ROLEX、PANERAIなどでリセールバリューが良いブランド

パテックフィリップで言えば、ネット上でやたらと人気がありますが、定番ドレスウォッチのカラトラバ、スポーツウォッチのノーチラス・アクアノートあたりが人気は高いようです。ちなみにパテックフィリップといえばとにかく高いブランドというイメージの通り、実際にロレックスなどに比べると買う人も少なく、差別化が期待できます。他方、高い分永久修理保証をしていて、正規修理を永遠に受けることが出来るので、今後のリセールバリューという意味では、商品状態を担保してくれる意味合いで、価値が落ちにくいという考え方も出来ます。 ロレックスで言えば、プレミアのついた相場で取引されるデイトナ、人気のあるエクスプローラーなど数々人気のモデルが存在します。ロレックスは何より知名度・認知度の観点で群を抜いており、「持っていることがステータス」という所で価値は非常に崩れにくいと言えるでしょう。 パネライはラジオミールとルミノールという2ラインナップで、モデルのバリエーションは少なく、高級時計ではあるものの、広く好かれるというよりは、このパネライを好きだという積極的な時計ファンの間での限定的な価値があるという印象です。女性もパネライを知っているという人の率になると正直、スピードマスターで有名なオメガなどを下回ってしまうかもしれません。 それよりはロイヤルオークで有名なオーデマピゲが今後は日本で人気が出てくるかもしれません。他の国では当たり前に認知されていますが、日本では英語表記も少々複雑で読みにくく、まだ浸透していない状況です。しかし、間違いなく高級時計です。価値がまだ認められきっていない一方で、認知度が上がっていくことで実態の価値との差が縮まり、リセールバリューは比較的上がっていくということが考えられるため、例えば中古状態のモデルを買っておくことで、資産運用できるという可能性もあります。 最後に、ヴァシュロンで言えば、最古の腕時計メーカー、ブランドとなっており、特に所有者の中で著名な人などをブランディング・マーケティング上プッシュせず、実質の力だけでブランド力を築こうという気品が感じられるブランドです。本当の時計好きが買うブランドと言いますか、時計の良さがわかる人だけが手に取り、それが実態としての人気というような。時計ファンが本当にきっちりと今後増えていくならヴァシュロンのリセールバリューは高まる可能性があります。 他方で、メディアの扇動でロレックスや（特にネット含め）パテックフィリップなどの人気が増えていくなら、ヴァシュロンの人気が短期で上がっていくかは読めない所です。とはいえ、パテックフィリップは一般での認知はまだそこまでロレックスほど高くないので、既に一定の市場があるが今後も認知度が上がるパテックフィリップのリセールバリューが上がってくる可能性というのは非常に高い気がしました。ロレックスは良くも悪くも今後も人気は落ちないし、その分中古で買うにしてもきっちりとした値段がついているという印象です。ただ持ってる人も多いのであまり目立てないかもしれませんね。意外と安く買えたりするのも多いですロレックス。中野ブロードウェイとかで回ると30万円台とかのロレックスが一杯並んでいたりしますが、パテックフィリップなどはさすがに買えません。以上、調べながらの雑文でした。