近年、世界的にクラフトビールのブームが起きている。日本においても、国内産のクラフトビールが生産されるなどビールに対する認識が変わってきているのだ。酒屋にも、海外ビールをメインで扱うような店舗がたくさんある。アイリッシュバー等に行けばいくつかの銘柄が置いてあるし、ビアバーの数も爆発的に増えてきていると言われている。それに加えて最近では、様々な銘柄のビールをコンビニでも手軽に購入できるようになっているのだ。そんな海外ビールの銘柄、皆さんはどれだけ知っているだろうか。ここでは、お中元などで貰う可能性も高く、高額買い取り対象にないりやすい有名な海外ビールの銘柄を紹介する。
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バドワイザー(アメリカ)

Budweiser / Jhong Dizon | Photography
1876年ミズーリ州で誕生して以来、世界でもっとも飲まれているアメリカンビールである。日本でも一番よく知られた海外ビールといえば、バドワイザーを指すのではないだろうか。知名度同様、人気も高く、需要の多いビールである。いかにもアメリカらしい赤と白の陽気なデザインで、ライトビールの代表ともいえる。2016年の大統領選に合わせて、期間限定で「バドワイザー」という名前から「アメリカ」に変えて発売されることも話題となった。日本ではキリンビールがライセンス生産および輸入販売を手掛けている。
コロナエキストラ(メキシコ)

Corona Extra / yeah-design
ライムを入れ、グラスを使わず瓶からラッパ飲みするのがスタイリッシュとされているコロナビール。アルコール度数は4.5%と低目。アメリカンビールと同様にライトタイプであり、さらにライムを足すことにより、非常に飲みやすいビールとなっている。コロナの小瓶をフローズンマルガリータにさして、氷を溶かしながら飲む「コロニータ」というカクテルがあるなど、ビールの枠を超えたアレンジが世界中で楽しまれている。御当地料理であるタコスとの相性も抜群で、メキシコ唐辛子のハラペーニョなどの辛いものにもよく合う。
ヒューガルデン・ホワイト(ベルギー)

hoegaarden white / [puamelia]
エールビールであるホワイトビールの代名詞的存在で、乳白色掛かった淡い黄色が特徴的。アルコール度数は4.9%。ホワイトビールは14世紀から製造されていたが、ピルスナータイプのビールに押されて次々に製造が中止されていった。そんな中、1966年に牛乳屋であったピエール・セレスが造り始めたのがヒューガルデン・ホワイトである。苦みは強くなく、切れ味よりも優しさを感じる。コリアンダーやオレンジピールによるスパイシーさを微かに感じる。ビール瓶の中生きた酵母を入れ、瓶中で二次発酵させることで独特の旨味を引き出しているのだ。普通のビールとは異なり、瓶を軽く回して沈殿している酵母を混ぜあわせるのが一般的な飲み方とされている。日本では「白雪」で知られる清酒メーカー、小西酒造株式会社が販売していたが、2008年9月4日からアサヒビール株式会社に販売権が移動した。
ハイネケン(オランダ)

Heineken beer cans / viZZZual.com
緑色を基調としたデザインが印象的なオランダのビール。1873年に誕生。ブランド名は、創始者であるヘラルド・A・ハイネケンから採られている。バドワイザーと同様、軽い飲み口で飲みやすいビールであるが「ホップがフルーティである」と表現されることも多々ある。サッカーの「UEFAチャンピオンズリーグ」では、オフィシャルスポンサーを務めていることからサッカー=ハイネケンというイメージを持っている方も多いだろう。日本では麒麟麦酒株式会社の合弁会社であるキリン・ハイネケン株式会社が販売。
カールスバーグ(デンマーク)

Carlsberg made my day / antonkudris
1847年コペンハーゲンにて、J・C・ヤコブセンによって初めて造られた。ブランド名は「カールの山」。息子カールの名と山を意味するバークから命名された。皮肉なことに、ヤコブセン親子は経営方針の違いから対立しあい、オールドカールスバーグ社とニューカールスバーグ社の2社に分裂。その後、1906年に統一されるまで、この2社体勢は続いた。1904年にデンマーク王室御用達となり、その際に宝冠の印刷を認可された。カールスバーグ社はビール酵母の純粋培養法を発明した醸造所としても知られる。味は麦芽100%で深いコクとしっかりした苦味を持った辛口でありながら、飲みやすさを併せ持つ。
シンハー(タイ)

Singha Sunset / live_free_or_die_77
シンハーとは、タイやインドの古代壁画に描かれた獅子を意味する。瓶の上部のラベルに描かれている神鳥・ガルーダは、王室から特に優れたものにだけ印刷を認められる由緒正しいイラストである。シンハービールは1939年にガルーダの印刷を認可された。「ビア・シン(獅子のビール)、ビア・タイ(タイのビール)」のキャッチフレーズ通り、タイを代表するエスニックビールなのだ。やや苦みが強いものの、暑い国で作られたビールらしくすっきりした飲み口に仕上がっている。
デュベル(ベルギー)

Duvel / Arlenz
アルコール度数が8.5%と高目のベルギービール。デュベルとは「悪魔」を意味する。当初は「ヴィクトリー・エール」といった平凡な名で売り出される予定だったが、試飲会に来た靴屋ヴァン・デ・ワウワーが強烈なアロマに衝撃を受け「このビールは悪魔のようだ」と叫んだところから、デュベルに変更されたという経緯がある。アロマにも特徴があるが、クリーミーできめ細かい泡立ちも印象的である。この泡立ちを活かすため、専用のチューリップ型グラスで飲まれることが多い。90日の長期熟成を経た後に製品化されるが、酵母を残したまま瓶詰するので、ボトリング後も瓶内で発酵を続ける。香り高いスロバニアホップやチェコホップを使い、独特の苦味を持ちながらも、かすかに甘味を感じさせる味わいは「魔性のビール」とも形容される。
レーベンブロイ(ドイツ)

Lowenbrau helles / James Cridland
1383年から造られており、600年もの伝統を持つミュンヘンのビールである。レーベンとは「獅子」、ブロイとは「醸造所」の意味で、ラベルに描かれたライオンのイラストが印象的だ。1516年にドイツで発令されたビール純粋令に基づき、麦芽、ホップ、水以外は使用していない。毎年10月に行われる「オクトーバーフェスト」に出店を許されている、6醸造所のうちのひとつでもある。麦芽感が豊富で、あっさりした飲み口のバランスが良いビールとして日本にもファンが多い。日本ではアサヒビールがライセンス生産している。
青島ビール(中国)

Beer / faungg's photos
アルコール度数は4.5%と低目のピルスナービール。中国では最大シェアを誇るブランドである。料理の味を損なわせないよう、あっさりしていて癖のない味わいに仕上がっている。青島はドイツの租借地であったこともあるため、ドイツの技術が導入されている。実は、製造している青島ビール社と日本には非常に深い関わりがあるのだ。第一次世界大戦後の1919年、ヴェルサイユ条約でドイツから経営権を譲渡された日本は、第二次大戦まで青島ビールの経営権を握っていた。大戦後、経営権は完全に中国に戻されるが、その後も、アサヒビールやサントリーなどと合弁会社を作っていたのだ。
ドラフトギネス(アイルランド)

guiness extracold / Bon Adrien
黒スタウトビールの代名詞的存在のギネスビール。アイリッシュパブといえば、このギネスを連想するだろう。1778年ダブリンにて、アーサー・ギネスによって造られた。大麦の一部を挽き割りしてから焦がす工程により、独自のコクと特徴的な黒い色が形成される。クリーミーな泡立ちと滑らかな喉ごし、強いホップ感を持ち、分類としては上面発酵ビールとなる。最近では有害コレステロールの抑制に、ギネスビールの飲用が効果的であることが発見されたことでも有名だ。クリーミーな泡を楽しむために、バーには超音波で泡を発生させる機械が導入されている場所もある。ちなみにギネス・ブックは、ギネス社の関連会社ギネス・ワールド・レコード社が発行している。
ビールの買い取りを行う業者
お歳暮やプレゼントで貰う機会も多いであろうビールも、買い取りを行ってくれる業者が存在するのだ。
リカーオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
名前通り、酒類をメインで買取ってくれる業者だ。お酒のプロによる査定なので、正確な買い取り金額を提示してくれるだろう。出張買い取りも行っているので、手間もかからない。
マクサス
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
なんでも買い取りで有名なマクサスは、もちろんビールであっても買い取りを行ってくれる。賞味期限があるものなので、早めの査定を心がけたい。
配送での買い取りを行っている高額買取業者
また都内に店舗を構えていないような業者でも、配送での買取を行っている場合がある。ここでは、地方にありながらお酒の高額買取をしてくれると評判のショップを紹介する。
アルジャン
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
北海道の札幌に店舗がある「アルジャン」は、あらゆる商材を取り扱っている総合買取業者だ。お酒の販売に関して独自のルートを持っているため、高額買取を実現しているとネットでも評判が良い。全国的な相場平均から見ても、比較的高額の査定をしてくれるようだ。配送料もかからないので、気軽に査定依頼してみるといいだろう。
ビールも買い取りOK!飲まないのなら早めに買取りしてもらおう
家に眠っているビールを売る時は買取業者を比較しよう。ビールの買取査定業者一覧で比較し、一番高く売れるお店を探そう。賞味期限のある商品なので、早めに売りにだすことが高額買取のポイントと言えそうだ。