア人のカルロ・クロッコによって創業されました。ブランド名の『ウブロ』とは、フランス語で船側面の採光用小窓である「舷窓（ゲンソウ）」を意味します。 1980年にはバーゼルデビューを果たし、非常に斬新なデザインで、スイスの時計業界に大きなインパクトを与えました。そして2005年にコンセプトとして｢融合(フュージョン)｣を掲げ、異なる素材を組み合わせた｢ビッグバン｣シリーズを発表しました。ウブロはご質問のビッグバンシリーズを皮切りに、大きく知名度を上げていったのです。 ビッグバンシリーズが発表された当時は、ちょうど世界で時計ブームが起こっており、ウブロは売り上げを4年で10倍も伸ばしました。斬新なデザインがコアな時計ファンにもウケ、今の地位を築いたのです。 高級車並みの価格が維持されているのは、コアな時計ファンの支持が影響しているのではないでしょうか。

HUBLOTの腕時計が高い理由は、多くの人に高級腕時計であると認識されている＝ブランド価値があるからです。 HUBLOTは1979年に創業されたメーカーで歴史も浅く、もともとは「高級ブランド」で売ってきたわけではありません。 その潮目が変わったのが、2004年です。 ジャン・クロード・ビバー氏がウブロのCEOに就任し、HUBLOTの個性的な面（両サイドに飛び出した２つの突起（オレイユリング）」、「ビス留めのベゼル」、「ビス留め式ストラップ」）を引き継ぎつつ、新しいコンセプトを打ち出します。 これによって誕生したモデル「ビッグバン」は、世界的な著名人であるディエゴ・マラドーナなど、世界各国のセレブリティを広告塔に使うとともに、それぞれの国々で知名度を上げていきました。 こうしたプロモーションが継続的に繰り返されることで、富裕層の人々にも注目を集め、やがて高級ブランド時計としての地位を確立していきます。 新たなコンセプトを打ち出したデザイン性、世界各国での知名度の上昇、富裕層に高級ブランドとして認められたことで、現在、HUBLOTの時計は「高くて当たり前」となっています。