オークションか買取のどちらで売るべきか
本コラムでは不用品を売る時の選択肢について比較検討しています。
どうやって売るべきか考えよう
スマートフォンを買い換えるとき、前に使っていた機種はどうしますか?思い入れがある場合にはそのまま手元に残しておくこともありますし、もう使わないからと処分することもありますよね。処分するにしても、ただ捨てるのではなく買い取りをしてもらうなり、売ることができれば、次に購入する端末代金の足しにもできます。
red sold sign / Diana Parkhouse
では、スマホを少しでも高く売るには、どのような方法があるでしょうか。まず、新しいスマホを買う際に、ついでに各携帯ショップで旧機種の下取りサービスを受けることができますね。これは携帯会社によって、明確に全国共通の価格が設定されてしまっていますよね。iPhoneの下取り価格と買取価格の徹底比較でも取り上げています。また、その他にもオークションや業者買取を利用する方法があります。
オークションを利用する
オークションは自由な取引の場なので、需要と供給がマッチすれば思いがけず高額で取引できる可能性もあります。しかしその反面、想定していたほど落札価格が上がらずに、低価格で手放さなければならないこともあります。入札期間が終わるまで、待っていなければならないので現金化まで時間もかかります。日銭を稼ぐという意味では、あまり良い選択ではありませんね。
また、オークションを利用する上では、出品のための手間や落札者とのやり取りのストレスも出てきます。個人間取引になるため、当たり外れが大きいことはネックになってしまいます。
オークションやフリマアプリにおける詐欺の手口・トラブルまとめにて取り上げていますが、詐欺の問題やトラブルも絶えません。特に、フリマアプリなどではマナーの悪い落札者も多く、落札後に値下げ交渉をしてくるケースもあります。
また、単価の低い商品で高いレビューを集めていき、一気に高い商品の取引で大きく詐欺するような手口も絶えませんし、アカウントの売買もされているようで本当に信頼できるのかは難しいところです。
エスクローサービス(一部名称:あんしん取引)という出品者と落札者の間に入って、商品と代金のやり取りを仲介するオークション・フリマアプリも存在しますが、その分の手数料を取られてしまいますので、純粋に自分の懐に入ってくる金額は意外と少なくなったりします。メルカリは10%の手数料をとられますし、その他ヤフオク!なども基本使用料や取引手数料などいくつか存在しています。
このあたりは、【iPhone売るなら?】オークションやフリマアプリの比較にまとめています。
業者買取を利用する
オークションの落札価格に比べると、業者買取は一般的に買取価格が低めになってしまうのが難点かもしれません。ただし、ネット上のオープンな場所でも買い取り価格の目安を調べることはできますので、自分の目で見て納得した上で買取申込みをすることができます。すなわち、買取価格の比較をすることで、より高く買い取りしてくれるお店を探すことができます。
オークションなどと違って、あまり人気の無いような商品もきっちりと買取してくれる可能性がありますし、各商材を専門的に扱っている買取業者の方が高く買い取りしてくれるような場合もあるわけです。
もちろん買取申込みをした後は、正式な見積もりも受けることができます。査定基準に従って買取業者はスピーディに査定結果を通知してくれますし、現金化まで非常に早いのが特徴です。ネット宅配買取サービスの流れにまとめています。
買取形式としては、直接店舗に出向くだけでなく、自宅から郵送で商品の発送ができる業者も多くあります。それに、梱包キットもオークションと違って、買取業者側が用意し、送ってくれる場合がほとんどです。これを利用すれば、自分のペースで楽に手続きが進められますね。
価格差がどのくらいか比較してみる
【シビアに比較】iPhone6Plusの買取価格をあらゆる売却先で比較してみる【ソフマップ・ゲオVSヤフオクVSメルカリ】では、iPhone6 Plusを例にとって売値の比較をしています。ご参考ください。
また、ソフマップ買取とゲオ買取でも買い取り価格が違っています。【買取価格を徹底比較】iPhone5Sの買取価格はゲオとソフマップのどちらが高いのか?で比較しています。
カメラを売る場合には、カメラやレンズを売るなら買取と委託販売を比較しようでまとめていますが、二つの形式があるので要チェックです。シンプルに言えば、買取はすぐ現金化ができ、委託販売は高額買取を狙うことができます。