地方への移住を検討する上で考えなければならない条件や注意点は?

地方への移住を検討する上で考えなければならない条件や注意点は?
東京から地方への移住を検討する上で考えなければならない条件や注意点はどんなものがあるでしょうか。
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回答一覧9/9 件

agaraukroam

2019/01/21

今住んでいるところから他の地域に移り住むのは、かなりな決断だと思います。だとしたら、その決断が報われるようにしたいですよね。以下では注意しておきたいことをいくつかご紹介いたします。 まず一つ目は、今の自分の生活スタイルとのギャップについてです。例えば今が都会暮らしで近所づきあいなどが少ない生活をしているのに、移り住んだ先がご近所づきあいを重視しなくてはならない場合、日々の暮らし自体がストレス源になってしまいます。 また、普段は電車を多く使う、車を多く使うなど、交通面も重要な観点です。他にもコンビニを多く使うとか、とにかく今の自分の生活をきちんと理解することがまず第一歩です。続いて移住先を徹底リサーチしましょう。ただし、闇雲にリサーチしてもしょうがないので、今の自分の生活が再現できるかどうかをリサーチしましょう。これが一つ目です。 二つ目は、ご家族がいれば、家族全員の理解が取れているかどうかを確認しましょう。これは非常に重要です。ここがおろそかになっていると、離婚や子供の非行の原因になってしまいます。 三つ目は夏と冬にお試し移住することです。それぞれの地方ごとに夏には夏の、冬には冬の厳しさがあります。実体験ですが、私は本州から北海道に春に移住した経験があります。その時、思っていた北海道の生活とは違う点が徐々に出てきました。まず夏の手前あたりで蛾が大量発生すること、そして雪が降る手前で「雪虫」というアブラムシ科の虫が異常発生すること、これは本州には伝わっていなかった情報でした。これは明らかにリサーチ不足が原因でした。 まとめると、 ①今の自分の生活をきちんと理解し、それが移住先で実行できるかをリサーチ ②家族の理解はきちんと取れているか ③お試し移住を夏と冬に行って極端な季節を体験する です。

チャーリー

2019/01/11

出身は東京の方ですか?それによっても心構えが変わるような気がしています。 さて、東京から地方への移住ですが、まず条件から。 それはなんといっても仕事や収入源の確保です。これは地方に限ったことではなく、上京においてもそうですが、地方の場合は、場所によっては、仕事が少なかったり限られることが往々にしてあります。 あらかじめ、ある程度の貯蓄や遠隔でもできる仕事があれば、別ですが、移住先で仕事を探すとなると、ハードルが上がります。収入の確保ができさえすれば、衣食住はどうにでもなるかと思います。 次に注意点です。 冒頭で聞きました、出身地。地方出身であれば、居住地、環境の変化にそれ相応の対処ができますが、東京出身となると、 免疫が少ないせいか、移住先によっては、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。 地域によっては、独特の文化や村意識、プライドなどがあるので、その点は、主に人間関係でしょうか、は注意が必要ですね。郷に入ったら郷に従えの精神でいくと、良いのかもしれません。 昨今、Uターンや仕事場を選ばないスタイルが増えたことにより地方への移住が増え、また移住しやすい環境にはなっています。そのため、地方であっても、コンビニやスーパーなど暮らしに特別不自由するようなことは少ないかもしれませんね。

ヨーコ

2019/01/04

地方と言っても、市街地に住むか、農村のような俗にいう田舎に住むかで、生活様式が大きく変わります。 とは言え、生活に必要な点さえ押さえておけば、趣味や好みの環境を楽しむことができますよね。 この観点から、衣(医)食住について、以下の点を参考にしてみてはいかがでしょうか? 1.住居 自分が済む家もそうですが、周辺の環境がとても大事になります。特に田舎で安い一軒家に住むと思わぬ不都合が発生することがあるので、不動産屋さんにしっかり聞いておくことが大切です。不動産屋も地元密着型と大手の2つを回ると、地域の雰囲気がつかめると思います。 2.食事 今では郊外の大型ショッピングモールがあるので、車さえあれば市街地でも田舎でも困ることは少ないと思います。山の集落のようなところに住みたいのであれば、ご近所付き合いをしておかないと食事にも困ることがあるので、気を付けましょう。 3.衣料(医療) 衣料は、ショッピングモールが住宅の近くにあることが重要です。寒い地域に住む場合は現地にあった防寒着を用意する必要もあるので、ご近所付き合いをして、教えてもらえるようにしておきましょう。 医療は想像以上に不自由する場合があります。クリニックなどはあるものの、大病をすると都市の大型病院へ行く必要があるので、事前に確認しておくといいでしょう。

モノクロ

2018/12/26

地方へ移住する際に検討すべき条件や注意点は、以下のとおりです。一言に「地方」といっても、さまざまですが、条件や注意点が大きく変わることはありません。 【仕事】 多くの人が地方移住を検討する際に、最も気になるのが仕事面ではないでしょうか。東京は本社を中心に多くの企業が集中しており、内容を選ばなければ仕事に困ることはそうありません。しかも、給与水準が高く、アルバイトでも月20万円以上稼ぐことが可能です。 しかし、地方に行くと東京に比べ会社の数が圧倒的に少なく、内容を選ばなくても仕事がないケースもあります。また、正社員で10万円台、アルバイトの時給も700円台であることも珍しくなく、東京の水準で収入を考えていると痛い目に遭ってしまいます。 ただし、現在がリモートワークのような働き方であれば、地方に行っても今と同水準の収入を得ることが可能です。 そうでない場合は、移住して仕事を探すのではなく、移住前に仕事の目星を付けたうえで引越しをするようにしましょう。 【利便性】 東京と地方では、利便性が随分と異なります。東京であれば山手線をはじめ多くの電車、地下鉄があり、待ち時間もほとんどありません。しかし、地方に行くと電車も1路線しかないケースや、無人駅の場合もあります。東京のように待ち時間が短いこともなく、数十分待つことも珍しくありません。 また、東京であれば、コンビニやスーパー、商業施設、レストラン、カラオケ、居酒屋、カフェなど、さまざまなお店があるため、外食やデート、友人との遊びや時間つぶしに困ることはほとんどありません。 地方だと、お店が少ないうえに20時頃には多くが閉店していますので、夜遊びに行くような場所がなかったり、デートで出かける施設やインスタ映えするような場所もないことが多いです。 交通の利便性や買い物や遊び場所の利便性は、東京に比べると我慢しないといけない部分が多いことを認識しておきましょう。 【コミュニティ】 その地域ならではの昔ながらのコミュニティがあることもあります。東京などの都会では、そういったコミュニティも少なく、近所付き合いすらないことがあたりまえです。しかし、地方に行くとそういったコミュニティを大切にする必要がありますし、近所付き合いもあたりまえのようにあります。 最初は慣れないかもしれませんが、「郷に入りては郷に従え」で慣れることが大事です。コミュニティに入る努力や近所付き合いに積極的になることで、日々の生活も楽しくなるはずです。 これらの点に気をつけたうえで、移住を検討するようにしましょう。

みかん

2018/12/25

東京から地方への移住を検討する上で考えなければならない条件や注意点はどんなものがあるでしょうか。 地方移住は、最近では若い方々も関心があるキーワードですね。慌ただしい生活から、ゆっくりとしたスタイルを求めて、移住する方も多いでしょう。しかし、実際に生活を始めてみたら、理想と現実のギャップに悩んでしまう。そんなことも当然あります。 移住したのに都会へと戻ってしまうことにならないためにも、地方移住のメリット、デメリット、条件や注意点などを見ていきましょう。 まずは生活面です。 移住して生きていくためには、仕事をしないといけません。地方は都会に比べて求人数はが少なく、選べる幅も狭いです。また、賃金では、例えば東京都と鹿児島で比べると200円以上も差があります。 地方移住は生活費が低いという考えは、あまり当てはまりません。地元で採れた野菜などは、確かに低価格かもしれません。しかし、車のガソリン代、メンテナンスがかかるようになり、生活費として計算したら、変わらなかったということもあります。 地元民との接し方 移住してきた人を、よそ者扱いする地域もあります。村や集落、住民の仲間意識などが強いのが特徴です。また、地域のイベントや交流会などが多く開催されます。馴染めず、精神的に疲れてしまうケースもあります。 仕事面の解決策 パソコンとインターネットがあれば、仕事ができるなら、どこにいても仕事をすることができます。ゆったりと自分のペースで、安定した仕事を得るためにも、移住前に資格や実績を手にいれておくと良いですね。 条件や注意点 何度か遊びに行って、すてきな場所でも、そこに住む場合は、もう「お客様」ではありません。地域の決まり、暗黙の了解のルールに従う必要もあります。集落ではなく、地方都市なら、それなりに自分のペースで生活できるでしょう。 また、車はひとり1台ずつ必要になります。免許を持って車が運転できることは、必須条件といえるでしょう。

ひまわり

2018/12/20

地方から上京したことがある経験、そしてまた地方に戻った感覚からお伝えします。 東京に住み慣れている人であれば第一に子育てのしやすさ、自然が多いが不便さが挙げられます。 移住したい理由は、はっきりと決まっていますか? 田舎暮らしに憧れているだけでは、住んでみて違ったということにならない為に注意点があります。 ●交通 都会では、地下鉄や山手線で言うと3分に1本で格安でどこにでも行けるというメリットがあります。どこかのラインが止まっても、別のアクセス方法があるのも一番の特徴です。車が無くてもどこへでも行ける手軽さ、また国際空港のアクセスもよく、週末海外にも行ける便利さがあります。 逆に、地方では電車は1時間に1本、駅周辺が街とは限らず、どのショップに行くにも車が必要です。 車を所有すれば、車代・ガソリン代・保険代など維持費が必要になります。 山手線で新宿から代々木までいく料金は、ガソリン約1ℓ分です。 また、東京では1時間移動すると、景色も街も変わります。地方では、車移動したとしても、景色や風景が変わらないことが多いです。 ●仕事 ここが一番重要です。 東京にある企業数や職種が圧倒的に少なく、地元の古くからある中小企業や農業・漁業の第1次産業、次に第2次産業の製造業などが圧倒的に多いです。 今いる企業が全国展開していて地方にも営業所がある場合には、年収も継続していけるとは思いますが、転職するとなると男性は特に難しいです。 その理由は、東京で沢山見かける職種、IT、ベンチャー企業は少なく、給料が低いのが特徴です。 収入は、営業や大手企業を除き、3分の1程に下がる可能性があることも考えましょう。 逆に、チェーン店や飲食関係の店長となると、収入は都内とあまり変わりません。 SEやWEBスキル、特殊な資格や技術を持っていれば、独立出来るので起業したい人にはチャンスとなります。 また、自治体は地域活性化の為に、派遣員を募集しているところがあります。その場合は、活動すれば優遇される点はメリットです。 ●物価 都内のデパートやスーパーに比べれば、地産地消で安い食材が手に入ります。 地方はディスカウントショップの規模が都内に比べて大きいです。食材に困ることはありません。 しかし、外食(ランチ)の場合は、都内と同じ又は高い所が多いです。 住居に関しては、マンションでも安く、一軒家(2DK)駐車場付きでも、4万円~5万円以上です。都内のマンションが1K8万円程としても、何部屋もあり駐車場もあるのは魅力的です。 ●デパートや美術館、アートなど最新のものは少ない 大手デパートでショッピングをしたり、映画館・美術館なども当たり前、そんな場所は探してもありません。 映画館行くのも1時間以上、美術館は2時間など地方といってもエリアによって大きく異なります。 ●人口が少ない 満員電車のラッシュの人混み、どこいっても並ぶ人を見ていると、周りに誰もいない空間は快適に感じますね。しかし、起業するにしても、過ごすにしても超高齢社会の街に行けば、周りに人がいないということもあります。 ご質問者様が、家族で独身で移住するかでも違ってきます。 地方移住は、デメリットもありますが、自然と共に生きる豊かな暮らしは実現できるでしょう。あまりにも都会に慣れすぎていると、地方といっても福岡や鹿児島市内など、電車・空港があるエリアでアクセスよいところに住むのか、それとも焼き物や伝統工芸が盛んな田舎に移住するのかは随分差があります。 以上を踏まえて、移住したい街に足を運んで街歩きすることをオススメします。

朝森えま

2018/12/18

地方の生活に憧れ、移住してみたものの後悔することになったというケースは少なくありません。私自身、田舎の生活に憧れ、来年に東京から地方への移住を予定している状況ですが、住んでみたらイメージと違ったということがないよう、念入りに下調べしています。私が集めた情報から、参考になりそうなことをお伝えします。 ・地方は車が必要不可欠 地方といっても、地方都市のように公共交通機関が発達しているところもあれば、電車やバスさえ一切ない田舎もあります。車がなくてもコミュニティバスや電車を利用して生活できる地方もありますが、基本的に地方では車がないと不便なことが多いでしょう。特にご家族をお持ちの場合は、休日に遊ぶ場所への交通手段で車が使えないとなると、行動範囲が狭くなり、困ることが多いかと思います。 ただし、在宅のお仕事をしていたり、休日もゆっくりご自宅で過ごしたり、普段からほとんど外出しない生活スタイルでしたら、車がなくても地方に住めないことはありません。周辺にスーパーがなくても、イオンやイトーヨーカドーなどのネットスーパーを利用すれば、ご自宅でパソコンやスマホから簡単に食品を注文することができます。病院や役所へはバスを利用できる地域が多いです。しかし、もし頻繁に外出するのでしたら、やはり車が必要です。 ・田舎特有の人間関係が難しい 私は田舎と東京の両方に住んだことがありますが、東京の人間関係に慣れていらっしゃるのでしたら、田舎の人間関係は完全に異なるものだと考えてよいと思います。現在でも「ムラ社会」と呼ばれる、閉鎖的で排他的な地域もあり、移住した後、コミュニティになじむのが難しく孤立してしまったというケースも多々あります。コミュニティになじむためには、積極的に地域のイベントに参加したり、地域の人と交流したりすることが必要となるので、東京のように人に干渉しない・されない人間関係が楽だと感じるのでしたら、面倒に感じられるかもしれません。 また、地域の人は顔見知りが多く噂もすぐに広がるので、印象が悪くならないよう、マナーやルールを守り、良い生活態度を心がけていくことが大切です。東京の生活に慣れているのでしたら、地域の人の目を気にしながら生活しないといけないのは、少し窮屈に感じてしまうもしれません。ただし、移住者が多い地域では、住民も移住者に対して開放的な態度で接してくれることが多いです。 ・キャリアや年収を重視するなら地方は向いていない ご存知かと思いますが、一般的に地方は仕事が少なく仕事が見つかりにくいうえ、キャリアを期待できる大企業も東京に集中しています。もし仕事が見つかったとしても、それが希望の職種ではなかったり、将来的に重要な役職に就けなかったりして、やりがいを感じられないこともあると思います。また、年収が低くなることも考慮しておく必要があります。したがって、地方に移住するのでしたら、移住先を決める前に、ご自分に合った仕事を見つけることを優先したほうが良いのではないかと思います。 ただし、年収が低くなったとしても、移住する地域によっては、豊かな生活を送ることが可能です。移住推進に力を入れている自治体の移住支援を利用することで、引っ越し補助金や家賃補助金、生活応援金、子育て支援金などを受け取ることができますよ。 ・娯楽が少ない 地方は自然が豊かなため、アウトドアが趣味でしたらとても楽しく生活できると思います。しかし、若い人向けの娯楽や飲食店、デートスポットなどが少ないので、東京でよく遊びに出かけていらっしゃったのでしたら、不満が多いかと思います。地方都市周辺には、チェーン店のカフェやファミレス、ショッピングを楽しめる場所が多いですが、地方都市以外は若い人が楽しめるスポットがほとんどありません。 ・家族や友達と疎遠になる 移住後は仲の良かった人と疎遠になってしまうことも考えておいたほうが良いと思います。東京にご両親やご兄弟、ご友人などがいらっしゃいましたら、移住後は会える機会が少なくなるので、移住前に挨拶をしておいたほうが良いのではないでしょうか。 地方への移住を検討するうえでの注意点を説明させて頂くために、移住のデメリットばかりお伝えすることになってしまいましたが、個人的には地方に移住するメリットのほうが多いと感じています。下調べを十分にしたうえで、素敵な移住先を見つけてください。

chiharu

2018/12/09

初めての土地に住むのはなにかと期待や不安が入り混じりますよね。地方への移住も確認しておく必要がある点がいくつかあります。 まずは、自分のライフスタイルや将来設計に合う場所を考えましょう。現在や将来自分が何をしたいのかによってピックアップすることで注意しておくことが見えてきます。 【保育や教育の環境】 保育や教育の環境が整備されてる地域を選びましょう。 共働きでなければ難しいといわれている現代で、子供を安心して預かってもらえる環境がある地域か確認が必要です。例えば待機児童率が低い点や保育所の数、学校の評判を調べることでわかります。他にも、行政の施策で子供の教育に力を入れている自治体であれば、出産お祝い金や補助金、優遇措置も行っている自治体が中にはあります。 【仕事】 地方は東京に比べてかなり企業の数が少ないです。そのため、職種を限定するとなかなか採用に至らない可能性があります。企業に勤めて収入を得るスタイルであれば、資格や経験が必要となります。とはいえ、ライターやブロガー、フリーのアーティストのように、仕事をするうえで決められた場所がない職種であれば、落ち着いた環境で仕事をすることができるでしょう。 また、物価の違いもあり、東京の平均収入よりも下がるため、生活のスタイルや水準が変わる可能性があります。年収が下がるものの、税金などの比率は変わらないため、負担が増えるケースもあります。 【交通手段】 地方といっても県庁所在地であれば交通機関もある程度整理されており、利用においては大きな問題はないでしょう。もちろん東京に比べて最終運行時間は早いですし、本数も少ないです。さらに田舎となれば 1時間に一回しか通らないという現状もよくあります。そして、地方は車がなければ移動が難しいです。早くに交通機関が使えなくなってしまうことから、送り迎えや買い物、通勤には欠かせませ。ほかにもバイクや自転車の利用も目立ちます。 【病院や診療所】 子供やお年配の方は病気やけがしやすいため、診療所や病院があるか、自宅候補地との距離や位置関係にも注意が必要です。夜間の緊急外来を行っている病院がどこかなど、万が一について考えておく必要があるでしょう。

hanako555

2018/12/06

下記のような注意点や条件を軽視してしまうと、東京から地方への移住における後々の失敗や後悔につながる確率が一気に高まりやすくなると言われています。 【仕事が少ない】 まず人口や企業数、店舗数の少ない地方都市では、働く場所が少ない、仕事がないという問題に直面するケースが非常に多いです。個人開業できる医師や美容師などの国家資格を持っていたり、高知県に移住したイケダハヤトさんのようにブロガーやライターといった自宅でできる仕事を持つ人の場合、移住先の市区町村で仕事探しをする必要はないかもしれません。しかし一緒に暮らす奥さんが東京のOL暮らしをやめて、移住先でパートの仕事を探そうと思った場合、なかなか納得の条件に合う求人と出会えない可能性も非常に高い実態があるため注意が必要です。 【年収が下がる】 地方都市の賃金相場は、正社員・パート・アルバイトすべてにおいて東京よりも低いです。そのため地方移住をすると、多くの人の年収が3~4割ダウンすると言われています。また首都圏と比べて店舗の営業時間の短い地方では、東京で暮らしていた時のようにいくつかのアルバイトの掛け持ちなども実践しにくい実態があります。こうした形で仕事が少ない上に、見つかったとしても賃金の非常に安い地方都市で暮らすときには、移住前にある程度の収入源や仕事を明確化しておく必要があると言えそうです。 【車社会】 地方都市の多くは、1人1台のマイカーを所有する車社会です。バスや電車などの公共交通機関も早い時間に終わってしまう地方では、通勤から買い物、子供の送り迎えといった行動にも車が欠かせません。そのため夫婦が移住をする際には、それぞれが運転免許を取得しておく必要があります。またこれから住む物件探しをする際には、お年寄りを除く全ての大人がマイカーを持つ方向性で駐車場付きの住宅を見つける必要があると言えそうです。 【意外に出費が多い】 車社会であることにより夫婦それぞれがマイカーを持った場合、その購入費用や自動車税、自動車保険、車検代、ガソリン代といった費用が2台分必要になる形となります。また北海道や東北などの豪雪地帯で暮らした場合、冬場のスタッドレスタイヤ購入費用や、多くの灯油代がかかってしまうのです。こうした形で東京よりも遥かに出費の多い地方都市で暮らすためには、やはり賃金相場が低くてもそれなりの収入を確保する必要があると言えるでしょう。 【地域性や人間関係】 大自然に憧れて過疎化地域や山村などに移住した場合、その地域の人間関係に悩まされる方々も非常に多い実態があります。結婚や進学、就職といったライフイベントを除きほぼ同じメンバーで長年暮らし続ける地域の中には、垢抜けた雰囲気の漂う東京出身者などを容易に受け入れられないところもあるようです。また方言だけでコミュニケーションを図る田舎の場合、標準語だけでは地域のお年寄りなどとの交流がスムーズにできないケースも多い実態があるようです。 【子供の教育の問題】 子供のいるファミリーや、これから移住先で子供をつくる予定のある夫婦の場合、小・中・高・大学と続く教育をある程度シミュレーションしておく必要もあります。例えば、過疎化地域に暮らす場合、子供は交通手段の問題でその家から高校や大学に通えない可能性もでてきます。またそういうエリアには学習塾なども当然ありませんので、それなりにレベルの高い学校に通わせるためには、「どのように勉強を教えるか?成績をアップさせるか?」というのも大事な問題となってくるでしょう。また高校や大学進学と同時にひとり暮らしをさせる場合は、学費だけでなく仕送りについてもある程度の準備をしておかなければなりません。 【高齢での地方移住は特に注意が必要】 定年退職をしたら、地方の田舎でのんびり暮らしたい・・・。こんな憧れで地方への移住を考える人は、意外に多い実態があります。しかし体力や病気といった問題の出やすい高齢からの地方移住は、あまりおすすめできるものではありません。まず地方都市は、東京と比べて医療機関や介護施設の数が少ない実態があります。また山村地域などで戸建てを購入した場合、腰痛などを抱えていても草むしりや雪かきといった作業に日々追われることとなるのです。そのため今まで東京のマンションで不便のない暮らしをしていた方々にとって、50~60代以降の地方移住はさまざまな点でハードルが高いと考えられています。

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