起動時間の短縮や衝撃への強さといったメリットのあるSSDは、従来のパソコンに搭載されていたHDDと比べて遥かに高額査定が期待できる商品だ。そんなSSDを含めたパソコン周辺機器には、価格相場を調べる手段も多数存在しているため、便利なサービスの活用も高く売る秘策であると考えて良いだろう。今回は、不要なSSDの処分や売却を検討している皆さんと一緒に、この商品を高額査定に繋げるポイントなどを確認していきたい。
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SSDの高額査定に繋げた人たちが実践していること
将来的にSSDの売却の可能性があるなら、高価買取に繋げたユーザが実践する下記7つのポイントを心掛けて買い物や業者の比較検討を行うようにして欲しい。
1.最新モデルのSSDを購入する
日進月歩で新しい機器が登場するパソコン関連業界では、製品購入の際に「こっちの方が安いから」とか「自宅で使うだけだから」といった妥協をしないことが、高額査定に繋げる基本条件となる。またスペック部分の妥協も高価買取をするにはおすすめできない買い方と言えるため、将来的に手放す可能性のあるSSDやパソコン周辺機器があるなら、多くのショップが歓迎する「新しくハイスペックなモデル」を選ぶようにして欲しい。
2.不要なら早く売る
登場から5年ほど経つSSDは、HDDとの間に生じていた容量差や買取額の開きが少しずつなくなってきている。また近頃では、960GBの大容量SSDが25,000円以下で購入できる時代が到来しているため、新品価格の下落も買取額に大きく影響すると考えて良いだろう。このような市場動向があるSSDを売却するなら、未だに高価買取実績が豊富な「今」が売り時と考えて良いだろう。もし性能への不満があり、買い替えを検討しているなら、インターネットを使って早めに買取相場の調査をするようにして欲しい。
3.付属品も大事にする
問い合わせの際に聞いた価格で売却するためには、外箱、保証書、取扱説明書のコンディションが良いことも大事な条件となる。外箱がボロボロで店頭に出せない場合は、その部分がマイナス査定になると考えた方が良い。またリユースが基本となるSSDの買取は「次のユーザが買いたい商品か?」という点が重要となるため、将来的に売る予定のあるSSDやパソコン周辺機器があるなら、付属品も丁寧に保管をするべきだと言えるだろう。
4.問い合わせの際には正しい申告を行う
インターネット査定や問い合わせの際に伝えた内容と現物のコンディションが全く異なると、「きちんと扱われていたのだろうか?」という不信感により高額査定が難しくなる。またSSDを含めたパソコン周辺機器の場合は、メールや電話で伝えられた買取上限額が一次査定的な意味合いになるため、査定士から少しでも高い金額を引き出すために虚偽の申告をしてもあまり意味がないと言えるだろう。この先再びSSDなどの査定依頼をする予定がある場合は、目先のことだけに囚われずショップ側との良好な関係を築くことがおすすめとなる。
5.SSDにデータ保管をしない
論理的な方法ではデータの完全消去が難しいSSDは、データ保管用として使わないことが理想と言われている。近頃では、確実なデータ消去を宣伝する業者もあるようだが、SSDの物理的な破壊を行わない限りは、「データの残骸が残ったままで次のユーザの手に渡る可能性も高い」と考えて良いだろう。個人情報の漏洩で少し懸念事項のあるSSDを使う際には、クラウドと併用することがスピーディーかつ安全に売却するコツだと言われている。
6.自宅近くのショップで売ろうと頑張らない
SSDを含めたパソコン周辺機器は、秋葉原を中心とした首都圏で高額査定実績が多い傾向がある。特に出張買取や宅配買取が登場した近頃では、ユーザがどの地域に住んでいても効率よくSSDを手放せるため、地元のリサイクルショップなどに無理に査定をお願いするよりは、インターネットを上手に活用して少しでも高く買い取ってくれる専門店を探すようにして欲しい。
7.他のパソコン周辺機器と一緒に売却する
業者の用意する買取キットにさまざまなパソコン周辺機器を入れて発送すると、セット売りによるプラス査定が得られることもある。また近頃では、自作パソコンの買取業者も登場しているため、自分で作ったPCを分解せずに手放すことも可能と言えるだろう。逆に考えれば、自作PCの買取価格はSSDやメモリ、グラフィックボードなどの買取相場に依存する部分も大きいため、「自作用だから」と妥協をせずにより良いSSDを買うことも大事であると言えるだろう。
どうしても査定の付かないSSDがある場合は?
2012年頃に発売されたSSDの中には、スペック的に時代遅れだという理由で買値がつかないこともある。このような場合は、SSDを物理的に壊してから「燃えないゴミ」として出すしかない。中には、買取の次のステップとして回収業者やスクラップ業者を検討する人もいるようだが、回収における買取相場が1kg単位である時点で高額査定は難しいと考えて良いだろう。特に1つや2つといった少数のSSDを処分するなら、回収業者への問い合わせを行う前にパソコン本体などと一緒にショップに持ち込み、引取りをお願いした方が効率的だと言える。
SSDの買取相場調査に活用できるサイト
SSDを高額査定に繋げた人たちは、便利なWEBサービスや買取業者のサイトを使って現在の買取相場をしっかり把握している。このステップを省いてしまうと、価値あるSSDが二束三文になることもあるため、悪質な業者に騙されないためにも「自分で情報収集や比較検討する習慣」を必ずつけるようにして欲しい。今回初めてのパソコン周辺機器処分で調査方法がわからない人には、下記サービスの活用をおすすめする。
エコランド
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
SSD市場では大変珍しい専用ページを設ける業者である。仮査定に臨む心構えや査定基準などを詳しく解説しているため、売却に向けて行う準備がわからない初心者でも有用な情報源になることだろう。
じゃんぱら
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ヒカカク!
買取商品数が70万件を超える当サイト・ヒカカク!にも、SSDカテゴリがある。ヒカカク!のフォームに型番を入力すると、最高買取価格や買取に積極的な業者が一覧表示される。そんな当サイトでは、上限買取額の推移も確認できる仕様となっているため、SSDの売り時が把握出来ない人にも利用のメリットがあることだろう。
高く売れるSSDメーカーと参考買取相場 まとめ
最後に、多くのショップが高額査定対象としているSSDメーカーと参考買取相場を紹介していこう。
Crucial
2016年7月末にSSDの新ブランド「MX300」を発表したばかりのCrucialは、買取相場の下落が想定されるメーカーである。7月時点で10,000円~13,000円ほどで買取られていたBX200 CT960BX200SSD1も、MX300が登場する8月以降は5,000円~10,000円の価値しかなくなってしまう可能性も高いと言えるだろう。このように新製品のターンオーバーが非常に早いSSDは、人気メーカーCrucial以外であっても早く売却することが鉄則となる。
SAMSUNG
人気スマートフォンGalaxyシリーズで知られるSAMSUNGも、高く売れるSSDの多いメーカーだ。SSD購入者に総額500万円をキャッシュバックするキャンペーンなどを実施するサムスンは、流通量の多さによって買取額が下落しやすいメーカーと言われている。しかしまだスペック的に高いMZ-7TE1T0Bなどの場合は、15,000円~17,000円で買い取られているため、売り時を逃さなければ確実に高額査定の狙えるブランドと位置づけて良いだろう。
Transcend
メイドイン台湾のTranscendも、10,000円以上で売れるSSDの多いメーカーだ。2006年に低価格路線に変更したものの、中古市場では高価買取実績が大変多いため、リセールバリュー重視で選ぶならおすすめ度の高いSSDブランドと位置づけて良いだろう。そんなTranscendから発売された製品は、永久保証が付いているシリーズが多いため、耐久性や信頼性といった意味でも購入するメリットの高いブランドと言えそうだ。
まとめ
Crucial、BUFFALO、Silicon Power、OCZ、SANDISKといったたくさんのメーカーから発売されているSSDも、「次の製品が登場しないうちに早く売ること」と「付属品を揃えること」に徹すれば確実に買取上限額で売れるパソコン周辺機器と考えられる。特にSSD市場全体の相場が下がってきている近頃では、便利なサービスの活用と買取相場の把握が高額査定を生むと考えられているため、今回紹介したポイントをしっかり抑えて売却に向けた行動を起こしてみて欲しい。そしてもし納得の売却が見つからない場合は、製品情報の入力だけで買取相場や業者が表示される当サイト・ヒカカク!を上手に活用してみることをおすすめする。