今や世界的に大人気のハイブランド、エルメス。エルメスからはさまざまなバッグが登場しているが、その中でも長い歴史を持ち、今でも多くの方に愛されているのがボリードである。ボリードの中でも大きなサイズのボリード47は使いやすく、女性だけでなく男性でも使えるサイズとして親しまれている。
今回はボリード47の特徴や買取相場、また高く買い取ってくれる買取業者の特徴についてご紹介する。ボリード47の売却を検討している方は、ぜひチェックしてみてほしい。
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エルメスの伝統的な歴史を持つボリードの特徴
まずはボリードの特徴についてチェックしてみよう。ボリードは歴史が長く、バーキンやケリーといったエルメスの代表的なコレクションと並んで根強い人気がある。長く人々に愛されるのにはどんな理由があるのかを再確認することで、ボリードの魅力を一層楽しめるようになるだろう。
美しく上品な印象を楽しめるデザイン
ボリードは台形のシルエットが特徴的なバッグである。バーキンやケリーのようにフラップがついておらず、ファスナーで開閉するタイプになっている。フラップがない分すっきりとシンプルな見た目になっており、現代女性のファッションにも合わせやすい。
バーキンやケリーはフォーマルな印象が強く、デイリーユースには向かないが、ボリードはシンプルな分カジュアルなコーディネートにも合わせやすいという魅力もある。それでいてエルメスらしい上品さは損なわれていないので、カジュアルなファッションでも大人っぽく、女性らしい雰囲気に仕上げてくれることだろう。もちろんフォーマルなシーンにも使うことができ、使用用途が幅広いバッグとしても人気だ。
ハンドバッグ、ショルダーバッグとして使える
ボリードはハンドル部分を持てばハンドバッグとして利用することができる。パーティーシーンや冠婚葬祭など、あらたまった場所にはハンドバッグとして利用していくのがおすすめだ。やや長めにデザインされているので、大きめのボリード47ならそのままショルダーバッグとしても利用することが可能である。
それだけでなく、ボリードにはショルダーストラップも付属している。取り付けるだけで簡単にショルダーバッグとして、また斜めがけのバッグとして利用することが可能だ。両手をあけてお出かけしたい、ショッピングや小さな子ども連れでのお出かけの際にもボリードは非常に便利なアイテムとなっている。
サイズ展開、カラーラインナップが豊富
ボリードは歴史が長く、その分今までにさまざまなサイズ、カラーが登場してきた。とくにエルメスはカラーラインナップが豊富だが、すぐに廃盤になってしまうカラーも多い。中には廃盤になってしまったものの未だに人気の高いカラーのものもあり、中古市場では定価以上で取引されているケースもある。
限定カラーや廃盤カラーのボリードは、思わぬ査定金額がつく可能性もある。自宅に不要になったボリードが眠っているという方は、1度買取査定を依頼してみるといいだろう。
エルメス ボリードの豊富なサイズ展開
ボリードには豊富なサイズのラインナップがそろっている。コンパクトなボリード15から大容量のボリード47まで、それぞれの特徴をひとつずつチェックしていこう。
ボリード15
ボリードの中でも最も小さいサイズがボリード15である。横幅15cm、高さ12cm、奥行き6.5cmとなっており、スマホ、コスメ程度を収納することができる。コインケースとして使用したり、バッグインバッグとしてポーチ代わりに使用することもできる、非常にコンパクトなサイズのバッグとなっている。
普段のカジュアルなファッションのお出かけの際だけでなく、パーティーシーン、冠婚葬祭の場面でも活躍するフォーマルな印象を与えることができる。買取相場があまり変動することがないため、売却する際にも査定金額を予想しやすいというメリットがある。
ボリード21
ボリード21は、横幅21cm、高さ15cm、奥行き7.5cmのコンパクトでスタンダードなサイズのバッグである。スマートなデイリーユースのバッグとして、ハンドバッグでもショルダーバッグでも使い分けることができる。スマホやコスメ、ハンカチ、財布などの日用品を一通り収納することができるため、荷物が少なめな日のお出かけにぴったりのサイズ感となっている。
こちらもデイリーユースだけでなくフォーマルなシーンにも使いやすい上品なサイズのバッグだ。色や素材でかなり印象が変わるため、ファンは色違いで持っているという方も多い。買取金額も安定しており、高価買取が期待できる。
ボリード27
横幅27cm、高さ19cm、奥行き9.5cmのボリード27は、長財布も余裕で収納することができ、コンパクトなタブレットなども持ち運ぶことができるサイズになっている。荷物が少なめな方の通勤バッグとしても利用することが可能である。ショルダーストラップつきで、ちょっとしたお出かけ、冠婚葬祭の場面にも活躍させることができる。
ボリード30
1923年に誕生したボリードの復刻版として誕生したのがボリード30である。30周年を記念して作られたものであり、横幅30cm、高さ24cm、奥行きが12cmとなっている。他のボリードとは違いハンドルがやや短くなっていたり、ショルダーストラップが付属していないなどの特徴がある。
もともとクラシックな印象の強いボリードであるが、ボリード30はよりクラシカルな印象を楽しむことができる。復刻版ということで現在ではなかなか入手することができず、中古市場でも価格が高騰している。状態のいいもの、人気のカラーのものであれば、定価に近い価格での取引が可能となるだろう。
ボリード31
ボリード30に近いサイズのボリード31は、横幅31cm、高さ25cm、奥行き12cm。ボリード30よりもやや大きめだが、持ってみてもあまり違いを感じることはないだろう。ショルダーストラップつきのボリードがほしいという方は、ボリード30ではなくこちらのボリード31がおすすめである。
ボリード31になると普段のお出かけに必要なものをひと通り収納することができる。奥行きもしっかりあるので、荷物が多めの方でもサブバッグを持たずに外出することができるだろう。定番サイズとなっており、カラー展開や素材の展開も豊富にそろっている。
ボリード37
ボリード37は横幅37cm、高さ27cm、奥行き14cm。普段の必要な荷物の他にもA4サイズのノートやパソコン、タブレットなどを収納することができる。毎日の通勤や通学にも活用することができるので、デイリーユースに使いたいという方におすすめだ。
もちろんオフでもカジュアルなファッションからフェミニン、コンサバまでさまざまなファッションに合わせることができるため、オンでもオフでも大活躍するバッグとなることだろう。キャメルやグレー、ベージュなど、定番のカラーが人気であり、状態のいいものであればかなりの高額での取引を期待することができるだろう。
ボリード47
ボリードの中でももっとも大きなサイズとなるボリード47。横幅47cm、高さ35cm、奥行きが25cmとなっている。優れた収納力を持っており、出張や旅行などの際に活躍してくれる。ボリードはもともと旅行かばんとして作られたものなので、耐久性や収納力においても信頼できるバッグと言えるだろう。
スーツスタイル、ジャケットスタイルにもぴったりで、ビジネスシーンに活用するのにももってこいである。このボリード47は、ほかのサイズのボリードと比べてシンプルでメンズライクな印象がある。そのため、エルメスのバッグでありながら男性からも人気がある。普段から出張が多い方や、スポーツをする方にとっては重宝するアイテムとなることだろう。
男性でも使いやすいブラックやキャメルなどのシンプルなカラーがとくに人気だが、ファッションにインパクトを与えてくれる派手なカラーもレアで希少価値が高い。ボリード47は日本国内での流通数が少なく、中古市場に出回ることも少ない。その分買取相場も高くなり、高価買取を期待することができるだろう。
ボリード47は使用用途が多いのが魅力
大きめのバッグはハイブランドのバッグの中でも敬遠される傾向にあるが、ボリード47は比較的人気の高いバッグである。その魅力についてチェックしてみよう。
男性でも使いやすいサイズ感
ボリード47は、その大きさゆえに男性でも使いやすいサイズとなっている。コンパクトなバッグはフェミニンな印象になり、どうしてもレディースアイテムのイメージが強くなってしまう。しかしボリード47は大きなバッグでありながらスタイリッシュな印象があるので、メンズバッグとしてもおすすめなのだ。
メンズ向けの大きなバッグはデザインがシンプルすぎる、出張の際にもおしゃれなバッグを持ち歩きたいという男性からボリード47は非常に人気である。
荷物が多い日の持ち歩きにぴったり
ボリード47は、高い収納力が1番の魅力である。もともとボリードは見た目以上にたくさんの荷物を入れることができるが、ボリード47なら着替えやタオル、ドリンクなど必要なものをまとめて収納することができる。オムツや着替えなど、たくさんの荷物が必要な小さな子どもがいる際のマザーズバッグとして使用することも可能だ。
もちろんショルダーストラップが付属しているので、肩から掛けたり、斜めがけにして持ち歩くこともできる両手をあけて、負担も少なく長時間の移動を可能にしてくれるので、女性からも男性からも高く評価されているバッグである。
トワルアッシュ素材でこなれ感を演出
ボリード47はさまざまな素材のものが登場しているが、その中でもとくに人気が高いのがトワルアッシュ素材のものである。トワルアッシュとは、エルメスが採用しているキャンパス素材のことである。カジュアルな印象があり、汚れや水にも強く、型くずれしにくいという特徴がある。
大きな荷物を長時間持ち歩くための大きなバッグに使用される素材としては最適と言えるだろう。トワルアッシュ素材のボリードは、全面がトワルアッシュでできているというわけではなく、ハンドル部分、バッグの上部、さらの四隅にはレザーが使用されている。そのためボリードの上品な印象を崩すことがなく、全体的にキレイめな印象を残してくれている。
キャンパス素材がカジュアルな雰囲気も与えてくれるので、普段使いやスポーツをする際の装いにもぴったりと言えるだろう。トワルアッシュ素材のボリード47は、上部に使用されるレザーのカラーによっても印象が変わるので、お気に入りのカラーを見つけるようにしていこう。
ボリード47は定価以上の買取相場がつくケースも
ボリード47は日本国内ではなかなか購入することができない。人気のサイズに比べると需要が少なく、エルメスの正規店でも取り扱っていない場合もあるのだ。そのため海外で購入するか、中古品販売店を利用するという方法で入手するのが一般的である。
中古市場にもボリード47はなかなか入荷されないので、その分希少価値が高くなる。販売価格、買取価格も定価を超えるケースもある。保存状態がよく需要の高いカラー、素材であれば、驚きの価格が出るかもしれない。
ボリード47の平均買取相場
ボリード47の買取相場についてチェックしてみよう。ボリード47はビジネスバッグ、ファッションアイテムとしてのバッグと比較すると需要が低く、買取相場もやや下回る印象がある。しかし上記のように希少価値が高いため、買取業者選びを間違えなければ高く買い取ってもらうことは可能だ。
ダメージが多いボリード47やショルダーストラップ、保証書などの付属品がかけているボリード47であっても、20万円程度での買取が可能である。ボロボロのボリード47であっても、諦めずに買取業者に査定を依頼してみるといいだろう。一般的な中古品のボリード47は、使用感によって買取相場は変動するものの50万円~70万円程度での買取が可能である。
新品未使用品は100万円超えも
大きなバッグであればあるほど傷や汚れが目立ちやすくなっており、四隅や底面、ハンドル部分にシミなどもつきやすい。たくさん荷物を収納していた場合は、型崩れなども心配である。使用感のあるボリード47でもより高く買い取ってもらうには、査定に出す前のメンテナンスが大切だ。
自分でできる範囲のお手入れはきちんとおこなってから査定を申し込むようにしよう。買取査定の基準は買取業者によっても大きく変動するので、買取業者をしっかり比較してより高く買い取ってくれる業者を見つけるようにしよう。新品未使用品のボリード47は非常に貴重であり、かなり高い金額での買取が期待できる。
中には100万円を超えるような金額で取引されるボリード47も。1度も使ったことがなく、付属品などもすべてそろっていることが条件ではあるが、購入したものの、またはプレゼントされたものの使う機会がなかったというボリード47は早めに買取に出すようにしよう。限定カラーや新色のボリード47なら、さらに高く定価を超える金額での取引も可能になるかもしれない。
ボリード47を高く買い取ってくれる買取業者
ボリード47の買取相場は買取業者によっても上下する。高く買い取ってもらうには、買取業者をしっかり見極めることが大切だ。ボリード47を高く買い取ってくれる買取業者の特徴をチェックしてみよう。
エルメスの買取実績が豊富にある
ホームページを確認して過去の買取実績をチェックしてみよう。買取業者の中でも、ハイブランドの買取販売をメインにおこなっている買取業者がおすすめである。その中でもエルメスの買取実績が豊富にあるかは重要なポイントだ。エルメスのバッグは世界的に人気があり買取相場も比較的安定しているがサイズやカラー、素材の人気はそのときどきで微妙に変動する。
最新のトレンドをキャッチしている査定スタッフに査定してもらうことで、そのタイミングでもっとも適切な価格での取引ができるようになるのだ。エルメス、ひいてはボリードの買取実績がある場合は、どのようなポイントをチェックしているのか、また実際の査定金額などを確認してから査定を申し込むようにしよう。
買取にかかる諸費用が無料である
買取にはさまざまな費用がかかる。店頭買取ならボリード47を店頭まで持っていくための交通費がかかり、キャンセルした際はその分が無駄になってしまう。また、店頭買取であっても査定料、キャンセル料が必要になるケースもあるので注意しよう。
買取方法の中で、店頭買取の次にメジャーなのが宅配買取である。ダンボールに売りたいブランド品を詰めて集荷に来てもらうだけというお手軽な方法であるが、その分宅配キットの費用や送料、キャンセルした際の返送料、振込の際の手数料などが必要になるケースがある。
次に出張買取という方法もある。これは自宅まで査定スタッフが売りたいアイテムを査定しに来てくれて、その場で取引が成立するというものだ。気軽に利用できる分、買取業者側の人件費や移動費などのコストがかかるため、その分の費用を差し引かれる可能性も高い。
このような諸費用がかかってしまうと、せっかく買取金額が高くても損をしてしまう。あらかじめ査定料、キャンセル料、送料、出張料、振込手数料などの諸費用が無料かどうかを確認してから査定を申し込むようにしよう。
事前査定を利用することができる
買取業者の中には、実際に店頭に持ち込んだり宅配買取を利用しなくても、事前に査定をおこなってくれるところもある。メールやLINEで売りたいアイテムの写真を送ったり、電話でアイテムの詳細を伝えることで、おおよその査定金額を教えてもらうことができるのだ。
実際に査定すると金額が変わってしまう可能性もあるが、買取相場を知りたいというときには役に立たせることができるだろう。複数の買取業者の事前査定を利用すれば、価格の交渉に役立てることもできる。事前査定をおこなっている買取業者は買取価格に自信があるケースが多いので、おのずと高価買取に繋がりやすくなっているのだ。
一括比較サイトで買取業者を比較する
複数の買取業者に査定を依頼するのが大変、事前査定を受け付けている買取業者を見つけることができないという方、すぐに査定金額を知りたいという方におすすめなのが一括比較サイトである。
一括比較サイトでは、売りたいアイテムの詳細や連絡先を入力するだけで、簡単に複数の買取業者の査定金額を知ることができる。その査定金額を参考にして、1番高い金額を提示してくれた業者を選べばいいだけなので素早く取引を進めることができるだろう。また、この価格を参考にして価格交渉をおこなうことも可能である。
まとめ
エルメスの伝統的なバッグ、ボリード。その中でももっとも大きく、旅行かばんとして、マザーズバッグとして、スポーツバッグとして、活用方法の多いボリード47についてご紹介した。なかなか見かけることのないレアなアイテムのため、買取に出すと高い金額での取引を期待することもできる。ボリード47をお持ちの方は、高く買い取ってくれる業者の特徴を把握した上で買取査定を申し込んでみてはいかがだろうか。
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